定年後の終の棲家を求めて

青い鳥は何処にいるのか
早期退職団塊世代夫婦のロングステイライフの記録

ロングステイページ内インデックス

退職後のロングステイ候補地歩き、先ずはバンコクからスタート

アジアの国々のなかで、最初、定年後のロングステイ候補地とりあげられたのが、バンコクでした。
古くから日本人駐在者も多く、日本からのフライト数・安い航空料金 、便利な都市生活基盤もあり、 多くの定年後リタイヤ日本人が多く住む様になってきました。
バックパックで歩いた青春時代から、インドシナ半島の世界遺産を巡り歩いた現役時代、そして早期退職後、 安住の地を求めて何回もこのバンコクに滞在し、このアジアのダイミックな都市の変遷を見つめてまいりました。

成田発最終NWノースウェストの格安便を利用して、バンコクにやって来ていた頃、バンコクはまさに東南アジアの 楽園でした。東京での仕事を忘れて、この熱気あふれる都会の雑踏が心地よく、定年後まずはここに住んでみようかと おもっていた団塊世代は多いです。
このサイトを立ち上げた2003年と今、2015年では大きく様変わりしています。
タイ国民の観光ビザが免除されている現実、そう、もう且つての両国の経済格差はないのです、タイは発展途上国ではなく 東南アジアのトップリーダーカントリーなのです。

夢ユメ、年金だけで暮らしていける、なんて考えない方が宜しいでしょう。


バンコクロングステイ最新事情 2013 日本式旅館(ホテル)柏屋旅館の紹介



2013年7月、アメリカ・カルフォニアにお住まいで、たびたびバンコクに滞在されている「Fさん」から、バンコクの定宿を紹介されました。
タイ・バンコクに純日本式の日本人の為のホテルがオープンしたのは2008年、今から5年前のようで、私たちは知りませんでした。 リタイヤ直後の2003年頃は、大都市バンコクでのロングステイを模索して、割安のサービスアパトメントを探していました。今のように、 日本人向けの不動産業者もなく、アジアのホテル予約サイトAgodaもない頃です。
やがて、バンコクはインドシナ半島の経済の中心地と発展し、物価も高くなったので、通過の町、或いは他のアジアの国々への のゲートシテイーとして、せいぜい1週間、滞在する都市と私たちのなかで位置づけられてきましので、この純和式日本旅館・柏屋旅館の 存在は知りませんでした。

早速、ネットで調べてみました。バンコク 柏屋旅館
場所は、バンコクに少しでも土地勘がある方なら簡単にイメージできる、スクンビット・エンポリアムの近く。
Soi26です。設備は畳部屋・ 大浴場・和朝食がついて、デラックスタイプ(シングルベッド2台)二人で2,200バーツ(7,300円位) ※最近バーツは高く、1BT≒3.3円で計算。  中高年男性の一人旅やバックパッカーレベルに比べると、とても高いですが、60才を過ぎたご夫婦にとっては、それ相応の値段ではないかと、思います。
詳しくは 柏屋旅館のホームページをご覧になってください。

私たちは、毎年雨季明けのアジアを旅するようにしています。
インドシナ半島の仏教国では、雨季明けは収穫祭と重なり、何処へ行っても大きなお祭りがあります。特に11月の満月の日は、春の水かけ祭りと 同じ規模の大イベントが、タイに限らず、ラオス・ミャンマー・ネパール・スリランカ等の国々では、名前は違いますがあります。
今年の秋には、教えていただいたこのバンコク 柏屋旅館の取材を 兼ねて2年ぶりにバンコク市内に泊まろうかと考えています。

ついでに、エァーアジアで行ってみようか
羽田からバンコクへKLU経由便が出ているのは、周知の事実ですが、意外とお値段は高いのです。
成田・バンコク間は、各航空会社が何便も飛ばしているのに加えて、台湾系、中国本土系のエァーラインが、LCC以下の値段をだしているので、 今まで、敢えてエァーアジアのバンコク便は考慮したことが有りませんでしたが、今年の秋の旅でLCCをシュミレーションしてみました。

往路 11月8日(金) 23:55 HND →KUL→DMK(ドンムアン)11月9日(土) 12:50
帰路 11月15日(金) 09:25 DMK →KUL→HND 11月15日(土) 23:00
料金 空港税など全て込み 一人45,000円

