旅の基礎知識

ロングステイを始めるに、これまでの旅行会社に頼った手配
ではなく、全て個人の責任でスタートしていきます。

定年からロングステイ計画 基礎知識情報

現役時代の海外旅行と云えば、一般的に出張ビジネストリップか、ご夫婦で参加する団体・周遊型の旅行ですが、 リタイヤ・定年後の旅は、滞在型となり、なかなか大手旅行会社の企画旅行商品にはなく、又、限られた予算の なかで、なるべくリーズナブルな形とするには、おのずと個人手配の形態になります。
私も、ほぼ同じ経過を辿って来て、色々な経験をしてまいりました。
ここでは、ご夫婦お二人でロングステイ・滞在型の旅をするに当たって、個人旅行に必要な最低限の旅の基礎知識を解説します。
   ページ内インデックス

 
  1. ロングステイ候補地巡り
  2. 現地発信ローカルサイトの活用と問題・注意点
  3. 航空券手配の基礎知識

ロングステイ候補地巡り

私達夫婦は、30代から40代にかけては、主に個人自由旅行り形態で、中南米・アジアの秘境・世界遺産を 巡り歩き、40代後半からリタイヤした55才までは、リタイヤ後のロングステイを念頭に、巷で云われている 「日本人向けロングステイ地・物件」を中心に見て歩きました。
しかし、所詮サラリーマンの休暇の範囲内の短い旅では、ある程度の印象・好き嫌いは解っても、結論はでませんでした。
リタイヤを果たして、4年目。この間は実際に、最低10日、最長一ヶ月の一箇所に滞在して、果たして此処で 住めるか?、何をして過ごすか?、いくら位費用が掛かるか?を検証して来ました。

では、何処がロングステイの地としてベストか?
ロングステイを志す方々の人生への考え方・いままでの行き方・経済力が各々違うように、何処が良いと、 断言は出来ません。が、かなり客観的に、事実だけ、数字だけで、私達の経験・調査を紹介しようと、サイト を造っているのですが・・・・、かなり独断的です。

実際の現在の生活
ロングステイを志して、55才と53才でリタイヤした私達は、現在どうしているか?
年3回は、一箇所滞在型のセミロングステイを三ケ所ホノルル・バリ島ウブド・バンコクに、最低10日~3週間、予算に応じた期間だけ、ステイしています。
後の3回は、アジアの心安らぐ地方都市、中南米のまだ制覇していない場所に、これも年間予算に応じて 行くようにしています。少なくとも、体力・気力・好奇心があるであろう、65才までは、このような生活が、 続くでしょう。


団塊世代の定年後・リタイヤ後の過ごし方 海外ロングステイ候補都市調査及び結果報告


これらの16箇所が、リタイヤ前からの計画で、実際に住めるかどうか、お試しにステイした候補国・候補都市です。 最大で3か月、最少でも10日間、観光を目的とせずに、長期的な生活が出来るかを体験・滞在しました。

クリックするとその頁へ飛びます。データーの新・旧が有り、又、その後の追跡をしていない項目もありますので、実際にご自身の目と足で確認をお勧めします。

現在の私たちは、年に3回、「ホノルル」・「バリ島」・「アジアの何処かの都市」に数週間単位で滞在しています。
その他の 国々へは、資金的な余裕がある限り、観光を中心とした個人旅行の形をしています。

ロングステイの旅計画 現地発信ローカルサイトの活用と問題・注意点

海外ロングステイを目指してリタイヤしてから10年になろうとしています。
現役時代と違って、有り余る自由な時間と反比例して、旅にかけられる資金はどんどん減少傾向にあり、 なるべくコストを抑える方向に自然と進んでいくのは、道理です。
現役時代は、個人手配旅行であっても、当然のように、日本の旅行代理店の情報・ネットワークに頼り、ほぼ言い値で旅行をしていました。

しかし、今やインターネットの普及で、世界中の情報が自宅のパソコンの前で集められるような時代になり、なるべく余分な、流通コスト・ 手数料を抑える旅のスタイルになってきています。
日本にいて、日本の会社が日本語で発信する情報より、旅行先の現地の会社が、現地語・英語で発信する情報の方が安いのは、当然です。
現地ローカル発信サイト
現地ローカル発信サイトと云っても、いろいろあります。

1,現地の旅行会社が日本人向けに日本語で発信しているサイト
2,現地の旅行会社が外国人観光客向けに英語で発信しているサイト
3,現地の旅行会社が現地の言葉で、国内向けに発信しているサイト

当然、同じツァーでも1,2,3の順番で、高い設定です。

《実例》イグアスの滝ツァーの場合、ブエノスアイレスにある日本人経営・日本人向けの旅行会社「文野(ぶんの)旅行社」の サイトには、南米各地へのツァー料金の概略が日本語で掲載されています。(実際には、問い合わせをしないと、本当の値段はでてきません) ブエノス発現地日本語ガイド付二泊三日で850ドル、と云う回答。
英語で検索した場合、同じ内容、英語ガイドで650ドルでした。
それでは、スペイン語で探すと幾らになったか? 490ドル、これはアルゼンチンに住む一般の人たちの国内ツァーの値段に 外国人用国内航空料金が加算されての値段ですから、本当はもっと安いはずです。

