有り余っている莫大な財産をお持ちでしたら違いますが、普通のサラリーマンリタイヤーライフでしたら
海外で短期間過ごす時間よりも、日本の自宅で過ごす時間の方が圧倒的に長いのです。
おのずと、如何に自宅・地元で過ごす人生を充実させる事になり、習い事・スポーツ・趣味のサークル、或いは
地元コミュニティへのお手伝い・関与と発展していき、とても連続して3ケ月はおろか、4週間も日本を離れる
事が出来なくなってきます。
他の施設紹介を見ても、超長期滞在するのなら兎も角、休暇旅行の延長のようなセミロングステイなら、
このような施設を使う必要はなく、都会の便利なホテルでも十分ではないかと、考えてしまいます。
交通の便が良く、買物に便利、英語・日本語が通じ、夜コンビニに買物にでても安全、
いざとなったら直ぐに病院に行ける、周りは比較的自然が多く、海・山・歴史的遺産がある、
そんな所が理想なのですが・・・・・
[プロローグ]
昨年の北海道でロングステイしていた時にお知り合いになった方から、冬の台湾ロングステイについて紹介を受けた。
11月になって、話がとんとん拍子に決まり海外での初めてのロングステイを経験することになった。
詳細な日程と航空券の手配にとりかかったところ、ユナイテッドのマイレージで名古屋→成田→台湾(高雄)
という航空券が手配できることが分かった。
今回ステイするのは台中にあるアパートメントホテル。
「振英会館」
どんな生活になるか見当もつかない。
でも、日本の方も多いと聞いているし、なんせ台湾は親日的だ。
なんとかなるだろう。
とにかく出発・・・・
第一週 出発から台中までと、日月潭観光 記事 OPEN/ClOSE
第一週目 日本出発 2月3日(火) 名古屋:晴れ 台中:曇り
朝一番の地下鉄(5:47)に乗って名鉄金山駅へ。
6:05発の特急ミュースカイで中部国際空港へ。
旅の始めなので余裕をもって空港に到着。
そして7:55発の全日空便で成田に飛ぶ、朝の中部国際空港→成田はこの便しかない。
成田で国際線に乗り換え、全て順調にことが運び、12:25発の台湾高雄空港行きのEVA航空機で日本を飛び立つ。
ほぼ3時間40分の飛行で15:28(日本時間16:28)に着陸。
さてこれからどうやって台中まで行くか。
高速バスor鉄道or新幹線とあるが、速さを優先して新幹線を選択。
高雄の新幹線の駅は「左営」といって高雄の中心部から離れている。
でもラッキーなことに空港から地下鉄でそのまま行ける。
サービスセンターで行き方を聞いて地下の改札口に行く。
乗車券の買い方も自動販売機に必要事項のボタンを押してお金を投入するだけで、簡単だ。
ただ、降りる駅(左営)が車内放送を聞いていてもよくわからない。
まあなんとか降りられ、新幹線の切符売り場まで辿り着いた。
新幹線の切符も自動販売機を使って17:30発の台北行きの指定席が簡単にとれた。
台中までは42分。
速い。
車内スピード表示では295Kmの文字。
新幹線の台中駅と在来鉄道の台中駅とは、ここでも離れている。
今夜の宿の"振英会館"への行き方は、在来の台中駅からのバスの案内しか連絡されていない。
ところがサービスセンターで聞いたところ82番のバスに乗れば台中駅経由で行けると教えてくれた。
バスの停車場で待つこと10分。
82番のバスがきてバスカード(日本でいただいた)を使って乗り込む。
でも、降りる停車場の名前(聖徳禅寺)が分かっているだけで見つけるのがたいへん。
結局、1時間ほど乗ってやっと目的の停留場に降りられることができた。
そこからは地図をたよりに徒歩。
振英会館には20時前に到着。
長い一日だった。
台湾ロングステイ 二日目 2月4日(水) 台中:曇り
朝8時に起床。
まだ食料を準備していないので、朝食は外で食べることにした。
近くには食べ物屋さんがいっぱいある。
最近開店したばかりの綺麗なカフェに入る。
メニューを見て、指さしで注文すると、テイクアウトかここで食べるかと
片言英語できかれる。
ここでと云うと席に案内してくれた。
席にはメニューとメニュー上に記載できる赤鉛筆(拭くとすぐ消える)が置かれていて、
欲しいものの上にチェックをつける。
サンドイッチとコーヒーラテのスモールにチェックして渡す。
面白いシステムだ。
台中の食堂での注文の仕方は、メニュー伝票をもらって、
その中で注文したいものに印をつけることから始まるという事が分かった。
まだ早いせいかお客は誰もいなかった。
朝食から帰って、この振英会館のガイダンスをうける。
立派な10階建てのビルで、
屋上には庭園もあり、マージャンなどできる娯楽室、鏡貼りのトレーニング室、ランニングマシーン、
ビリアードもある。
20人ほどの席があるDVD鑑賞室もある。
館への出入りは受付の方が監視しており、
カードが必要。
ゴミは所定の場所へ分別して出さなくてはならないが、
これは名古屋のマンションと同じ。
自分達は9階(最上階)で、各フロアにはA~Lま
で12部屋がある。
各階に談話室があり、そこにはトースターが置かれていた。
10時半に、すでに滞在されているM夫妻と1階のロビーで会う。
ここを紹介していただいた豊川市のKさんが段取りしてくれていたのだ。
Mさんは神戸の方で4年も前から冬になるとここに来ていると云う。
奥様が台湾人であり、台湾の事はよく知っていられる。
しばらくロビーでお話をした後、昼食を食べに蒸餃の美味しいお店に行くことになった。
街の中を歩いて行くのだが、自動車の駐車マナーが劣悪で安心して道路を歩けない。
スクーターも多い。
食堂では、奥さんにスープものから野采ものまで上手に注文していただき、おいしく食べられた。
値段も2人で、200元(800円)ほどで日本の感覚では超格安。
昼食の帰りに日用品のデパートに寄って、トイレットペーパーやスリッパなど当面必要なものをそろえた。
食パンやキューリなどの食料品も買った。
夕食は外へ出るのも疲れたので、日本からもってきた即席ラーメンですました。
こうして台湾ロングステイの初日が終わった。
台湾ロングステイ 三日目 2月5日(木) 台中:曇り時々晴れ
朝食はトースト、キューリ・トマト、目玉焼き、コーヒーという名古屋での生活のメニューができるようになった。
朝食が終わって、近くの銀行へ両替に行く。
1台湾元が3.8円ほど。
日本の金券ショップで購入したより率が良い。
両替が終わったので、今度はバスに乗って台中駅に行くことにした。
ところが、バス停で待っていてもバスが停まってくれない。
近くにいた女学生がバスを停めるしぐさを
見て大よそ見当がついた。
バス乗車カード(コンビニで売っている)を手に持って、大きく振らなければ停まってくれないのだ。
バス停の前にも道を塞ぐように自動車を停めている。
マナーなんてあったものじゃない。
その自動車の間から乗りたい番号のバスが来たら、身を乗り出して手を振らなければならない。
停留所にはどの番号のバスが何分後に来るかが表示されているので、これはありがたい。
この辺はIT技術の進んでいる台湾であると感じた。
台中駅は格調のある古い駅だった
。
明日はこの駅から高鐵台中駅(新幹線の駅)までワイフの友達を迎えに行く予定なので時刻表など調べる。
昼食はご飯ものにしようと、郊外へ向かうバスステーションの方へ歩く。
途中に、店の前にテーブルと椅子を出している簡易食堂のようなところがあったので、そこで牛肉飯を食べた。
本当は炒飯にしたかったが、その表示か見つからなかった。
食後、店の奥の方にあったのが分かったが後の祭り。
牛肉飯とはどんなものか知った。
郊外バスステーションでは行楽地"日月潭"へ行く情報を得る。
ワイフの友達と小旅行の予定。
バスの停め方も要領が分かったので、そこから安心してバスで宿舎(振英会館)へ戻る。
夜は街へお惣菜を買いに行くことにした。
寒くなってきてダウンと手袋をして出かける。
昨日、Mさんと昼食を食べに行った時、途中に惣菜を売っている店を教えてもらっていたので難なく行けた。
秋刀魚入りの弁当を買った。
二人分で50元(200円)、弁当なら安いよ!