成田・BKK間と比較して、そんなに安くはないと思います。
ちなみに、同時期11月の中華航空(CI)成田・タイペイ・バンコクは往路・復路ともに台北乗り換え同日着が出来て、込みこみ55,000 円です。8月の暑い時期のバンコクでしたら、同じフライトが、四万円を切ります。

いずれにしても、夫婦二人、バンコク柏屋旅館に六泊して、ロングステイ候補地としてのバンコクを楽しむのにかかる費用は二人で20万円を大幅に 下回るのは間違いありません。

悪魔のささやき
そんな、自分で苦労して空港からホテルまでの足を探したり、ネットで航空券やホテルを予約しなくとも、バンコク六泊程度なら、旅行会社の パックを使っても、そんなに値段は変わらないに。或いは安いのに!!


しかし、本当にこれからご夫婦二人で、アジアでロングステイする予定があるのなら、多少の苦労・リスクはあったとしても、自分の手でお気に入りの宿 を探し、自分たちの足と目で確認することを強くお勧めします。

定年後のタイ バンコクロングステイ最新事情 2007 夏

バンコクはここ数年急激に変化しています。
リタイヤ世代が思い描く、物価の安い、住み易い、微笑みの安全な国の印象は、徐々に失われつつあります。安全面 ・政治面では昨年、観光客が 多く集まる「サイアムスクウェア」で小さな爆弾テロが起きました。今回(2007・6)もタクシン前首相の裁判判決の日は、王宮広場 周辺で大規模な政治集会が予想され、避けて通りました。
物価は、タイは通貨危機を乗り越え、バーツは日々上昇を続けており、1バーツ=3円の常識は通じず、今日では円安の影響も あり1バーツ=4円相当で計算しなくては、なりません。
タイには、不動産屋はなかったのに!
昔、定年後のロングステイ候補地探しでバンコクで驚いたのは、日本的感覚で云う「不動産屋」なるものがないと云う事実でした。確かに 外国人駐在員を専門に扱う業者は存在しましたが、一般的には新聞広告で直接探すしか方法がなかったのに、今回は驚きました。 日本人リタイヤ世代、定年後のロングステイ志向者を対象とした、不動産屋・旅行業者が至るところで目にします。
現地で日本人相手の観光業を営む知人が云ってました。

物価の安さでバンコクを移住や定年後のロングステイ地として選ぶ時代は終わった。
バンコクでの生活は決して、安くない、平均的な受給年金では、フライト代は出ない。
これからのバンコクは、日本と変わらない便利さか、フライト料金の安さとか、ホテル・サービスアパートメント の豊富さ をアピールして、10日~二週間程度のリピーターによる、ミドルステイを推奨していく。

確かにTV局の定年後のロングステイものは、食生活物価と住居費の安さだけを強調した番組造りになりがちですが、すでに、安いと 云われていたバンコクでも、それも日本人を扱う現地の方々からも、今の日本のリタイヤ世代に対して、物価面だけではなく、 その地で如何に、日本では出来ない、有意義な楽しい時の過ごし方が出来るかを問われる時代に、なってきたようです。

バンコク スワンナブーム新空港

2006年、何度も開港延期した新空港バンコク スワンナブームがOPENしました。
ちょうどバンコクのクーデターの時期と重なり不安な 船出でし、その後滑走路の地盤沈下などの問題もありましたが、今は、ほとんどの国際便は、この空港を発着しています。
★バンコク スワンナブーム新空港 到着時のミートポイントの注意
以前のドンムアン空港の場合、税関からの出てのミーティングポイントは一箇所で、個人と団体は左右に分かれていましたが、 スワンナブームの場合、ターンテーブルの位置により、出口が二箇所ありますので、注意が必要です。送迎を受ける場合、 ArrivalAなのか、ArrivalCなのか必ず確認して下さい。

★バンコク スワンナブーム新空港 出発ロビーとスモーキングルーム
出発ロビーは4Fです。普通、喫煙ルームは同じフロアーにあるのですが、スワンナブーム空港の場合は、2Fにあり かなり探しにくい場所です。4F両サイドにタイ風の屋根がある東屋風建物の横の階段から2Fに降りられますので、探して 下さい。バンコクの喫煙事情はますます厳しくなっており、公共の場での喫煙は諦めましょう。