確かに安いのですが、問題点もあります
この記事を書くきっかけは、私のサイトで知り合いになられた北京語が堪能な方からの情報提供でした。
将来、リタイヤしてから温暖な台湾南部に、数か月単位のロングステイを計画しており、台湾の現地サイトを調べて 家具付き・1か月単位の契約可能なマンションが7万円台で借りられる、と云う情報をいただきました。早速、私のサイトに掲載 しようかと、その方に相談しましたが、問題を提起されました。
このサイトは、台湾国内向けのサイトで、日本で云えば、ウィクリーマンションのようなもので、サイトに書かれている内容は、 翻訳ソフトを使えば理解出来るであろうが、いざ契約となると
 ・現地のお部屋・ロケーションを実際に見ていない
 ・契約に関して、言葉の問題がある
 ・台湾ドルの送金の問題、日本円からドルそして、台湾ドルの換金、送金手数料も半端ではない
 ・安易に日本のサイトで紹介すると、現地サイトが困惑する、等提起されました。

確かに、私たちのイグアスツァーにしましても、特殊なケースでした。ツァー会社は外国に住む人間の参加を想定しておらず、 支払の問題が立ちはだかり、結局、ブエノスアイレスに住む、私の友人が全て代行・立替えをしてくれて解決したのです。
インドネシア・ウブド村の人気のロスメンの予約時も同じでした。
支払はインドネシアルピーで、1か月前に支払ってくれと云うのです。しかし日本からの送金はドルしかできず、送金手数料は支払 インドネシアルピー換算すると50%にもなってしまうのです。結局、バリ島の友人ガイドに立替えて払ってもらいました。

現地国内向けサイト・英語サイトの活用方法
 ・現地の言葉が堪能、少なくとも英語で問題を解決できる能力があること
 ・現地に信頼できる友人がいること
 ・宿の場合は一度は事前にその国を訪れ、実際に見てくること
 ・領収書・バウチャーの印刷、コピーは必ず持参すること

こう考えると実際には、リタイヤロングステイを目指すシニア・リタイヤ層でここまで出来る人は限られてくるでしょう。それほど のコスト削減を考えずに、安心・保険料と考えて、現地発の日本人・日本語発信サイトを利用するのが、無難かもしれません。

しかし、私たちはケチな性分なのか、悟りきっていないのか、高いと解りきっている日本の大手旅行会社はおろか、足元を見透かしたような現地の 日本語旅行会社も、使うには当分時間がかかる事でしょう。

定年後の海外ロングステイ 航空券の基礎知識<

航空券
格安航空券と云う言葉は、以前は何か胡散臭い、違法的なニュアンスがまとわり付いていましたが、 今では、全く当たり前のリーズナブルなチケットとして市民権を得ており、インターネットは勿論 の事、大手旅行代理店の店頭でも買う事は出来ます。が、 利用するには、ある程度の最低限の航空券の知識が必要になります。

★ FIXとOPENの違い 
FIXとは、予め行きと帰りのフライトが固定されており、自己都合による変更は出来ません。期間も 最低3日から、長いもので90日程度が一般的です。
この期間の数字ですが、例えばFIX21dayと云った場合、帰国日が21日目と云う事ではなく、21日以内の日と云う意味です。
現地での滞在が飽きたからとか、病気になったの で早く帰りたいとか、云っても変更は出来ません。どうしても帰らなくてはならない時は、別途チケット を買う必要があります。
OPENは、購入時に出発便の予約は必要なものの、帰りのフライトは必要有りません。現地で好きな時 に帰りの予約を入れれば良いのですが、当然空席がないと乗れません。
 価格は当然ながら制約の多い、FIXのほうが断然安く、期間が長いほど高くなります。OPEN の場合、1年間有効ものが一番高く、最安のFIXチケットの3倍する事もあります。
★ ストップオーバー  
 簡単に言うと途中下車可能なチケットです。
成田からベトナムのホーチミン乗換えで、カンボジアのアンコールワットへ行く場合、せっかく行くのだから、 ホーチミン観光もしたい、と云った場合、普通のチケットですと、空港の外にも出られませんが、 ストップオーバーチケットなら出来ます。チケットの種類によってストップオーバーの回数が異なりますので 購入の際、御確認下さい。※勿論ですが、同一航空会社利用時のみです。
★ オープンジョー   
 普通、出発地と帰国搭乗時の空港は固定です。アンコールワットに観光で行って、自力でバンコクへ渡り、バンコクから 成田行きに乗る事は同一チケットでは出来ません・・・が、同一航空会社のオープンジョー設定のチケットでしたら 可能です。値段は多少FIXより高くなります。
★ 直行便と乗継便  
インドネシアのバリ島へ行くチケットを検索していくと、色々な航空会社・価格が現われてきます。 出発時期・季節以外の大きな違いは、直行便か乗継便かの違いです。JAL・ガルーダ等は成田からジャカルタ経由で バリ島のデンパサールに飛んでいます、ジャカルタに寄るとと言っても機材は一緒でこれは、経由便です。一方 コンチネンタル航空はグアムで、シンガポール航空は シンガポールで、中華航空は台北で一度降りて、同一航空会社の 違う便名のフライトに乗り継いでいきます。これが乗継便です。
同一航空会社を乗り継ぐ場合、乗り継ぐフライトのボーデングパス(搭乗券)は搭乗地の空港、つまり 関東の場合は成田のカウンターで発券してくれます。
バギジ(荷物)も、同様に乗継地でピックアップする必要もありませんし、万が一成田からの便が、 デレー(遅れ)ても、同一航空会社なので、責任もって次のフライトを手配してくれます。
当然ながら、乗継便のほうが時間はかかりますが、安いのと、途中乗換えしますので狭い機内から開放され、足を伸ばし、 空港でお買物したり、何よりも煙草が吸えるので私は全然苦になりません。
★ 燃料加算特別料金
旅行者にとって全く嫌な世の中になってきました。
近年の急激な原油高により、航空会社の経営が成り立たず、特別に燃料加算特別料金の追加が 認められる事になりました。通常インターネットに掲載されているチケット料金や、団体PAC旅行代金には、これらの加算 料金は含まれておりません。
困った事に、同じ路線でも航空会社によって加算料金が違う事です。アメリカ系・日系・欧系の順で高く、西南アジア系が 一番安くなっています。他に出発地&帰国搭乗地の空港使用料・航空保険料が加算されますので、日本からアメリカですと、 凡そ+28,000円、ヨーロッパで+30,000円、東南アジアで+25,000円ぐらい、ベーシックな料金に追加されますので、御注意下さい。 ※この記事は、2008年の記事です。2009年上半期は長距離路線以外は廃止傾向にあります。
※2011/6月より、サーチャージが再度値上げします。
★ シーズナリティ    


