昔、子供の頃のTVには、毎日、各局ともアメリカの家庭が映し出されていました。 ルーシーショー、奥様は魔女、名犬ラッシー、これがアメリカの標準的・平均的な家庭と思い込んで観ていました。

大きな冷蔵庫には、食品や飲み物が溢れるように詰め込まれ、大きな芝の庭に、自家用車。そして、何時も誰かしらが やって来て、ホームパーティが行われている。アメリカって凄い。
信州の貧しい親子六人家族で小さな二間に住む、少年は何時かは、この日本から出で西洋文化の世界に住んでみたいと 思うようになっていました。

二十代の前半を、西洋・キリスト教文化・ラテン社会で過ごしてみて、自宅に人を呼んでのパーティや会食は ごく日常的な事で或る以上に、家族間の繋がりを大切する・・・（結婚した夫は日曜日のお昼は妻の実家で過ごすのは、 ほぼ義務付けられています。※映画ゴッドファザーを見れば良くわかります。）・・・習慣を理解しました。

70年代半ばに帰国し、結婚し、住居を購入して 日本のサラリーマン生活がスタートしました。そして、退職するまで、我が家に人を招いて、少し豪華な食事会をしたのは、 たった二度だけです。 両方とも、知人ではなく私の両親と妻の両親・妹夫婦などの親戚でした。
一般的なお宅よりも広めのリビング・ダイニングがあるものの、子供がいない夫婦、そして食事に全く拘りのない夫と料理が 苦手な妻の家庭では、人を家庭に招くような環境は有りませんでした。
恐らくですが・・・これが一般的な日本のサラリーマン世帯だったのでしよう。
食事会・会食・飲み会は、家庭が中心ではなく、お互いの職場中心、ましてや東京首都圏の新駅駅前の大規模マンション群では 、地域のコミュニティとのお付き合いは、皆無でした。

職場中心の友人・知人関係を離れ、新しい土地、それも終の棲家となる場所に越して来て、食事会・飲み会・パーティのような ものが急激に増えました。
カミサンは趣味やスポーツのお友達と月に三・四回、街の有名・話題のレストランや、お友達の家で持ち寄りのホームパーティ があります。
私は、趣味のクラブは、定期的な飲み会。そして所属しているボランティア団体では頻繁に、公式な懇話会や、顔合わせや カラオケが最終目的としているかのような会合が開かれています。

先週その一つ、NPOの部会関係者のホームパーティが有りました
NPOボランティア活動する会員のなかにも、方向性・考えの違いがあり、決して一枚岩ではありません。そのなかで、比較的 温和な考え方を持ち、専門的な知識・スキルを持つ仲間が自然に集まり、何時しか、NPOと云う枠を外して、仲良く、美味しく ひと時を過ごそうと云う場を三ヶ月に一度程度持つようになりました。
メンバーは男4名、女性三名の計7名

今月の主役は公認会計士　82才
一橋卒、芥川作家・元都知事と同級生
公認会計士として、企業の監査業務を担当し昨年、現役を引退
数年前に奥様に先立たれ、鎌倉のご自宅を処分し湘南のマンションの引越し、当日初お披露目としてメンバーが 集まりました。
元NPO理事長　70才
地元出身　Ｔ大卒、大手旅行代理店役員のち、現在大学講師
現在、地元コミュニティのリーダーとして、地域情報誌の発行等に携わっている。

センタースタッフ　69才
銀座生まれ、銀座育ち、老舗和装店の次男、都内有名私大卒。
親代々の家が鎌倉の一等地にあり、現在敷地内に長男と一緒に住む。
箱根マラソンで有名な大学の湘南地区応援団会長、現在NPOセンタースタッフ及び鎌倉市の契約社員として活躍中

元センタースタッフ　75才
良妻賢母を会是とする、全国組織の鎌倉地区代表
亡くなったご主人は元政府系銀行の副頭取と云う恵まれた環境ながら、簡素・節約を推し進める活動に専念中

元理事　現部会副リーダー　70才
鎌倉生まれ、鎌倉育ち、夫、息子、嫁と全て一級建築設計士
これまで一度も鎌倉の外に住んだこともなく、働いたこともなし、公的な外出は必ず着物と云う、鎌倉夫人

センタースタッフ　58才
関西出身、夫の転勤で鎌倉に来て新居を購入。夫の再転勤後は、子供の教育環境を考慮して夫(超大手の役員)は現在も単身赴任中、 二人の子は、Ｋ大・Ｗ大へ進学後、とも超有名企業に勤務

そして私　部会リーダー　68才
大学は中退、最終学歴は専門学校、現役時代の職業は超大型ビル建設の制御システム現場監督 このメンバーのなかで、鎌倉在住の最新参者、唯一のマンション住まい

エスタブリシュメントとは
既存体制と訳されることもある。
イギリスでいわれはじめたもので，社会改革をはかろうとする者から 攻撃される既成の社会秩序の総体をいうが，通常は国家，政府機関，支配階級，特権階級などをさす。

出典：ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ホームパーティがお開きになり
今回の主役の方の抱えている問題は知ってる私たちは、最後にお互いさまと云う日本語が重要・必要である と云う意見で一致しました。
遠くの親戚、国・自治体の社会保障よりは、近くの友人。

「子供いない私達には頼もしい言葉、頼りにしてます。」と云ったら、貴方が2番目に若いのだから、その時は私達は いないわよ。と云われましたが・・・

最近、国政選挙や都知事選挙が近づいてくると、シルバー民主主義なるワードが目につくようになります。
池上さんに、解説されなくても、ネットで調べなくても、云わんとしていることはわかります。

現役時代の最後の七年間は、都心の超大型ビルリニューアルの現場にいた関係で、休日は水曜日でした。
働いている所は、丸の内・日比谷・大手町と云う都会の中心、そして普段、仕事で接しているのは当然ながら現役パリバリ四十代・五十代の仕事仲間 ですから、休みの日、自宅近所のショッピングセンターや家電量販店に行くと、目にとまるのは、普段は接していない高齢者ばかりで、 ヨーロッパの高福祉国家を思い起こさせる、風景でした。

そして、退職して13年、自分自身が高齢者と呼ばれる年齢になり、普段の行動範囲の自宅周辺・大船商店街・フラワーセンター・ 鎌倉の観光地・活動拠点のNPOセンター・図書館・映画館・ショッピングセンターの平日は、あの時目にした以上の多くの同世代の人々 で溢れています。

たまに横浜や藤沢(鎌倉から見れば都会です)へ行くと、周りの若い世代の多さに、改めて気付かされます。
人間、自分の生活行動範囲に慣れ親しんで来ると、それが世間・社会の中心と錯覚してしまっていることに気付かないのです。

シルバー民主主義とは　（知恵蔵miniの解説)
少子高齢化の進行で有権者に占める高齢者(シルバー)の割合が増し、高齢者層の政治への影響力が増大する現象。
選挙に当選したい政治家が、多数派の高齢者層に配慮した政策を優先的に打ち出すことで、少数派である若年・中年層の意見が政治に反映されにくくなり、 世代間の不公平につながるとされている。主に民主主義体制の先進国で見られる。
中でも急速に高齢化の進む日本では、社会保障制度の抜本的な改革が先送りされ、年金、医療、介護など高齢者向けの支出が増える一方、 教育や子育てなどの分野に充てられる費用が縮小し、勤労世代への負担が増加するという世代間格差が拡大している。
このまま社会保障費の増大に歯止めがかからなければ、国の財政が行き詰まって社会保障制度が機能しなくなる可能性があり、 20歳以下の将来世代への影響も懸念されている

恥を忍んで書きますが、私、生まれてこの方国政選挙はおろか地方選挙も投票所に行ったことがない、義務も権利も放棄したきた 非国民なのです。
理由は後付けですが・・・
1,投票したい候補者がいない、解らない。
2,誰がやっても同じ
3,日曜日に休めなかった　etc.

選挙って、自分が所属する世代・組織の利益誘導をするものなのでしょうか？

私達は、子供のいない年金生活者ですから、とりあえずの消費税値上げ延期はありがたいです。
高齢者臨時福祉金の30,000円はありがたいです。
後10数年の齢ですから、大会社の利益を確保し、労働者の賃上げをして、緩やかなコントロールされたインフレで 社会全体を経済成長を図るよりも、現在のデフレ状態のほうが年金生活者には、助かります。 これは、子供のいない団塊世代年金生活者の本音かもしれません。

日本社会のこれからを支える子供達に為に
社会進出する女性の為に
非正規雇用の若者が増え続けていく格差社会是正の為に
東アジアの平和の維持の為に
世界で一日1ドル以下で生活している人々の支援の為に
日本に生まれ、育つ、全世代の幸せの為に

最近、メインデスクワークのパソコン「東芝ノートPC　Win8.1」のご機嫌が良くありません。
パソコンには使い始めた日付けをテプラで貼り付けてあるから、どの位経過しているかは、その目で 解ります。2014・7・18ですから、来月でちょうど2年。そろそろではありますが、普通、「後2年、三から四年は大丈夫 だろう。」が今までの常識でしたが、退職して自宅で使う時間が長くなったのと、昔に比べてオンラインで繋がるのが 当たり前の世の中になったせいで、PCの使用時間は、退職前の数倍になっているのは間違いありません。

兎も角、dataのセーブだけはしておこう
バックアップは、小まめに、パソコンが壊れる前に。
そんな大原則は云われなくても解っているのですが、なかなか出来ないのが現実。
今朝は、日記代わりに付けている「体重・血圧エクセル」が何度も未応答・エラーを繰り返します。それではと、再起動 をかけても、電源シャットダウンさえしません。
電源長押しでようやく、落として立ち上げ直しです。
これまでに何度かありましたが、トラブル周期が短くなっているようです。今日は外は小雨、スポーツはお休みで 時間に余裕があるので、バックアップすることにしました。
外付けハダカのHDD(この前の機種win7から抜き出したもの)に保存します。
この辺りの詳しいお話は昔のブログ記事 シニアパソコンライフ参照

自分にとって何が重要で、何が不要なのか

最近、歳を取って成熟？丸くなって来たのか？、「断・捨・離」の意味、 考え方、対象物は年齢と共に変わってくると悟るようになりました。
以前まで、パソコンのDATAセーブと云うと、兎も角全て、今まで撮りためて来た画像・動画からワードなどのテキスト類、 これまでに作成した退職後計画などのエクセル類、住所録・年賀状原稿、それこそバソコン内のデータ全てをバックアップ 、保存しようとして来ていました。しかし、最近は考えが変わりました。

残されたカミサンにとって何が重要か
を第一に考えるようにしています。
我が家のカミサンはちょつと、否、かなり変わった性格の持ち主でして、過去の思い出はいらないと、云いきっています。 我が家には、夫婦二人で撮ったスナップ写真はあまり有りませんし、一人ひとりの写真もまず、他の家庭から比較すると 無きに等しい位でしょう。
ましてや、子供がいないのですから、思い出の写真類は海外旅行の雄大な風景や遺跡、少数民族の人々の姿ばかりです。 それも、退職するまでのこと、55才退職してからは、写真類を撮ることはめっきり減りました。素晴らしい・美しい 海岸風景、雄大な山々、大遺跡は、全てネットで見れるからです。
大遺跡や、大瀑布、マイノリティーの民族をバックにしての記念写真の趣味は、とうに無くなっています。

私がいなくなった後、パソコンの中になにを残すか？
最低限の住所録、銀行、保険などの通帳番号、暗証番号。
カミサンは、パソコンの中ではなく、印刷物で残すように要求しています。
遺影に使えそうな写真の場所と申しましたら、カミサンは云いました。
「アラ、お葬式はやらないって言ったじゃない、遺影用の写真はいらないわ」

そんな時、昨年亡くなった方の奥様から連絡がありました
私達夫婦と同じ子供がいないご夫婦で、亡くなったご主人は多趣味な方で、パソコン・写真・ビデオそして、私の講座で webプログラムを学んでホームページを2つも3つ造っていました。
奥様の依頼は、ご主人の使っていたものを、使えるものは何方かに差し上げたり、或は廃棄処分をしたいので 整理、分類して欲しいとお願いでした。

一日、朝から作業して行くと、パソコンはXP・VistaからWin7・Win8.1まで、ノートやデスクトップが7台もありました。 カメラ・ビデオ・三脚・一脚・各種レンズ・フィルター、パソコン周辺機器に、昔のオープンリールデッキまで、 亡くなった方の歩んで来た道が思い出されます。作業しながら奥様のお話を聞きますと、
「主人の亡くなった後、私が知らない、今まで聞いたこともない方や、会ったことのない遠い親戚や、色々なお話を持ってくる 方が多いのよ」とおっしゃいます。
「この家も、子供のいない私達だったけど、主人の兄弟は一度相続放棄に賛成してくれたけど、2日後には甥っ子、姪っ子 が反対して、正規割合の相続をしなくちゃならないの。私はさっさとこの家を処分して、街中のマンションに早く移りたいの」

「専門家の貴方が見てどう、ロクなものないでしょう。」
「貴方が欲しいものがあったら持って行って」
「思い出の写真は必要かもしれないけど、お気に入りの一枚があれば良いわ」

恐らく、我が家のカミサンも同じような事を云うでしょう。
結論として、亡くなったご主人にとって、長年資金も注ぎ込んで来た、思い出深い、重要な品々なのでしょうが・・・ であるからこそ、中途半端に再利用したり、人に差し上げたりするのは止めて、 全て市の危険物として有料で廃棄処分とする事にしました。パソコンは引き取ってくれないので、専門業者に引き取って もらいました。

何処か、何時か、数年後、十数年後の我が家を見るような気分で、この丘の上の邸宅を後にしました。

雲仙・普賢岳の大火砕流から２５年 慰霊碑に献花
43人が犠牲となった長崎県の雲仙・普賢岳の大火砕流から3日で25年となりました。
大きな被害が出た島原市では、朝から多くの市民が慰霊碑に花を手向けて犠牲者を追悼しました。