★国際線から国内線への乗換え
2011年10月、ベトナム航空で入り、バンコクエァーウェーズでチェンマイに乗り継ぎました。
バンコクエァーウェーズのチェンマイ便は純粋に国内線ですが、この空港では一旦、入国して外でなくても良いのです。到着コンコース内に国内線乗継客専用の 入国審査があるのです。

2階フロアに到着後、 Transfer to Chiangmai, Chiangrai, Krabi, Phuket, Samui の案内表示に従い、国内線の乗り継ぎカウンターでチェックインを済ませた後、 (ここで必ず、日本で預けた手荷物票クレイムタグを提示すること) パスポート・コントロールまで進み、入国スタンプを受けた後、 国内線の出発ゲートへ進みます。
スワナムプーム空港は巨大で、ベトナム航空で到着し、国内線乗り換えまで1.2Kmありました。乗り換えには最低1.5時間は必要です。
バンコク・ドンムアン空港運航便への乗り継ぎの場合は、普通通り一旦入国、手荷物を受け取る。
アメリカや日本では、国際線から国内線への乗り換えは、一旦入国審査ゲートを通り、荷物をピックアップしてから再度、国内線に チェックインしなくてはならないが、バンコクスワンナブーム空港は、出発地からスルーで流しておけば、国内線であってもOKなのです。

バンコク スワンナブーム空港から市内へのアクセスと市内路線図


■ Airport Rail Link
2010年12月やっと運行開始しました。
新空港から市内中心に近いBTSのパタヤイ駅まで、旅行者に一番安心な、使い易い電車で行けます。
電車の種類はシティライン(各駅停車)とエクスプレスライン(特急)に分かれており、料金は45Bと150Bで、東京のエアーポート成田と 成田エキスプレスと同じ感覚です。
所要時間はシティラインで30分弱、エクスプレスラインで20分弱です。
詳しい時刻表はこちら

■ エアポート・エキスプレス
旧ドンムアン空港は市内から北方面でした、新空港は市内から東方面28Kmで、いくらか近くなったのですが、バンコク市内へのバス・タクシー 料金は値上がりしています。市内までのバスはエアーポートアキスプレスと名前を変え、4系統 30分間隔で出ています。

場所;1F 8番GATE (到着ロビーは2Fです。)
料金;150バーツ 以前より近くなったのに、50バーツ値上がりしています。
ルートは左図の通りです。
基本的に、新空港はバンコク市内の東側に位置する為、スクンビット方面から入ってくるので AE1~AE3路線は、サイアム周辺 を通ります。AE4のみ、北方面から入ります。
何れにしろ、このMAPの地名に馴染みのない方や、三人以上でしたらタクシーをお勧め致します。高速代・空港乗り入れ料等を 含めて300~400バーツくらいです。
■ エアポート・リムジン
タイ空港公団(AOT)が運行するリムジン・サービス。事前カウンターで行き先を告げて料金を払うシステム、並ばずに済み、一番 早く、安全な方法ではあるが、バンコク市内中心部まで車種によるが700~1000バーツと高い。予約も受け付けているが、いくらでもあるので必要なし。

バンコク市内BTS

BTSが出来て、格段に個人のバンコク歩きが楽になりました。その上、以前BTSでカバー し切れなかった地域には、地下鉄が開通していっそう街歩きが楽しくなりました。
かと云って、バンコク名物の渋滞が解消されて訳でもなく、夕刻のサイアム周辺は、ご覧の 通りの大渋滞です。
BTSの料金は、行く場所により違い、20バーツから35バーツと、バンコクの庶民物価から考えると かなり高い乗り物ですが、ミドルステイ程度の滞在でしたらさほどの金額ではないでしよう。
しかし、長期滞在するようでしたら、回数券のほうがお得です。
地下鉄は、BTSの駅と繋がっていますが、場所によってはかなり歩く駅もあります。
料金は15バーツから39バーツ、BTSと違ってカード方式ではなく、丸いプラスチッククーポンを購入 します。
BTSにしろ、地下鉄にしろ自動販売機は英語表示なので誰でも解ります。が、日本のようにお札が 使えないので、お札の場合は窓口で購入します。タイ語は不要で、駅名だけ云えばOKです。

