定年後の世界遺産の旅

如何に自由に、安く、安全に旅するか
早期退職団塊世代夫婦の世界遺産の旅の記録

ラスベガスとモニュメントバレー

ラスベガスへの行き方

スベガスへのフライト料金は非常に安いです。西のバンコクと同様に各社が飛んでいる 為、距離には関係なく割安になっています。 ロサンゼルスを経由しての直行便もありますが、割高ですし、経由便でもLAXでの乗継は楽なので、旅のビギナーでも ない限り、乗継便で十分です。
世界遺産の旅 今回のフライトスケジュール

11/26 14;55 NRT KE001 ⇒ LAX 11/26 07;30

11/26 11;05 LAX HP106 ⇒ LAS 11/26 12;09

12/03 07;00 LAS HP102 ⇒ LAX 12/03 08;05

12/03 10;30 LAX KE002 ⇒ NRT 12/04 15;10
今回はKE大韓航空のフライトでした。
機内の乗務員の数も質も他の東南アジア各社と比較しても遜色はなく、食事も暖かいビビンバがでるなど工夫 されており、大満足。上映映画も日本語字幕の配慮がなされており、又乗りたくなるような会社で、当然 旧NW系、現デルタ系が100%加算されます。

世界遺産の旅 今回のチケットのお値段
航空券代金35,000円
特別燃油加算22,500円
航空保険料700円
米国空港税7,000円
成田空港税2,040円
支払い合計67,240円
ラスベガスの閑散期のチケットの値段は、何時でもこんなもので、常にチェックしていますと、2万円台のチケットも 珍しい事ではありません。
しかし、問題は燃料サーチャージです。今回の場合高いアメリカ空港税を含めると基本料金と同額になってしまい、今まで のように、夫婦二人、10day込み込み20万円の旅は難しくなって来ています。
格安航空券はいつものようにとらべる子チャンで検索して手配しました。


ロサンゼルス国際空港(LAX)での乗継

御存知のように、国際線であっても、アメリカ国内で乗り継ぐ場合は、全員が一度、アメリカに入国しなくてはなりません。
9・11以降のアメリカ入国は時間がかかりますが、二時間あれば大丈夫です。


米系以外の日本からの到着便は全て、「トム・ブラッドレー国際ターミナル」に到着します。
ここで、入国審査を経て、スルーで手配していた荷物も一度自分でピックアップ した後、乗継手荷物カウンターに 預ける訳であるのだが、この場所が意外と解り辛く、時間がないと焦ってしまうのと、アメリカは一番ロストバギジが 多い国であるので、敢えてスルーにせずに、(しても、一度は自分でピックアップするのだし) 自分で運んで、自分で 預けたほうが無難・安心出来ます。


1番から8番までの各社のターミナルへは無料シャトルバスが、「半時計方向」に運行して いますが、ホテルバスも多く走っているので、解り辛い事もありますし、なかなかやって来ない時もあります。
コンパクトなキャスター付きのバギジでしたら、国際ターミナルからラスベガス方面が多い、1番ターミナルまで歩いても 10分も掛かりませんので、長旅の目覚まし代わりに歩いたほうが早いですし、その程度の距離です。
帰りの荷物はスルーで
ラスベガスから日本への帰国も同様ですが、バギジはスルーをお勧めします。アメリカは入国はうるさいのですが、出て行く 人間には無頓着で、ラスベガスから乗り継ぐ際は、スルーにしておけばピックアップは不要です。但し、バギジに鍵を かけてはいけません。スルーで流してもレントゲン検査に引っ掛かれば本人の承諾なく開けられます。
帰りのロサンゼルス空港でたっぷりと買い物を楽しみたい方は、スルーで。少しでもバキジに不安を抱く方は、二度 クレイムタグを貰う事ですね。