そうか、あの大火砕流からもう25年も経つんだ！
えェ、6月3日、うちの結婚記念日だ！忘れてた
カミサンも忘れていました。
ブログでも書いていますが、軽井沢の高原教会で両親と二人共通の友人夫妻だけの、小さな結婚式を挙げたのは、 1978年6月3日です。
蛇足：何故か和暦ではなく西暦で覚えています。
社会人として世の中に踏み出したときが海外だったせいか、自分の 人生の記憶は、昭和・平成ではなく全て西暦なのです。 この方が頭の中の計算が楽なのですが、最近は2010年を超した 辺りから、暗算による4桁の引き算に時間がかかるようになってきました。

結婚式の様子は、詳細に画像として記憶に残っていませんが、その日に泊まったホテルの夜のことは覚えています。 この日の夜、アルゼンチンでは、サッカーワールドカップが開かれており、この日本時間の深夜、アルゼンチンは 初戦のハンガリー戦でした。
正式に式を挙げた新婚初夜、私はカミサンを放っておいて、懐かしい友人選手の試合にくぎ付けになっていたのです
元々、ブエノスアイレスの仕事を辞め、日本に戻って来た最大の理由は、ワールドカップを機会にアルゼンチンの テレビのカラー化をビジネスチャンスと考え、日本で再入学して技術を学ぶ為でした。
それが彼女と出会い、戻ることを断念し、日本で暮らすことを選択し、今、この瞬間、遠く離れた日本の軽井沢のホテル でこの試合を見ている自分の人生に想いを巡らせていました。

今回も、結婚記念日と気が付いて、明日、何を食べようか？、何が食べたい、と聞かれるのですが、 特別食べたいものはないのです。最近二人で一緒の外食は旅先だけです。
カミサンは、月に何度か「鎌倉夫人の御食事会」に出かけ、次は何処て何を食べると云う話題を持っているのですが、 私一人の出先の昼食はほぼワンコインです。
結婚記念日だから、たまには美味しいものでも食べたら？、高齢者給付金が今月入るのだから、好きなもので買ったら と云うですが・・・・

月一で映画を観ていますが、ここ数カ月見たいと思う映画がありませんでした。
今、盛んに宣伝している「６４」は数年前にNHK土曜ドラマで見ました。しかし、初回から見ていなかったので、 複雑なストーリーを理解出来ないでいました。
今回の劇場版「６４」のキャストを見て、NHKのドラマの主人公広報官役の「ピエール瀧」の泥臭い、叩き上げ 刑事のイメージが強く残り、今回の劇場版の「佐藤浩市」は格好良すぎるのではと思っていましたが、佐藤浩市は 齢を経るに従い、父親の三国廉太郎の面影が色濃くでて、不自然さはありませんでた。

翌日、結婚記念日のプチ贅沢・エグゼクティブシートと勇んで何時もの109シネマ湘南に出かけたのですが、 何と、公開から数週間経っているのに、開演30分前で残席数席の表示です。勿論エグゼクティブシートは満席 。空いているのは、トイレが近い高齢者に嫌われる上段の真ん中の席しか空いていませんでした。

土曜日と云うのに、観客はほぼ中高年層です。
高齢者割引1,100円なんですから、平日の朝一番にくればよいものを。
109シネマ湘南が出来てから、ほぼ毎月、高齢者割引1,100円で見ていますが、今日に限って初めて 入口のチケットもぎりの女の子に、身分証明書の提示を求められました。
プチ幸せの一日、後編も見に行こうっと。

先週末、私が所属している非営利団体の通常総会が行われました。
メイン議題は、四年続いた理事の改選選挙です。
総会前から、怪文書こそ飛び交ってはいませんでしたが、時節柄それに近いメールが私の元にも届いていました。 当日の総会はかなり荒れそうな雰囲気があり、出席したくなかったのですが、ある部署のリーダーを 仰せつかっていた手前、責任上出席しました。

総会と理事の改選選挙は意外にも、ヤジ・怒号はなく予定の二時間で収まりました。やれやれ
理由は、二つの意見・考え方の異なるグループが事前に行った日本社会特有の根回しの成果のようです。
一つのグループは、あんな人に投票すると、私たちが十数年築き上げた組織が滅茶苦茶になり消滅すると呼びかけ、シンパの出席者 を増やす活動と共に、欠席者の委任状集めに奔走していたようですし、現体制に反対するグループも、同様な活動をしていました。
同じ「Passion・Mission・Interesting」を持ったグループではないの？

何処かで見聞きしている光景と思えませんか？
そうなんです。政治の世界と同じなんです。
私の所属しているボランティア組織のなかには、この地方都市の首長選挙に立候補した方が二名いますし、市会議員・県会議員に 立った人、当選した方も数名います。また現役議員の選挙参謀や、会計責任者もいらっしやいます。
こんな、小さな年間予算1,000万強のボランティア団体なのに、どうして？

内輪の問題が市民を巻き込んで署名運動に
数年前、長い間事務方のリーダーだった方が、新しく就任した理事との間で、ボランティア・市民活動に対するの姿勢に ついて意見が合わずに、理事会から辞任を促された時、 一般市民を対象とした「署名運動」を行い、「公開質問状」を突き付け拒否しました。 内輪のちょっとした見解の相違が、行政・一般市民を巻き込んだ騒動に発展したことの責任を痛感した その時の理事は、「退職後のボラティア活動でこんなことに関わりたくない、阿保らしい・やってられない」と辞任しました。
その時から、このボランティア組織に政治的手段を持ち込むことが多くなって来たように見受けられます。

特にここの土地柄だけではないでしょうが・・・
100名近い正会員のなかで、68才の私は、若手です。
正式に全会員の平均年齢を計ったことは有りませんが、恐らく、70代半ばではないでしょうか？
学歴・職歴・収入は間違いなく飛びぬけて高く、殆どの70代半ばから80代前半の会員は、日本中の皆んが 知っている大会社の元お偉いさんで、大学は都内の難関国立、私立の超名門ばかりです。
総会で私の隣に座ったかなり親しい方は、Ｗ大卒の元大手出版社のお偉いさんで、「78才になると、 先が見えてくるのか短気になり、我慢をする事が出来なくなっている」とおっしゃっていました。正に、先々週ブログで 書いた、高齢者・シニアの傾向があるのです。

長く続く、動脈硬化気味の組織には「若者・馬鹿者・よそ者」が必要
今週から、新理事会体制が始まりました。
課題は山ほどあります。その一つが旧理事会が残していった事務方の人事です。
理事選前に、二人の「若者・馬鹿者・よそ者」を今まで有給ボンティア中心の体制から、雇用契約を伴う正規 常駐事務職員として雇い入れたのです。
確かに、長く続く組織に「若者・馬鹿者・よそ者」は必要で大賛成です。
でも、そんな金何処にあるの？、今までのスタッフにどう説明するの？と、前々から困惑していました。

二十代後半と五十代の二人の男性
公募条件は、ITに長け、若い世代とのコーディネート業務が出来る人でした。
公募はネット上の二日間。つまり体裁だけ公募と云う形をとっただけで、 意に沿う人間を残していったのです。
二十代の一人は、採用一月半後に初めて会いました。
彼は、話して見て若いけど使えそう、話し方・服装・態度は好感度が持てます。そして肝心なIT知識は凡人の中レベル。少し技術的な事を習得してもらえば、 この団体の将来に亘る、組織のIT化を託せそうかもしれません。

そして、もう一人。五十代早期退職の理由は？

1,自分の意志ではなく会社都合による退職(リストラ)

2,どうしても、若いうちにやりたい事があっての自己都合退職

3,親・伴侶或は自分自身の病気・介護退職

4,十分な老後資金を確保しての欧米型早期退職

5,なんとなく、今の仕事がつまらない、自分探しの退職

さて、これからどうしよう
私は、この意見・考えが異なる二つのグループの何れにも属していません。
私はこの組織の中では、有能な、いないと困ると思われている技術屋さんですから、双方にパイプが通じています。 退任した旧知の理事からは、この二人を宜しく頼む、指導してくれと頼まれているのですが、・・・・・
積み残されて来た課題
・多様化するマルチメディアに対応した広報活動の充実
・通信ネットワークの変更・高速化
・組織内のITセキュリティの強化
・情報公開の基本ポリシーの作成
・次につなげる世代の育成
「自ら申し出た」「無償の」「対価を期待しない」「善意に基づく」ボランティアの範囲を大きく逸脱した 仕事を引き受けるには、68才のおじさんには Passion・Mission・Interestingも不足しているようです。

定年後の有り余る時間つぶし・居場所を求めてボランティア活動に入るリタイヤシニアの方々も多いと思いますが、そこはそんなに イージーな場所では有りません。現役時代と同様の会社の縮図はかならずあります。相当に強いPassion・Mission・Interestingがないとやっていけない 世界と思って入る覚悟が必要です。
後2年でリタイヤして15年、70才でこの組織を辞めると宣言しています。
その後どうするか？晴耕雨読の仙人のような生活が出来るかどうか？その時になってみないと解らないでしょう。

■　我が家は貧しい可哀想な高齢者世帯なの

お知らせの通知が市役所から来て、カミサンは「安倍さんが、日本の消費の起爆剤として配っているんだから、使ってあげなきゃ」 と、少しはしゃぎ気味です。
ちょっと待って「あんまりお友達の間で、臨時福祉給付金の話しないほうが良いよ」と私。
「なんで、65才以上の年金生活者はみんな、貰えるんじゃないの？」
「全員じゃなく、住民税非課税所帯のみなんだ」
「うちって貧乏なの？だって、我が家の年金額は統計上のセンター値って云ってなかった」
「確かに、その通り、デターによると、貰えるのは2,400万人とも云われているよ」
参考データー　※厚生労働省年金生活者等支援臨時福祉給付金とは
「君のお友達の鎌倉夫人のほとんどは、対象外だと思うよ。皆んなお金持ちみたいだから」
「うちって大丈夫なの？貴方の老後資金計算は間違っていないの？」
「ハイパーインフレとか、我が家が大震災に巻き込まれない限り、大丈夫だとおもうけど」
「貴方が逝った後、私一人になってもやっていけるかしら」
「一応、対策はしているけど、100%万全とは云えない、最後は君ら三姉妹で生活して」

■　住民税の課税対象金額の計算方法は

年金受給額が全国平均値であるのに、住民税は非課税と云う事は、年金受給者の1/3或は大半は、非課税、つまり 非課税にしないと、生活困窮者に近い、と政府は思っているのでしょうか？
日本の年金額は、その程度なのでしょうか？

一体世帯年金収入が幾らだと、住民税を払わなくてはいけないのか？調べてみてもよく解りません。 受取年金金額－雑所得控除(65才以上120万)－基礎控除(35万)=住民税課税対象額と云ったところが、どうやら 基本計算式のようです。が、実際にはよく解りません。
詳しくは大半の老人は住民税を払っていないのか　に色々書かれています。
年金は個人個人が対象なので、25年間しか日本の会社に働いていない私の厚生年金や、専門職とは云え、旅行に行くために 頻繁に転職して来たカミサンの年金額だと、雑所得控除と基礎控除を引いたら、マイナスになるぐらいですから、現在の ボラバイトの収入が大幅に増えても、課税対象にはならないのではと、楽観しています。

■　臨時福祉給付金は消費の起爆剤となり得るか

自民党支持者でもなく、安倍さんの肩を持つ訳でもありませんが、このような消費活動を活発化する意味での 給付金は、子育て世代に配っても、将来の生活不安等を考えて消費ではなく、貯蓄に回す確率が非常に高いと 推測されますが、高齢者住民税非課税所帯の場合は、一つには今困っているのですから、物の購買に回すことが 予測されますし、我が家のようなケースでは、予定していないお金ですから、カミサンのように 「ラッキー、何を買おうかと」と消費行動に至るのは十分に考えられます。
「＋30,000円か！パソコンのCPUをi7にしようかな」と私。
将来に対して全く不安がない訳ではありません
68才、オオカミ少年のように、後何年と言いふらしていますが、実際、確実に体力は落ちてきていますし、昔のように 40時間近いエコノミクラスフライトで帰国、最終横須賀線で帰宅した翌朝、現場の朝礼に出る為に6時台の通勤電車に飛び乗る ような芸当は絶対出来ません。
68才にして、へんな云い方かもしれませんが先が見えてきています。
やりたいことは、やっておこう、欲しいものが有ったら、自分の管理する小遣いの範囲内で買ってしまおう、行きたい所は 行こう、ただ寝れれば良い宿よりも、もう少し良い宿にしよう、と消費活動は増えています。

でも、基本生活費は変わりありません
最近心掛けている事、生活費にクレジットカードは使わない
市内のスーパーやドラッグストアーのレジでは多くの人が、クレジットカードで精算しているのを良く見かけます。
・支払いが早くて簡単
・ポイントが3%や日によって倍ついてお得
・家計簿代わりになり得る
など、若い世代だけではなく、多くのシニアも使っています。確かにポイントは銀行金利よりも断然お得なのは解りますが では、何故大手スーパーは数パーセントの割引が出来るのか？
・一つには顧客の囲い込み
・それよりも大きいのが、カードを使う事により、客の消費金額が確実に増えることです。
このデーターは、既にアメリカ・韓国で実証済みです。
自分のお財布から直接払うのではなく、カード1枚で払えると、解っていても自然に消費が増えるのです。
世間の著名なファイナンシャルアドバイザーが云うように、「銀行引き落とし口座は常に監視していないと、自然に増えて行く」 公共料金・税金などの固定費は仕方ないにしても、日々の日常品消費は、自分の財布から直接支払いを義務つけています。
我が家のカミサンは、毎日夕方、街の昔ながらの商店街に買い物に行きます。
スーパーは沢山ありますが、セイユーをメインにしており、ライフ・ヨーカドーは少々高め、成城石井・紀伊国屋・ ルミネは、特別欲しいものがある時にしか行っていないようです。
その時もお財布には2000円しか入れて行かず、時々、足りなくなり恥ずかしいおもいをすることもあるようです。