日本発券の航空券の値段は、日本の需要と供給のバランスによって変動します。
誰もが旅行にでる、年末年始・GW・お盆休みは当然高く、出にくい時期は安くなります。年間を通して 安い時期は、1月二週目から二月末・4月上旬・6月から7月上旬・11月から12月上旬です。たった1日・1週違った だけで値段が倍以上違う事は良くあります。

上のグラフは、2012年上半期のニューヨーク行き航空券の各キャリア毎の価格推移・比較のチャート表です。
日本発のアメリカ本土行きの価格は、日本の休暇シーズンとアメリカの休日・祭日によって、大きく影響 されています。
このロングステイサイトをご覧になっている方々は、自由に使える時間を十分に、お持ちのことでしょうから、 何も、好き好んで高い時期に出かける必要はあません。
ニューヨーク行き格安航空券は、冬場は安いと云うのは、常識ですが、このデーターチャートを見る限り、5月の連休 の後から6月にかけて、アメリカン航空が20,000円を切っているのが読み取れます。(当然ですが、燃油加算・空港税は含まれて おりません。)

このデーターは何処で見れるのか?
インターネットで公開されており、誰でもが2006年まで遡ったデーターをご覧いただけます。公開しているのは、 格安航空券のena イーナ ドット トラベル
当サイトの 世界遺産・ロングステイの旅を目指す 個人・自由旅行者のための格安・航空券検索サイトに新規追加しました。
★ 何処で買うか    
初めての個人旅行の場合、大手旅行代理店の店頭で買う事をお勧めします。
現在、旅行代理店は個人のお客さんを大事にする方針を打ち出しており、窓口で懇切丁寧に説明してくれます。 値段もそれ相応に極端に高い値段は出てきませんので、初めての方は色々疑問点・不安などを質問して下さい。
ある程度、個人自由旅行に慣れ、航空券の仕組み・最低限の英語力が身に付いた方は、インターネットをお勧め します。Web上には、店舗を持たない航空券専門店が沢山あります、これらの専門店は店舗・人件費の面で大手より 経費が抑えられますので、いくらか安く手に入ります、と云ってもその差は、数百円から3000円程度の差です。
私達のように旅行経費を十円単位で計算する身には、千円の差、二人分で二千円は大きいです。成田空港までの、 片道料金に相当するのですから。
参考までに、 日本の主なWeb上の航空券サイト を御紹介します。

定年後の海外ロングステイ ホテルの基礎知識

ホテルを決める条件とは

◆お値段
日本の旅館と違い一人の料金ではなく、一部屋の値段です。 いくらまで、宿泊費にかけられるかは、各々の旅のスタイルによって当然違います。 移動・寝るだけのホテルなのか、エンジョイする為のホテルなのか?
◆ロケーション
これも、泊まる目的によって変ってきます。 リゾートで長期滞在するのと、毎日出歩くのとでは、ホテル選びの立地条件は大きく変ります。
◆設備・グレード
ロビー・エントランスだけが立派で、 部屋の仕様はたいした事のないツァー用のホテルに宿泊した経験を皆さんお持ちだと思います。 ビジネスセンター・プール・フットネスクラブがあっても、一泊だけ、移動の為のホテルでしたら、 そんなものは必要ではなく、たっぷり お湯の出る、清潔なタオル・シーツのあるホテルで十分です。
リゾート地を歩いていると、小奇麗なプチホテルや、ロッジ・民宿等を見かけた事もあるでしょう。 何時か、次はこんな所でのんびりしたいと思った事でしょう。

ホテルをどうやって探すか
◆インターネット
先ずはインターネット が現代のホテル探しの主流です。色々なサイトがあり、私のサイトで紹介しています 個人自由旅行者の為のホテル検索
良く、見ているのが、アップルワールドです。ここの特徴は、利用者の 口コミ批評を、制限無く掲載しており、ホテルを決める大きな要素となっています。
他に、各ホテルの立地地図や、検索条件も充実しており、世界一のホテル検索・予約サイトとして、旅行者の間で支持されています。
が、実際には最近ここから予約はいれていません。