ラスベガスのホテル事情

ラスベガスは、全米で一番ホテルが安い地域として知られています。
理由は簡単、ホテルは静かに休息・泊まる所ではなく、カジノの集客の場、ただ単に寝る所だと考えられているからです。 通常のホテルにある、豪華なエントランスロビーは有りませんし、チェックインカウンターの周りにはソファーも 椅子も有りません。
室内から何処へ行くにも、外から帰って来て自分の部屋に行くにも、必ずカジノテーブルを通らないと行けない 構造になっています。部屋に冷蔵庫がある部屋はほとんど有りません。TVのない部屋さえ珍しくないのです。
つまり、部屋で寛ぐなが、ラスベガスのホテルのコンセプトなのです。だから安いのです。

ホテル・トロピカーナ
私達が今回泊まったのは、NEW4コーナーと呼ばれるストリップの南の四つ角に面する老舗(古い)ホテルトロピカーナです。 日本からのPACツァーでは扱ってなく、宿泊客の3割はメキシコからの観光客後は、全米の田舎から来たアメリカ国内観光客 と云う、リーズナブルなお宿です。
予約サイトはお馴染みのアップルワールドです。 特に曜日等を考えずに、自分のスケジュールで 予約キーを叩いて、金額の確認をした所、画面の数字を見てびっくりしました。一泊8000円弱のお部屋を入力したのに コンピューター画面のトータル金額と大きく違うのです。 良くよく調べてみると、スタンダードのお部屋でも、曜日・日にちによって大きく違うのです。私が何にも考えずに組んだ スケジュールはアメリカの感謝祭とぴったり一致し、一番高い設定の金曜日・土曜日の夜も含んでいたのです。
一番安い、閑散期の平日とこの感謝祭の週末との料金差は4倍もしてたのです。慌てて、フライトを変更し、感謝祭を避け、 極力、金曜・土曜をさけて、予約を完了しました。
こうした、Web予約の時は、とりあえずスタンダードのお部屋を注文しておきます。お部屋のUPグレードは実際に着いてから で十分で、実物を見てから値段を聞き、少し値切ってから泊まる。これがweb予約の鉄即です。 今回15ドルのUPグレードで通されたお部屋は、新館アイランドタワーの42階、お部屋の正面にNEW4コーナー(ニューヨーク・ニューヨーク、 MGMグランド、エクスカリバー)が見渡せる景色の良いお部屋でした。
室内はそれなりに古く、高層階の開かない窓は何年も拭いた事がないようで、汚れていてせっかくの景色も写真に撮れないほど、他の ラスベガスのホテルと同様に、椅子・ソファー類は貧弱ですし、コーヒーメーカー類、簡単な食器類も有りませんでした。一つだけ 良かったのが、バスタブで初めて見る、二人でゆっくりと入れる大きさで驚きました。
日本人がほとんど使わないホテルですので、フロント・スタッフ共に日本語はいっさい通じませんが、英語・スペイン語が話せる 旅慣れた、私達のようなスタイルの旅人には十分でした。

世界遺産の旅 ラスベガスの歩き方・交通事情

空港・ストリップ間
マッキャラン空港とホテルの中心地ストリップは、車で10~15分と非常に近いです。
タクシーでも良いのですが、最も安く・安心して乗れるのが、シャトルバスです。15分おき位の間隔で出ています。チケットボックスで 行き先ホテル名を言って料金を払うと、乗る車を指定くれます。当然チップは不要。 問題は、帰りです。
日本人観光客の場合、早朝にホテルを出るケースがほとんどですが、やはり、この時間でもシャトルバスは、頻繁にホテルに 立ち寄って、声を掛けていますので少し早めに玄関に出ていれば確実に乗れます。
ストリップの南北の移動
 図の--------赤いライン
何処に泊まっているかによりますが、4コーナー近辺に宿泊している場合、ダウンタンウンに行かない限りは、全て徒歩圏内です。 しかし、暑い最中、寒い最中移動するにはバスが便利です。CATDEUCEの 二種類のバスが走っています。CATは一般市民用とも言われ1.25$と安いのですが、なかなか見かけませんし、ルートも 複雑なので、観光客は南北を単純に走り、便数が多いDEUCEを使う機会が多いでしょう。一回2ドルです。
モノレール 図の--------青いライン
北のサハラホテルから南のMGMグランドを結ぶモノレールが運行されています。ヒルトンや、コンベンションセンター付近の安い モーテルを利用している人、或いはストラストフィアの帰り等の他は、あまり利用価値がないです。一回5ドルと高いです。
ダウンタウンへ
ダウンタウンの名物、フリーモント・エクスペエンスを見るには、やはりDEUCEが一番便利でしょう。 少し、ショータイムより早めに行って、帰りのバスストップを確認しておく事をお勧めします。ONE・WAYなので降りる場所と乗る場所 は違うので御注意を。降りるときは、運転手が必ずアナウンスしてくれるので誰でも解ります。