定年後のバンコクロングステイ タイ国鉄事情


以前、バンコクからチェンマイへの寝台夜行列車を利用した事がありました。冷房が効きすぎて風邪をひいた記憶があり ますが、今回は滞在中に二十数年ぶりに、アユタヤに行こうと思いつき、列車で行く事にしました。
前回のチェンマイまでの列車の切符は旅行会社に事前にお願いしたのですが、今回は思いついたその日に行く事にしましたし、 二時間位の近郊列車の切符ぐらいは簡単だろうと、当日地下鉄でフアランポーン駅に乗ろうとする列車の1時間前に 行きました。
★噂のImfomation係員
駅に着くと、ガイドブックによく書いてある、胸に名札をぶら下げた人物が近づいてきます。アユタヤ行きの切符は売り切れ、だ とか、次の列車は二時間後だとか云ってきます。全く無視して窓口に行き、「two-Ayutaya」と云うとすんなり切符が買え、プラットホーム と時間を案内してくれました。



チケット(実物・但し帰りのぶん) 一人15バーツ≒55円>

たったの15バーツです。日本の会社を通したバンコク発のツァーで行くと昼食込みで6000円。現地でバーツ払いだと1200バーツ(5000円弱)が 相場ですので、桁違いに安いのですが・・・・・・・、乗ってから理由が解りました。
私達日本人の郊外へ行く列車の切符を買う常識だと、当日1時間前にいけば買えるだろうと思っていますが、タイでは通用しません。 確かに買えましたが、二等エアコン車の座席指定はとうに売り切れ、私達が手に入れたのは、3等のstandee だったのです。
最初、この「standee」の意味を理解していませんでした。窓が開けっ放しの3等車両は極々一般の、と云うよりも、バンコク 中心部を歩いているような、色の白いタイ人ではなく、田舎出の色の黒い本当のタイの庶民でいっぱいでしたが、私たちは何とか 座る事は出来たのですが、車内検札でこの切符を見せると、「NO」と云う言葉と「立て」と云うゼスチャーで意味を理解しました。
standeeって立席なの・・・・・結局、バンコクからアユタヤまで1時間20分、立って行ったのでした。
でも、安かったのと、普段観光ではあまり接しない普段着のタイの人々の様子が垣間見えて良かったのは、云うまでもありません。 詳しく時刻表を知りたい方はバンコク⇒アユタヤ間時刻表 をご覧下さい。

チャオプラヤエキスプレス


バンコクの乗り物で一番好きなのが、このチャオプラヤエキスプレスです。
暑いバンコクの一日を、カミサンと二人で一日このボートで、川を行き来して遊ぶのが、バンコクへ来る 楽しみの一つにしています。
ボート乗り場・料金
乗り場はBTSの南端の駅・サパン・タクシンに隣接しているので、直ぐに解ります。
観光客案内所がありますが、此処で売っている切符はツーリストボートと呼ばれる急行・英語ガイド付きのボートで、 一般のタイ人が利用するのと違い高いですから、間違えないで下さい。
一般ボートは均一料金で終点まで乗っても13バーツです。
川沿いの観光名所のワットポー・王宮・暁の寺院などBTSや地下鉄では行けないは、全てこのチャオプラヤ川沿いですので 、簡単に・安く・何よりも旅情を駆り立てて、涼しく行けます。
暁の寺院への渡し
暁の寺院は、左岸にあるので、チャオプラヤエキスプレスは停まりません。ワットポーの停留所であるターティアン から 対岸に渡しが出ています。値段は3バーツです。
此処で渡しを待っていると、観光客目当てのプライベートボートが100バーツとか200バーツとか、天文学的な数字を云ってきますが 相手にしないで下さい。
バンコクが初めての方や、個人旅行に慣れず物価感覚のない方々は、100バーツ=300円と考え、日本の物価からして、対岸への ボート代としてねそんなものかと利用する人が後をたちません。
バンコクでもアユタヤでも川の渡しは3バーツです。(※2007・6現在)