3日目になって、いろいろ分かってきて楽しい。
台湾ロングステイ 四日目 2月6日(金) 台中:曇り
午前中、スーパーのカルフールへ買い物に出かける。
昼食は、すぐ近くにあるパン屋さんのパンとここの滞在者(たまたま階段で会った人)からいただいた"だいこん餅"を炒めたメニュー。
今日の夜に友達が来るのだが、桃園空港着21:30という便。
旧正月近くになり、これでもやっと取れた便だという。
空港から台中まではいくつもの来方があるが、とにかく到着時刻が遅い。
最初は新幹線で来るのを推薦していたが、ここに滞在している方に聞くと深夜でもバスは運行しているのでバスで直接来た方がいいという。
携帯メールで彼女に連絡する。
そして「朝馬」のバス停留所まで自分達が迎えに行くことになった。
振英会館のスタッフに23時10分にタクシーを呼んでもらい朝馬まで行ってもらった。
23時半ごろ、携帯電話に停留所についたとの連絡がある。
すぐ着くと返信し、ベンチで待っていた友達に会う事が出来た。
そのまま友達をピックアップして振英会館まで引き返した(タクシー代300元)。
部屋に着いたのは24時をまわっていた。
ワイフと友達を寝室にねかせ、自分は布団を借りて居間の長椅子を利用した簡易ベッドで寝た
台湾ロングステイ 五日目 2月7日(土) 台中:曇り
泥温泉に行く。
まずはバスで台中駅まで出る。
プリペイドカードでの乗車も、バスの停め方も慣れてきて、難なく到着。
10:14発の嘉義行きの普通列車に乗る。
列車が来て、やや混み合っている車両だったが、乗った途端に席を譲られる。
ショック!!台湾ではお年寄りに席を譲るのはごく自然のようだ。
嘉義駅からは關子嶺温泉まではバス。
サービスセンターでバスの停留所を聞き、少し離れた発着場へ。
出発時刻を聞くと13:05の予定、30分ほど時間があったので、食堂(チェーン店のような)で肉丼を食べる。
日本でいう「吉野家」のようなところ。
まあ無難で美味しかった。
關子嶺温泉まではバスで1時間。
自分達が行く泥温泉の「景大渡假荘園」はバスの最終停留所からさらに5分ほど坂道を登る。
そして最後の昇り路では入口にゴルフカートが待機していて、乗せてくれる。
450元のチケットを購入して、やっと入場。
ロッカーで水着に着替え、水泳帽をかぶって(なぜか帽子は必需)風呂場へ。
いろんな浴場があるが、中に泥濁した温泉水の露天風呂があった。
この辺りの土壌が粘土質だからだろう。
湯温も各種。
傍には身体に塗るための泥も置かれている。
それを塗りたくって、乾くまで休養。
乾いたら一応シャワーで泥を落として温泉へ。
そんなことを繰り返していると、肌がつるつるになってくるような気がする。
さっぱりして温泉からあがったのはもう17時近く。
帰りのバスは18:30なので、この街で夕食を食べることにした。
どうも名物が鶏の丸焼きのようだ。
丸焼き半分の夕食セットを注文したが、それでも食べでがあった。
帰りは嘉義から20:28発の特急に乗った。
21:44に台中駅に到着。
部屋に着いたのは22時を過ぎていた。
面白い一日であった。
台湾ロングステイ 六日目 2月8日(日) 台中:曇り
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朝は、滞在されている方に薦められた近くの警察署の前にある小さな朝食店に行く。
弁当の感覚でテイクアウトする人たちが多い。
台湾の人は朝食など外で食べるようだ。
大きな肉マンは売切れたら終わりという。
かぶりつくと中から熱い汁がでてくるので注意するようにとも。
確かに安くておいしかった(1個15元)
ワイフと友達は買い物にバスで街の百貨店(そごう)に出かける。
マッサージやお茶屋で3時間ねばって夕方まで遊んだそうだ。
自分は近くのうどん屋(鬼瓦)で昼食。
スーパーで買い物をしてから宿舎に戻り昼寝。
19時に"逢甲夜市"(夜のマーケット)で待ち合わせということなので1時間半前にバスで出かける。
もう一人でバスに乗ることもできるようになった。
中友百貨店のバス停まで行き、そこから5番のバスに乗り換える。
ここまではよかったが、降りるバス停の名前について"逢甲大学"としか聞いていない。
前後のバス停の名前を聞いていなかったので苦労した。
車内には次は○○停留所と表示がでるが、渋滞などで混んでいるとでない(ような気がする)。
結局、見逃してしまったのか最終まで行ってしまう。
引き返すバスにまた乗ったが、幸いに5分ほど引き返しただけで目的の停留所に降りることができた。
20分遅れでワイフと再会できた。
"逢甲夜市"は、それほど広くはなかった。
ただ、人は多く賑わいのある夜市をぶらぶらと散策した。
いろんなものが売られていた。
まだ夕食を食べていなかったので、おいしそうなお店を探す。
通りから内を覗くと清潔そうな鉄板焼き屋が目に付いた。
カウンター席しかなく、目の前に鉄板が置かれていて、そこで好きなメニューを焼いてくれる。
黙っていてもキャベツの炒めものは目の前に置いてくれる。
豚肉炒めや海鮮炒めなどを注文して、珍しい鉄板焼きをいただく。
台湾の鉄板焼きチェーン店「大埔鉄板焼」というお店であった。
帰りもバスに乗って宿舎に戻った。
台湾ロングステイ 七日目 2月9日(月) 台中:曇り
日月潭の観光をすることになった。
台中駅行きのバスにのり、台中駅一つ手前のバス停(干城)で下車。
そこから日月潭行きのバスが出ている。
案内所で切符を買うが、いろいろな切符がある。
結局、往復バス切符とロープウェイと湖周遊船のセットものを680元で買った。
9時にバスは満席で発車した。
高鐡台湾駅(新幹線の駅)を経由、その後、バスは高速道路を通って捕里の街に到着。
ここで数人の乗客が下車。
今度は10名ほどが乗り込んできて立つ人もできる。
20分ほど走ってバスは山間に入り九族文化村に到着。
ほとんどの人が降りる??
その停留所からまた10分ほど走って、やっと湖が見えてきた。
日月潭湖だ。
さて、ここまできたが、ここからどこへ行ったらいいか分からない。
だいたい、この周遊券の意味も詳細には分かっていない。
今日はワイフとその友達が一緒なので心強い。
分からないことがあったら、すぐ聞いてくれる。
結局、バスにのって向こう岸のロープウェイ乗り場まで行くことになった。
数分待って、来たバスに乗り込む。
その時、運転手が周遊券の中「遊湖巴士」という部分を取り外して、別に一日券を手渡してくれる。
どうもこの券で周遊するバスには何回でも乗れるようだ。
14分の乗車でロープウェイ乗り場に到着。
ロープウェイに乗る時、今度は「日月潭纜車」という部分を取り外す。
このロープウェイは新しい(後で調べたら2009年開業)。
ロープウェイは昇って降りて計10分程の乗車で向こう側の駅に到着。
そこは、なんと九族文化村(来るときにバス停車したところ)であった。
(後で観光案内書をみるとはっきり書かれていたが)
今日は時間がないので文化村は見学せず、またロープウェイに乗って湖に帰ってきた。
湖畔の遊歩道には桜(紅)が咲いていて、ゆっくり気持ちよく歩けた。
10分ほど歩いて日月譚も繁華街に至った。
昼食のお店(はやっていて混んでいない)を探すが、なかなかこれはといったレストランはない。
でも、13:30頃と昼時を過ぎていたせいか、それらしきお店があったので入る。
メニューを見て、三人だけど二人用のセットものと白飯を一つ注文、これでおいしい昼食が食べられた。
食後、日月譚湖の船遊覧にでかける。
桟橋方面に行くと、おばさんが何か言って周遊券の「日月潭班船」という部分を外して
碼頭遊艇公司という船会社?のチケットを渡してくれる。
そして1番乗り場に急げというようなことを言っている。
でも駆けつけると船はいってしまったあと。
周囲を見渡すといろんな船がそれぞれの乗り場(埠頭)に停まっている。
どうも船会社が3社ほどあって、それぞれが周遊遊覧をやっているらしい。
客引きのようなおばさんは碼頭遊艇の人でクーポンと乗車券を交換する役目のようだ。
しばらくして別の碼頭遊艇の船が来たので、それに乗りこむ。
船は日月潭湖を15分ほど航行して、最初の寄港地、水社碼頭(水社船着き場)に到着。
その船は待っていた人たち(50人ぐらい)を乗せてすぐに出て行く。
これで、この周遊観光の仕組みがやっと分かってきた。
水社では小さなお店通りがあった他は、日月譚を眺める高台があるぐらい。
その観光を終わって桟橋に待機していた別の船に乗り込む。
そして次の寄港地(玄光寺)へ向かう。