世界遺産の旅 ラスベガスの食事情報

ブッフェが安い
ホテル料金が安いのと並んで、ラスベガスはバイキング形式のBUFFETが安くて、美味しいので有名です。
旅に占める食費の割合は、特別、その地の名物料理を食べる訳でもない、節約旅行者には大きくはないのですが、安い・美味しい BUFFET(バッフェと発音します。)がある事は、面倒なレストラン英語が苦手な私たちにとって大変あり がたいのです。
他に節約旅行者に有難い、フードコート・自炊派向けのスーパーも有ります。
ストリップのブッフェ・フードコート・スーパー情報

高い情報はガイドブックに任せて、安い・美味しいブッフェをお知らせします。
ブッフェサハラホテル
ストリップで一番安いブッフェ、朝食7.99$、昼食8.99、夕食10.99と格安。
但し、ストリップの一番北にあるので、南からバスで行くと、往復4$かかるので、却って高くなります。ダウンタウン或いは ストラストフィアに行った時などに利用価値があります。

ブッフェサーカス・サーカス
日本からの格安PAC御用達のホテルのブッフェ、朝食8.99$、昼食9.99、夕食10.99。
やはり、ストリップの南側で便は悪いが、何とか歩いて行ける距離、ドリンクバーが有るので、 気軽に利用できる

ブッフェトロピカーナ
今回私たちが泊まったホテル、朝食10.99$、昼食11.99、夕食14.99。
ストリップ北側のなかで一番安く、アメリカ観光客で人気のブッフェ、 朝から巨大なケーキが盛り沢山でした。

和食ブッフェ灯台・アラジンホテル内
絶対・超お勧めの和食ブッフェ 朝食 不明、昼食12.99、夕食 不明。
いくら安く、美味しくてもアメリカの食事は日本人の胃袋には堪えます。少々高いですが寿司・蕎麦・天麩羅・煮物 何でもありで美味しく、一部日本語の通じるスタッフもいる、このお店は意外と知られていませんが、地元で働く 日本人旅行業者スタッフのなかでは知らない人はいないほど有名なお店です。
場所はアラジンの中ですが、少々解りづらいかもしれませんが、誰でもが知っている有名店ですから、聞けばすぐに かります。

フードコートM&M隣の2階
ストリップ南側、MGMグランドの手前に有名な「CocaColaSHOP」・「M&M SHOP」があります。 ここの2階に、アメリカのフードコートではお馴染みの中華デリバリーパンダ・エキスプレス が有り、アジア人には有りがたいお店です。他にもメキシカンフード・ピザ等、ハワイ・アラモアナでお馴染みのお店が沢山あります。

フードコートホテル・バリス内
多少高いですが、バリス内には、サンドイッチ・うどん・蕎麦等が気軽に食べれるフードコートがあります。

スーパーマーケットストリップ南側
ストリップの南側、アラジンからMGMグランドにかけて、24時間営業のスーパーマーケットが二軒、セブン・イレブン が一軒あり、節約旅行者にとっての強い味方です。