定年後のバンコクロングステイ 今回の宿バンコクシティイン

実はバンコクの定宿と云うものが未だ決まっておらず、模索中で、毎年ミドルステイしている割には、ここぞと と云う宿がありません。
今回の宿 バンコクシティインは、ホテル検索・予約サイト、Agoda の宿泊者体験談を参考にして決めました。
理由は
■ ロケーションが抜群。
バンコクの原宿・六本木と呼ばれるサイアムスクウェアのど真中で買物、食事、移動に超便利 です。
■ 兎も角、安い。
二人ブッフェ朝食込みで一泊30ドルです。
しかし、空港で乗ったタクシーは、このホテルの名前を知りませんでした。確かに便利にのですが解り難い場所ですので 案内図を造りましたので御参考までに。
「地球の歩き方」には中級ホテルとなっていますが、中華系のビジネスホテルタイプと云うのが正当な評価でしょう。夜中に 台湾系の観光客が寝巻き姿で廊下を歩いているホテルと云ったら解りますでしょう。

客室はそんなに広くも狭くもなし、バスタブは付いていて、お湯の出も十分、TVはNHKは入りませんが、BBCとCNNは 勿論OK、窓からの眺めは(私達の泊まったのは8Fの東側の部屋)は、写真の通りで、アマリア・ウォーターゲートと バイヤークスカイが見えます。
ブッフェの朝食は、値段が値段だけにオマケのようなものですが、台湾・欧米系の客が多く、朝は席の確保が大変な ほど盛況でした。
毎日、観光に出歩く人向けで、私達のようにお部屋でゆっくり寛ぎ、カミサンのように、暇な時間は日本から持ってきた パッチワークをするような滞在には向きません。が、お隣が都心で一番大きなスーパーBIg-Cと云う魅力は捨てがたい です。毎晩の夕食は日本以上にお惣菜が豊富なこのスーパーから暖かいまま持って帰ったり、スーパー内の美味しいパン屋 さんのカウンターで済ませたりしていました。

定年後のバンコクロングステイ サービスアパートメント

前回の宿はサービスアパートメントで、 8泊・税込み10,170バーツでサイアムスクエァー からBTS一駅のラチャテウィ・アジアホテルの横。お部屋の広さ、眺めも十分満足出来る所でした。
サービスアパートメントとは、ホテルの機能を備えた中長期用滞在型マンションです。
一泊からでも泊まれますし、長期になればなるほど当然ながら安くなります。お部屋は一般的なホテルのスタジオタイプから 今回私たちの泊まった80m平米の2LDKなど色々あります。長期の滞在となると、どうしてもホテルのような一部屋タイプよりも キッチン・ダイニングがあるほうが生活はし易くなります。
問題のお値段ですが、ロビーや庭などは一流ホテルに較べるとやはり、それなりに一般的なマンションと同じになりますが ほとんどのサービスアパートメントはプール・アスレティクジムなどを備えており、シーツの交換 お掃除もホテルと同じです。
気になるセキュリティーも24時間ガードマンが入り口におり、使用するエレベーターも部屋のカード鍵を差し込まないと 動かない構造になっていました。
私たちがインターネットで手配してのはドリカムツァーと云うバンコクに本社を おく、日本人経営の会社です。
日本で予約、到着の翌日、ドリカムの事務所に赴きバーツ払いです。
日本人観光客の少ない時期、タイの雨季は毎月キャンペーンをやっているのでお得な情報もあります。勿論本格的なロングステイ 用のサービスアパートメントもやっています。

定年後のバンコクロングステイ バーツ両替事情

バンコクへ持っていく通貨は、勿論日本円で十分です。タイの奥地へ行く場合は別ですが゛。
昔読んだ、バックパッカーの本の中に、20ドル両替するのに、炎天下のバンコクの町を十数件の両替店を訪ねて 一番良いレートの店でチェンジしたと言う記事を読んで、あまり理解・共感出来ませんでした、が、今は違います。 彼の気持ちは十分理解できます。
絶対、空港で大金を両替してはいけません。
短期の観光でバンコクに滞在するならいざ知らず、これからミドルステイするのでしたら、お金は大切です。ここバンコクに 限らず、その国の物価水準が解るまでは、空港での両替は最小限に留めておくべきです。
何処の国でも、空港のレートは最悪という事は、旅人の常識です。
タイバーツは、最近の円安もありとても値上がりしています。1バーツいくらで計算すれば良いのか?・・・・・・これは 両替するお店のレートにより変わってきます。
今回のレート
■ 最も良いお店では 10,000円=2813バーツ  1BH≒3.55円
■ 最も悪いお店では 10,000円=2650バーツ  1BH≒3.77円
1バーツに付き、0.22円しか違わないと考えてはいけません。1万円両替して163バーツも違うのです。
163バーツと言うのは、バンコクでどんな価値があるのか?
  ・フードコートでタイ風ラーメンが6杯食べれます。
  ・BTSに8回乗れます。
  ・タイ雑貨のお店でおしゃれなポーチが2つ買えます。
カオサンを除いて、バンコクで一番レートの良いお店は、旅行業者の間でも有名な「SUPER RICH」です、ちょうど 私達の泊まったホテルの裏手にあり、サイアムスクウェアを訪れた外国人観光客と地元タイの人々で何時も込んでいます。 バンコク滞在に余裕のある方は、どうぞ