我が家は、住民税非課税所帯らしく、かなり慎ましい生活をしているのです。

「日テレ」・「テレ朝」・「フジ」は6:15から、「TBS」は6:45から、特集ものをやってます。 「テレ東」は独自路線ですが。 夕刻の時間帯ですから、特集の話題は食べ物・グルメものが多いのですが、なるべく社会性の多い特集を見るようにしています。
最近のパターンは;
6:15から「フジのシュザイブ」そのままネットの話題を扱う「カタカナ報道局」を見た後、6:45の「TBS」の特集を見るのが 多いです。7時からは、最近「テレ東」が多く多少飽きてはきていますが、「Youは何しにニッポンへ」・「こんな所に日本人」 と始まり10時台の「ガイヤの夜明け」や「カンブリア宮殿」まで見るのですが、最近、10時台最後まで起きているのが、 きつくなってきています。

そうなんだ、感じているのは、私一人ではなかったんだ。
現役の会社員時代は、ほぼ同じ、或は近い環境(学歴・年齢・職歴・収入)の仲間同士でやってきましたが、リタイヤ後 の地元コミュニティや、ボランティア活動の社会に入ってみると、当然ながら、色々な考え、性格の人が居ることに気づかされ 、そして、まさに、切れる・怒鳴る・暴走する・譲らない・退かないシニアの姿を目にすることになり、この方は現役時代 良くサラリーマンとして通用して来たものと、感心したものでした。

【私が目撃した切れる高齢者の例】

ルールを守らない老人たち１
スポーツで、体育館や武道館を使っていますが、ルールとして、終了時間10分前にアナウンスがあり、 道具類の後片付けをし、床のの清掃をして、次に利用する団体が入ってくる時間前に退出のが当たり前なのですが、 或る武道をやる、平均70代の男性を中心としたグループは、10分前のアナウンスがあっても、止めず、次の団体の利用時間 になって入っていくと、迷惑そうな顔をして、渋々と止めるのが何時もの事でした。
その上、利用後の清掃のモップかけもせず、私達がスポーツを始めても、残って着替えをしているのです。
ある日、代表者と思しき老人に、時間ルールを守って下さい。利用後の清掃をして下さい。とお話した所、 烈火のごとく怒りだしたのです。
・俺たちは、2時間の利用料金を払っている
・武道の練習で、床は汚していないのに、何でモップがけが必要なんだ
・ここは公共の場なんだから、清掃は、管理者側がやる仕事だ

ルールを守らない老人たち２
大船駅の改札前のコンコース・ルミネ前は、10時頃は、これからハイキングに行くシニアグループの集合場所 となっており、色々なクループで一杯なのですが、その場所は、ちょうど目の不自由な方が歩く「点字ブロック」 の上にあたります。
私は何度も、点字ブロックの上を白杖で歩く視覚障碍者の方がこの待ち合わせ団体のグループにぶつかりそうに なるのを目にして、ある日、JRの駅員さんに、注意するようにお願いしました。
ほとんどの待ち合わせ団体の方は、申し訳なさそうに集合場所を移動したのですが、ある高齢者男性グループ は、若い駅員の言葉に切れたのか、「JRは改札内だけ充実しているけど、改札の外のコンコースだって、敷地内 で管理責任があるのだから、JRを利用する客の為の集合場所をちゃんと作るべきだ！、俺たちは足元ばかり見て 歩いているのではなく、点字ブロックに気が付かない、今だって、視覚障碍者は歩いていないだろう!と大きな 声で怒鳴るのです。

自己主張が強い老人たち
私が関わっているNPOセンターがある市が管理している建物には、集会室の他に保育園も入っています。 入口には、警備員の受付が常駐しています。
ある日、受付の方から大きな怒鳴る声が聞こえてきましたので、行ってみると高齢者の男性が、警備員に 「市役所に電話して、市長を出せ」と怒鳴っていました。
話しを聞いてみると、この男性はトイレを借りたくて、この建物に入ってきたのですが、受付の警備の方が 「なにか御用ですか？」と聞いたのに、怒っているのだそうです。
この男性は、市の建物のトイレに入るのに、いちいち警備員に理由を説明する必要はない、警備員の分際で でしゃばるな！と怒っているのです。
警備のおじさんは、「この建物には保育園も入っており、安全確保の必要上、お聞きしている」と説明しても、 税金を払っている建物のトイレを利用するのに、いちいち理由を説明する必要はない、市長に電話しろの一点張り でした。

番組では、これは一つの老化現象であると説明していました。
感情をコントロールできない「前頭側頭型認知症」
これは認知症の一つの現象でもあるようです。認知症にはアルツハイマー型の記憶障害のほか、 前頭側頭型認知症があります。この場合、感情のコントロールや衝動の抑制が困難になるといいます。 そのため、平気で思ったことをそのまま相手にぶつけたり、 ルールを無視したりしてしまうのです。しかも、前頭側頭型認知症は、認知症の特徴の一つ記憶障害がないので 特定するのは難しいようです。

大学の研究室からの報告ですと、暴走シニアになりやすいタイプとして
・「生涯現役主義」たった人
・「社会的地位が高った人」
・「プライド高い人が多いです」です。
今の70代シニアは、経済成長を支えてきた方たちなので、『自分がこの社会を作った』というプライドが高い。 これが男性のタイプで、女性ではバブルの時にいい家でお嬢様として育った方々などが想定されるそうです。
でも、年を召されて仕事がなくなると普通のおじいちゃんおばあちゃんになってしまいます。
でも、『私は違う』
社会からは普通の高齢者・シニアとしか扱ってもらえない。 そのギャップが暴走シニアと呼ばれるキレやすい老人にしてしまう」ようです。

自己反省
これらの番組を見て、ネツト上の記事を読んで、ある程度思い当たる節がない訳でもありません。 自分の所属しているNPOにしても、「若者・馬鹿者・よそ者」が必要と、宣言してしていても、いざ実際に 接すると、歯がゆい事ばかりです。どうしても、過去の経歴・経験・知識から導き出した結論に誘導しようと し、反論しようとします。
自分が着実に高齢者シニアの仲間入りをしている事を、自分自身に確認しながら、やっていかねば

■　行き先は草津温泉、目的はカミサンの持病治療です。

世の中の大型連休が明けた翌日、5月9日から3日間の旅に出ました。毎月・毎週出かけるゆとりある 年金シニアライフのように見られますが、そうでもないのです。
出かける大きな理由の一つが湯治です。
カミサンの抱えている「持病」を緩和するのには、旅に出て温泉に浸かるのが一番です。 病名は「つまんない病」と云います。昔はかなり重症で、半年以上海外に出ないと 病状が悪化し、家庭内不和に陥り、成田空港から飛行機に乗ると直ぐに治ってしまう、治療は簡単ですがお金がかかる 病気でした。やがて還暦が過ぎた頃からは国内旅行でもある程度の効用があるのが解りました。

■　旅の基本スタイルはトレイン・ホテルパックです。

二か月に一度の国内旅行は大手旅行会社の個人・フリースタイルのパックが一番私達に合ってます。飛行機よりは 列車、それも出来る限り列車の時間もフリーに選択できるのが良いのですが、今回の草津は、特急「草津号」の本数が 少なく、選択ができない固定型でした。
宿は、草津の中心「湯畑」から徒歩15分のリゾートホテルです。
到着して通された部屋は、大手旅行会社格安パツク用の部屋、部屋の大きさはそこそこですが、眺望も日当たりも 良くないのは、何時もの事です。
ダメモトで先ずは交渉してみる
これまで、海外も含め色々なホテルに泊まってきました。個人手配を含め、大抵の場合、日本人客に宛がわれる お部屋は、そのホテルのなかでカテゴリーの低いお部屋の場合が多いのは、事実です。大きな理由の一つとして、 日本人は文句を云わないからです。
今回はＨ旅行社のトレイン・ホテルパックで、東京・長野原草津口の往復特急料金とホテル2泊・4食付きで一人 24,000円と格安なので、「仕方ない」と云えばそうなのですが・・・。
カミサンは納得しません。
海外の場合、言葉の問題があるので、ホテル側との交渉役は私ですが、国内は問題ないので、カミサンです。
・「初めての草津温泉で楽しみにしてきた」(※嘘です。何度も来ています)
・「お天気が悪くて、部屋にいる時間が多そう」
・「二連泊するのに、眺望はともかく、日が差さない」
・「良かったと、お友達に紹介したいのに」
と、丁寧に、優しくお願いしたところ、意外と簡単に、このリゾートホテルの会員専用のシャトー館の2LD+ジャグジー 浴槽のお部屋に変更してくれました。

このホテルは、海外のバケーションレンタルと同じようなシステムがあるようで、平日会員・年間15泊・宿泊料金3,500円 ・年会費1.8万円、会員権50万です。と後から勧められました。どうやら、私達シニア夫婦は このシステムのターゲット層と思われたのが簡単にお部屋をチェンジしてくれた原因でしょう。

■　40年前の結婚式を挙げた教会を訪ねる

星野リゾートは今では、高級ホテルグループとして有名ですが、当時はまだまだ知られていない、小さな結婚式を あげる為の教会とホテルだけがありました。
結婚式にお金をかける意志は毛頭なく、二人だけでチャンチャンと済ませる予定でしたが、人並みに両親と二人の共通の友人夫妻 だけは出席してもらい、簡素な式だけは挙げました。そう、先週大型連休中に行った谷根千時代の ことです。

今では高級ホテルとなったこの場所で、ちょうど結婚式が行われていました。
若い二人と大勢の参列者です。私たちの頃と違い、とても華やいだ豪華な雰囲気です。何か違和感を感じて観察していると、 どうも日本人ではない様子、話している言葉はどうやら中国語です。台湾なのか中国本土なのかは、解りませんでした。
軽井沢アウトレットも星野エリアもそして、草津温泉も、北京語を話す外国人観光客で一杯でした。大型連休の終わった 日本の観光地を支えているのは、中華系の観光客であると云うのは、本当に実感しました。

私達の宿泊していた草津温泉のリゾートホテルにも、中国語を話すグループツァー客がいました。 恐らくは、本土客ではなく台湾からのお客さんではないかと推測されました
理由は、夕食のバイキングの様子を見ていて推測しました。昔の中国本土の観光客グループの食事風景と云うと、 食卓の上は、こんな一人で食べれるの？と疑うお皿で溢れ、大声でしゃべっているのが当たり前でしたが、今みている これらのグループは二人・三人の小グループで昔のように「がっついていない」のです。大人しく、話して言葉に 聞き耳を立てない限り、日本人グループと見分けがつきませんでした。
台湾系観光客も、少人数の個人旅行客が目立ち、私達日本人が過去から経験して来た道を歩んできているようです。

■　草津の観光は・・・温泉だけで何もなし

西の有馬温泉・東の草津温泉と云われていますが、どちらにしても温泉が目的ですから、温泉以外の観光名所は なかなか難しく、4回目の草津で温泉以外で3日間過ごすのは大変です。
初めての草津温泉では
町の中心の「湯畑周辺」と歩いて15分ほどの熱湯が流れる「西の河原」・「お土産物通り」・「片岡鶴太郎美術館」 などですが、半日で十分です。

今回のホテル&トレインパツクの場合、帰りの列車の指定時間が15:45と遅く、ホテルチェックアウト時間から四時間 ありました。お天気の予報は朝から雨、お昼過ぎから小雨・曇りです。最近の三日予報はほぼ100%近い確率で、その通り でした。
結局、草津で一番大きく、好きな「西の河原露天風呂」で過ごし、それでも時間があるので、湯畑前の足湯に浸かり乍ら 行きかう観光客ウォッチングと全国的に珍しいバスターミナル三階にある「温泉図書館」で時間を過ごして、帰路に着きました。
二泊三日二人で込み込み7万円の草津旅行。最近帰宅して疲れを感じるうになって来ています。

カミサンの「つまんない病」の再発まではゆっくりと過ごしましょう。

昔、と云っても十数年前の現役の頃、年末となると保険屋さんや、関係各先より豪華なカレンダーを いただくと、先ずはゴールデンウィーク・8月の盆期間中、年末・年始の 曜日の巡り会わせをチェックするのが、最優先事項でした。
まだインターネットがなかった時代
(※日本で最初のインターネットページは1992年9月のことで、私達の世代では、ほんのこの間の出来事です。)
来年のカレンダーの曜日の組み合わせを知る事は、今のように簡単では有りませんでした。
幾ら自分の休暇スケジュールを管理できる立場にあっても、建設業では現場最優先ですから自ずと、年に3回(GW・お盆・年末年始) の時期が一番休み易いのは、同じでした。

もし、私が未だ働いており、この2016年のこのカレンダーの曜日・祝日配列を見たら、 10連休と考えるのは自然のことでしょう。そして費用・お金のことよりも、10連休、掛けなくては行けない場所・地域・国 は何処か考えていたと思います。
(※自分の気力・体力・好奇心が衰えていくなんて考えもしてないでしょう)

■　リタイヤ・年金組にとっての大型連休

現役時代、あれほど楽しみにしていた大型連休も、毎日が日曜日・祝日・祭日、一年365日の超々大連休の身なると 却って煩わしいものとなります。
周辺の山・森は新緑の季節で美しく、東北・北海道の桜が咲き誇り、セーターを脱いで出かけらる 一年で一番行楽に出かけやすい季節。なのですが、旅費・宿泊費が一番高く、観光地・高速道路が混む 季節。なにも365連休のリタイヤシニアが出掛けなくても・・・。
親しい趣味の仲間は家族や孫が来るので皆さん、相手にしてくれず、暇つぶしの拠点としている 公共施設は休館となり、暇を持て余してしまう一週間・10日間となってしまうのです。

5月の連休が近づくと、TV番組では、気軽に出かけられる東京近郊の行楽・観光地の旅番組が増えてきて 必ず取り上げあげられるのが、私達の住む「鎌倉」です。
私達も知らない路地裏のレストラン・喫茶が、さもさも「名店」の如く紹介され、観光客であふれかえるのは は毎年の常です。
自宅から徒歩5分にある「神奈川県立フラワーセンター」もこの季節、午前10時頃から自宅周辺の道路は カメラ片手の女性シニアを中心としたグループでいっぱいです。