世界遺産の旅 ラスベガスの楽しみ方

旅の予算のなかで、一番ウェイトを占めるのが航空券で、次にホテル代、食事代と続くのですが、現地の観光費用 もかなりのウェイトを占めます。最近の旅のスタイルは一箇所滞在が多くなるべく観光は自分の足と公共交通機関 に頼っていますが、足のないガイド・車が必要なような場所の観光は、外国人料金と云う事もあり、かなりの負担に なります。
郊外観光・カジノ・ショッピング・食事等の楽しみ方の他に、節約旅行者のラスベガスならではお楽しみを紹介します。
無料アトラクション




ラスベガスが大人のギャンブルシティから、ファミリー向けの観光地に変ったのは、各ホテルがテーマパーク化 してからです。現在各ホテルは、カジノの客寄せを予ねて様々な無料で楽しめるアトラクションを用意しています。 その内の幾つかのお勧め・お気に入りを御紹介します。
ペラッジオの噴水ショー
ストリップ沿いの広大な池に繰り広げられる、水と光のショーは、ラスベガスの無料アトラクションでは圧巻です。 15時から夕方までは、毎時0分・30分、20時からは15分置きに演じられます。※強風時は中止

アラジンのアラブの市場
アラジンホテルはアラブの世界をモチーフにしたホテルで、内部はアラブの市場のように迷路のようになって おり、抜けると広場に出ます。時間は不明ですが、アラブの街頭芸人によるショーと、突然の雷と雨のショーが 行れています。
ベネチアのゴンドラ
イタリアのベニスをモチーフにしたホテルで入り口に有名な鐘楼が建っている。アトラクションではないが、内部の運河 にゴンドラを浮かべ、観光客を載せたゴンドリーナが、民謡を歌うのが楽しい
ダウンタウン・フリーモントストリート・エクスペリエンス
初めてこのショーを見たのが10年ほど前でした。未だ今のように大型ディスプレーが一般的でなかった頃のこの街の アーケードの天井に映し出された動く映像は、衝撃でした。が初代のデイスプレーから現在の最新に変りましたが、さほど のものでは有りません。が、初期の頃のラスベガスを彷彿させる町並みのほうが魅力的です。

その他の無料アトラクション
サーカス・サーカス  ホテル内部の専用ステージで11時から30分おきにサーカスショーが行われています。
T・Iの海賊ショー  旧名トレージャー・アイランドの海賊ショーは2007・1月現在、改装中で行われていません。
ミラージュの火山噴火  19時からの1時間おき、一度見れば十分
フォーラムショップのアトランティス  つまらない、子供だましの人形劇、お暇な方はどうぞ

世界遺産の旅 グランドサークルとモニュメントバレー


グランドサークルとは、LakePowellの湖畔の町ペイジを中心円として周辺に広がる、コロラド山系の自然国立公園や ネイティブアメリカンの古代遺跡の総称です。
この円の中には、アメリカで唯一4つの州ユタ・アリゾナ・コロラド・ニューメキシコが接する4コーナーがあるのでも 有名です。いつか余裕が出来たら、これらの国立公園を廻るのが夢でした。過去にグランドキャニオンは行った事があるので 今回は、とりあえずモニュメントバレーに挑戦して来ました。

モニュメントバレーへの行き方
一つは、レンタカーを借りて自力で行く方法があります。ラスベガスからの距離は700Km、東京から広島以上の距離、 それも何にもないデザートに近い場所を走るのはちょっと、この年になると躊躇してしまいます。
《現地発のPACを利用する》
今回はイージーに現地発のPACを利用しました。ラスベガスからは、多くの会社がモニュメントバレーへのツァーを出しています。 ラスベガス自然ツァー 飛行機利用日帰り420$、 車利用、一泊二日410$ 等
ラスベガスコンシェルジェ  飛行機利用日帰り454$、グランドキャニオンと モニユメントバレーを一日で490$ 等
節約旅行者にとっては、成田よりの往復チケットよりも高いのですが、長年の夢の為、仕方ないか!!