ここは玄奨法師(三蔵法師)が祀られているお寺である。
そこの観光が終わって、また船に乗って、最初の日月潭の埠頭に戻った。
これが日月譚の船周遊ということだった。
船を降りたが、周遊バスの停留所がわからない。
うろうろしてると、近くにいたおばあさんが
片言の日本語で、坂の向こうだと教えてくれる。
そう、おばあさんは日本語を話されるのだ。
バス停で少し待って、周遊バスに乗り(一日券で)、今度は台中まで行くバスの停留所に戻った。
タイミングよく16:10発のバスがきて、それで台中に戻ることができた。
バスの中では爆睡状態であった。
夜は、宿舎の近くのレストラン"軽井沢"で鍋料理。
3人がそれぞれのもの、自分はすき焼き、ワイフはしゃぶしゃぶ、友達は海鮮鍋を注文。
みんなで鍋を突っつくという習慣は台湾にはないようだった。
2015・3・21投稿Shima
第一週記事 ClOSE
第二週 台中市内散策 記事 OPEN/ClOSE
台湾ロングステイ 第二週 八日目 2月10日(火) 台中:晴れ
ワイフの友人が帰る日。
朝はゆっくりし、少し早目の昼食を近くの麺食堂で済ませた。
13:30の高速鉄道に、できれば13:01に乗りたいと振英会館のスタッフに相談したら、すぐタクシーを呼んでくれる。
来たタクシーの運ちゃんにスタッフが急ぐようにと言ったのだろう、タクシーの運ちゃん、
赤信号で一旦停止はするが廻りを見て車が来ていないとみるや信号無視。
高速道路に入るとどんどん抜かしていく。
結局、駅に着いたのは12:50で、自動販売機で切符を買っても13:01発にじゅうぶん間にあった。
これも台湾か。
7年前に開通した台中高鐡駅をぶらぶらし、在来線の新烏日駅からの乗り換えなども探索した。
構内のパン喫茶(山崎パン)で、少し休憩し、帰りは初めてシャトルバスで中心街の方へ向かった。
終点近くになって見覚えのある通りになったので、途中で下車した。
そこはワイフが一昨日行ったそごう百貨店の前だった。
そして近くには自然科学館があった。
今日は入場はやめて、今度また来ることにしようとなった。
地図を見ると、ここは宿舎の振英会館から3Kmほどしか離れていない。
それなら歩いて戻ろうと、○○街とか△△路etc看板を見ながら進む。
40分ほどかかってなんとか宿舎に辿り着いた。
バスでしか来られないと思っていたが、歩けば何とかなることが分かった。
夕食は日本からもってきた昆布のお茶づけ。
これもおいしかった。
台湾ロングステイ 九日目 2月11日(水) 台中:晴れ
朝はトーストにコーヒー、キューリにスクランブルエッグとゆったりとした生活になる。
昼食もおにぎり(部屋にある炊飯器でお米を炊いておにぎりにして保存)と味噌汁で簡単にすます。
外へ行けば本当に安く食べられるが脂っこいものしかない(探せば回転ずしとかあるが)。
洗濯物を屋上に干す。
"宝覚寺"に行こうと地図で調べると、ここから1.5Kmほどのところだ。
大府の実家の居間に、台中宝覚寺の林錦東お尚さんの書かれた「福徳円満」という色紙があるのをうっすら
覚えていたので、ぜひ訪れてみたいと思っていたところだ。
ネットで見ると、戦争でなくなった
日本人の遺骨が納められているという、日本人には縁の深い寺だ。
続いて、その近くにある"孔子廟"まで歩く。
日本でいえば、孔子さまを祀った神社。
管理事務所まであり、なかなか立派な建物であった。
午後は昼寝。
夕食は街で買ってきた豚肉のステーキと野菜炒め。
同じ炒めものでも外のものとはなんか違う。
脂の量が少ないのだろうか。
とにかく家の方がおいしい。
19時ころMさんから電話。
1階のロビーでお話しをする。
65歳以上のバスカードを持つと半額になるというので、近くのファミリーマートまで買いに行く。
台湾人の奥さんに通訳していただき、カード100元+チャージ100元(任意)の200元で買う。
帰りには生活珈琲館でコーヒーを飲みながら歓談。
Mさんも海外ロングステイのベテラン。
マレーシァのキャメロンとかタイのチェンマイなど楽しいお話が聞けた。
台湾ロングステイ 10日目 2月12日(木) 台中:晴れ
昨日あたりから温かくなり、4月なみの気候となった。
BRT(bus rapid transit)に乗ってみようと台中駅まで行く。
駅前のBRT専用の改札口を、バスカードをタッチさせて通り抜ける。
待っているとトレーラー式の客室の長いバスが来る。
普通のバスと違って、降りたい停留所が来ても
ベル釦を押す必要はない。
停留所には必ず停車するからだ。
広い道路に出ると、特別のレーンが設置されており、すいすいと走る。
ただし、交通信号は普通の道と同じである。
MRT(metro rapid transit)の代替なのだろうが、まだ一路線しかない。
「新光三越」という停留所で降りる。
三越百貨店の前だ。
お昼になったので昼食のできる所を探す。
三越百貨店の中のレストランも見たが気乗りせず、結局、三越の横にある大遠百貨店の
フードコートで昼食をとった。
自分は親子丼、ワイフは朝鮮ニンジンのスープと肉マンをそれぞれ注文し、
フードコートのテーブルでいただいた。
食後、「新光三越」から2つ向こうの「朝馬」の停留所まで行った。
ワイフの友達が桃園空港からバスで来た停留所である。
あの日は深夜の23時半に迎えに行った、それもタクシーだったので、停留所周辺の様子が分からない。
そして、高速道路をつかってきたバスは、この朝馬のインターチェンジで降りて、
「朝馬」の停留所に停まり、その後30分ほどかけて台中駅に行くということが分かった。
こんなことでも初めてだと、新しい情報である。
振英会館に戻って、スタッフに阿里山行きの旅行について相談。
一日一便しかない森林鉄道の予約は2週間前からで、すぐいっぱいになる。
それで26日に行くことで予約を取ってもらった。
それから阿里山にあるホテルの予約も。
これで26,27日は阿里山行きの旅行が決まった。
夜は、近くの餃子店で焼き餃子と水餃子を買ってきて、
炊いた白飯と日本から持ってきた餅を味噌汁に入れた餅スープでささやかな、
でも美味しい夕食をいただいた。
台湾ロングステイ 11日目 2月13日(金) 台中:晴れ
朝から晴れているので洗濯日和。
室内にも乾燥機があるが、やはり屋上の物干し竿で干す方が気持ちいい。
遅いと干し場がもう一杯になる。
朝食は豆乳のお店「永和」へ行く。
飲む豆乳ではなく、食べる豆乳に挑戦。
きざんだザーサイが入っていておいしかった。
午後から振英会館お勧めの近くのマッサージ屋へいく。
強烈な揉みかた(指圧)で、痛くて音をあげそうだったが、がまんして最後まで耐える。
おかげで終わった後は、なんとなく楽になった気がした。
マッサージの帰り、道を通行止めにして、そこに屋台を並べ、お祭り気分になっている通りをぶらぶらする。
春節前の年末イベントなのだろう。
その遊歩道を通り抜け天津路に入ったところに讃岐うどんのお店があった。
ここで夕食にしようと、すぐ意見が一致した。
中は、日本の丸亀うどんのシステムと全く同じ。
店内には、日本語で書いたうどんの作り方の8枚のパネルが飾られており、写真等も日本語で説明されている。
かま揚げうどんを注文して、できあがりを持っていってお金を払うのだが、金額を言われてびっくり。
というよりも相手が間違えていると思い、何度も聞き返す。
305元という。
釜揚げうどん2つと天ぷら2つ、日本なら800円までだ。
それが1200円とは!テーブルについて一口食べたが、これが実にうまい。
うどんののどこしも抜群。
お客もそこそこいて、はやっているようだ。
店を出るときには「ありがとうございました」の挨拶。
どういうコンセプトでこんなお店があるのか興味津々。
台中では、日式○○(日本の○○)とある食べ物などは、日本より高い。
当然か!
台湾ロングステイ 12日目 2月14日(土) 台中:晴れ
このところ晴れが続く。
名古屋の4月頃の天候か。
この20日にワイフのもう一人の友達が大阪から来ることになっているが、これが台湾の正月と重なって
大変だと云う事がわかった。
「道が混んでいてバスは駄目で、立席でもいいので新幹線がお勧め」とここのスタッフが教えてくれる。
来るときはもう間に合わないが、帰りのチケットだけは予約できないかと頼むと、ネットで調べてくれて、
その場で予約してくれる。
すぐにコンビニへ行って機械に予約番号を入力する。
出てきた伝票を渡して、料金(含む手数料10元)を払うと切符を発行してくれる。
これで台北⇒桃園までの新幹線の切符(590元)がゲットできた。
日本より進んでいる!