■　連休中、暇だから何処かへ行こうか

カミサンが週3回通っている女性専用のスポーツクラブも、休日・祭日が休みの為、暇を持て余し、何処かに 行こうかと云う事を云いだしました。
丁度、TV番組で連休に気軽に出かける行楽地として、「谷根千」を取り上げていました。
東京台東区・文京区にまたがる上野公園周辺の下町「谷中・根津・千駄木」が近年、外国人観光客に 東京の下町情緒が気軽に味わえる地域として、人気のようです。
私ども夫婦の本籍地は、ここ根津。台東区池之端です。
二人の出身地は地方ですが、結婚して最初に住居を構えたアパートを今でも本籍としています。
確かに、上野公園を中心とした文化施設も多く、緑の森に囲まれ、私達が住んだアパートの裏も東京大学の 森でした。お風呂はなく、二人で近所の銭湯に通うまるで昭和のフォーク「神田川」の世界そのものでした。
今から、40年も前の話です。
あのアパートはどうなっているのだろう。
角のスーパーはどうなっているだろう、まだあるのかな。
5月1日朝からお天気も良いので、出かける事にしました。 (※アパートもスーパーも残っているのは、googleマップのストリートビューで解っていましたが・・・)

■　やっぱり、大型連休は自宅が一番

40年ぶりの「谷根千」は疲れました。
日曜日と云うのに、JR東京・上野ラインは行き帰りとも満員・座れず、お昼は上野或は根津近辺で美味しいものでも と思っていたのですが、何処もいっぱいです。
それにしても、アメ横の混雑ぶりは、年末の買い出しと同じよう。それにも増して多いのがアジア系の観光客です。 屋台や立ち食いの雰囲気が、アジアらしく人気のようですが、お値段は日本人サラリーマンや、リタイヤシニアには、 高く感じます。
久しぶりの上野広小路ですから、奮発して鰻の名店「伊豆栄」と行ってみるとここも大行列(あんな高いうな重なのに)。

もう、上野周辺は諦めて、帰路の東京駅「エキナカ」で何か食べて行こうと、降りたのですが、何処も満員・行列です。 私達夫婦は、あまり食事に凝るほうでもなく、「食べられればいいや派」ですから、ここもパスして横浜で下車しました。
この日、少し早目ですが、実家の母の日の贈り物をデパートから送るようで、ここで解散です。
カミサンは大好きなデパート巡り、私は、ヨドバシカメラを覗いて、食事もせずにさっさと大船に戻り、「日高屋の中華そば」 でした。

人込みの東京は疲れます。
365連休のリタイヤシニアは、こんな大型連休は何処にも行かず、家で孫の相手をするのが、一番。とも思いますが、 我が家は、そんな子供も孫も、散歩相手のペットの犬もいないし・・・
大型連休が終わる来週月曜日から、草津温泉で三日間、のんびりとしてきます。
だんだんと、年寄りじみてきたな。それにしてもお天気が心配。

お薬カレンダーと云うものがある事は、TVの高齢者番組や、行きつけの調剤薬局で知っていました。 しかし、自分には必要ないものと思っていましたし、現在でもそんな必要はないと確信していますが、 着実に、毎日飲まなければならない、薬の種類は増えてきています。

このブログページの誕生日に病院の梯子で書きました 「前立腺にちょっと気になる白い部分が映ってるの」の MRI検査結果を聞きに行った日のお話です。

先ずは、予約時間9時30分と一番早かった外科へ
昨年、4月10日にした鼠径ヘルニアの一年点検？です。相変わらず二カ所の手術跡が痛みます。くしゃみをしたり、ベッドで 寝返りしたりしても違和感があったのは、幾らか和らいだのですが、今でも屈む動作が苦手となっています。
触診で見て貰っても、「異常なし。個人差がありますからね」でチャンチャン、お終い。
診てもらう前から、ある程度諦めていました。生活に支障を来すほどでもないですし、これまでこのドクターに何度も違和感 を訴えても、同じ答えしかないのですから。
鼠径ヘルニア手術は簡単・日帰りなんて信じてやった私が馬鹿だったのよ

今日は内科が空いているみたい
次の泌尿器科の診察予定時間11:30まで二時間もあるので、普段気になっていた右目の奥の痛み、頭の右上のボーとする感覚が 気になっていましたので、お隣の内科外来を覗くと普段表示されている「予約外外来待ち時間」の表示がありません。
もしかすると、と内科外来受付に聞くと、「今日特別なようで、今すぐ診察出来ますよ」と奇跡的なお返事です。
早速、申し込んで問診票を書こうとすると、問診専門の看護婦は「書かなくても結構です、直接お話をお聞きします」と、とんとん拍子 に進み、外科を出てから15分で、外来内科の診察になりました。

ドクターは若い、そして美人の女医さんでした。
症状を話すと、たいしたことはないと思いますが、最悪の事態を考えて、 年齢的にも一度、首から頭部にかけての動脈をCT造影剤撮影したほうが良いでしょう。
CTの空いている日を確認しますが、来れますか？と云う会話の後、「今朝、食事しました。」と云う質問、 「いいえ、コーヒーだけですが」、「若し、宜しければこれからやりません？。今日キャンセルが出ていて今、出来ます」 「CTの前に、至急で血液検査はやっていただきますが。」「泌尿器科に11時半の予約が入っているのですが」と私。
電子カルテは、この病院内では各科DATA共用しているので、内科の女医さんは、「今日は検査結果の説明だけですね。 予約時間には間に合うと思いますが、こちらから泌尿器に連絡しておきます。」・・・とあっという間に話が 進み、何本か採血し、誓約書を数枚書かされて、ＣＴのベットに縛り付けられた次第です。

結果はすぐに出ます
CTが終わった、数分後診療室に呼ばれました。目の前のモニターには3Dの私の動脈映像が映し出されています。 ヘーー、凄いジャン、医療科学技術の進化は！！
動脈の一本・一本が3Dで再現されています。ドクターはこれを見て、「年齢相応の動脈硬化はあるが、 詰まりは全く異常なし、これで一安心、」「症状から次に疑うのは眼科系ですね、職業はプログラマー。 かなり長い時間、パソコンに向かっています？、掛かりつけの眼科医さんはいますか？」・「はい」 ・「そこの先生にてもらって下さい。」

最後は泌尿器科で、先々週のMRI検査の結果です。
待合室には、私と同年代と思われる方がご夫婦一緒に多く見受けられます。我が家のカミサンは、 検査はおろか、手術前でも一緒に来る事はありませんし、このような重大なMRI検査の結果でも来ません。
私がくる必要はないと、云っているからですが、カミサンは元職業柄、 こう言った状況に慣れてしまっていることもあるのでしょう。MRI検査の前から私の担当医師は、 私のファミリードクターの紹介状の手前、万全を期しての検査と云う立場ですから、先ず悪性ガンは見つからない だろうと、私も思っていました。

問題は全くなし。でも・・・
予想通り、前立腺に悪性なものは見当たりません。
モニターに映し出された私の膀胱の断面画像を見て、初めて自分の前立腺を見ました。なんと前立腺がかなり膀胱に 食い込んでいるのです。ドクターはと云うと、「まあ確かに肥大ですけど、今の生活に特別不便がなければ、問題は ないです。薬も必要ありません。」
でも、私は
・最近、明け方に三回はトイレに起きます。
・たまに、10分間隔でどうしようもない尿意を催すことがあります。
・先日、初めて、軽い失禁がありました。と伝えると
では、昨年の鼠径ヘルニア手術後にだした、排尿障害緩和のお薬でも飲みます？と云うことで処方されたのが 、ユリーフと云うお薬です。
効能書きを読むと

1、交感神経に作用して尿道の圧力を下げ、前立腺肥大に伴う排尿障害に用いられる
2、眩暈、立ちくらみが起こることがある。
3、射精時の精液量が少なくなることがある。そうです。

■　と云う訳で、半日大病院の三つ診療科を梯子の一日でした 結果的に、これまで四種類だったお薬が、五種類に増えてしまいました。
この日支払った医療費は
　・外科　220円
　・泌尿器科　220円
　・内科　12,430円(造影剤CTが高い)
　合計　12,870円でした。因みに先々週の、前立腺MRIは6,200円でした。

後日、眼科で目の奥の痛みについて，診て貰いました。
大病院で頸動脈の3DCTまでやって問題なしなら、後は眼精疲労・ドライアイ、はい、点眼薬を出しておきます。 一日のパソコン時間に気を付けて下さい。
　・眼科　医療費　1,290円　・調剤薬局　630円也　でした。

健康に自信がある方でも、65才を過ぎたら、月々の基本生活費以外に、医療費は別途見積もっておいた方が良いです。よ。!!

4/17のNHKスペシャル「団塊世代　しのび寄る老後破産」のなかで、 1947年から51年に生まれた戦後ベビーブーム・団塊世代と云われる人は現在の年齢は65才から69才、約1,000万人が 本格的な高齢者社会の要員となり、今後の日本社会・経済の政治的課題・要因となると、論じています。
今まで少しですが、他人事、まだ先の話と思っていた事かも知れませんが、カミサンが高齢者の仲間入りをして、 私達夫婦がこれから長く続く、世界でも稀な超高齢社会の主役となるのを、この番組で改めて実感しました。

この頃造った、大まかな老後資金計画がそのまま、現在でも生きていると云うのは、ひとえに日本経済の停滞・デフレーションのせい と考えています。つまり、日本の年金制度は、あくまでも日本経済の右肩上がりを想定して造られおり、その考えは 現在でも残っています。
出来るだけ早く、気力・体力・好奇心が旺盛なうちに、フリーになりたいと云う願望は20年前の1996 年から夫婦二人で共有していました。
収入は多少多くても、働く期間が短い為、定年後の二人が受け取る世帯年金収入では、やっていけないのは、この当時 から想定出来ました。ましてや、夫55才、妻52才での退職ですから、好奇心・体力は十二分にあり、基本的な生活費より 、その好奇心の為に費やす金額が多くなるのも想定していました。

老後破産に陥る様々な要因と云われているもの
　・親の介護
　・子供達への支援
　・本人・家族の病気
　・離婚による一人暮らし
湾岸地域の高層マンション内に住む三世帯でも、恐らく同じ問題はあるでしょうが、直接すぐに 老後破産と云う問題には至らないのではないかと思います。が解りません。

何を語っても、最後は「自己責任・蟻とキリギリス論」に終わりがちで、文章とすると誤解が生まれがち です。
私が勝手に想像するに、ここ数年のNHKスペシャルの老後破産や老人漂流の番組は 政府・厚労省・経済連がリードする、 「しっかり働き・貯金しないとこんな老後待っているよ、もっと一生懸命に働け、親を大事にしろ、一時的な 感情での離婚はするな、子供を産んで理想的な家庭を築け」と云う若い現役世代むけのプロパガンダに見えます

みんな貧しかった・ネットもない昭和の時代なら兎も角、お上にそんなこと云われる筋合いはない。 若い世代にはそう思っていただきたいものです。
バックパッカーの名言、BKKカオサンのGHに書かれた「豊かな青春・惨めな老後」ではなく、今では「豊かな青春・ゆとりの老後」もあるのです。 但し、これまた自己責任論ですが。

当サイトの掲示板に参考として、 ある経済コラムリストの「老後の生活費はどれくらいかかる？　実際の退職後の支出を見てみよう」を紹介していました。
この記事に対して、現在、実際にリタイヤ年金生活をされている方々から、ご意見が寄せられています。 その中のお一人、ハンドルネームから察すると同じ団塊世代のSTG69さんのコメントが的を得ています。平均的な一カ月 の生活費だけでは何も語れない、老齢年金と云う名の通り、一年間の支出を公開しないのは、 経済コラムリストとしてはおかしいのでは、と云う趣旨でした。

そこで、カミサンには内緒で、我が家の四月分生活費を公開します。

月々、年間の費用と云っても、1,000万人と云われている、団塊世代の方々の年金収入も貯蓄高も、住まう地域・家族構成 ・人生スタイルも全て違うので、何が平均なのかは解らないのです。

今回、NHKスペシャル「団塊世代　しのび寄る老後破産」をテーマにしたブログ記事を書く事に少し、ためらいがあると、 掲示板に書き込みした際、いろいろな方からご意見をいただきました。 そのなかで、このサイトを見ているのは、既に退職した団塊世代だけではなく、これから退職する世代或は、退職計画を 考えている40代・50代前半の為に、やはり素直な意見・情報を伝えるのも、このサイトの一つの役割とのご意見にあと押しされて 今回、UP致します。

海外に出かけるのが億劫になって来た原因は云うまでもなく、体力・健康面です。
その分、国内は二ヶ月に一度は、二泊以上の旅を一昨年からコンスタントに続けてきていますが、基本的には 航空機ではなく、出来るだけ新幹線・列車の旅にしています。
理由の一つに、列車の旅は時間の制約・変更が、飛行機よりも大きな自由度がある為です。

小田原からの「こだま」は、いつも自由席です。
私達が旅する時期・時間では、座れないと云う事は、有りません。そして、乗る列車はその日の 天候・疲れ具合・観光地の混雑度に応じて自由に変更しています。 今回は、京都のお天気が予報よりも早く雨模様なので早めに切り上げて、帰ってきました。

それにしても、この頃、疲れるようになってきました。
齢のせいでしょうか？以前は全く気にならなかった、各駅停車「こだま」の停車時間や追い抜かれる 列車の本数が気になってきています。
現役時代、仕事でなくても「時は金なり」で時間を優先していましたが、リタイヤ後は躊躇なく「時間」と「費用」 の問題は、安い費用を選択してきました。
しかし、68才、これから何回日本の桜を見れるだろうかと・・考えるようになってから、少し変わって来ています。 楽で・優雅で・早く・便利なものに、対価を払っても良いのではないかと！

今回、暇つぶしに京都から小田原まで、何分間停車し、何本抜かれるかメモってみました

京都発12:59→米原【停車5分1本】→岐阜羽島【5分1本】→名古屋→三河安城→豊橋【5分1本】→豊橋【6分1本】 →浜松【5分1本】→掛川【5分1本】→静岡【5分2本】→新富士【6分1本】→三島【5分1本】→熱海→小田原着16:06