《お天気は最悪の予想》
今回は、ラスベガスが初めてのカミサンの為に、一日の旅程としては厳しいけれど、グランドキャニオンとモニュメントバレーを一日 で廻るPACに参加しました。11月末のラスベガスの天候は毎日快晴、気温は朝夕はコートが必要なほど冷え込みますが、日中はセーター が必要でない日もありました。しかし、日本を出る前に、モニュメントバレーの天気予報を調べてみると、予定日は強風・雪の予想です。 当日の早朝、ラスベガスの夜空は晴れ渡り、星が輝いていました。

《雪と霧に隠れたグランドキャニオン》
ラスベガスから車で飛行場のあるBoulderCityまで行き、フーバーダムを眼下に眺めらがグランドキャニオンに向かったのであるが、 天気予報どおり、どんどん雲の厚さは増して行き、終には雪が降り出す始末。10年前も同じ12月に来て快晴だった経験があるのだが、 どうやら、あの時は特別だったようで、冬のグランドキャニオンは何時もこんな調子のよう。

《グランドキャニオンからモニュメントバレーへ》
雪と冷たい風でサウスリムからの絶景は30秒でお仕舞いにし、空港のストーブで暖をとってからモニュメントバレーへ向かうが、 現地の空港が強風の為、着陸出来ずに離れた町に降りて陸路車で向かうとのアナウンスがある。飛行機は20人乗りのプロペラ機、 かなり揺れて、気分が悪くなる。

《モニュメントバレー》
本当に何にもない、ナバホ民族自治州の空港に降り立ち、車で30分モニュメントバレーを目指す。ガイドはナバホのネイティブ 、外は強風、生活するには厳しい土地と見受けられる。




《写真愛好家へのアドバイス》

天候は、時々粉雪が舞い、日差しが時折さしてくるまあまあのコンディションであるが、天候不順でラスベガスへの フライトが制限されているので、じっくりと写真が取れない状況である。やはり、写真を撮るのが目的の時は、 PACを利用しても良いが、上手くPACを分解・延長して最低現地に二泊はしないと、思ったような写真は取れない、と 今回つくづく反省しきり。

《モニュメントバレー現地の宿の紹介》
グールディングロッジ  250$ バレーが一望に見渡せる絶好のロケーションのロッジ
デザート・ローズイン(現在リンクキレ状態)  69$~ バレーから40マイルユタ州のBluffと云う名の町にあります。
何れも、日本語のホームページがありますので、御参考まで。ホームページのないようなモーテルはいくらでもありますから、車で行く 人は何とかなります。但し、PACを分解・延長して行くような人は、旅行会社がどの程度まで、ホテルのレベルを下げて予約してくれるか どうかは定かではなく、最悪250$を覚悟して下さい。

《日本からのグランドサークルPACツァー》
ユーラシア旅行社 39万円より 七大国立公園大周遊11日間。
ユーラシア旅行社 58万円より、10大国立公園制覇16日間

ラスベガス カジノ必勝法 ブラックジャク編

ラスベガスの大きな楽しみと云えば勿論、カジノがあります。カジノと云えば昔は、 ジェームス・ポンドが登場する華麗な社交場・賭場のイメージがありました、確かに過去に出入りした世界各地の カジノでは、フォーマル背広・ネクタイ着用が義務付けられていましたが、現在の世界のカジノは、庶民が遊ぶ 日本のパチンコ屋的雰囲気に変わりつつあります。
カジノ必勝法はあるのか?
昔から必勝法が語られてきて、今では必勝法はないが常識ですが、実はあります。
私は、過去の旅先でカジノがあれば必ず遊んできました。ソウル・マカオ・ピョンヤン・カイロ・ イスタンブール・キュラサオ・ブエノスアイレス、少し自慢させていただければ、今までB・J (ブラックジャク)で は、負けた事は有りません。
今回、ここでB.Jの必勝法を公開します。

必勝法の1
実に簡単な事です。勝っているうちに止めれば良いのです。
一般的に云って、人々は100ドルの元手を500ドル或いは1000ドルにしようとします。しかし、確率二分の一の勝負で10倍に するには、10連勝しなければなりません。普通これは不可能です。
目標は元手の倍が限度 であればもしかすると一回で倍になるかも知れません。そこで止めるのです。何が何でも 目標に達したら、席を立ち、立ち止まらず、後ろを振り向かずに立ち去る勇気があるかないかが、勝敗を分けます。