夕食は、Mさんがおぜん立てしてくれて、近くのレストランで四組の夫婦で、歓談しながらいただく。
一組のご夫婦はタイのチェンマイで過ごされた後、直接ここへ来られたとのこと。
1ケ月ほど滞在すると云う。
こんな人たちばかりだ。
神戸の人、愛媛の人、東京の人それに名古屋の人と日本も、世界もせまく感じられた。
台湾ロングステイ 13日目 2月15日(日) 台中:曇り後晴れ
部屋で昼食を終えて、自分はプールへ、ワイフは台中駅の一つ北側の太原駅の探索にでかけた。
太原駅は普通列車しか停車しないが、ここから歩いていける。
プールはここから徒歩で20分ほど。
地理感ができてきたので、教えてくれた簡単な地図だけで行くことができた。
「富美水療館」というプールの名称だ。
入口で入場料を払うのだが、65歳以上は150元となっている。
(普通は250元)
パスポートの写しを見せて入場。
ロッカーで着替えて階下のプールへ降りて行く。
そこには6レーンの25m水泳プール、強烈なジャグジープール、3種類の薬草温泉プールがあった。
また外にも6レーンのプールがあった。
日曜日のせいかそれぞれのプールに5~6名がいて総勢50人ほどが水泳や療養をして健康向上に努めていた。
自分は名古屋の時のように500mを泳ぎ、その後薬草温泉に浸かってゆったりとした気分になった。
こういう健康維持運動は台湾でも人気があるように感じた。
夜は、部屋で健康食をいただく。
今日は温かい日であった。
台湾ロングステイ 14日目 2月16日(月) 台中:雨後曇り
昨晩は台湾に来て初めての雨。
でも朝になって止んでいたので、グリーンベルト横でやっている朝市に出かけた。
8時頃までしかやっていないと云うので、早く宿舎を出た。
農家の人が採った野采、フルーツなどが無造作に並べられている青空市場だ。
緑色した小さなこぶしほどの大きさのフルーツが食べごろと聞く。
名前は「棗子(ざぉーず)と云って、あまり日本では見たことがない。
おばさんがその場で切って食べさせてくれる。
それがおいしくて、思わず5個買ってしまう(35元)。
この朝市で、一昨日夕食をご一緒したOさんとお会いしたので、前に行った警察署の前の肉マンのお店に行って朝食となった。
ここの肉マンは何度食べても美味しい。
昼食は久しぶりに豪華にいこうと、それに正月休みの情報も欲しいので高級レストランへ行ってみることにした。
昨日、ワイフが散歩の途中で見つけたレストランだ。
内部をのぞくと円形の中華テーブルに4~6人で食事をしている数グループが見られた。
二人でもOKかと聞いたら、どうぞと招いてくれた。
女将が片言の日本語で、陳列されている海鮮を選べという。
車海老と甘鯛とイカと野菜と、それに炒飯、スープを頼んだ。
皆、美味しかったが、焼いた甘鯛は特に美味しかった。
当然二人では食べきれず、持って帰るというと、ビニール袋に包んでくれた(スープも)。
さて会計になるが、ほぼ予想通り1400元(5600円)と高価であった。
でも、本当に美味しかったので、また来ようと思って予約状況を聞いたら、正月明けの25日までは駄目だった。
値段が高くてもおいしい店は、この台湾でもはやると云う事が分かった。
店の名は「新林海鮮餐庁」といった。
帰りに聖徳禅寺に寄った。
バスの停留所の名前でもある。
慈善事業もしているようで、文化教室のようなものも開催されている。
ワイフは、そのパンフレットを受け取り興味深く見ていた。
(後に"拉筋功"の稽古に参加することになった)
夕食は、これもおいしい自製の粗食となった。
第三週 台中で迎える大晦日と新年 記事 OPEN/ClOSE
三週目 15日目 2月17日(火) 台中:晴れ時々曇り
M氏が風光明美な渓頭(シートウ)へ行こうと誘ってくれた。
我々のほか二組の夫婦と、総計8名のグループでの小旅行となった。
渓頭は、戦前の日本統治下で東京大学が管轄していた育成森林で、台湾大学が引き継いでいる。
まず日月潭へ行った時の干城のバスステーションに行く。
そこで渓頭行きのバスの乗車券を買ったが、65歳以上は半額であった。
1時間半の乗車でうっそうとした森に到着。
200元の入場料を払ってなかに入る。
ここは65歳以上でも、日本人はだめだった。
M氏の奥様が台湾人なので全て交渉してくれるのでありがたい。
ゲートから大学池までの1500mはカートに乗った。
(50元)
ここは観光地となっているので台湾の人も多い。
針葉樹標本園とか竹類標本園など、広いひろい森をハイキング。
高齢の方ばかりなのに、皆さん健脚。
竹で作った吊り橋や、空中走廊(sky walk)といって森の中の木々の間を通る木道の上を歩く。
2時間ほど森林浴を楽しみ、もとの入口へ戻る。
そこはなぜか妖怪村?となっていて縫い包みの妖怪が出迎えてくれる。
台湾でも妖怪は子供に人気があるみたい。
M氏ともう一組はおにぎりを持ってきたが、自分達は用意してこなかった(連絡不足で)ここの食堂で
遅めの昼食を取った。
メニューの中で何を選んだらいいのか分からなかったが、炒飯他まあ美味しいものが食べられた。
15:50のバスで、また1時間半かけて街にかえってきた。
一日かけての森林浴。
こうしたこともロングステイの楽しみ方だと思う。
誘ってくれたMさんには感謝したい。
夕食は部屋に帰り、これまでの残りものであっさりすました。
三週目 16日目 2月18日(水) 台中:晴れ
今日は台湾の大晦日。
街がどんなふうになるか楽しみ。
昨日ご一緒したTさんに写真をメールで送信したところ、「お茶しましょう」との返信。
11時半にロビーで待ち合わせて4人で昼食にでかける。
といっても開いているお店はほとんどないので、結局、
三越百貨店に行くことになった。
台中駅行き、そこでBRTに乗り換えて新光三越駅へ。
最上階のフードコートでそれぞれがそれぞれの昼食をとる。
混んでいて百貨店だけは正月でも営業していることが分かった。
帰りに台中市政府の周辺を歩いた。
こういう官庁街は実に綺麗だ。
広いスペースに整然と公園やビルが立ち並んでいる。
台中は台湾の3番目の都市だが、日本の3番目の都市(名古屋)と比べると雲泥の差がある。
官庁街の中にあるスターバックスコーヒーで午後のおしゃべり。
T夫妻は気さくな方で、いろんな国でロングステイの経験をされた方だ。
タイのチェンマイ、キャメロン、カナダやオーストラリアなど楽しく話が聞けた。
そこで分かれて、自分達は日本にもあるスエーデンの家具メーカー「IKEA」に向かった。
この辺にあると分かっていただけだったが、ワイフが感心にも中国語で道を聞いて辿り着くことができた。
名古屋には店舗がないので、自分にとっては初めてのイケアであった。
台湾の部屋がどんなふうか、いや台湾の人がどんな部屋や家具を望んでいるか、なんとなくわかった。
ケアからの帰りは5番のバスだが、なかなか来ない。
30分ほど待ってやっと来る。
中友百貨店で乗り換えるが、今日は大晦日で百貨店は18時で閉まる。
お惣菜が買えないと諦めていたところ、このバスの運ちゃんめちゃくちゃ飛ばす。
着いたのは10分前の17:50分。
地下の売り場に走って行って、寿司のおり詰めを2つ買う。
部屋に帰って食べたが、まぁ食べられるお寿司だった。
9階の部屋にあがるエレベータ-のなかに、今夜21:00から61チャンネルで映画「kano」が放映されると
貼り紙にでていた。
日本では1月末に封切りになった嘉義農林高校をテーマにした映画である。
自分達は台湾にくる直前に見てきたが、再度テレビで見た。
大晦日の夜なので紅白歌合戦のような番組があるのではとチャンネルをまわしたが分からなかった。
11:40頃、会館をでて街の方へ行ったが、なんか静かで気味悪くなって引き返した。
12時になって爆竹の音が聞こえたけれど、それほどのものではなかった。
目の前はマンションだし、商店街はやや離れているし、意外にし~んとした新年の明け方だった。
三週目 17日目 2月19日(木) 台中:曇り後快晴
穏やかな新年を迎えた。
10時頃から台湾の新年探索に、宝覚寺へお参りに行った。
それほど広くない境内には参拝者がいたが、押し合うほどではなくすいていた。
皆さんお線香を手にして仏様にお参りしていた。
お供え物を仏前に置いていく参拝者もいた。
街は、休みのお店がほとんどで、普段は歩きにくい側道も、今日は歩きやすかった。
途中で焼きいもを売っていた露店があったので、それを買って昼飯とした。
午後からは、ワイフはバスに乗って中友百貨店に買い物に、自分は部屋で休息をとった。
夜になって、Kさん夫妻が日本から(豊橋)到着されたので、Mさん夫妻とともに四川料理を食べに出かけた。
新年でほとんどのお店は閉まっていたが、Mさんの奥さんが探してくれた。
辛くもなく美味しかった。
Kさん夫妻は、この振英会館での予約が23日からということで市内のホテルに帰られた。
三週目 18日目 2月20日(金) 台中:晴れ
ワイフの友達が大阪から来るので、高鐡台中駅まで出迎え。
正月なので様子が分からないので、少し早目に宿舎をでる。
その友達には、高速道路は渋滞が予測できないので、新幹線で来るようにいっていた。
携帯電話のメールで何時の新幹線に乗ったか連絡が来る。
13:00には改札口で会うことができた。
友達と最初に向かったのはそごう百貨店近くのマッサージ店(冠尊養生館)であった。
これがワイフの考えた台中歓迎プランのようだ。
振英会館の近くのマッサージ屋よりは上手であったが、ここでも悲鳴をあげるほど痛い。
でも終わった後はさっぱりしている。
正月というのにやっていてほぼ満員状態。
マッサージの次は、少し歩いたところにある有名なお茶屋さん「無為草堂」に行った。
ゆったりとした席に3人が座り、何回もお湯を急須に注ぎ、回ごとに味が変わっていくという、
中国式のお茶を楽しんだ。
相当な老舗らしく店員の対応もしっかりしていて2時間はお茶をじゅうぶん楽しんだ。
夕食だが、新年2日目の今日は、多くのお店が休み。
ただ、百貨店はオープンしている。
そこで宿舎へ帰る途中の「中友百貨店」のレストランに行ってみる。
屋上階のレストラン、混んでいたが18時前だったのでなんとか3人が座れるテーブルが確保できた。
あと30分遅かったら、もう長い列ができていた。
英語ができる若いウェイトレスがいて、楽しみながら4品注文。
プラス飲茶のワゴンサービス。
これがいずれも美味しくて、友達にとって最初の台湾での夕食は印象のよいものになっただろう。
三週目 19日目 2月21日(土)台中:曇り後小雨
朝は警察署前の肉マン。
友達が来るとここへ連れて行くのが定番になっているようだ。
今日は「鹿港」への日帰り旅行を計画した。
鹿港は古い町で情緒があふれていると聞く。
台中駅発9:18の嘉義行き普通列車で彰化まで行く。
列車は混んでいて、自分が乗るとやはりすぐ席を
譲ってくれる若者がいる。
確かに自分より老人は見当たらない。
ややショックの気持ちと座れてやれやれの安堵の気持ちで複雑。
彰化までは20分ほどの乗車。
そこから鹿港まではバスでいくのだが、そのバス停がわからない。
本当に分からなくなってきて、ワイフに聞きにいってもらう。
通りを左に曲がったところだと教えてもらい、そこを見ると出発寸前の鹿港行きのバスが待っていた。
30分ほど乗って鹿港の街に到着。
トラベルセンターでもらった観光地図を頼りに名所を散策する。
まずは復興路を南に向かい文武廟。
公園のような庭園内の中国風の建物、日本でいえば神社のような感じだが、お参り?の仕方が分からない。
線香をもっている人もいる。
文武廟から龍山寺を横に見て、摸乳巷を見学。
すれ違うときにどうしても胸が触れ合ってしまうほど狭いためにこの名がついたという路地だ。
確かに路地だ。
向こうから北欧やロシアで見かける様なおしりの大きなおばさんが来たらどうするのかと、考えてみても答えが見つからない。
ここは一方通行だよな、きっと。
とにかく、自分達が通った時には向こうから来る人がいなくて、ほっとした。
摸乳巷を出ると、人が多くなってきた。
両側にお店もいっぱい。
この頃、雨が降り出して来た。
傘など持ってきていないので、ポツポツふられながらの散策。
少し大粒になってきたので、昼食も兼ねて路地端の食堂へ入る。
メニューは6種類しかなく、その中の4種類を注文した。
とにかく雨宿りが目的なので、美味しさは二の次。
そのお店から出ると、ほぼ雨も止んでいた。
今度は狭い道の両側にお店がびっしり並んでいる老街に入った。
お店がびっしりなら、人もびっしり。
肩を擦れ合いながら進む。
そして、そこを通り過ぎて天后宮に至る。
この頃には、もう疲れ気味
。
でも、これでほぼ一周したことになり、スタート点のバス停にたどり着く。
帰りは台中までバスで行くことにした。
バスはそれほど混むこともなく座れた。
渋滞の中、発車してまもなく、バスの中から快い光景が見られた。
交差点で車椅子の老人が一人で自動車の前を進もうとしていた時、停まっていた車の中から夫人が出てきて、
その老人を助けて車椅子を押していくではないか。
その夫人が帰ってくるまで、自動車は動けない。
が、後続の車も何も言わずじっと待っている。
これが台湾か!