日本各地、空路・新幹線網の発達で主な観光地や都市への旅は、夫婦二人で、「ある一定レベル以上のホテルと足」のパック 料金に、現地移動費・観光費・食事代を含めて10万で何とかなります。 勿論、旅に対する期待や想いの個人差はあるのが前提ですが。
基本費用
今回は、何時もの「JR東海ツァーズ」の50＋の早割パックです。
小田原・奈良間の運賃+京都までの新幹線特急料金＋奈良市内のホテルフジタ・ツイン二泊(食事なし)合計27,000 ×二人で54,000円。(この時期としては安いです。)
交通移動費
　・自宅から小田原での在来線移動費
　・近鉄奈良から吉野まで往復交通費
　・吉野山の移動費(バス)
　・京都市内の交通移動費
　合計二人で9,000円
食費・喫茶・お土産・入場料など
ホテルに朝食も付けていません、ほとんどが町の繁華街にあるシティーホテルにしているので、高い・食べ過ぎてしまう ブッフェの食事は摂らないことにしています。この費用のほとんどは、お買い物大好き、お土産を貰うのも、あげるのも 大好きなカミサンの費用です。

小田原から新大阪行きの一番の「こだま」09:31で行き、京都乗換「みやこ路快速」で奈良のホテルに着くのは12時少し 前です。
奈良は高校の修学旅行から退職後の二人の旅行を含めて、今回が四度目です。
特別、見たい所もないのですが、チェックインが14時の為、荷物を預けて、 ネット情報ではまだ少し桜が残っている奈良公園に向かいました。

お天気は、予報通りのピーカンの青空です。
4月の第二週なのに、修学旅行生の多いのが、ちょっと不思議
勿論、外国人観光客は昔と比べると断然多く、鹿と戯れて大満足のご様子です。
桜はと云うと・・・確実に一週間から十日遅れでした。今年のピークは4月4日との事でした。

二日目も青空です。近鉄奈良駅を6時半に出て、「大和西大寺」乗り使え「樫原神宮」と2回乗換て、 吉野駅に着いたのは、8時10分。まだ下千本の吉野山駅へのロープウェーも動いていない時間ですが、 中千本行きの奈良バスは、近鉄電車が到着するのを待って運行し始めていました。

今回初めての吉野の桜計画は

近鉄吉野駅から奈良バスで中千本へ
中千本からケーブルバス(人乗りマイクロ)で奥千本へ
奥千本から徒歩下山
⇒　高城山展望台　⇒　花矢倉展望台　⇒ 　上千本　⇒　竹林院　⇒　勝手神社　⇒ 　金峰山蔵王堂　⇒ と、ゆっくりと二時間かけて、吉野の桜と里山を堪能する予定でした。

天気予報は、朝からの曇天、お昼頃から小雨模様ですから、この時期に咲いている桜の映像を撮り、 カミサンの京都での定番買い物店、清水・茶碗通りの「布やさん」にお付き合いして、後は 帰るだけです。
毎日、ネットの京都新聞桜開花状況を見ていました
色々な桜開花速報が、自治体や観光協会で出していますが、情報や画像が遅く・古いのが多いのですが、 京都新聞のサイトは、観光都市らしく、記事はほぼ毎日更新しており画像も新しいので信頼がおけます。
しかし、ネット情報で満開となっていた、この鴨川の畔の「半木の道」の枝垂れ桜も、全盛の満開時から 較べると、明らかに見劣りしました。
桜も人間もピーク・盛りは一瞬なんでしょうね。きっと

盛りもピークもとっくに過ぎた、私とカミサンは 初日は25,00歩、2日目は30,000歩と歩いているので、かなりお疲れ目です。
なので、予定を繰り上げて、12時59分の新幹線で帰ることにしました。
京都・小田原間の新幹線「こだま」は、信じられないでしょうが 1時間に一本しかないのです。そう、新幹線の「秘境駅」なんです。
かえりの電車のなかで、カミサンは、「今回は疲れたね、齢を感じるわ、来月はゆっくりと山の温泉に しましょう。草津がいいわね」とおっしゃいます。

退職してからはしっかり、十分に日本の春を満喫できるのでは、と思っていましたが、度々書くように、 日本発の海外航空券は4月一週・二週発券が最安値と解ると、この時期を狙って海外に行くようになり、帰ってくる 頃には、桜は終わっているのが、常でした。

やがて、年齢と共に海外旅行ミドルステイの魅力に飽きだすと、京都・西日本の桜の魅力にハマりだしました。 何と、京都の桜の美しいことか、関東の公園を主にした桜のボリュームの美しさではなく、お寺・日本庭園の造形美 としての桜の美しさ。毎年関東の身近な桜に目を配ることなく、この季節は新幹線に乗って、西に向かっていたのです。

今年は、特別です。
やはり、新幹線で西に向かうのは変わりありませんが、目的地が奈良・吉野山の千本桜だからです。 下千本の桜より、中千本・上千本からの圧倒的な山桜を主眼としているので、4月10日過ぎでも十分に間に合うと 予測して出かけるので、今年は何十年ぶりかに、関東の桜を満喫出来るのです。

12年と云う年月は長いのか、短いのか
ふと、昔、人生の長さを一日の時間に置き換えて見ると云うのを思い出しました。
生まれた時をAM0時0分とし、亡くなるのを同日のPM24:00とした時、二十歳の成人は、一日に置き換えると 午前6時。正午12:00は、働き盛りの40才。還暦60才は夕方になる午後6時。70才では、夜の9時です。
80才の寿命で現在68才は、一日に置き換えると、20時36分、風呂に入って寝支度をしようか、 何か面白いTVはやっていないか？、今日は疲れたから早く寝ようか？と云うタイミングです。後3時間24分で、日付が 変わるとは、思わないかもしれません。

解ったところで、特段、何もしないのですが・・・
元気で、機嫌よく、吉野桜へ、願うは先の寿命ではなく、お天気と桜が散ってない事のみ。

キャストは、前回の「東京家族」そのままの設定です。
三世代同居の老夫婦役に、橋爪功と吉行和子
長男夫婦が、西村雅彦と夏川結衣
長女夫妻が、中島朋子と林家正蔵
末っ子次男が、妻夫木聡に恋人役に蒼井優
脇役に、小林稔侍、風吹ジュンと、山田洋二は敢えて東京物語ののイメージを そのままにして、熟年離婚をコメディタッチで描いています。

データーは2012年の動態統計とちょっと古いですが、確実に私達の若い頃に比べて、急上昇しています。
離婚理由の主なものは

1. ・価値観の違い
2. ・性格の不一致
3. ・舅・姑と合わない、介護がつらい
4. ・会話がない
5. ・浪費・借金
6. ・家事を全くしてくれないなど家庭を顧みない
7. ・相手方による精神的・肉体的虐待
8. ・相手方の異性問題（浮気・不倫）
9. ・他に好きな人ができた

熟年離婚も同じです。
不動産会社のＴＶＣＭで、仕事一辺倒の伴侶が定年退職し、これからこの夫と24時間ずっと、これからの 老後人生を過ごすことを、憂う奥様が登場します。
今まで、夫に対して、色々不満があったのでしょうが、子供の事、経済的な独立の難しさの為に、 離婚は考えられなかったのですが、これを機会に、と・・・・

それと、メディア・ネットを通じての情報の多様化があります。
離婚して、年金を按分すると、二人では十分に生活できても、夫婦別々では経済的に苦しくなるし、 年齢を重ねる毎に衰えていく、体力と病気にいたする不安を認識しだします。
特にデーターを見るまでもなく、離婚した男性で「配偶者あり」の人の平均寿命は79.0歳。一方離婚をした人の平均寿命は68．2歳！！約10歳も早死にしてしまうんです。 女性も離婚をすると寿命が短くなりますが、それでも女性は5年前後と云う統計が有ります。

瀬戸内海の小島から子供達のいる東京に会いに来る老夫婦を演じるのは、笠智衆と東山千栄子です。そして、 「東京家族」で「蒼井優」が演じた次男の恋人役は原節子です。

私は団塊世代ですから、当然ながら1953年上映の「東京物語」は映画館では見ていません。
ここで注目するのは、この老夫婦の年齢設定です。
この老夫婦は夫(笠智衆)は70才、上京後、客死する妻(東山千栄子)は67才と云う設定です。※撮影時の実年齢は 笠智衆は49才、東山千栄子は63才でした。※

そっか、70才と67才の老夫婦か、私達夫婦の二年後の姿か。
実は、「男はつらいよ」の午前様役で有名な笠智衆さんは同じ町内会、私が住む共同住宅の前の公園の脇にご自宅があるのです。
大船には、元松竹大船撮影所(現鎌倉女子大・鎌倉芸術館・イトーヨーカ堂)があった関係で、映画関係者や俳優さんが 多く住んでいるのです。
リタイヤして、ここに越して来た時2003年、笠智衆さんは既に亡くなっていました（1993年3月満88歳没)が、ご自宅には、「笠」と云う表札が まだ表札がありました。現在は表札は外されており、ご遺族が住んでいるのか、或は売り出されて、全くの別人が住んでいるのか 、同じ町内会に属していても、解りません。
私が、先に逝った後、一人になったカミサンは何処で暮らすのでしょうか。

■　ゆとりある豊かな老後リタイヤライフってどんな生活

退職直後、持っていたい希望的資金
• ・自宅の建て替え・リフォーム・買い替え資金　2,000万
• ・自分の死亡後、伴侶に対しての老後対策生活資金　3,000万
• ・子供・孫に対する結婚・教育援助資金　500万
• ・医療・入院・葬儀に対する備え　500万
• ・夫婦各々自由に使える老後の小遣い　250万づつ　500万
• 　　合計6,500万円

毎年かかる基本一年分の生活費
• ・一ヶ月の基本生活費　23万×12
• ・夫婦二人とも、地域社会での趣味・ボランティアに費せる小遣い　3万円×2×12
• ・年2回程度の海外旅行(退職後10年まで)　40万円×2
• ・年6回程度の国内旅行　10万円×6
• ・二人の年間医療費自己負担分　12万円
• ・固定資産税・市民税・国民健康保険・介護保険・民間医療保険等　30万円
• 　　合計530万円

■　退職直後の一億円の根拠は何処からはじき出されたのか？
前項の退職直後、持っていたい希望的資金6,500万円、 この金額に、プラス　退職後の一年間の生活費500万円×20年分=一億円
そして合計から、マイナス　二人の受給公的年金受給額360万円の20年分=7,200万円
合計　6,500+10,000-7,200=9,300万円となるのです。

あながち、生保・銀行・FPが国民を脅している、とばかりは云えないのです。 では、退職直後皆んながみんな、6500万円持っているか？
6,500万円のうち、退職金が3,000万として、(※これも、日本の一流企業や官公庁職員の話で当然ながら給与所得者平均ではありません。) 残りの3,500万円は、やはり自力で蓄えなくてはいけない計算になります。※自宅不動産を処分すれば、有るかも知れませんが 現在住んでいる家は、住み続け、換金できないので資金額に入れられません。

このシュミレーションは、60才退職後、再雇用で65才まで働いた場合です。
当サイトに訪れる多くの団塊世代の方々のように、60才で完全退職したり、私や「すーさん」のように、55才で 退職した場合は、公的年金満額受給の65才まで10年間、ほぼ無収入の生活になる上、目的を持って退職しているので 、普通の一般的な基本生活費の他に、目的の為(※私の場合は海外ロングステイ費用)のが加算されます。

ましてや、早期退職者は公的年金掛け金の支払った期間が短いので、受給額も一般的にかなり減ります。
退職後13年経過した私の場合、退職直後の9桁資金は、確実にシュミレーション通り右肩下がりに減っていきます。 減った一番大きな原因は第一項で述べた「・自宅の建て替え・リホーム資金　2,000万」を退職直後の住み替えで 費やしているのが理由です。
その分、「・子供・孫に対する結婚・教育援助資金　500万」は必要なく、現在用意しておかなくてはならないのは
　・自分の死亡後、伴侶に対しての老後対策生活資金　3,000万
　・医療・入院・葬儀に対する備え　500万
　・年間の基本生活と公的受給年金の差額150万×10年(私の残された寿命分)
ほぼ40代で計画した、退職後シュミレーション通りに推移してきています。
退職時に幾ら必要か　グラフ参照

■　ではどうやって退職直後の6500万を用意するのか
これまで、退職金平均額は全サラリーマンは年々下がり続け、2000万と云われています。このサイトを読んでいる バブル勝ち逃げ・団塊世代の退職者と較べると500～1,000万減って来ています。ましてや、高度成長の担い手と自負し てきた、現在70台半ばの年功序列満喫世代と比較すると半分近く、減ってきているのです。
退職金の平均相場　参照
こうなってきますと、これから退職計画を練る40代・50代の働き盛りは、退職時に5000万近い、自己資金を用意しなくては ならない計算になります。企業間・世代間・正社員/非正規の格差が広がり、教育資金・住宅資金が重くのしかかっている 今の40代・50代のサラリーマンにとって、4500万は絶望的な数値に思えます。

6,500万はあくまでも、理想的な「ゆとりある豊かな老後」を送ろうとする金額と割り切るしかないでしょう。
　・自宅の建て替え・リフォーム・買い替えはしない、今の家を手入れして住み続ける
　・自分の死亡後、伴侶に対しての老後対策生活資金1500万として、子供達と同居で乗り切る
　・子供・孫には自立してもらう、援助はしない
　・医療・入院・葬儀に対する備え　500万は確保する
　・老後の生活を見直して、リサイズ・ダウサイジングする
　・いきいきとした、生甲斐のある生活するに、金だけではないと理解する

これで、2000万。退職金で賄える金額に落ち着きますが、しかし、「ゆとりある豊かな老後」の年間生活費500万と貰えるだろう 公的年金の差が発生します。
サラリーマン全所帯の平均的な世帯年金収入は260万と意外に少ないのです。