定年後のバンコクロングステイ バンコクの日本人街

バンコク市内で多くの日本人を見かけるのは、エリアDのシーロム周辺です。ここは昔から アジアの歓楽街・バンコクの歌舞伎町と知られ、有名なタニア通り・パッポン通りがあります。日本企業のオフィス・観光業者・不動産業者 のオフィスもこの近辺に集まっています。 次に多いのがエリアFのスクンビット通り周辺です。
昔から、バンコク駐在家族が多く住む地域でしたが、最近ロングステイを目指す人々がこの地域に集まりだしています。元々 外国人用のサービスアパートメントが多く建つ地域でした。
BTSの完成でこの地域からの都心のアクセスが便利になり、ますます多くの人々が住むようになりました。特に日本人が 多く住むのは、BTS駅トンロー周辺で、歩いているとパッポン通りの日本語日本語の看板(画像) のような風景に出会います。

バンコクでロングステイを志す人は、先ずはこの辺りを自分の足で歩き、自分の目で観察し、果たしてこの街で何ヶ月・何年 、どうやって過ごすか、考えてみる事を強くお勧めします。
私のサイトにリンクを貼っている方のページに バンコク日本人会理事御夫妻のインタビュー記事が掲載されておりましたので、紹介します。やはり、私共の 予測計算どおり、サービスアパートメントで、心豊に、暮らすとなると月に、30万は掛かるようですね。

定年後のバンコクロングステイ 食事事情

アジア、特に大都市バンコクにおける食事事情は、世界一、楽です。
オーストラリア・アメリカ本土・ハワイと、私たちは年に何度もミドルステイをしていますが、こと、食事に関して 云えばバンコクが一番、安く・バラエティに富んでいます。
観光・周遊旅行のように、一度だけとかなら、大金を払ってその地の名物料理を食べる事もあるでしょうが、普通の 滞在経験をするロング・ミドルステイでは、そんなもったいない事は出来ません。極々、普通に食べられれば良いの です。それもなるべく、安く・美味しいものを。
アジアの街には、フードコートと呼ばれる、清潔・安価な室内屋台形式のオープンキッチン レストランが至る所にあります。メニューを読む苦労や、チップの心配もせずに、指差しだけで注文でき、好きな場所で 好きな時間だけ過ごせる、絶好の場所です。
画像のフードコートは、Big-Cの4F、バンコク最先端のフードコートとして有名で、事前に 入り口で、プリペイドカードを購入し、各お店で支払います。最低購入金額は100バーツ、残ったら再び換金してくれます。
中華・洋食・和食・タイ料理・甘味と何でも揃っており、20バーツから100バーツで十分食べれます。
果物・御菓子類・乳製品は、2Fのスーパーで、日本以上に品数豊富に揃っていて、見飽きません 。雨季の6月は、カミサンの 好きなマンゴスチンと私の大好物 ドリアンの季節です。毎年一年分の マンゴスチンとドリアンをこの時期、アジアの何処かで食べています。
タイのドリアンは、他の国と違い、大農場で大量栽培され、種が小さい事と匂いが少ない事で有名ですが、他のアジアの人達 に云わせると、何かインパクトがなくお上品過ぎると云ってます、が、匂いそれなりに強烈で、普通のホテルは室内への持ち込み を禁じているので、御注意下さい。