新年の4日目、この鹿港には廟が多く、訪れる観光客でいっぱい。
活気があった。
帰りのバスの中では爆睡。
台中駅から宿舎に帰る途中、ワイフと友達は中友百貨店前で降りて買い物。
自分は宿舎近くの回転寿司屋で一人での夕食。
寿司はいまいちだが、刺身は良かった。
三週目 20日目 2月22日(日) 台中:曇り
友達が帰る日。
朝、6時半に部屋を出て、豆乳のお店に行く。
ここで友達に朝食を食べさせたかったようだ。
それからバスで台中駅へ。
在来線に乗り新烏日駅へ(約10分)。
ここは高鐡台中駅に繋がっており、新幹線に乗れる。
普段より混んでいるようだったが、予約しておいた9:35発の新幹線に乗る姿を見送ることができた。
高鐡台中駅からの帰りは5回目なので、いろんな方法が分かってきた。
シャトルバスもいろんなのがあるので、前回とは違うバスにのってみた。
8Kmまでは免費(無料)なので街の方へ行くバスなら気楽だ。
ところが駅を出るなり高速道路にのり、停留所もなくどんどん走ってゆく。
そして最初に停まったのが「朝馬」の停留所。
ここはもう新光三越や市庁舎の近くで見覚えのある景色。
ここから宿舎まで77番のバスなら直通で行ける。
そのバスをしばらく待って帰った。
午後から、自由な時間ができたので近くの公園に行って、運動したりスケッチをしたりして夕方まで過ごす。
やっとロングステイのリズムが出てきたようだ。
夜はゆっくり部屋でご飯を食べる。
三週目 21日目 2月23日(月) 台中:晴れ
正月の休みも明けて、この会館の仕事始め。
玄関前にテーブルがセットされ神様へのお供え物が並べられる。
9時15分からセレモニーが始まった。
80過ぎのオーナーが線香を持ってお祈りを始める。
ここのオーナー(頼さん)は毅然としており、品格があり見ていても気持ちがいい。
続いて自分達も線香を手にしてお祈りする。
そして爆竹。
初めて爆竹を見た。
いや聞いた。
この儀式が終わると、太鼓をもった6人の芸人が現れ、鐘と太鼓で盛り上げる。
続いて、獅子舞。
会館の前の道路は通行量が少ないが、その道路で縦横無尽に獅子が踊り狂う。
見がいがあった。
しばらく踊りがつづいたあとオーナーが獅子の口に赤い紙をくわえさせる。
寸志なんだろう。
獅子は自分の目の前にも、会館の中にも入ってきてサービスをする。
獅子舞が終わったころ、まだ儀式は続いていますとのアナウンス。
神様にお金をあげる儀式だという。
オーナーの親族の方が紙の束を持ってきて、それを一枚ずつ燃やして焼却缶の中へ入れる。
ながめていると「お金の欲しい人は、皆やって」といわれる。
自分も一束のお札?を渡され、一枚ずつ火の中に投げ込んだ。
こうして儀式は終了した。
この後、H氏から部屋でお話しましょうと、お誘いを受ける。
今回初めて他人の部屋に入ることになった。
自分達の部屋と違って、ソファーにはカバー(日本からもってきた)もあるし、壁には飾り物がかけられていた。
なるほど、これがロングステイかと思った。
昼食は外に食べに行こうと云うことになった。
「老向的店」というお店で、アサリの入った麺が美味しいと薦めてくれたので、それと炒飯にした。
たしかに美味しかった。
第四週 阿里山・嘉儀 記事 OPEN/ClOSE
四週目 22日目 2月24日(火) 台中:晴れ時々曇り
7時にロビーでK夫妻と待ち合わせ。
K氏が知っている豆乳のお店に行き、そのあと市場に連れて行ってくれると云う。
K夫妻は豊橋の方で、その家に遊びに行ったこともある方だ。
この振英会館を紹介していただいた方でもあり、昨日から来られている。
豆乳のお店はもう2店も行っているが、今朝の店はまた違ったお店だった。
台湾式のおにぎりと豆乳で朝食とした。
朝食が終わって、これから市場へ行くと云って台中駅行きのバスに乗る。
そのころから雨がポツポツ。
傘を持ってこなかったので心配顔。
5分もしないうちにバスの外は大粒の雨が。
傘を持っていないと告げると、市場は屋内だから心配ないと平気な顔。
間もなく、台中駅の一つ手前のバス停(干城)で下車する。
本当にラッキーなことに雨はあがっていた。
干城にあるこの市場は建屋の中にあり、たいへん面積が広い。
お肉でも野菜でもなんでも売っている。
一回りするだけでも時間がかかる。
釈迦頭(台湾にあるフルーツ)とキューリなどを買った。
雨上がりの道を歩いて、台中駅を通り過ぎたところにある第二市場にも行った。
途中、電気街も通った。
第二市場は干城市場よりも規模は小さいが、それでも立派な市場だった。
ここで焼き芋を買った。
台中駅からバスに乗って帰ろうと、駅の方へ歩く途中、宮原眼科?に寄った。
日本統治時代の宮原眼科が廃墟と成っていたのをリノベーション、復活させた建物で、今はスイーツのお店となっている。
時間が早く、まだ閉まっていたので中へ入ることはできなかった。
K氏は台中のことはよく知っているが、その方がBRTに乗ったことがないというので、宿舎に帰る方向とは違うが、
それに乗ることにした。
聞いてみればBRTは去年の7月に開通したばかりだという。
新光三越の駅で降りたころは、もう昼食時になっていた。
豆花(デザート豆腐)を食べようと百貨店内のレストランを探し回るが見当たらない。
結局、宿舎の近くにある知っているお店に行くことにした。
バスの停留所へ向かう途中、ライオントラベラーという旅行会社のオフィスを教えてくれた。
台湾内でのツアーはここを使うと便利だという。
ネットで調べて、ここで手続きをすれば、安い日帰りツアーなどができる。
ここから直接宿舎に行くには77番のバスしかないと思っていたが、K氏は違う番号のバスでもいいといって、
来たバスに乗り込む。
実によく知っておられるし、バスの運転手に紙に書いたメモを示して確認もしてもいる。
筆談だ。
そして漢口路でバスを降りた。
ここは宿舎のある通りだった。
そして、この通りにある豆花のお店でそのデザートを食べた。
豆腐の上に小豆が乗っており甘い汁もかかっていて美味しかった。
午後からはくたびれて、自分は昼寝する。
夕方になって、屋上談話室で明日の小旅行の予定等をK夫妻、M夫妻と自分達で話し合う。
この振英会館にはこういう談話室が整っており、長期滞在者が気軽に懇親できるようになっている。
夕食は日本から持っていったカレーライス。
これも美味しかった。
四週目 22日目 2月25日(水) 台中:曇り後晴れ
台中の北に后里という街があり、そこに中社観光花市という花公園があるというのをK氏が見つけてくれた。
昨日打ち合わせた3夫婦にO夫妻を交えて8名での小旅行だ。
8時に振英会館を出発、台中駅で弁当を買う予定だったが、売り切れ。
仕方がないので駅の中にあるコンビニで台湾式おにぎりを買う。
新竹行きの普通列車に乗り、20分ほどで、目的の「泰安」の駅に着く。
ここからは徒歩。
ガスがかかって周囲が白っぽくなった道を2Kmほど歩いて中社観光花市に到着。
入場料は65歳以上の優恵票が100元、成人の全票が150元であった。
中に入ると、いっぱいの花できれいであった。
チューリップとかコスモスとか、池の中には蓮の花もあった。
香港からきているカップルはウェディングドレスをきて写真撮影をしていた。
我々ご一行様はテーブルに座って昼食をしながら歓談。
2時間もいれば十分。
帰路についた。
園内に大きなイチゴ(100元)が売られていたので買った。
それから蜂蜜も買った。
台中駅まで帰って、自分達は、昨日きた宮原眼科のスイーツを経験しようとK氏らと分かれる。
O夫妻もついてこられ、4人での行動となる。
宮原眼科のお菓子は人気があって混んでいる。
襟に日の丸のアクセサリーをつけた店員さんは日本語ができると知った。
二階でアフターヌーンティーができるが、その値段を聞いてやめた。
高いのです。
ここは高級喫茶店のようです。
結局、宿舎の近くのカフェに行こうという事になった。
バスで帰ってきて、数日前にきた15元コーヒー店に入った。
今度は15元ではなく、二人で80元のコーヒーにした。
席に着いてしばらく話をしていた時、隣の席の老人が"日本人か?"と話しかけてきた。
話すだけではなく、ケーキを4個注文してご馳走してくれるではないか!