大ホテル・超高級ホテルはあまり扱っていませんが、私達が目指す中級・スタンダードクラスのホテルでは agodaが ダントツのNO,1検索・予約サイトである事は、数年前から個人・自由旅行者の間では定番になっています。
このサイトはシンガポールの会社ですから、アジアには滅法強く、その上、ホテルオーナーが直接料金を入力・書換え 出来るシステムですから、直前の値段は必見の安さです。
◆インターネットホテル予約サイト Expediaは本当に安いのか?
2012、最近日本のTV番組でよく取り上げられて話題の、Expediaですが、本当に安いのか検証してみました。
インターネットの普及で、シニアの旅行者でも25%程度の方は既存の旅行代理店に頼らずに、自分なりの旅をweb上で 構築して旅をしています。
旅行代金の大部分を占めるのが、航空券とホテル代ですが、これまで旅行代理店でしか 解らなかった、個別の単価がインターネットの普及で、一般の方でもある程度掴めるようになって来ています。
海外のホテルの検索・予約サイトはこれまでアップルワールドオクトバスが先行してきましたが、 これらに共通しているのは、かなり高額の五つ星・四つ星ホテルクラスが中心で、私たちシニア・自由・節約旅行者 が求めている、居心地の良い、中級・フチホテルはなかなか登録されていませんでした。

そこに現れたのが、アジアの格安ホテルまで網羅するAgodaです。アジアを旅する私たちにとって、非常に心強いサイト です。そして、Expediaです。このサイトはアメリカ発ですので、欧米及びアジアの先進国・リゾート型ホテルが 中心で、中級・三ツ星ホテルの登録は少ないのが現状です。

表示価格の比較と裏側
全く同じホテルを同じ日、同じ条件でアップルワールドオクトバスExpediaAgodaを比較した 場合、アップルワールドが飛びぬけて高いです。
是には理由があります。アップルワールドの表示価格は最終支払の税込金額ですが、Expediaらは税抜の価格表示だからです。
【例】ハワイ州ホテルの場合の税金は;
州税4.712%+ ホテル税9.25% トータル13.96≒14%となります。
Expediaにしても、Agodaにしても、予約確定するまで支払総額の表示が現れないので、比較しようがないのは、何故なのでしょう?
ホテルの価格は、日々変化しています。ハワイの場合は、アメリカの祝日・休暇シーズンによって大きく左右されますし、アジアに ついても、中華暦や仏教旧暦をチェックすることをお勧めします。

インターネットホテル予約サイトExpediaらよりも安く泊まる方法
日本人か年間を通して多く訪れる都市、ハワイ・グアム・サイパン・ソウル・上海・バンコク・シンガポールのような場合、自分で インターネットで格安航空券とホテルを手配するより、日本の大手旅行会社のエァー&ホテルパックを利用したほうが、 概ね、空港送迎代金程度安くなります。
これは、日本国内の激安ツァーの原理と同じで、大手旅行代理店は年間を通して、飛行機の座席とホテルのお部屋を契約・購入して 平均価格を抑え、オフシーズンに安く売り、ハイシーズンで元をとっている為です。
今回のExpediaの検証の為に、2012・5・28より7泊9日で行く、ホノルル・アンバサダーの高層階フルキッチンの値段を、 ハワイ専門のてるみーくらぶと比較してみました。

Expediaの30日前、今予約すると30%OFFを利用しても、てるみーくらぶのエァー&ホテルパックのほうが、一人3000円 安い上に、空港送迎と7日間有効のトロリーチケットが付くのです。
おまけに、アンバサダーの高層階フルキッチンの部屋は、てるみーくらぶが専用に抑えてある為、通常3時チェックインにも 係らず、お部屋の清掃が済んでいれば12時前に入れます。

但しがあります。
何故こんな価格が実現するかと云うと、てるみーくらぶの現地法人の説明会に出席する義務があるからです。
この説明会で オプショナルツァーを販売することにより、てるみーくらぶはペイしています。アジアのパックにあるお土産物屋さん二軒と同じシステムで、 参加しないと、5,000円支払う事になります。
他に安い理由は、これらの「エァー&ホテルパック」の売り方です。 てるみーくらぶの場合、全てインターネットでペーパーレスです、申込書も留守宅用旅程表もお土産物案内も送ってきません。 究極は、最終案内・Eチケットも全てインターネット上のマイページよりのダウンロードで済ませます。
ある程度、インターネット操作、旅に慣れている人でないと、不安かも知れません。

インターネットホテル予約サイトは、宿泊する国・都市・ホテルのグレード・旅の目的によって使い分ける、と云った 常識的な結論となります。
◆自分の足と目で探す
 滞在型の旅の場合、到着日を含めて3泊をある程度のホテルに決めておき、到着後自分の足と目で、後のホテルを探すやり方が王道です。
インターネットや、ガイドブックの情報と自分の物差しは違いますし、ロング・ミドルステイの場合、滞在ホテルの居心地で成否が決定されると云っても過言ではありませんので、先ずは実物をじっくりと見る事です。
どんな高級ホテルでも、日本人中高年夫婦が、数日・数週間の部屋探しに来たと云えば、喜んでお部屋を見せてくれます。
この時のフロントの応対ぶりもチェックの対象です。見た後、コーヒーか冷たい飲み物が出ればOKです。
注意 ① ホテルが忙しい午前のチェックアウト時に行かない事
   ② ある程度の服装マナーで出かける事
   ③ 質問・交渉に必要な最低限の英語力がある事

