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家族のための、がん告知の基本姿勢
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- 本人に正しく伝えること
- 医師との信頼関係を成立させたのちに、行うべきです。医師とよく話し合い告知をおこないます。この際に、診断や治療の選択肢が複数ある場合に患者が冷静に判断できるということをわすれないでください。これら選択ができることを、インフォームド・コンセントといいます。
- 説明をする場所にも配慮が必要です。患者本人が十分に感情を表出でき、プライバシーが保てる空間が望ましいとされます。担当医師とともに、個室もしくは外来など、他の人に聞こえない環境が大切です。
- 一貫して真実を述べることを心がけていくことです。未確認のことで、あわてず、『疑い』という認識で考えます。家族、患者自身も勉強して知識を増やしていく必要があります。
- 患者本人の状態も考慮せず、ただ一方的に事実だけを話すことはさけるべきです。患者本人に、『仲間』がいることを前提として、伝えます。
- 患者は医師に対して遠慮があり、場合によっては恐れを抱くこともあるとされます。医師にたいして、わからないことは、アポイントをとって、質問をします。
- 判断は、患者本人にあることを忘れないことです。
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