定年後のバンコクロングステイ お買物の楽しみ


大スーパーBig-C サイアム・パラゴン プラティナム・モール
宿で御紹介したように、サーヤム・スクエア周辺は、お買物天国です。
私達の宿からは全て徒歩5分程度に、今、バンコクの若者のなかで一番人気のある、超近代的な大ショッピング・ センターサイアム・パラゴン・・・しかしかなり高いです。此処は見るだけ・・・・ 実際にバンコクの若者が買う プラティナム・ファションモールがあります。
ここは、ほとんど日本のガイドブックには紹介されていませんが、バンコクで衣料品を買う前に、一度、必ず寄って下さい。 バンコクが初めての人はね市内の高級デパート・シヨッピングセンターの値札を見て、日本とさして変わらぬ値段に、 びっくりするはずです。私たちが観光でよるお店は、日本で言えば銀座・青山・六本木の高級店ばかりです。タイ市民の 平均所得は、10,000~15,000バーツですから、そんなお店で買える人々は限られています。
プラティナム・ファションモールは、卸を兼ねた小さなテナント商店の集まりです。此処に行くと本当の バンコクの値段が解ります。

  ★ お土産小物 NARAYA ★
昔、バンコクのお土産と云えば、ジム・トンプソンでした。今ではビギナー観光客の方は一度 寄るお店ですが、ジム・トンプソンは今では、タイを代表する大ブランドになり、とてもお友達へのお土産予算で買える ものは、存在しません。確かにデザイン面・品質面ではずば抜けて良いのですが。
今や、慣れたバンコクリピーター達の御用達のお店は、綿小物バッグのお店、NARAYAです。可愛い リホンの付いた小物ポーチが50バーツから、大きなデザインの良いショルダーでも300~500バーツであります。
本店は、スクンビットのBTSプロンポンですが、今や支店は市内10数箇所にあります。サイアムでは、伊勢丹の1F、すぐ隣の ジムトンプソンはガラガラなのに、此処は買物籠にいっぱいの小物を詰めた観光客で賑わっています。

シーロムのパッポン店・ アジアホテル内にも支店があり、各支店により、置いてあるものが違います。
一方で、全く同じスタイルのお店であまり知られていないのが、THANUです。 チャオプラヤ川に面したシェラトンホテルの隣の超高級モール「リバーシティ」内にテナントとして参加しています。一般的な 日本人観光客には、足の便が悪いので意外と知られていませんが、NARAYAに飽きた方はどうぞ。チャオプラヤエキスプレスで、 シープラヤ下船です。ここのモールは、川辺にウッドデッキがあり、暑さをしのぐ格好の場所です。

アユタヤ観光



■ アユタヤへ行くのは簡単、しかし、町はけして小さくはない
今回、20数年ぶりにアユタヤへ行ってきました。
「タイ鉄道事情」で書いたように、ツァーではなく、普通の列車で行きました。交通費は一人往復30バーツ、110円程度 です。しかし、鉄道アユタヤ駅から、メインの 歴史公園は歩ける距離では有りません。ガイドブックには、自転車で廻れる 位の規模の街と書かれていますが、6月の雨季の炎天下、50代の中年夫婦にはきつ過ぎます。
普段、鎌倉で何処へ行くにも自転車の生活をしている私ですが、駅を降りた途端、見上げた青空で自転車は諦めました。
まずは、駅から市内に入る
トゥク・トゥクをレンタルするにしろ、先ずは川岸に渡らなくてはなりません。遥か遠方には跨線橋があるのですが、駅の 目の前に渡しがあるので3バーツ払って、川を渡りました。
その先には、貸し自転車屋・ゲストハウスと並び、トゥク・トゥクが待ち構えています。簡単な日本語を話す、 笑顔が可愛い、感じの良い 若者が寄ってきて値段交渉です。チャーター相場は1時間150バーツ位、一日借りて500バーツ。昔は観光ツァーで来ているので 何時間かかるか解らないので取りあえず3時間でいくらと言うと、600バーツの回答。こう云った時は変に交渉せずに、さっさと 歩き出す事にしています。感じの良い青年で惜しい気もしたのですが、・・・・・・案の定ね直ぐに追いかけて来て、400バーツ 、勿論二人でと、帰りは駅までと念を押し、乗り込みました。
予想通り、アユタヤは広い