ホテルの種類
◆HOTEL
一般的にホテルのランクは、★の数でグレードを評価していますが、この★の数もいい加減です。特に三ツ星・二つ 星の境目なんて、ないも同然なのです。 私達の経験から云えば、五つ星のスタンダードより、三ツ星のスイートの方が良い です。
◆B&B
BedとBreakfastの略でヨーロッパに多いタイプの小さな規模の家族経営のホテルです。朝食はコンチネンタルの簡単なもので一般的にはコーヒーとパン、良くて玉子が付く程度です。
料金は普通ホテルよりは安いのですが、所によっては、かなり高いのもありますので、一概には言えません。やはり、長期滞在するのなら、下見が必要です。
参考サイト;欧米のB&B検索サイト
◆コンドミニアム
アメリカのリゾートに多いタイプで、1LDKのマンションの一室を数人で借りる形式です。四人以上の場合かなり割安になりますが、ご夫婦二組での利用は推奨しません。キッチンもトイレも 一つなのですから、想像できるでしょう。
参考サイト;ハワイのコンド検索
◆サービスアパートメント
 アジアの都市に多い新しいタイプの宿泊先です。マンションの一室をホテルと同様のサービスで借りる事が出来ます。今までは長期滞在ビジネス向けだったのですが 近年の日本人中高年のロングステイ志向で、一週間単位のレンタルを開始しています。値段はロケーション・設備・サービス内容によりピンキリです。
参考サイト;バンコクのサービスアパートメント検索
◆ゲストハウス・民宿
若者・貧乏旅行者・バックパッカー御用達であった、汚い・ドミトリー形式の安宿のイメージのあったゲストハウスは、最近変ってきています。私達のような中高年夫婦がのんびり、安く、長期に滞在出来るような家族経営のゲストハウスが今、アジアで増えてきています。
魅力は安さと、触れ合いです。ホテルと違いほとんどが家族経営ですから、自然に長期滞在でなくても、コミュニケーション・会話が成り立ち、生情報も得られます が、但し、今までPAC旅行だけしかした事がなく、あるレベル以上のホテルしか泊まった事のない方は、清潔感などの抵抗は有り得ます。
参考サイト;バリ島ウブトの民宿情報
◆レンタルハウス
TV番組で、ロングステイものが取り上げられる事が多くなってきており、決まって、プール付きの豪邸が 月にこんなに安く借りれます、とやっていますが、本当でもあり、ウソでもあります。
一般的に何処の国でもそうですが、一軒家を月単位・週単位で貸すオーナーなぞいる筈が有りません。殆どは最低一年、或いは3~5年の長期契約、全額前払いした 金額の月割計算なのです。そして、注意していただきたいのが、解約条項でほとんどが、中途解約返金なしです。家をレンタルする場合は、本当に信頼できる不動産屋を通して、公証翻訳人を通すぐらいの配慮が必要です。
参考サイト;バリ島サヌールのレンタルハウス情報

ホテルの値段
◆外部からは解らないホテルの値段と仕組み
ガイドブックに掲載されているホテルの値段は、ホテル側の公式の値段で「定価・希望価格」と考えて下さい。あくまでもホテル側が一方的に欲しいと云っている値段です。
実際のホテルの値段は、供給と需要のバランス、大手旅行会社・ホテル手配仲介会社との力関係で決まります。日本の旅館と同じで、個人だと交通費も出ないのに、ツァーだとあんなに安い料金で旅館まで付いているのと同じです。
直接の個人客ならホテル側が旅行会社に支払うコミッション分だけでも安くなるのでは、と考え勝ちですが、違います。
団体客が多く利用する大型ホテルの場合、自分でフロントに行くより、同じ市内の 大手旅行代理店を通して予約した方が、確実に安く泊まれます。
◆通された部屋に泊まるな
予約してチェックインするとボーイが荷物を持って、お部屋に案内してくれます。日本人の場合 ほとんどの方が多少の不満があっても、そのお部屋に入るでしょうが、私達は違います。荷物をフロントにおいたまま、先ずお部屋を見せてもらいます。気に入らなければ、同じ料金体系に合った別のお部屋を幾つも、見せてもらってから決めています。
残念ながら、日本人は海外のホテルで舐められています。
英語をしゃべらない、従順な国民で、多少問題のある部屋でも、おとなしく泊まる と、信じられています。
部屋が気に入らないから代えてくれ、と云うとフロントはほぼ100%、本日は満室と 答えるでしょうが、ウソです。お部屋はあります。ここで怒ってはいけません。
ポライト・イングリッシュで、「この国にくる事を楽しみにして、お金を貯めて来た」とか、「このホテルに連泊するのに、あの部屋では、この国の印象が全体的に 悪くなってしまう」とか、一番効くのが、設備面、特にセキュリティ面に不備があれば、代えてくれます。
それでも、ダメなら、今度は怒って下さい。ロビー全体に聞こえるぐらいの大きな声で、「今すぐ予約をキャンセルする」と云って下さい。
何処のホテルでもそうなのですが、長期滞在し、権利を主張する事に慣れている欧米人客には良いお部屋を。短期客の日本人には、問題の多い部屋を提供するのは、常識の世界なのです。