■　「ゆとりある豊かな老後」は千差万別、自分の「ゆとりある豊かな老後」を追う
これから定年を迎えようとする世代の方がこれを読めば、バブル勝ち逃げ団塊世代の勝手な言い分と思われるでしょう。
全くその通りなので反論はしません。
いつの世も時代の流れと云うものがあります。
団塊世代が自己努力して、今の「ゆとりある豊かな老後」を築いているのではなく、ただ、単にラッキーだっただけです。
巷に溢れている、退職リタイヤライフのブログ、ホームページの内容は、同じ世代の全ての方々ではなく、ほんの一部恐らく30%程度の 余裕のある方々ではないかと、推測されます。
ブログやSNSで発信している情報は、自分自身の裏側、嫌な事は書かれてないと思った方が良いでしょう。
ご自身及びご家族がどんな生き方・老後を目指すのか、その為にご家族でどんな資金計画を練り 上げていくか、現役時代からいつも話し合える環境を造る事が大切だと思います。

数字に惑わされずに、自分の生き方にあったリタイヤライフを
と、云っても・・・お金で幸せな人生を買えないことは当たり前で解っていても、お金は不自由・嫌な事・不本意な事を回避・軽減する 力を持っている事に間違いありません。現役時代から考えて見て下さい。

これは歩いて向かうしかないと、亀ヶ谷切通しの急坂を北鎌倉に抜けて、戻ることにしましたが、 横須賀線の踏切が閉っている為、道路は車で大渋滞のなか、一時間かけて大船センターに戻り、講座 休講の手続き・張り紙をして自宅に戻りました。
その後の数週間の東京首都圏に住む人々の生活は、ちょうどこの年2011年3月1日から書き始めた 鎌倉リタイヤライフ　ブログ１に 書いているとおりです。

その当時、成田空港に多くの外国人が帰国便のキャンセル待ちをしている姿が映しされてのを見て、 何を大げさな・・と思って見てましたが、それが、あの当時の日本の本当の危機的な状況であったことを 5年後の今になって、知らされたことに、今では「保育園落ちた、日本死ね」と綴った方と同じ思いをしています。

この電話BOXの存在が人づてに伝わり、多くの人が訪れて、この電話で亡くなった人と心を通わせています。

番組は、この電話BOXを訪ねてくる中学校の少年を中心に展開します。
この少年は、父親を震災で失い今も行方不明のままです。青森の実家に母親と妹・弟の4人で家族住んでいます。母親は 行方不明の父親について、敢えて話題にはしないようで、妹・弟もそんな母親を気遣って父親の話はしない様子、でもこの 中学生の少年はそのことが少し不満があるようなのですが、大人になりかけている少年は、その事を心に押し込めて、これまで 生活して来たようです。

今年になって、大槌町の風の電話を知り、一人でこの町を訪ねてきたところから始まります。
少年はこの電線が繋がっていない黒電話を目にして、重い受話器を取り上げて、父親に語り掛けます。母親と妹・弟は自分がこれから 守っていく、安心して空の上から見守って、話しかけていきます。
青森の実家に戻り、大槌の風の電話の話を家族にし、皆で一緒に行かないかと誘うと、初めは躊躇していたようですが、翌週に 家族4人で再びこの風の電話にやってきます。
最初は、兄弟・母親の前で遠慮していた妹はこの電話BOXのなかで、今まで押さえこんでいた父親への思いを涙と共に電話口に 伝えます。弟は、何も言わずに手で顔を覆い、肩を震わせて泣いていました。
最後に母親が電話BOXに入ります。子供の手前、泣けなかったことを初めて電話口で、夫に語り掛けて行くのです。
電話BOXの先には、三陸の美しい海岸線が広がり、丘を駆け抜けていく風がきっと、この想いを届けてくれるでしょう。

■　本当に気持ちよく泣ける番組でした。

こう言った泣ける番組・映画はカミサンと一緒には見ません。このドキュメンタリーも二人別々の部屋で見ました。見た後 私は「君が先に逝くことは99%ないだろうけど、若し先に逝ったら、僕もこの電話BOXに行くと思うと」と云うと、カミサンは 「私は、行かないとおもうわ」と答えました。予想通り、それでいいのだ!!

OJT（予行演習・トレーニング）って書くと、「まだ仕事の習慣が抜けきっていないな」とご同輩から云われそうですが、・・・確かに、退職して 13年も経つのに、未だに仕事の夢を見ています。
当然ながら悪い夢にきまってますが。

二週連続して、私の誕生日・年齢・健康に関する事をブログに書きました。今週は春のひな祭り、東海道の宿場町の中で旅人に一番人気の 愛知の「二川宿」(豊橋市東部)で吊るし雛の観光の予定でした。
外国に行かなくなってから、少し予算に余裕があるせいか、我が家のカミサンは日帰りでも行ける場所でも、ホテル・或は温泉宿を 望むようになってきています。
「二川宿」は豊橋ですから、大船から小田原・新幹線で行けば楽勝日帰り圏内なのですが、どうせならゆっくりと一泊二日、何時も通過 するだけの浜名湖あたりによって来よう、宿は、すこし奮発して浜松のオークラにと、全て一週間前に手配済ませていました。

■　カミサンが高齢者の仲間入り

カミサンは今週、終に高齢者の仲間入り、65才の誕生日を迎えました。
その日の早朝、ゲーゲーと吐いている声で目が醒めました。カミサンがトイレを抱えて吐いているのですが、何も 出ないで苦しんでいるのです。
昨年にも経験した強烈な眩暈による吐き気のようです。
「寝ていれば治るから、少し横になってるわ」とベッドに戻って行きました。
昨年、2つの病院で診てもらい病名は「良性発作性頭位めまい症」です。
参考ですが・・マンガで見るめまいの病気をご紹介をご紹介します。
良性発作性頭位めまい症
メニエール病
前庭神経炎
脳卒中
今回のはかなりキツイ様子で、お昼になっても自分の部屋から起きてきません。
食事も食べたくないと云いますし、今日のお友達との約束キャンセルの電話もこちらから出来ない様子で、 携帯電話を枕元に置いてじっとしています。

■　妻は二日間寝たっきり

一日、何も食べず、動かずに過ごした翌日も、まだ廊下を這ってトイレに向かう様子を見て、かなり深刻を状態 なのではと、思うようになりました。
私達は結婚して、今年40年を迎えます。
私は何度も、入院するほどの大病を繰り返してきている、「病気持ち」なのですが、カミサンは医療関係者と云う事も あり、至って健康、40年の結婚生活で2日以上寝たことは一度もありませんでした。
二日目の朝、何時もならキッチンから聞こえるコーヒーメーカーの音と香り、バスルームから聞こえる洗濯機の廻る 音がするのに、今日もしません。カミサンの部屋を覗くと、ベッドの中。

■　老老介護の言葉が頭をかすめます

私は、子供のいない家庭のせいか、共働きの夫として、普通の男性よりはかなり積極的に家事を手伝って来た心算なのですが、 退職後、カミサンが一日中在宅しているせいも有り、家事は全くしなくなりました。唯一の当番だった、バスルーム・洗面室の お掃除も、昨年来の鼠径ヘルニアの後遺症により屈むのが苦手になり、それもしなくなり、食器洗いだけになっていました。

洗濯を済ませ、カミサンが書いた買い物リストと渡されたエコバックを持ち出かける前に、週末に行く予定だった、一泊二日の 二川・浜松旅行をキャンセルしなくてはいけません。
ネットよりも直接電話によるほうがより確実なので、JR東海ツァーズに連絡しました。
・既に、乗車券・ホテルバウチャーが届いているので、書留で送り返して欲しい。
・キャンセルチャージは旅行代金の30%。
・カード支払いなので、返金はカード会社から行く。　とのことでした。

■　カミサンが寝込んで三日目

二日間、コンビニ弁当と冷凍食品で過ごしたせいか、少し痩せました。どうしてもベスト体重64k台に辿り着かなかった のが、いとも簡単に65Kを割ったのです。3日目はカミサンの65才の誕生日、どうやら落ち着いて来たようで、耳鼻科に行く と云うのです。そして、今日は私の誕生日。特別な日だから何時もは高くて買えないケーキとお寿司を買ってきてと云われました。何とか 徒歩5分の耳鼻咽喉科に歩いて行けるまで回復したようです。
4日目には完全に回復し、何時もの生活が戻ってきました。
一時は「老老介護の生活」の様子を思い浮かべましたが、三日で過ぎ去りました。
そして、その晩、Tテレビで あの名作「東京家族」を再び見ていて、ある場面に愕然としました。
吉行和子演じる御婆さんが突然倒れて亡くなるのですが、息子の医者の言葉、「かあーさん68才か・・仕方ないかな」 この映画が封切られた2013年、劇場で見た時私は65才でしたが、このセリフは何も残っていなかったのに、今回、強く残りました 。

68才で逝くのは、ちっとも不思議ではないのでしょうか？。
少し若いかな程度なのでしょうか？。
姉の夫は70才で逝ってます。アルゼンチンの旧友は、68才、69才で逝っています。
カミサンが先に逝くどころか、病気で伏せると云う事も想像だにした事がありませんでしたが、お互いに高齢者と呼ばれる 年齢層になったことで、何でも有りなんだと実感した、妻の65才の誕生日でした。

先週、68才の誕生日の記事をブログに書きUPしましたが、あの後が大変だったのです。
毎年、2月の誕生月にかかりつけ医のクリニックで総合的な健康診断チェックをしています。

　・血液検査は半年に一度、誕生月だけは過去のＣ型肝炎ウイルスも再チェック
　・胸部レントゲン
　・心電図
　・内蔵系全般のエコー検査

　湘南鎌倉の泌尿器科で、触診やエコー・CTはやっているの？
　いいえ、触診は一度だけ、エコー・CTはなし
　そう、前立腺にちょっと気になる白い部分が映ってるの
　どれですか、白い影って

泌尿器科は予約なしで行くと、連日4時間待ちの大盛況状態なのですが、顔なじみの受付に行って今日の状況と 紹介状の件を話すと、ドクターと連絡にしてくれて、30分ほど待ってくれれば割り込んでくれると云う事で、その日の うちに、診てくれることになりました。

68才の誕生日、担当ファミリードクターの所でエコーがあったので、朝食を抜いていたのでお腹が空いているのですが、 もしかすると、ここでも血液検査やエコー・CTがあるかも知れないので、ずっと我慢の子です。

結局、3月半ばにMRIをやって、何か見つかったら、4月桜のシーズンが終わってから、また生検をすることになりました。この 数年来お付き合いしている若い泌尿器科のドクターは、患者の生活スタイルを良く知っていて、私が桜のお花見シーズンは、 色々各地に撮影に行くことをご存じなのと、今までの経過観察からして、例え前立腺ガンが見つかっても、さして寿命に大きな 影響を及ぼすことはない、と判断しているのです。

家に帰って、今日の結果をカミサンに報告すると
じゃ、予定通り、3月の二川宿と4月の奈良・吉野の千本桜の旅行は予定通りに行けるのね。とあっけらんかんにおっしゃいます。
とんだ、お騒がせの68才の誕生日でした。

68才の誕生日の日、じっくりと先週の朝日新聞日曜版の特集記事を読み返しました。

自分の寿命を知りたいか？の問いに?　知りたいと答えた人48%
理由は
　・知る方が人生有意義に生きられる
　・家族・友人の為に知っておきたい
　・知った上で自力で人生を変えたい

---

自分の寿命を知りたいか？の問いに?　知りたくないと答えた人52%
理由は
　・知らない方が人生有意義に生きられる
　・物事には知らない方が良い場合もある
　・知ることが恐ろしい

朝日の特集のアンケート調査では、
　・長生きは幸福？
　・人間の理想の寿命は？
　・老後の大きな不安は？
　・健康や長生きの為に注意していること？
と、新聞の日曜版をじっくりと読む読者年齢層に沿った質問・調査が続いていました。

　・長生きは幸福？・・・どちらとも云えない
　・人間の理想の寿命は？・・・最大で平均寿命の78才
　・老後の大きな不安は？・・・社会情勢特にインフレ
　・健康や長生きの為に注意していること？・・・何にもしていない

取あえずの目標は
2020年(後4年)東京オリンピックまでは、健康でいて、カミサンに迷惑をかけずに、このサイトを維持していれば、クリア。
後はおまけの人生として生きていこう。
かなり、好き勝手にこれまで生きて来たのだから、好いじゃないか！！

団塊世代の一斉退職・リタイヤ(2007～08)が社会に与える影響について、語られてた時代がありました。
高度成長期を中堅社員として支え、技術開発の第一線として活躍して来た団塊世代が一斉に退職期を迎えて、 さあ、大変だ・・、技術の継承や手当をしなくては・・、と云われてましたが、そんな社会を揺るがすような問題は、何も 起こらず、昭和22・23・24年生まれの団塊世代は、60才では退職したのはほんの僅かで、年金満額受領時の63～65才 まで、働いてきたのです。
そして、ようやく、晴れて満期受領で退職し、現在5年目を迎えてるのが普通です。

団塊世代のど真ん中の69才、68才となると、もうすぐ70代との意識が強くなります。
当サイトの投稿者Rockyさんの語る、 「林住期」の世界に入るのです。
55才で退職し、ロングステイ地を巡る生活と共に、退職後引越しした「終の棲家？」の鎌倉でNPO市民活動センターの お手伝いをしながらこれまで、13年やってきましたが、68才の誕生日を迎え、後2年で70代に入るのを意識すると、このまま の生活で良いのか、と自分自身に問いかけています。
退職後の様々なスポーツや趣味のクラブ・サークル、そしてボランティア団体では、50代の超若手として、歓迎され、 幾らかもでも、これまでの経験や技術がお役に立てればとやってきました。 しかし、あるスポーツクラブでは、私は古い方から三番目、年齢的にも三番目となりました。 地域コミュニティ、ボランティア、市民活動、自治会の世界でも、新しい方が入って来て、私はベテラン・古株の一員と 見られる事も多くなりました。
そろそろ、70才を区切りに行動を起こすか？

先週のTV東京の番組「ガイアの夜明け」でカリスマ創業者の引退・世代交代がやってました。
これを見て、ジャパネットの高田明社長が私と同じ団塊世代、1948年生まれと知りました。私と較べて髪の毛が 艶やかなで羨ましい・・・なんて思ったりして。
彼は、長男(36才)に全権を委ね、完全に引退を宣言しました。
不安はゼロではないものの、36才と云えば脂ののった、経験ある大人です。 でも、彼、高田氏はこれからどんな生活を望んでいるのだろう、TVでは何も語られてはいませんでした。

