− 西縁 −
一.指定年月日 昭和57年7月3日 文部省告示第115号 二. 指定範囲 下記指定範囲図参照 三.指定基準 特別史跡名勝天然記念物及び史跡名勝天然記念物指定基準 史跡6(その他産業交通土木に関する遺跡)による。四.説明 見沼通船堀は我が国最古といわれる閘門式運河の遺構です。 (改修平成10年10月)
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所在地 さいたま市大字大間木
水神社は、見沼通船堀が開通した翌年の享保17年(1732)6月の創建と伝えられている。 祭神は罔象姫命である。本殿は大正12年9月1日の大震災により全壊し、同13年に再建さえたものである。 享保16年、井沢弥惣兵衛為永によって開さくされた見沼通船堀が開通し、江戸と見沼代用水縁辺の村々との物資輸送が可能になった。船は代用水路縁辺の河岸で荷物(江戸時代においては年貢米が主であった)を積んで江戸へ行き、帰りは肥料、塩、酒などの商品を積んできた。荷物の積みおろしをする河岸場は、芝川と東西縁用水路沿いに59か所あった。八丁の河岸場もその一つであり、この附近には河川輸送にたずさわる人たちが住んでいた。 水神社はそのような仕事につく人たちが水難防止を祈願して祀ったものである。 昭和58年3月 さいたま市
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