ホテル用語
◆ROH
インターネットで予約サイトを見ていますと、 必ずこの言葉が出てきます。Run Of Houseの略で、部屋のカテゴリーが決まってなく、 宿泊当日空いている部屋を提供、と云う意味です。
◆オーシャンビュー
お部屋から乗り出して、海の一部分でも見えれば、 オーシャンビューと云えます。お部屋の正面に海が 見えるのは、「オーシャンフロント」です。
◆Additional Charge
追加料金の事です
これが発生するのは、 アーリーチェックイン(ホテルの決めた時間より早く入るケース・ハワイの場合に多い) ・ レイトチェックアウト(ホテルの決めた時間より、遅くホテルを出るケース、夜帰国便が多いアジアのケース)
常識として知ってかないと、余分な出費になります。
◆朝食コンチネンタルとアメリカンの違い
ブッフェスタイル(バイキングは和製英語、通じません)がアメリカンブレックファーストと思っている方 が多いのですが、違います。一般的なコンチネンタルブレックファーストは、ハム、チーズ、パン、フルーツ、 ヨーグルト、ジュース、コーヒー、紅茶の組み合わせの火を使わない簡単な朝食で、アメリカンはコンチネンタル に卵料理や肉料理など火を通した温かい料理が加わったものを云います。
◆Complimentary
無料サービスの事です。
ホテルの冷蔵庫などに入っている 水・ドリンキング・ウォター(ミネラルウォーターとは云いません。) に良く書かれています。これらはホテル側のサービスで無料ですが、 Complimentaryと書かれていないものは、当然有料です。
◆ジョイナーフィー(Joiner Fee)
ホテルの自分の部屋に訪問客を招き入れる際にかかる追加料金のことです。
ジョイナーフィーは東南アジアの一部の国(特にタイ)で慣習化されているもので、 通常はホテルの自分の部屋に訪問客を入れることは認められていませんが、 ジョイナーフィーを支払うことで「目をつぶってもらう」という性質のものです。
◆枕銭(Pillow money ピローマネー)
ホテルの枕元に置く、ハウスキーピングメイドさん用のチップ
よく聞く言葉ですが、英語圏の世界でピローマネーと云う英語は存在しません。
日本人旅行者だけの習慣で、欧米人 にこの枕銭(Pillow money ピローマネー)を何時、いくら置くかと質問しても「何の事」と、不思議がられるだけです。
私は、この質問を10人以上の欧米人旅人にした事があります。
一番納得した回答は、イギリス人のご夫婦でした。
確かにホテルに宿泊した時に、メイドさんへのチップを渡す習慣はあるかも しれない、しかし、それは昔の大金持ちの貴族階級に属する人々の話で、現代のイギリスの旅人でそれをする人はない。
もし、泊まった部屋で大変お世話になったとか、必要以上に汚してしまったとかで、何らかの感謝の意味でチップを渡す 場合、直接渡すか、フロントに預けるかする。決して枕元に現金を置くような習慣はない。
では、何故日本人だけで置く事になったのでしょうか? 団体PACツァーのガイドは、ホテルに入ると必ず この説明をするし、 現地の旅行会社も何ドル置いて下さい。と云うようです。その上、日本のガイドブックにまで 枕銭(Pillow money ピローマネー) の相場なるものが掲載されている始末で、旅のビギナーは素直に信じてしまうのは、仕方ない事です。
※最近のアジア人の観光客も置く人がいますが、これは日本人の習慣を真似ている為です。

旅行業界の古い友人で、個人世界遺産の旅の達人でもある人物からこの日本人の枕銭(Pillow money ピローマネー)に 関する経緯を聞いた事があります。
昔、日本人の海外旅行が自由化された頃、大勢の日本人団体PAC旅行客が欧米のホテルに泊まった、その頃の日本人観光客は、今で云うと 中国の団体旅行客と同じで、金は持っているが欧米式の公共マナーが欠如しているし、チップの習慣もなく、宿泊先のホテルからのクレーム が絶えなかった時期が続いた。
ベルボーイとかのチップは、添乗員がまとめて払ったが、各部屋の使い方等で迷惑をかけた場合のチップは個人負担とした、その習慣が 現在まで続き、現地のホテル、従業員、現地の手配会社も日本人旅行者はチップを置くのが当然と考えてしまっている。
では、全く枕銭(Pillow money ピローマネー)は置く必要はないのか? 原則として、私達は全く置きません。日本人団体客が宿泊する大型ホテルは、ちゃんとサービス料金が含まれています。
時に、個人旅行で小さな個人経営するホテルに、長期滞在するときは、二三日メイドさんの様子を見て、何時まで滞在する旨を告げて直接 渡す場合はあります。
海外のホテルの場合、ルームキーピングのメイドさんは、低所得者層の女性が多く、長期間お世話になる場合お礼の意味で渡すケースは あります。 良く聞くケースとしては、「通過の寝るだけの一泊なら置かないが、連泊の場合置く」これも不要です。
枕銭(Pillow money ピローマネー)を置いても、置かなくてもサービスは変りません。変る様なホテルは落第です。メイドさんが 可哀想と思うのなら、直接手渡しした方がどんなにも良いか?
ベルボーイ・ドアマンへのチップはどうか?
これも、相当大量、重い荷物の場合は心づけとして必要かもしれませんが、一人一つのスーツケースの場合、不要です。
日本人が宿泊するホテルのボーイは、チップを呉れるものと、待っているケースがありますが、欧米人の客の場合、荷物を届けたら さっさと帰っていきます。
日本人は、言葉も解らず、自己主張しない為、嘗められています。 これらは、私達夫婦の旅のスタイルが個人自由旅行・中長期滞在型であるかも知れませんが・・・・・・・
参考サイト:もっとお勉強した方はホテル用語辞典をどうぞ