アユタヤについては、色々なガイドブックやら、webサイトで書かれていますから、詳しい説明は 省略します。
結局、20数年前には行かなかった所まで周り、写真好きの私のペースでゆっくり廻ってね2時間半ほどで駅に戻り、すぐに 帰りの切符を買いました。1時間に一列車ほどの間隔でバンコク行きが出ているので、確実にバンコクへ戻れました。 総費用は二人で、列車60バーツ・トゥクトゥク400バーツ、お昼90バーツ、水50バーツ(これは異常に高い)、入園料120バーツ合計720バーツ でした。
  ★ 観光地でのトゥクトゥク交渉術 ★
外国人観光客ですから、全く現地の人と同じ値段とは考えませんが、ボラれるのは我慢できません。そこである程度の 交渉術・知識は必要です。
 ■ ある程度の相場の下調べをしておく、解らない場合現地の人に聞いてみる。
 ■ 一人の値段か1台の値段かは、しっかりと確認する。このトラブルが多い。
 ■ 観光地を廻る際、地図上で廻る箇所を事前に打ち合わせして、行った場所はマークしておく
 ■ 戻って来る時間、場所を確認しておく。意外と帰りはとんでもない場所で降ろされる事があるのです。
 ■ 料金は絶対、最後に払う。これは鉄則。払うほうが圧倒的に強いのです。
 ■ 高速代・ガソリン代・駐車料金の支払い分担を確認しておく。これも結構トラブルが多い。
 ■ 運転手の食事・飲み物代について、話を決めておく。
 ■ チップ料金は込みである事は事前に告げる。もし、良かったら後で上げれば良いのです。
これが、私達が世界中で経験してきた、観光地での車チャーターのトラブル集です。

ニューハーフショー

  ★ニューハーフショーが800バーツ?★
バンコクの夜の観光名物として、キックボクシングとニューハーフショーがあります。
私たちが前回宿泊した、サービスアパートメントの隣がバンコクでも老舗の「アジアホテル」があり、このホテル内に 「カリプソ」と云うニューハーフショーを専門にしているキャバレーがあります。何時もBTSから降りる度にこのホテル のロビーを通っていたので、一度は見てみようと思っていたのですが、しかし、入場料がワンドリンクで800BTと、かなり 高額なのです。800BTといえば為替レートなら2300円なのですが、既に私たちの感覚では8000円になってました。
ところが、ある日HISのパンフレットを見ていると「カリプソ」のクーポンが 340バーツと書いてあるのです。HISの事務所で聞いてみると特別悪い席でもない、というので購入し行って見ました。 確かにそんなに大きな舞台ではないのですが、案内された席は一番前、所謂「かぶりつき」という場所です。
本当に綺麗な「お兄さん方」の胸の谷間が目の前の席なのです。
 1時間半ほどのショーはお笑いあり、お色気ありで楽しいものでした。

■個人手配が何時も安いとは限らない
このように、劇場のチケットの値段一つとっても、個人自由旅行では、全てが自分流に安くでくるかと云うと、 そうでもない事が沢山あります。 ホテル・航空券など、日本人旅行者が多い地域は、個人手配よりも、PAC旅行をアレンジした ほうが、安いケースは沢山あります。
行く国によって私達も使い分けています。

定年後のバンコクロングステイ アジアの街角にて

私は、アジアを旅する時に持って行く本の一つに、前川健一 の本があります。
私よりほんの少し若い世代に属する、しかし、彼は確実に、おじさんであり、元バックパツカーです。 彼の語るアジア裏通りの話は、まるで自分の 姿を見ているような錯覚を覚えます。
それも、日本の緑溢れる鎌倉の自宅ではなく、ネオンサインの光がこぼれ込むバンコクの宿で、この本を読んでいるのです。
或る面、自虐的に、そしてそんな自分を楽しんでいるのです。
何故楽しめるか?
理由は簡単、帰りのチケットを持っており、帰る家があるからです。
旅は、非日常の世界です。旅が日常生活になってはいけないと、私たちは考えています。10日から長くて三週間が、 一番良いのではないでしょうか。
最後に彼の本からの一節を紹介して、このバンコク・ロングステイ事情を終わります。


貧乏旅行こそ物事の本質が解ると云う考えは、貧乏人ほど心が清く、美しいと言う考えと同じくらい、バカげている。
旅費と旅の質は、反比例も比例もしない。

Nishizawa Akira Allrights.Reserved  Since 2003.1.27