向こうも5~6人のグループ。
近所友達で、よくここへ来ているという事だった。
その老人は日本語で、他の人は英語、中国語で、自分達は日本語、英語、少しの中国語でコミュニケーションをとった。
写真を撮ったので、姪ごさんという若い女性とメールアドレスを交換した。
こうして地元の方とお話しするのは楽しい。
偶然のことながら、台湾が身近に感じられた。
四週目 23日目 2月26日(木) 台中⇒嘉義⇒阿里山:晴れ
阿里山への小旅行の日。
2週間前、振英会館の方に嘉義からの森林鉄道のチケットと阿里山のホテルを予約していただいた。
台中駅発6時半の鉄道で行くのだが、台中駅までの早朝のバスが心配。
結局、前日会館の方にタクシーを手配してもらう。
6時に会館を出発。
8時半には嘉義の駅に到着。
嘉義駅では一旦外に出て、受付にて森林鉄道の予約をチケットに交換する。
9時発の一日一便しかない。
10分ほど前になってマッチ箱のような列車がホームに入ってきた。
パンフレットでは蒸気機関車なんだけど入ってきたのは機動車。
大井川鉄道と姉妹鉄道だと書いてある。
座席は指定で、横に3席しかない。
定刻になって列車は進行した。
街の中というか民家の軒先を列車はゆっくり進む。
30分ほど進んだころから山の中に入っていく。
時々駅があって停車するが、乗り降りはない。
なんせ一日一便だから。
進んだ距離と時間から推測するに時速20Kmぐらいのスピードになる。
それでも1時間ほど経った頃からぐんぐん昇っていくのがわかる。
急カーブもトンネルも多くなる。
このあたりが森林鉄道の面白いところ。
阿里山森林鉄道の特徴は標高差2421mをいっきに昇るので熱帯・暖帯・温帯の三種の林相が観測できる。
また急な坂があるのでSwitch back方式やLoop line and spiral route 方式の鉄道線路があるとパンフレットに書いてある。
ただ本来は阿里山(2451m)まで鉄道が通っているが、台風禍のため奮起湖(標高1200m)までしか運行されていない。
実は、この奮起湖から先がいいのだが!
2時間ほどかけて、とりあえず奮起湖駅に到着。
といっても何も無い。
湖もない。
愛玉(カンテ状ゼリー)と弁当がおいしいと聞いていたので、駅からでたところで、まず愛玉を買う。
続いてぎっしり箱に具が詰まった弁当を買って、道端に置かれたテーブルで食べる。
ボリュームもあり、確かに美味しかった。
その後、周辺を散策。
14時40分発の阿里山行きバス(1日2便)まで時間を過ごさなくてはならない。
4角の断面形状をした竹があると書いてあったので、それも鑑賞する。
この日は晴れていて暑かった。
14時半頃になったのでバス停で待っていると、バス(といってもマイクロバス)がきた。
乗客も少ないのでマイクロバスで十分なようだ。
森林鉄道で来た人たちは、また森林鉄道で帰
っていくのかな?
自分達のように奮起湖から阿里山へ行く人は少ないのかも。
ほぼ1時間の乗車で阿里山森林公園に到着。
公園のゲートでバスはストップ、係員が乗り込んできて何かを言っている。
数人の人が降りていって、すぐに戻ってくる。
するとまた係員が来て自分達に何か言う。
どうも入場チケットが要るというような雰囲気。
すぐ降りていってチケットを買う。
係員は、皆、若い子たちで親切、自分に英語で65歳以上かと聞いてくる。
そうだというと自分は10元、ワイフは150元の料金だという。
バスはゲートを通過、阿里山サービスセンターで停まり全員が下車。
サービスセンターから今夜の泊まりの阿里山大飯店に電話をかけてもらう。
ここでも係の人にお願いしたら、快く対応してくれた。
しばらくしてホテルのバスがきて、5分ほど走って、さらに坂上にある阿里山大飯店に連れて行ってくれる。
ホテルにチェックインするとき、明日、日の出を見に行くのなら4時10分にモーニングコールするけど希望するかと聞かれる。
日の出の鑑賞は、ここから列車で「祝山」というポイントに行くのが恒例になっているようだ。
奮起湖から阿里山まで不通だった森林鉄道が、阿里山から祝山まで(約30分)は営業しているという事が分かった。
ただし列車が走るかどうかは明日にならないと分からないとも(雨とか霧の場合は走らないらしい)。
部屋で休息した後、近くを散策。
18時の夕食に合わせて帰ってくるとカウンターに、明日は5時10分に列車が運行されると表示されていた。
明日は天気が良いということなんだろう。
ラッキー。
夕食はホテルの地下のレストランで、セット料理(鍋料理と三品)をいただいた。
600元。
四週目 24日目 2月27日(金) 阿里山:晴れ
4時10分にモーニングコール。
祝山からご来光を鑑賞に行く日。
祝山へいく鉄道の切符は20分前から売られると云うので、4時40分にはホテルをでる。
沼平駅(阿里山駅から500mほど離れている)までは徒歩3分ほど。
まだ真っ暗な駅舎にはすでに30人程の人が集まっていた。
窓口で祝山までの往復キップを買う(自分は半額の敬老切符)。
改札口で待つのだが、5時10分になっても列車はこない。
しばらくたって下の方から重そうにゆっくり列車がのぼってきたが、通過して行くではないか。
中を見ると車内は超満員。
これには驚いた。
そして5時40分になって次の列車がのぼってきてホームに停車。
ぎゅうぎゅう詰めの車内に乗り込む。
走ること30分。
やっと祝山駅のプラットホームに到着。
もう空はしらみ始めていた。
6時45分の日の出には、まだ30分もある。
ホームから改札口をでて100段ほど階段を上ると、そこはもう祝山の展望台であった。
ところが、ここも観光客でいっぱい。
展望台の一番前の手摺には、近づけないほど。
でも眺望はすばらしく、たんたんと日の出を待っていた。
空が徐々に明るくなってきて、東に見える山の稜線がはっきりとし、赤づいてきた。
6時46分。
自分が思っていたポイントよりやや外れて、まばゆい光線が目に入ってきた。
日の出だ。
1分後には、もうまぶしくて目を向けておられない。
空は真っ青になっていた。
見終わるとすぐに列車へと走った。
7時に発車して、降りは早く、7時20分には沼平駅に着いた。
ホテルでバイキング方式の朝食をとって、部屋でまた寝る。
11時チェックアウト
阿里山大飯店から阿里山駅までは1.5Km程度のハイキングコース。
昇りはきついかもしれないが、降りは歩いていても気持ちがいい。
桜も満開。
途中、昇ってくる列車にも会う。
帰りは阿里山から嘉義までバスにすることにして、バスの発着場を調べる。
11:40発のバスがどこから出発し、どの程度混んでいるか、チケットはどうしているのか等を見る。
それで、チケットは前もって購入しておかねばならいようで、
コンビニ内のチケット売り場で1時間後の12:40発のバスのチケットを買う。
指定席であった。
座席が一杯になるとそれで終わりというシステムらしい。
チケットが確保できたので、お土産屋をぶらぶらと散策。
バスは定刻通り出発。
嘉義駅には14時55分に到着。
嘉義では映画「KANO」に出てきた、ロータリーにある"噴水"を見に行くことにしていた。
バスの中から見た噴水である。
駅から歩いて10分ほどで行ける。
噴水見学の前に、腹ごしらえ。
嘉義の鶏飯が美味しいと聞いていたので、噴水横の食堂で食べる。
鶏よりもご飯についていた出汁が美味しかった。
食べ終わって、噴水を見学に行ったのが15:30。
噴水の中央には嘉義農高の甲子園出場を記念したモニュメントが造られている。
映画の題材になった投手がピッチングしている銅像だ。
ところが肝心の噴水が出ていない。
よく見ると、噴水の出る時間が決まっており、今度は16:00からと書いてある。
仕方がないので近くの喫茶店でコーヒーを飲みながら待つ。
そしてやっと噴水を見ることができた。
写真撮影。
さて、嘉義から台中までの帰りはバスにしようと、いろいろ探すがバスステーションが見当たらない。
喫茶店の女性に聞いても要領を得ない。
仕方がないので16:55発の自強号(特急)のチケットを購入。
まだ時間があったので駅周辺を探索し、跨線橋を渡って駅裏へ行く。
と、そこで立派なバスステーションを発見。
新しくできたようだ(といっても5年ほど前か?)知らないと云うことはこんなことか。
1時間10分の乗車で18:05には台中に到着。
長い一日であった。
四週目 25日目 2月28日(土) 台中:晴れ
今日は休養の日。
台湾ランタンフェスティバルが台中公園で開催されているとテレビで放映されたので、
夕方から出かける。
このランタンフェスティバルは台湾の都市で持ち回りの開催で、今年は豊原と新烏日と台中公園ということだ。
台中駅行きのバスに乗り、途中の台中公園の停留所に降りたが、そのとたんからすごい混雑。
公園の中央付近に今年の干支である羊の大きなモニュメント。
夜になるとライトアップされ、羊のイルミネーションがさぞかしきれいだろうと18時ごろから暗くなるのを待つ。
周囲には芝生の上に座って、その羊を見上げている人たちも多々いる。
ますます混んできて身動きとれなくなるほどになる。
18:30になり、周りも暗くなって、もうそろそろ点灯するかと、心待ちにするけどNG。
諦めて帰ろうと、人を押し分け出口へ向かう。
でも帰りきれず、通りで19:00まで待つ。
しかしながら結局、点灯されず帰ることに。
部屋に帰って、ネットで調べたらメイン会場が新烏日で(3/5~3/15)、
サテライト会場が豊原廟東商店街と台中公園(2/28~3/15)となっていた。
この日に合わせてくる観光客もあるほど人気のあるランタン祭り。
5日に帰る自分達は見られなくて残念といったところ。
四週目 26日目 3月1日(日) 台中:晴れ
>
4組のご夫婦と送別パーティーを開くことになった。
上海料理の美味しい「品虹橋」というレストランでやることになりMさんの奥様に予約をとってもらった。
「品虹橋」は台湾美術館の近くにあり、バスを乗り継いで行った。
広いグリーンベルトになっている爽やかな美術通りを8人で歓談しながら歩いた。
11:30からお店が開くのに着いたのは11:15。
15分ぐらいお店の前で待ったが、初夏の陽気で一向に気にならなかった。
ここの料理はおいしかった。
ランチタイムだったので、6人セットものを注文した。
皆、高齢者なのでこれで十分。
料金は二人で325元と格安。
来年も来よう!