そうだよな・・人生一回限りだもん。
こんな古い体質の足の引っ張り合いの団体、新しく入ってくる同世代のオヤジは、元いた大企業社会の組織論・建前だけ を大声で会議で語るだけ、自ら汗をかき、泥を被るような事は何にもしないしもんな。
団塊世代のオヤジは、今でも社会の中核と誤解しているのじゃないのか？と思われる節があります。

あれだけ頻繁に海外に目が向いていたのが、病をきっかけにパスポートがない生活に何の不自由も不安も感じずに 過ごし、毎月の国内小旅行とNPOセンターでの、団体向けIT支援でこれまでやってきました。
しかし、幾ら自分自身が最先端webプログラムを習得しようが、若い受講者を相手に教えられるのは、69才までと 決めています。受講者の側から見れば、70才のオジイチャンに、感性が必要なwebページデザインやプログラム を習うのは、抵抗があるでしよう。私なら幾ら公共の講座で安価であっても、躊躇します。
自分自身が前から口にだして云っていた「老害」になってはいけないのです。 居なくてはならない存在であることは、解っていても、後丸二年で辞めると、今から宣言はしています。

私は、昨年あたりからの不調のせいもあるので、取あえず「東京オリンピック」が目標です。先ずは自分の 父親の亡くなった年齢(71才)を超える事、その後は 又考えます。
カミサンは
・「では70才から何して過ごすの」
・「一日中家にいられたら迷惑」
・「お昼はどうするの」　とストレートです。
「安心して下さい。履いていますよ。」奥様ではなく
NPOセンターの業務を辞めたら、次の行き先は決めています。
年相応の経験と技術の蓄積が生かせる場所・組織であり、この先の私の老後にきっと役立つ所、 そう「社会福祉系・介護系」団体が、私が来るのを待っているのです。
手当なし、交通費実費支給だけで、事務局のお世話からITまで面倒を見てくれる人材なんて、70才を超えた シニアのオジサン以外にいるもんですか！！

「海外の旅先で貴方がお腹を抱え、仏頂面で過ごすのには付き合えない」と長年連れ添ってきたベターハーフは遠慮なく 云い放ちます。確かに・・国内旅行に出かける時だってカミサンは
・いつものお薬、持った？
・健康保険証も持った？
・おくすり手帳は？　と毎回の決まり文句なんです。

二月の旅先のメインは、超近場、自宅最寄り駅から55分の熱海の梅園です。
熱海梅園は知っていました。でも全然興味はありませんでした。熱海梅園のイメージは、齢よりのジジ・ババや、地方の年金組合が 団体旅行で行くところでした。
梅は桜に比べて、華やかさが少なく、映像的には面白くない。

何で、そんな興味の湧かない所に行くかと云うと、カミサンです。
カミサンのスポーツ仲間の鎌倉夫人（かなり余裕のあるお金持ち・旅好き）はちょっとした国内旅行に行っても、必ずお土産と 宿泊した宿・ホテルのパンフレットを持ってくるのです。

今回は、熱海梅園を見下ろす、ベランダ付の一泊8,500円からと云うリーズナブルな宿
バイキングではなく、食事はフレンチのフルコースでとても美味しかった、と云うのでその気になり、早速予約を入れたのが、二月初旬 。ネットでみたら当然満室状態なのですが、インターネットの出来ないカミサンが電話してみると、熱海は満室ですが、同系列の箱根なら ネット上満室でも、電話問い合わせ用のお客様用に少し確保してあるので、そちらは如何ですか？、小田原から往復無料シャトルも 有ります。・・・と云うので申し込みました。
確保した後、私に「何もネットだけが全盛ではないのよ」と申しました。

2月14日、春一番が吹く日、鎌倉は小雨ですが、小田原は晴れていました。
小田原から、小涌谷の先、かなり入った宿までは、大型の無料シャトルバスサービスがあります。※バスで 行くと、980円かかりますから、かなりお得です。
バスは、春節の中国人観光客で賑わう箱根湯本から、箱根駅伝のコース(塔ノ沢・大平台・宮ノ下・小涌園)をそのまま辿って、45分で到着します。 乗客は、ほとんどが70代半ばと思われるご夫婦でした。

最近、平日、一泊2食付きの温泉宿で一人10,000円を切る宿は多いです。
そのほとんどは、今回の宿のように、元企業の保養所を借り受け、改装・少ない人手で運営している ケースです。数年前、同じようなスタイルの宿に泊りましたが、不評でした。理由は、食事です。
昔はブッフェ形式を歓迎していました。
手軽に、自分の好きなものを、自分のペースで食べられるのが良かったのですが、最近は食も細くなり、 バイキング専用に開発された食材にうんざりしています。
今回の宿は、ブッフェではなく一通りのフレンチのコースです。雰囲気の良いレストランで、一時間かけてゆっくり 食事を楽しみました。
食材はそれほど単価の高いものを使わずに、メイン顧客層である、旅すきな退職者世代に受ける、手間・暇かけたお料理でした。
お部屋はと云うと、元企業の保養所だったのでしょう。かなり狭目、収納もほとんどない、シンプルなお部屋です。 部屋には、時節柄(箱根山の噴火警戒情報)、緊急避難袋とヘルメットがおいてありました。

翌朝は、10時台のシャトルバス小田原へ行き、今回のメインの熱海梅園(最寄りは伊東線来宮駅・徒歩10分)です。
ビデオクラブに所属していると、毎月の例会に何かひとつ、短編でも作品を持って行かなくてはなりません。それが プレッシャーにもなりますが、月一本の作品制作を自分自身に課していないと、だんだんズボラになってしまうのです。
そして今回は昨年自分自身へのご褒美として買った、アクションカメラと手ぶれ防止ジンバルとは？昨年のブログ参照 のテスト撮影も予ねていました。
春の日差しのなか、平日の熱海梅園は予想通り、ジジ・ババばかり
ここは一度来ればＯＫかな。・・・・
以下がそのビデオマニアックなテスト撮影版動画、2分42秒です。
歩きながらの手持ち撮影。解る人が見れば解る内容です。

一月の末29日、家の固定電話に懐かしいブエノス時代の友人から電話がありました。音声の調子から 国際電話ではなさそうなので「今、何処」と聞くと、日本、和歌山の実家と答えます。
「何時来たの？」
「一月の11日」
「何時まで居られるの？」
「来週土曜日、成田から、東京へ出るので何時会える？」
海外の私の知り合い、友人が来る時はいつもこんな突然なものです。
同じ年齢でも、日本に生まれ育ち、長い間日本の社会生活をしてきたものと違い、相手の都合を 思い浮かべることは少なく、10年ぶりに遠い外国から来たのだから、万難を排して、会うのは当たり前 と考えているのは、致し方ないこと。
もう少し、余裕をもって早く連絡してくれれば良いのですが・・・

電話では、家族一緒と云ってましたから、奥さんとお嬢さんの三人のハズ。
何処に連れて行くか計画をたてなくてはならないので、宿泊先を訪ねるて、 お嬢さんが予約したと云う「秋葉原ホテル3000」を 早速調べてみました。
びっくり、一泊3000円のドミトリーだけの外国人専用のバックパッカー宿です。
ご夫婦は私と同じ世代ですから、今年68才。幾ら東京のホテルが高いと云っても、この年代のご夫婦が4泊するレベルのホテル では有りません。カミサンにこのホテルを見せると、涙を浮かべ、Nさんの奥さんが可哀想、我が家に泊まるか、或は 私が払うからもう少し、寛げる、最低でもビジネスホテルにしてあげて、と云います。
そして、どうせならこの晴天が続く季節、富士山が綺麗に見える露天風呂のある温泉旅館に3人を招待してあげましょう。私達 だって昔、旅行先で何日もお世話になったのだから、それぐらい良いじゃない。

早速、ネットで箱根の温泉宿を探し、私達二人とN君ご家族3人の二部屋の仮予約をして翌日、実家に電話しました。 彼は、お嬢さんが予約したホテルがどの程度のものかは、知っていました。
そして、驚愕の事実が・・・
家族一緒とはなんと8人。N君ご夫婦・30代のお嬢さんとその婚約者・奥さんの姪っ子と甥っ子その婚約者合計8人 だと云うのです。
幾らブエノスに行く度にお世話になっているからと云っても、合計10人を小田急ロマンスカーに乗せて、箱根の 富士山の見える露天風呂の温泉旅館にご招待するのは、我が家の家計では無理なのは明白です。
N君は、1日東京見物に連れてってくれれば十分というので、私のスケジュールの都合がつく2月3日、 スカイツリーを案内し、昼食はゆっくりと寛げ、話しが出来き、若者六人はしっかりと食べれる錦糸町のホテルのランチブッフェ、午後はちょうど浅草寺の節分会ですからそこに案内し、 夕食は、新橋の昔馴染みの個室居酒屋に、との計画に変更しました。
10人分、結構な金額になりますが、まあ二人の毎月の旅行金額の1回分で収まるかな・・・

その電話のさい、N君のお嬢さんカップルだけ1ヶ月日本に残り、JRパスで日本中を旅行するので、彼らの スーツケース2つを預かって貰えるか、と云いいます。

普通、日本人ならその程度のお願いなら、2つ返事了承するのでしょうが、お断りしました。
理由は、N君のお嬢さんはお母さんは日系二世、彼女は日系三世とは云え、アルゼンチン生まれ・育ちのラテンアメリカ人、 そして婚約者は一度会ったことがありますが、典型的な白人アルゼンチン人です。
アルゼンチン人は同じ南米でも他の南米各国と違って、へんな白人優越感に満ちている人種なのです。 そして、日本人旅行者が異口同音に、一番旅行しにくい、アジア人軽視する傾向のあるの国なのです。(近年の韓国・中国人の 大量流入も原因の一つなのですが)もちろん短期の団体旅行では 経験する暇もないのですが、南米を個人旅行でアンデスから南下して、アルゼンチンに入ると、誰でもが実感します。
スーツケースを預かるにしても、おそらくですが・・・二人でスーツケースを持って 鎌倉の自宅にご挨拶してお願いするのではなく、勝手に時間も日にち伝えずに、宅配便で我が家に送り届け、 取りに来る日も約束の日は先ず守らず、電話でどこそこに宅配便で送って・・と99%決まってます。
私達は過去に何度も、このような経験をこれまでしてきたのです。

テレビでは外国人旅行者の番組が多いですが
日本は外国人観光客を増やそうと、AirB&Bや、カウチサーフィンの規制緩和を進めていますが、泊まろうとする外国人は TV番組に登場する日本大好きな好青年ばかりではありません。却って稀なケースと考えていない、善意に泊めてやっても、 後味の悪い結果になるかもしれないのを、覚悟しておいた方が良いでしょう。
今回も似たようなケースがありました。
奥さんの甥っ子カップルが奈良の量販店で購入した炊飯器が100V仕様で、アルゼンチンで使えないことを、東京のホテルに 来て知り、秋葉のハードオフに売りに行って売却を断れたと、大声で怒ってました。
ハードオフの理由は日本人なら良く解ります。例え新品であっても開封された食に関わるものは、日本ではどんなに 安くても、売れないと説明しても、彼は怒りまくっているのです。
それなら、買った奈良の量販店に持って行って交換して貰え、それしかない。
アルゼンチンだって同じだろう、日本をなめてはいけない。
彼らにはストレートに強く云わないと理解しないのです。
日本の控え目・穏健な、事荒立てない態度・言葉は通用しないのです。

ブエノス・アタランタ・成田で約20万円、アルゼンチンの一般サリーリーマンの2ヶ月分以上でしょう。 N君はもっと稼いでいますが・・・
彼が日本に来たと知って、70才になる前、幾らかでも気力・体力・好奇心が残っているうちに、青春時代 を過ごしたアルゼンチン・ブエノスに行かなくてはと、日本発の航空券を調べてみました。
最安値はカタール航空で、画像のとおり、燃油込で120,000円、当然往復の値段です。
発券・販売しているのは天下のＪＴＢですから、信用しても大丈夫です。
データーはトラベル子参照
しかし、フライトは厳しい・・・・

往路　成田22:20　ドーハ04:30　12時間10分
　　　乗り継ぎ　3時間25分
　　　ドーハ7:55　ブエノス20:45　18時間50分　合計34時間25分
復路　ブエノス23:20　ドーハ22:50　17時間30分
　　　乗り継ぎ　8時間10分
　　　ドーハ7:00　羽田22:45　9時間45分　合計35時間25分

6日土曜日に一団は成田から帰りました。
見送りに行ってやりたくても、土曜日はNPOセンターの会議があっていけませんでした。
携帯の番号を教えてあったので、空港から最後の挨拶があるかも、と思っていましたが、それもなし そろそろ、青春の思い出と決別する時期が来たのかも知れません。

私達世帯の年金収入は、日本の給与収入世帯の退職後の年金収入平均とほぼ同じですから、課税ギリギリです。そこに 月にほんの少々、「スズメの涙」程度の講師料が、行政から払われます。当然所得税を源泉徴収されています。 講師謝金が常識外れの安さの上に天引きされた手取りはあまりにも少ないので最初は申告もしなかったのですが、翌年、申告漏れ通知 が参りました。
それ以降は、毎年この季節、確定申告をしています。

世帯の支払った医療費が10万を超えた分、控除対象となるのは解ったいましたが、どちらにしろ大きな病気は高額医療対象で 補てんされるし、税金が現金で戻ってくるものでもありません。それなのに、全医療費の領収書を用意し、医療機関毎に 仕分けして、合計計算書を添付する手間が生じるので、止めていましたが、課税ギリギリが講師謝金でオーバーしてから、 取り戻す為に、しっかりやることにしています。