定年後の海外ロングステイ 保険は目的に合わせて。セットよりもバラ掛けがお得

いつも不思議に思っている事があります。いったいどの位人々が、どの位の海外旅行保険に入って行くのか?
★本当に、海外旅行保険って必要なのでしょうか?
TVのロングステイ番組では、必ず現地の日本語の通じる医療機関の紹介がありますが、不思議に思っています。
果たして 持病のある方、健康に不安のある方がロングステイするのでしょうか?
確かに、保険に入っていれば安心かも知れませんが、どうして海外旅行保険って、あんなに高いのでしょう。

《例》今回予定している、バリ島12日間の保険料
海外旅行保険は、各社同じ値段です。・・・・これも、規制緩和ではおかしい事なのですが・・・インターネット料金 も同じです。
アジア12日間・個人型セット保険料の最低値段設定は、5,480円です。保障内容内訳は

   
傷害死亡・後遺2000万円賠償責任1億円
治療費用2000万円救援者費用1500万円
疾病死亡2000万円航空機手荷物10万円
入院一時金10万円携行品30万円
航空機遅延2万円  

一方、海外旅行保険は、セット保険ではなく、自分で必要な部分だけ掛けるバラ掛け保険があります。
同じアジア12日間でも、自分には必要のない、死亡時の補償(死んでからもらっても何の意味もないし)、携行品に関しては、 警察の証明書などの添付が義務化している上、何のかんのと云って減額され、新品が購入できる金額にはほど遠いし、航空手荷物 は、航空会社が保障するものだし、航空機遅延に関しても、航空会社の責任範囲ですから、必要はありません。
唯一、必要なのが、治療費用と、救援者費用です。世界の秘境・奥地への旅で知られている「西遊旅行社」のPACツァーでは、 この二つの加入が義務付かれています。    
傷害死亡・後遺0円賠償責任1億円
治療費用2000万円救援者費用1000万円
疾病死亡0円航空機手荷物0円
入院一時金10万円携行品0円
航空機遅延0円  
このバラ掛け保険のケースですと、3,150円となります。

では、私達はどうしているかと云うと、これらの海外旅行保険には加入しません。クレジットカードに付帯している 旅行保険で十分である、と云う認識です。
加入している「UCセレクトマイレージプラス」の場合、年会費1,575円には、次のような保障が付いています。    
傷害死亡・後遺2000万円賠償責任2000万円
治療費用150万円救援者費用100万円
疾病治療150万円航空機手荷物0円
入院一時金0円 携行品20万円
航空機遅延0円  

年に6回ほどのロングステイをする私達には、セットの海外旅行保険は高すぎます。カードの保険で十分です。
幸いにも、今まで、100回近い旅行でも保険のお世話になった事はありません。保険は必要です。でも自分の旅行スタイル・ 生活環境にあった保険選びが必要です。

海外旅行保険の考え方は年齢と共に変化する、クレジットカード付帯海外旅行保険の盲点

前項で、海外旅行保険はクレジット付帯の旅行保険で十分と書かれたのは、リタイヤ直後、10年前私が56才の時です。
その時、健康面では何ら不安は有りませんでした。
せいぜい、多少の高血圧と痛風予防薬の服用程度で、旅先現地での水あたりに気を付けていれば、万が一怪我でも クレジットに付帯している保険で十分と考えていました。
しかし、歳と共に体力の衰えを感じ、一昨年のように内臓系不調で緊急搬送・検査入院の繰り返しを経験すると、本当に クレジットカード付帯の海外旅行保険で良いのか、考えるようになりました。

クレジットカード付帯海外旅行保険の盲点

  • 疾病・ケガによる治療費が少なすぎる
    保険支払金額は150万が限度額、と云う事は実際に支払われるのは135万程度と考えておいたほうがよいのでしょうが、 若い時は、ケガとか、風邪程度しか予測しませんでしたが、65才、高齢者と呼ばれる年齢になると、もっと重篤な病気、 突発的な病気が予測され、高度な医療・検査・入院をした場合、欧米先進国特にアメリカでは、150万では足りず、保険の意味をなしません。
  • 救援者費用が少なすぎる
    最近、良く耳にするのは、高齢者による、心臓系・血圧系による発作による入院や、日本からの医師・看護師・家族が駆けつけ 比較的落ち着いた状態になったら、飛行機で乗せて連れて帰るケースです。
    150万円では、本人のビジネスクラスのチケットにも足りないかもしれません。
  • 一時的に払うケースが多い
    確かに、キャッシュレスサービスが付いていますが、私が重篤な病で入院中、カミサンがこのカード会社のペラペラの日本語だけ で書かれた「被保険者証」を相手先の医療機関に提示して、支払いを済ませられるとは、とても思えません。
    被保険者証説明書には、一応海外からの連絡先電話番号が記載されていますが、不安はあります。
医療費を日本と同じ基準・感覚で考えてはいけません。
アメリカでは医療はビジネスです、提供する技術・知識・環境に対する対価ですから、お金を支払う能力のない人間は、門前払いです。 アジアではよく、日本人向けに対応している病院などが紹介されていますが、これも全て自由診療ですから、言い値です。