食後、皆さんと別れて、徒歩にて(地図を見ながら)先週来たマッサージ店に行った。
今回は足裏マッサージが目的。
13:45ごろだったと思うが、店に入った時には、お客が一人もおらずがらんとしていた。
ところが10分もたつと数人が、そして間もなく満員に。
不思議だ。
お店は早くから開いていたのだが!
裏だけかと思っていたが、肩を15分、それもきついマッサージ。
足にいたっては、悲鳴をあげそうになるほどの強烈な揉みほぐし。
これが台中式のマッサージなのだろう。
皆、平気な顔をしている。
マッサージが終わって、近くの「精明一街」を散策する。
ここは高級ブティックが立ち並ぶ通り。
その中に喫茶店「春水堂」がある。
日本にも進出してきているお店で"タピオカ"という飲み物が売り。
メニューに印をつけ、その料金を払って待つというシステム。
熱珍珠?茶(ホットタピオカミルクティー)
観音珍珠?茶(タピオカ鉄観音ミルクティー)
鮮蝦腐皮捲(海老の湯葉揚げロール)
鐡観音茶?(TieGuanYin Tee Cake)を注文した。
タピオカは最近人気の出てきたスイート。
店内は清潔で気持ちよく、飲み物、食べ物もそれなりの味。
特にTee Cake は珍しくおいしかった。
再度挑戦したい。
この近くに「そごう百貨店」があったのでお土産さがしをする。
でも、この百貨店内には老舗のお店屋(日本でいえば、両口屋のような店)がない。
諦めて帰ろうかと、目の前のBRTの停留所からBRTのバスに乗る。
途中の駅で降りる予定だったが、あっという間に台中駅まで行ってしまった。
(笑)
さすがBRT(bus rapid transit)だ。
停留所が少ないので停留所の間隔が長いのです。
台中駅まで行ってしまったので、数日前に来た旧宮原眼科のお菓子屋さんに行っておみやげを探す。
でも、ここは高級なお菓子屋で、日持ちするお菓子がないことが分かりギブアップ。
帰りに、またまたバスで途中の中友百貨店による。
ここでやっと5月20日まで日持ちするお土産をゲット。
続いて、この百貨店内のスーパーで夕食の総菜を買おうと物色する。
刺身がうまそうであったが、297元と高価。
その時、店員さんが値下げのラベルを次々にパックに貼り付けているのを目ざとく見つけた。
もう5分もすれば安くなると確信し、店内を一回りした。
結果、208元で刺身を手にできた。
部屋に帰って、この刺身と味噌汁と白ご飯の夕食。
最高。
緯度がほぼ同じ沖縄の与那国島の刺身より新鮮な感じがした。
台湾なのに。
流通が与那国より良いからか?
四週目 27日目 3月2日(月) 台中:曇り
そろそろ日本への帰り準備に入る。
午前中、ワイフは聖徳禅寺での"拉筋功"の稽古を見学。
聖徳禅寺はここのバス停の名前にもなっていて道路から少し入った所にある。
今日から無料でのお稽古が開始されると云うビラを見ての参加。
地元の人と交じって老師(先生)に教えていただいたと話していた。
昼食は、ワイフが見つけた「康寛薬膳養生」という道路わきの食堂で"十全薬燉排骨"料理を食べる。
骨付き肉をぶった切って、薬草で煎じた汁で煮込んでスープにした、わけのわからない食べ物。
自分は牛肉、ワイフは鶏肉を注文した。
やたら骨ばかりであったが、食べたと云う満足感はあった。
夕食は、買い物があったので、外で食べることにした。
といっても、もう食べるものがない。
街を歩いていたら札幌味噌ラーメンの看板が目に付いた。
久しぶりにラーメンに決定。
ラーメンだけでは物足りないので、野采をとメニューの中の"泡菜"にわけも分からず印をつけた。
出てきたのはキムチであった。
これで泡菜はキムチだということが分かった。
最終週 28日目 3月3日(火) 台中:晴れ
ワイフは9:30から聖徳禅寺での"拉筋功"の稽古に参加。
写真を撮ってほしいと言うので自分も10時に行く。
稽古が終って、地元の皆さんとお話をする。
日本語と英語と中国語で、皆がそれぞれのことを言う。
楽しい。
写真を撮ってメールアドレスの交換。
皆、親切だ。
昼食は、たまたま明後日、大阪へ飛ぶ飛行機の便が一緒になったT夫妻と街のレストランで台湾料理をいただく。
T夫妻はカナダで4年、その他タイやマレーシャなどロングステイのベテラン。
話をしながら2時間ほどかけての食事だった。
食後は、明後日の空港まで行くバスの予約をしに台中駅まで行く。
7:15発のチケットが予約できた(全票230元優遇半票170元)。
台中駅は現在新築中で、来年あるいは再来年には新しくなっているだろう。
そのためか駅周辺にはゆっくり話ができる喫茶店(例えばスターバックコーヒー店など)がない。
それで、もう振英会館に帰って、屋上の談話室でまだまだ話をしようという事になった。
スカイプやフェースブックのことについても興味深く聞かせていただいた。
スカイプを使えば、海外にいる人と無料で会話できると具体的に説明してくれた。
こちらに来ている人はほとんどスカイプを使いこなしている。
もう常識のようだ。
自分達のタブレットも、先日、スカイプをダウンロードしていたので、その場で試してみた。
本当に世界は狭くなったものだ。
夜は、黄昏市場でお惣菜を買ってきて、部屋で食べた。
それから帰るための準備をした。
来年もここに来て滞在する予約ができたので、荷物を預かってくれる。
それで、置いていっていいものをリストアップする。
冷蔵庫の中も整理して、果物類が残らないようにする。
21時ころ、雲海を見に一泊旅行に出かけていたK氏とさっそくスカイプで話す。
海外の知り合いが多くなるとスカイプは必需だということが分かった
最終週 29日目 3月4日(水) 台中:曇り
朝は豆乳のお店に行く。
明日の出立に備えて、もう冷蔵庫は空っぽ。
ワイフは9時半から"拉筋功"お稽古に。
11時ごろ帰ってきて、昼食をお稽古仲間と一緒にすることになったので参加しようという。
11時半に聖徳禅寺のすぐ前にあるレストラン「一炮紅」に行く。
このレストランはベジタブルレストラン。
老師(先生)や住職など交えて10名で歓談しながら2時間余りかけて食事を楽しんだ。
老師が片言の英語ができるだけで、その他は身ぶり手ぶり、それにメモによる漢字伝達など、なんとかなるものだ。
デザートで龍眼という干したフルーツをいただいた。
見たことがない食べ物だった。
5個以上は食べてはいけないとも云っていた。
食事が終わって、料金は?というと要らないという。
ゲストだということと、どうも会費の中から出しているらしく、甘えさせていただいた。
こういう地元の人たちとの触れ合いは楽しい。
来年も来るからねといって分かれた。
もう14時ごろになっていたが、今朝、考えていた今日の行動計画だった台中空港へ行くことにした。
いろいろな行き方があるが、BRTで空港の近くまで行き、そこから空港行きのバスに乗るのが一番早いとなった。
BRTのバスが空港の近くの駅(坪頂)に着いた時、乗り継ぎする150番の路線バスが行ったばかり。
しばらく待っても来る気配もない。
台中空港はこの駅から3つ目なので歩いていこうと、次の停留所(下坪頂)まで歩く。
ところが、この停留所のバス表示板には150番というバスは停まらないことになっている。
どうもおかしい??
また引き返す。
ちょうどその時150番のバスが来たので飛び乗る。
さて、どの道を走るのか興味津津。
バスはどんどん走っていき、ついには自動車専用道路に入るではないか。
8Kmほど走って台中空港に到着。
歩かなくってよかった!