必勝法の2
元手を小出しにしてはいけません。
例えば、今晩の勝負の元手が500ドルだったします。一般的に人々は最初に100ドルをチェンジして、ゲームに望みます。 常に自分のチップの残高を確認しながら、賭けているのですが、どうしても残高が気になり大胆にはなれず、少しづつ負けて 又、100ドルをチェンジします。この方法は最悪です。今晩の予算が500ドル、つまり負けても良い限度が500でしたら、 最初に全額チェンジするのです。「金持ち喧嘩せず 」の言葉通り、賭け事は手持ち資金に余裕がある方が圧倒的に有利です。


必勝法の3
全部勝たなくて良いのです。
確率二分の一の勝負で、参加したゲーム全て勝とうと思っていませんか?カジノハウスルールでは、絶対に親側が有利です。 ですから、全くおなじツキだとしても、最終的にはカジノ側が勝ちます。10回参加して5勝5負なら御の字です。皆さんは、 それを8勝2負や、7勝3負にしようと思っている訳ですが、ルールからして難しいです。特にB.Jの場合、親が勝負する 前にドボンしてしまい、勝負するチャンスさえ奪われてしまうのですから、5勝5負さえ難しいです。 ではどうするか? 3勝7負 で良いのです。ハウスルールに対抗する為には、賭ける側は掛金に強弱をつけて、勝った時 の3勝が大きく、負けた時の7敗が小さければ結果的には勝ちます。


必勝法の4 己を知り・相手を知る
では、どうやって強弱を付けて賭けるかが問題です。
賭け事は御存知のように、ツキがあります。これは運の山・谷が不規則にやってきます。どんなについてなくても、何時かは ツキはやってきます。自分のツキの山・谷のバイオリズムを的確に判断しなければいけません。これだけではダメです。 相手。つまりディラー側にもツキはあるので、敵のツキの山・谷をも見極めねばなりません。いくら自分が良い手20であっても 親の21に負けた経験を皆さん、お持ちのはずです。これは、自分のツキを谷と判断しなければなりません。反対に12の手で、親は 表がエースなのにドボンした場合は、こちらにツキがあるのです。
鉄即・親が谷で自分が山の時に大きく賭ける、最低通常時の5倍


必勝法の5 勝負はするな
特に負けている時、多くの人は勝負とばかり、持ち金全額を賭けたがりますが、ほとんどの場合、負けます。
勝負は時には必要ですが、その時の掛金は手持ちの三分の一です。手持ち100ドルの場合の勝負は30ドルです。例え負けても 次の勝負は70ドルの三分の一20ドルです。この三分の一を守っていれば、手持ちがゼロになる事は絶対になく、何時かは勝てます。


必勝法の6 先に負けるな
B.Jの場合、ルールとして、子がドボンすると、親がどんな手であっても勝負出来ず、没収されてしまいます。
これは、実に面白くないルールです。ですから、子は絶対にドボンしてはいけないのです。親がどんなに良い手が表にあっても、ドホン の可能性がある時にはヒットしてはいけません。
B.Jの指南書に親の見せ札が幾つの時・子が幾つの時と、色々書かれていますが、徹底してドボンの可能性ある場合は、引いて はいけません。この必勝法の6がBJでは一番難しく、同じテーブルの人から奇異の目で見られますが、無視して貫いて下さい。 決して、次の札を引いた時の事を後から後悔してはいけません。座る席は、絶対最後の席はダメです。自分の引き方が親に影響し、テーブル に参加している人全員に影響して、プレッシャーになります。ベストの位置は、一番最初の席です。間の席ですと前の人がビギナーであったり すると、もう悲惨です。一番の席が空いているテーブルをゆっくりと探してからゲームして下さい。
カジノの勝負は一攫千金ではなく、我慢比べです。 どうか、頑張ってください。

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