65才を境に、海外旅行保険にはいることにしました。
つまり、健康に自信が待てなくなってきた証拠です。
もちろん、ネット上で自分でカスタマイズして、不要な部分「疾病死亡」・「傷害死亡」はいりません。「携行品損害」もゼロにしたいのですが、 これは最低が決まっているようです。ともかく、「治療・救援費用」優先です。
7泊9日のハワイで、保険料はクレジットカード払いで、2,550円、英文による保険証・説明書は、自分でダウンロードし、印刷です。
文字通り、安心のための保険料、成田エキスプレスの特急料金とおなじ2,550円をケチってはいけません。その分私たちは、 快速総武線で空港へ行くことにしています。

下図が今回、ネットで入った内容です。
節約プラン・お勧めプラン・カスタマイズプランがあり、自由に設定できますが、項目によっては必須の項目も有りますので、 自分のスタイルによりお選び下さい。
先ず、このネット専門店のカスタマイズプランが最安だと思います。
万が一の時の対応は?
ここ数年連続して契約していますが、一度も保険を使う機会がありませんので、正直解かりませんが、帰国の翌日にはメールで 「無事のおかえりになり云々・・・」と入ってきており、自動でしょうが一応対応していることがわかります。
万が一の時の各国のフリーダイヤル連絡先一覧と英文の保険契約証を印刷して、ご持参することをお勧めします。
と云うより必須・当たり前・常識ですが・・・・

契約サイトは、ネット海外旅行保険の専門店t@bihoです。運営保険会社 はJI傷害火災保険株式会社です。

一年間の海外旅行保険は幾らするのか

TVのロングステイ番組で定番として登場するのが、日本語対応をする大病院があり、海外旅行保険で治療・手術 も出来るので安心と云うパターンです。
次に、そのご夫婦の一ヵ月の生活費を公開して、こんなに安くめ楽しめて、年金以内で生活出来ると、ときます。
しかし、その家計費には、海外旅行保険二人分の保険料も、日本で払い続けなければならない国民健康保険料も 含まれていません。

一般的な長期滞在者用の海外旅行保険料表

治療と賠償責任に重点を置き、死亡・後遺症は無視した実際的な設定で、二人一年間252,880必要となります。 一ヵ月22,000その他に、国民健康保険かあります。平均的な年金受給者家庭の一年間の保険料は二人一年間160,000 一ヵ月13,000円、合計35,000円、海外で一年間生活した時に必要となる健康に対する必要経費が、TV報道番組のなかでは、 一切触れられていないのです。

※国民健康保険料
一年間以上海外に住むと決定したら、行政の市民課・戸籍課に行って相談して下さい。基本的には住民票を海外へ移し、1月1日に 日本に住んでいない事が証明されれば、住民税・健康保険料が免除される公算が高いです。

※カード付帯海外旅行保険
基本的には、長期滞在でもカード付帯海外旅行保険は使用出来ます。但しこれらの保険は支払いは一度ご自身で行い、のちに 保険会社に請求するケースが大半でする。利用する際は一度カード会社・保険会社にご確認ください。

※持病に対する治療費用は?
例えば私の場合、胆石持ちと日本の病院で判断され、薬を飲んでいたに突然の発作で病院にかかり、胆石を取り除いたと します。これには、海外旅行保険は支払ってくれません。既に出発前に診断が下されている病気の悪化・再発には、本来の 海外旅行保険の趣旨に反するものは使えないのです。
※近年、出発日から31日以内の既往症には各社対応するようになりました。

健康に不安があるのなら、海外長期ロングステイはあきらめて、せいぜい3週間程度のセミロングステイにする事をお勧めいたします。
参考  インターネット上の海外旅行保険比較・申し込みサイト
海外旅行保険比較ナビ   海外旅行保険比較サイト。
海外旅行保険長期汎用タイプ   最大二年間の契約が可能です。
保険市場   簡単に各社の保険料金の比較をしてくれます。
海外旅行保険節約研究所   海外旅行保険で損をしない為のノウハウを解説しています。
海外旅行保険長期汎用タイプ   最大二年間の契約が可能です。

※注意
殆どの海外旅行保険は、持病・既往症による死亡あるいは、入院費用は対象外です。
歯の痛み、治療も対象外
海でのモータースポーツによるケガも対象外
カメラをホテルのロビーで一瞬置忘れ後、戻ったらなかった場合も、ダメです。
完全に盗まれた場合でも、原則として、現地の公的機関の証明が必要です。
サイフを強盗に盗られても、財布内部の現金の保証はしてくれません。
自然災害・戦争・政変などで、旅行中止・延期も対象外です。
いったい、何の為の保険なの?

参考 海外での治療でも日本の国民健康保険がつかえます。
基本的には、海外旅行中にケガ・病気で治療を受けた場合、一時的に本人が全額を立替払いをし、請求書・カルテのコピー 等を提出する事によって、後日、日本の国民健康保険・組合保険から、日本の医療の保険点数に応じた相当分が還付されます。
詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。 海外医療費支給制度

Nishizawa Akira Allrights.Reserved  Since 2003.1.27