台中空港は国内線が主体だが、日本へも飛んでいる。
コーヒーでも飲もうと滑走路が見渡せるお店を探すが見当たらない。
そもそも見送りデッキなんてものはない。
飛行機の離発着を見ることはできない空港だという事が分かった。
来た時と同じ方法で台中の市内に戻った。
今夜は台湾での最後の夜になる。
少し贅沢な食事にしようと、それにまだ17:30ごろだったので並ばなくていいのでは?と、
日本でも有名な中華レストラン「鼎泰豐(ディンタイフォン)」へ行った。
これは正解であった。
店員さんのマナーもいいし、食事もいいし、いいことずくめ。
台湾の最後の夕食を飾るのにふさわしいレストランであった(ただし、いつも満員で待たなくてはならない)。
夜は、来年も来ることになったので、残していくものと日本に持って帰るものに仕分けし、荷造りをした。
最終週 30日目最終日 3月5日(水) 台中:晴れ 帰国へ
7時32分台中駅発のバスで桃園国際空港へ。
10時過ぎに到着。
ジェットスターの関空行きは12:45発。
ちょうど2時間前の10:45にチェックインの手続きが開始される。
ジェットスターはLCC(格安航空)なので荷物の制限がある。
15KgまでOKの料金にしておいたが、キャリーバッグの重量はちょうど15KGでパスした。
飛行機に乗る寸前、機内では何も出ないことに気づき、自動販売機でお茶を買う。
13:05離陸2時間12分のフライトで15:17(日本時間16:17)関西空港に無事着陸。
予約していなかったが、名古屋行きのバスに乗れるか聞いてみたらOKの返事。
近鉄や新幹線は乗り換えがあって荷物があるとたいへん。
その点バスは料金も安いし便利。
ただし出発が19:15分と3時間ほど待たねばならない。
でも、夕食をしたりしていたらすぐ時間が経った。
定刻通りバスは出発。
お客は9名。
名古屋着が22:50とのアナウンスだったが、高速道路が空いていたためか22:10には名古屋バスセンターに到着。
おかげで22:40にはマンションの部屋に着くことができた。
これで台湾での1ケ月間のロングステイが無事終わった。
エピローグ ロングステイの感想と費用 OPEN/ClOSE
《台湾ロングステイの感想》
- 街の中、バス、レストラン、百貨店 いずれも老人が少ない。
- 乗り物に乗ってもすぐ席を譲ってくれる。苦笑! いろんな公共施設で65歳以上は半額。
- 振英会館のスタッフが非常に親切。 そもそも台湾の人は本当に親切だと感じた。
- 高速道路の出入り口に料金徴収所がない(走行中にETC読取機が作動しているとか 進んでいる)。
- 街に電柱がない。 日本では、電柱がないのは主として再開発地区なのに。
- ものの値段が日本の判断基準と違う。安いものもあれば高いものもある。高くてもはやっている。
- 国が活性化されている。 この国は伸びると思った。 台湾は買い。
- いろんな人と知り合いになれた。 こういうのがロングステイのいいところなのかもしれない。
30日間の総費用
【台湾・台中 振英会館で出会った人々、それぞれのリタイヤライフ】
花粉から逃れて
今年もスギの花粉から逃れる台湾疎開は、薬の要らない快適な滞在をすることが出来た。
また、ここ台中振英会館は日本人の利用者が多く、今回を含め魅力的な方に出会う機会に不自由はしない。
そもそもツアーではなく、個人手配で来る方は、当然のことながら企画・手配・実行を個人でするから、
それなりの度胸と好奇心とオリジナリティーに長けた方が目立ち、私から見ると味のある方々がいる。
今年80歳を迎えるMさんは、
胃を摘出して10年近くを迎えるそうだが、実に健康で、6月には初めての
「北海道ちょっと暮らし」に挑戦するそうだ。
彼は手術の時に、一度は死んだと思ったそうで、その後の人生はオマケだと言っていた。
そして今は酒もタバコもやめ、朝夕の欠かさないウォーキングは早足で、ひと回りも違う私なのに付いていけない。
これは手術という思いもよらないことがきっかけで、生活習慣を変えられた結果だと思うが、意志の強さに敬服する。
73歳のOさんは、
海外勤務の経験があり、英語が堪能で、マレーシアのキャメロンハイランドと
タイのチェンマイでのロングステイが長く、台湾は今回が初めてだったそうだが、夫婦でゴルフを楽しんだり、
読書や将棋、名所探索をされていた。
ぜい肉のないスリムな二人は、老化に伴う薬はあるが、差し迫る病気はないため、
「北海道ちょっと暮らし」を検討したいと言うことで、私の情報をお裾分けした。
軽飛行機のライセンスを持つ団塊世代のSさんは、
トレーニングジムで知り合った18歳年下の奥さんと、
こちらも初めての台湾を謳歌されたが、実にまめに行動し、じっとしていたことはなく、まるで止まれば死んで
しまうマグロのようである。
そして、ここの先輩諸氏から情報を仕入れたり、積極的に地元の方とコミュニケーションを取り、
帰国直前には食事に招待されるほどの信頼関係を作れたそうで、とても満足していた。
その結果、当然のことながら来年の滞在予約をして帰国した。
同じく団塊世代で北海道のNさんは、
脳梗塞を患い10年ほどの車いす生活だが、冬の期間だけ暖かいここに
滞在している。
私の知る限りロングステイの手配はご主人主体が多いが、こちらは奥さんが一手にやられていた。
3年前にここを紹介したTさんにパソコンを教わったそうで、その都度苦労してのロングステイだが、
ご主人の喜ぶ姿を楽しみに、愚痴もこぼさず頑張っている姿には感動する。
聞けばその都度、難題にぶち当たりながらも決してあきらめず、一所懸命に行動していることが、
彼女の若さの秘訣ではと思わずにはいられない。
前述のMさん、Oさん、Nさんにここを紹介した70代後半のTさんは、
事情があって今年は来ていなかったが、
面倒見の良い彼は、Skypeでまめに連絡を取り合っており、皆さんの厚い信頼を受け、今回はサポーター役に徹していた。
また彼は、シフォンケーキを作る趣味の持ち主で、ここ振英会館のオーブンが備わったキッチンサロンには、ケーキ作りの道具一式が置かれ、彼の帰りを待っている。
ベテランロングステイヤーで70歳になるNgさんからは、
AirB&Bを使ってのイギリス、
イタリア、オーストラリアの体験談を聞かせてもらった。
彼は電気のスペシャリストで、生涯現場を好むタイプなので、管理職に転じてからは生き甲斐を見いだせなかったと
奥さんが言っていた。
また新婚時代に秋葉原で部品を買ってきて、自ら作り上げたTVを長年愛用し、人並みに市販品を
購入できたのはカラーTVになってからだったそうだ。
奥さんはバスに弱いので、あちこち飛び回ることはなく、ユーチューブの音楽を聴きながら得意の編み物をしたり、
本を読んだり、お気に入りの喫茶店に行ったりと、いたって普段の生活を楽しんでいる。
そして日本に戻れば、ロングステイ後に備えて介護施設の下見にも足を運んでいるそうだ。
また、今年は台南に滞在されて会えなかった67歳のMTさんは、
パソコンに詳しく、
滞在中はパソコン教室や皆さんのPCメンテナンスを一手に引き受けており、神様、仏様、MT様と絶大の信頼がある。
そして思いやりのある性格がそうさせるのだろうが、今回は彼らのメンテナンスのためだけに、
台南から駆けつけたそうだ。
その彼は奥さん共々、一日二食の生活習慣で引き締まった体型を維持していたが、
まさに「腹八分目は医者いらず、腹六分目は老い知らず」を実践している。
彼らに共通することは、質素で無理をせず、それでいて生き生きしており、魅力的な生き方だと思う。
ロングステイは、トランクひとつの暮らしなので、無駄なものがない。
でもこれで生活できるので、部屋はスッキリ綺麗に暮らせる。
質素と言うとケチでみすぼらしいと思うかもしれないが、決してそんなことはない、
無駄を排すると言う方が合っている。
人は等しく老いるのであるが、心の持ち方や自分に合った生活習慣を続けることにより、
元気なリタイヤライフが送れることに気づかされる。
健康である時には健康の有難さが分からないもので、失ってから気づくことが多いのも事実である。
病は気からと言うように、どんな時でも本人の心がけが大事で、充実したリタイヤライフを送っている方は
、自分に合う何がしかを心がけていることは、ここに紹介した方からもわかると思うが、
そうした味のある方と出会えるのもロングステイの魅力であり、今しばらくは続けたいものである。
ロングステイ計画の為のお勧めリンクサイト
役立つ航空会社・海外航空券情報 航空旅行
ここ、台湾・台中・振英会館に集まっている方々は、当然ながらご自身の力だけで航空券・国内移動手段・宿をご自宅のパソコンを前に
して、手配してこれる方々ばかりです。
皆さんに色々な役立つ旅行関連サイトをお聞きしたところ、かなりの確率で名前が挙がったのが、上記のサイトでした。
確かに、私たちが欲しい情報が多くリンクされていて、便利なのでご紹介致します。
但し、余分な広告・アフリエイトが邪魔な気がしますが。どうぞご自身の責任の範囲内で上手に使って下さい。
寄稿 by Rocky 2015・5・15
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当サイトBBS掲示板の投稿者でハンドルネーム「くの」さんは、ご主人の
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