お役所の税金の申請書は何であんなに書き方なんだろうと、常々思っていました。
確かによーーーーーく読むと、(Ａ)＋(Ｂ)の合計を(Ｃ)欄に記入しては解るのですが・・・？もっと簡単に 自動記入・計算出来ないの？と思っていました。
国税庁のE-taxを使うほどではないし、 却ってこんなものを使うぐらいなら、手書きで十分、もっと簡単なエクセルレベルのものがないのかと、探した ところ、ありました。
鎌倉市市・県民税申告書作成ツール
鎌倉が造ったものではなく、おおもとは総務省あたりで、各市町村が提出先だけを書き換えていると思いますので、お住まい の行政のホームーページに行けば、あると思います。
申告書は拡張子.xlsの互換モードとなっておりますので2003以前のオフィスでも開けます。
シートが4つ
　・使い方
　・入力シート
　・印刷シート
　・入力例シート　に分かれており、これまでの役所の書類にはない丁寧さで造られています。但し 生年月日の入力方法は、もっと詳しい説明が必要かもしれません。
ここまで書いて、近隣の鎌倉よりも大きな行政市で同じものを探したところ、藤沢も横浜もありませんでした。 この鎌倉のエクセル申請書類の手作り感からして、もしかすると市の職員或は、臨時契約職員が造ったのかも知れません。
鎌倉市は 市民・外野が五月蠅いので有名です。昨年までのホームページは悪評タラタラだったのですが、昨年四月からはスマホ対応をして、 大変見易く、ページ内移動も楽になりました。
お隣の政令指定大都市「横浜」が相も変わらずスマホ対応していないのは、どういう事。

確定申告の提出は原則市役所の市税課なのですが、二月の頭の一日に限り、鎌倉市の四つ行政支所で受付して いますので本日2月5日に最寄りの行政センターに提出して今年は、はいお終い、そして次に待っているのは、今年の予算の作成です。
65才から70才までの5年間は一定金額としてましたので、68才になる今年、特段予算案を造る必要はないのですが、 昨年の手術・入院と海外旅行ゼロと云う実績から、予算を71才時に前倒しとすることに決定しました。
海外旅行予算と医療費は半比例する。
解ってはいましたが、こんなに早く来るとは。

世の奥様方からみれば、「お金の苦労も知らない、なんて幸せな奥様なのでしょう。」と思われており、 実際、私もそう思います。
しかし、最近、私がいなくなった後の事を二人で話すようになってきてから、不安を感じ始めてきました。 我が家の場合、重要な資産がらみの書類は、銀行の貸金庫のなかと、私のパソコンのなかにあります。私が 長期入院したら、否応なく銀行へいかなくてはならないのです。

確かに、インターネット・メールが使えなくたって生きていけます。
しかし、現在のご時勢、情報は何でも「詳しくはホームページで」ですから、パソコン・スマホが使えないと 時代・情報から取り残されてしまうのは、致し方ないこと。
最低限、インターネットを見る、知識・スキルを確保しておかないと、私が逝った後カミサンが困るのは、目に見えています。
覚えたい気持ちはあるようですが・・・
しかし如何せん、マウス・キーボード恐怖症・自他ともに認める「機械オンチ」です。
そして、カミサンは私に教わるのに抵抗があるようです。確かに私は現在、NPOセンターでパソコンプログラムの講座を 持っているインストラクターですが、一般ビギナーには教える自信が有りません。
一般的に、夫・子供・伴侶の家族間で教えるのは問題があります。カミサンは今年から近所のショッピングセンターの 量販店のパソコン教室に通おうかな、と云ってましたので、そこの教師が私の講座の生徒さんだったので、聞いてみると 、カミサンの目的が「インターネットの検索とお買い物」に限定されている、高齢者ビギナーは、自分の教室は 止した方が良いと云います。
　■　理由は
・基礎から教えなくてはいけないと考えている
・営利企業なので、生徒を長く引っ張る
・知りたい事、やりたい事だけは教えていては、やっていけない

そもそも、カミサンのインターネット目的は・・・・
クックパットなどの情報を見る事と、ネットショッピングなのです。
2015年のネットショッピング統計調査 よりますと、20代の女性のネットショッピングで費やす金額が60,000円台に対して、60代女性は220,000円と3倍以上利用しているのです。
　■　何を買っているか・・・?
ネットショッピングと聞くと想像される、デパートの洋服や家電・装飾品を想像しますが、 実は重いもの・嵩張るもの・・つまり日常生活に必要なドリンク類・お米・トイレットペーパーをネットで買っているのです。

■　何がカミサンのパソコン習得を阻んでいるのか

■　実際に私が使ってみて

・タブレットが届いてから10日、カミサンはまだ一回も触っても見ません。
・何時か、本人が触る気になるまで放っておきます。
・タブレットは何時でも手が触れられるように、彼女のテリトリーの居間に置いています。
・私がいなくなったら、きっと活用することでしょう。

ひとつ、そして最大の懸念は、カミサンが日常的にネットが見られるようになったら、ブログのネタに カミサンの事を書けなくなるのは目に見えていることでしょう。

土曜日に乗った電車の中吊り広告に「移住・交流・地域おこしフェア」が日曜日に東京ビックサイト で行われるとありました。
当サイトに投稿下さる、Rockyさん・Shin732さんが実践されています、ある一定期間の国内の ちょこっと、お試しステイ・滞在体験のお話、情報が集まっているだろうと、期待して出かけました

「ユリカモメ」は完全無人システムですから、最前部に操縦席がなく乗客に開放されていますので、「乗り鉄」 には人気です。この日は中国人観光客がスマホと一眼レフで新橋からお台場まで、ノンストップで撮影していました。
聞いてはいましたが、アジア系の観光客の多い事、特にお台場のダイバーシティ東京にガンダム が登場してからは、聖地と化しています。
そんな若者で賑わうお台場も、有明も、豊洲も、ユリカモメ建設当時はレインボーブリッジはなく、アクセス道路さえ ない状況で現場への行き来で苦労した思い出の残る場所・・・ユリカモメから見る車窓の目まぐるしい変化に、 神奈川県鎌倉の田舎住まいのオジサンはびっくり、そして20年の歳月を感じていました。

■　そうか、解った、安倍さんの地方創生ね。

• 北海道から沖縄まで、全国から400の団体が勢ぞろい
• 日本最大級の地域おこし協力隊の求人情報が盛り沢山
• 新たな生き方、暮らし方を探している方、集まれ
• 首都圏の移住希望者と自治体をつなぐ

ビックサイトの西館一階フロアー全部を使った、巨大なイベントのようで、真っすぐに地方自治体の 「移住・交流・相談ブース」へ行くと、手ぐすねを引いて待ち構えていたかのように、直ぐにキャッチ されました。
参加自治体は出展団体一覧 をご覧ください。
最初に捕まった自治体の担当者に、この会場のターゲットは地方へのUーターン、Iターンを考える若者世代なのか、或は退職後の 田舎暮らしを希望する世代なのかをお尋ねしたところ、全てであって、兎に角観光であれ、就職であれ、田舎暮らしのお試しであれ、 先ずは知って貰うこと・来てもらうことが重要、それが政府の政策、そうか、解った、安倍さんの地方創生ね
地方創生・活性化・「新・三本の矢」の実現を目的とする「一億総活躍社会」ね。
昔のシルバーコロンビア計画が思い出されます。そしてもっと昔だと「満蒙開拓団」や「新天地　南米移住」、全て国策、 実際に行うのは、各省庁の外郭団体と最終末端は各市町村・・、うまく利用するしかない、踊らされてはいけない、どんな 情報も自分の目で確かめなくては。

■　情報リンク

• 全国移住ナビ
• join　移住・交流推進機構
• 生涯活躍のまち　移住促進センタ－
• 地域活性化センター

読んでいて解った、国内移住・国内二地域生活、ちょこっとお試し滞在の条件は

• 二人ともに健康であることが第一条件
• 運転免許をもっており、普段運転になれていること
• 伴侶と同じ価値観・社会観があること

世界188カ国の2013年の「健康寿命」を調べたところ、日本が１位だったとする調査結果を米ワシントン大 （西部ワシントン州）などの研究チームが27日付の英医学誌ランセットで発表した。
健康寿命は介護が必要だったり、日常生活に支障が出る病気にかかったりする期間を除き、 自立して過ごせる期間を示す。
同チームによると、日本の健康寿命は男性が71.11歳、女性が75.56歳で、男女とも健康寿命は１位だった。

■　東京オリンピックまでは大丈夫

・・と思っていますし、半分冗談で公言していますが、67才にしてかなりヤバそうです。
昨年末の大掃除で私の担当はレンジフードとお風呂場。
お風呂場は普段は開けないユニットバスの内側から、壁面全体を清掃するのですが、鼠径ヘルニア手術後は、この 体を屈むと云う動作が辛いのです。四月に手術をしてから八カ月経っても、まだ痛みます。この暮の大掃除の 後から痛む頻度が増し、くしゃみをしても痛みますし、ショックだったのが、カミサンから瓶の蓋が堅いので開けて、と 頼まれ、何時もは簡単に開くゴムの滑り止めを持ってチャレンジすると、下腹部に痛みが走り、止めました。
　・こんな簡単な事が出来なくなったのか？
　・立ったままでは靴下を履けません
　・全ての動作が緩慢になってきました。
原因は、鼠径ヘルニア手術後の下腹部の痛みです。

■　そして胆管結石発作の再発

屈む動作に不安を感じている所に、今度は二年ぶりの胆石発作です。
このところ外出が多いカミサンは、夕方遅くなると、夕食はデパ地下のお惣菜ものが多くなります。暮からお正月明けに かけて、気を付けていても油もの・揚げ物も多かったのは事実で、カミサンも気にしていたのですが・・・
胆石発作の症状は、このイラストそのものです。
対処としては、痛み緩和のブスコパンを飲んで、じっと寝ているしかないのです。
痛みは数時間で収まりますが、私の場合、この後から来る倦怠感が大きいです。胆管に石が詰まる事により、胆汁が流れにくく なった結果、一時的に肝機能が低下して、全身の倦怠感が残るのです。
詰まっていた時間に比例して症状は数日で収まったり、ひどいときは入院が必要になります。今回はちょうど成人の日の三連休 で、受け持つ講座はなく、唯一月一度のビデオクラブの例会と新年会を欠席する程度で済みました。

67才でこのような状態ですから、海外へ出かけられない、と云う理由をご理解される思います。

■　そろそろ備えなくては

胆石発作が起きる前の日、NHKの「団塊スタイル」の番組を見ました。

老いや死について前向きに備えるシニアが増えている。 背景には、ひとり暮らしや身内に自分の最期を頼らない人たちが増えているなどがあげられる。 今回は、さまざまなエンディングの中から終末期の医療に向けてどのように備えればよいか考える 。自分の病気のことはすべて知りたいのか？自分が意思表示できなくなった場合、 代わりに誰に判断してもらいたいのか？などをノートにまとめ、備えのポイントを紹介。 さらに、日ごろから準備しておきたい終末期医療に関連した“緊急連絡メモ”や“緊急入院袋” などの備えについても伝える

番組終了直後の直後なのか、既に売り切りで発送は10日間ほどかかると書いてありましたが、連休明けに届きました。

• 名前・住所・かかっている医療機関・服用中の薬を書く
• 人生を振り返りながら大切にしている、出来事を書く
• 自分が望む医療のイメージを具体的に書く
• 意志表示できる場合、病気について知りたいかどうか書く
• 意志表示できない場合　どうして欲しいか具体的に書く
• 自分の代わりに判断して欲しい人について書く

お正月は何処にも行かないのだから、プチ贅沢をしようよ

現役時代の通勤路　丸の内から日比谷・内幸町・新橋へ

近未来タウン　カレッタ汐留のイルミネーションへ

東京駅八重洲口　グランルーフイルミネーション

最後はスカイツリー

これまで年賀状とは無縁のお正月

紅白歌合戦・初詣・箱根駅伝とも無縁のお正月を25年間続けてまいりました。
年賀状に代るものとして、旅好きの友人宛に滞在先から絵葉書を出して、お互いの旅先自慢が年賀状 でした。
退職してから、お正月は海外に出かけません。
理由は勿論、こんなチケットもホテルもドピークの時期に出かける必要が無くなったからです。

年賀状は現況報告

会社関係が50枚ほど、旅の知り合いが70枚。
旅の知り合いのなかには25年ほど前にコスタリカの小さな村で出会い、レストランでご馳走した バックパックの青年がいます。彼はその後日本に帰り復学し医学部を卒業し、地方の勤務医になり、 結婚し、子供が成長していく様を毎年年賀状にしたためています。
南インドで、道に迷っていた一人旅の女性を私達のチャーターした車に同乗させてあげのがきっかけ で知り合った女性は、その後も世界各国から絵葉書を送ってき、日本に戻って来てからは横浜に住むようになり 、度々鎌倉の自宅に遊びにくるようになりました。
昨年、横浜に一人で家を買った様子が、年賀状から伝わってきました。

年賀状は何歳まで続けるか

定年退職してから、それなりに年賀状の意義を感じてはいますが、年々少なくなってきています。
一つには、長年続いていた旅先でたった一回だけ会った旅の友人への年賀状は減る方向にあります。理由は 私達が海外それもディープな秘境への旅がめっきりと減り、ホノルルやバリ・バンコクのような定番の土地に 限られてきた事が大きな原因ですし、ある年に、長年続いていた年賀状のやりとりをしていたご婦人から、 70才を迎えて、今年で年賀状によるご挨拶は止めることにしました。と云うお便りをいただいたことが、 大きな要因です。

私もそうする心算です。
特に現役時代にお世話になりました方々への年賀は、例え近況報告にしろ12年も経って、まだ現役時代・仕事 関係を引きずっているのか？、未練がましく思われるのがちょっと本意ではないからなのですが。

近年増えている故郷の同級生

還暦を境に、故郷の中学・高校の同級会へのお誘いが増えてきます。
同じ世代、同じ青春期を一緒に過ごし、思い出を共有する仲間が何十年ぶりにタイムスリップする同級会から 年々、年賀状が届くようになり、私も近況報告を兼ねてだしています。
今年は、40通に減りました。
旅の友人から来ることは解っていても、敢えて今年から、徐々に減らしていき、仕事仲間を本当にお世話になりました 協力会社の方々、一緒に苦労し、共に齢を積み重ねてきた同じ世代の職人さんらに限る事にしました。
そして、70才を境に一度リセットするつもりです。
近況報告は、どう暮らしているのか、はネットを見てね。で終わりにする予定です。