東人の出戻り浜生活産業遺産産業遺産(2)

産業遺産(2)


C11蒸気機関車

 サラリーマンへの街頭インタビューの定番の場所となっている新橋駅前の広場にSLが展示・保存されている。
 
C11 292号

  全長 12.65m  動輪直径  1.52m
  巾  2.936m   最高速度 時速 85km
  高さ 3.940m   石炭積載量  3.0t
  重さ 66.05t   水積載量   8.0t
 
 このC11 292号は 昭和20年2月11日 日本車輌株式会社で誕生しました。
 3年間余りの戦争で 物資もなくなりつつあった時の誕生で、蒸気溜、砂溜が角張っている いわゆる戦時型ですが 誕生後すぐ山陽本線の姫路機関区に配属となり 中国地方のローカル線 播担線や 姫新線など走りまわっていました。
 走行距離は108万3975kmで最初から最後まで一つの機関区にいたのは珍しいことです。
 今回鉄道100年を記念して 国鉄の協力を頂き ここに設置しました。
昭和47年10月14日  鉄道100年記念
港区
              
 

D51蒸気機関車

 上野の国立科学博物館の屋外にD51蒸気機関車が展示・保存されている。
 

 D51型蒸気機関車は、おもに貨物用として昭和11年より製造されましたが、そのすぐれた性能から日本国有鉄道で当時もっとも多く使われ、デゴイチの愛称で人びとに親しまれました。
 この231号は昭和14年7月に日本国有鉄道長野工場で製作されてから、東海道本線・山陰本線・その他で活躍し、昭和50年12月15日北海道追分機関区で休車するまで約216万km(地球を約54周)を走行しました。
 
車軸配置1D1
最長長19,730mm
最大巾2,936mm
最大高3,980mm
動輪直径1,400mm
機関車重量
(運転整備)
78.37ton
炭水車重量
(運転整備)
47,40ton
シリンダー
(直径×行程)
550mm×600mm
最大動輪周馬力1,280馬力
最大運転速度時速85km
大煙管
(直径×長さ×本数)
140mm×5,500mm×28本
小煙管
(直径×長さ×本数)
57mm×5,500mm×90本
小タンク容量20m3
燃料積載量8ton

D51蒸気機関車

   神戸駅の東側、線路近くにD51蒸気機関車が保存されていた。
 


 昭和19年から昭和50年まで30余年の

長いあいだ活躍した君を、神戸市民は

東海道本線、山陽本線の起終点近く

相生橋跡のこの地に迎える。

 近代の鉄道史に不滅の功績を残した

君の雄姿は地域の象徴としていつまでも

神戸市民に賞賛され親しまれ続けることだろう。


昭和53年7月15日 
神戸市長 宮崎辰雄
   

 D511072 
 
新製年月日 
昭和19年2月27日 
休止年月日 
昭和50年12月10日 
全長 
19.73 メートル 
全巾 
2.93 メートル 
全高 
3.98 メートル 
全重量 
87 トン 
所有
 
日本国有鉄道 
協力 
神戸ライオンズクラブ
創立25周年記念
神戸元町ライオンズクラブ
チャーターナイト記念


元町西広場の再整備にともない
D51型蒸気機関車を、高架化以
前は線路敷であったこの場所に移
設します。

平成4年8月

D51蒸気機関車

   静岡県の富士市から身延線で3駅目の入山瀬という駅の近くで、蒸気機関車が保存されているのを見かけた。
 
 D51蒸気機関車で、運転台にも上がれるようになっていた。
 
 傍らには、古い客車が「でごいち文庫」という図書館として利用されていた。


D51943蒸気機関車


 このD51形蒸気機関車(SL)は、昭和11年〜20年に 1,115両造られ、国鉄の蒸気機関車を代表する名機で 大型貨物列車、勾配線用として 全国の幹線で大活躍し、姿も日本的感覚を実によく表した機関車です。
 
造られた日昭和19年3月18日
造られたところ川崎車輌 K・K
重さ(石炭、水を積んだ時)125.10 t
長さ19.73m
2.936m
高さ3.98m
最高速度時速85.0km
坂を登る力(勾配)1,000分の25
走ったところ北海道函館本線
走った距離2,369,293.4km (月まで6.2往復分)

石炭・水 1回 石炭約8t  水20t 
       (この量で沼津 浜松間1往復できた)
形式称号 D 51 943
  ↓  ↓  ↓ 
  動軸4個  テンダー機関車  製作番号 


動軸とは  (輪)自走できる動輪のこと
動輪数  2  3  4  5  6  7  8 
記号  B  C  D  E  F  G  H 


テンダー機関車とは
 炭水車と機関車が別々に出来上がっているもの。(記号50〜99)

鷹岡でごいち文庫

 
ひらく日と時間 
・火〜土曜日 (5月〜9月)  午後2:00〜5:00
(10月〜4月)  午後1:00〜4:00
・毎日曜日  午前9:00〜12:00
 ※夏休み中は午前9:00〜12:00まで
やすむ日 
・毎週月曜日
・国民祝祭日
・年末 年始 (12月27日〜1月5日)
・お盆(8月13日〜8月17日)

D51蒸気機関車

   青森県十和田市の十和田市民文化センター前に、D51蒸気機関車が保存されていた。
 

ボク D51-663号です。

 この機関車はD51型通熱テンダー蒸気機関車といいます。 形式=D51-663号、全長19.730m、巾2.936m、高さ3.980、走行時重量125.77t(水・石炭を積載)馬力1.280 動輪直径1.400m、最大速度85.0km
 経歴=昭和16年9月三菱車両(株)で製造され、吹田(大阪府)、名古屋(愛知県)旭川・滝川(北海道)の各機関区で、主に食糧や木材などの貨物の運搬に使われ、国鉄の電化によって、昭和49年6月15日その使命を終えました。 それまでの33年間に、1,779,296km(地球を44.65周)走った機関車です。
 
 協賛ー市制施行20周年を記念し「青少年の社会教」の教材として、昭和49年11月10日、国鉄(現在のJR)から無償貸与されました。
 


58685蒸気機関車

   香川県の多度津駅近くにSLが展示されているのが気にかかっていた。
 香川県での仕事の際、機会があったので途中下車して見に行った。
 

58685の碑

 シュツ シュツ ポッポ シュツ シュツ ポッ
 懐かしい”汽車ポッポ”の歌は、もう遠い昔の思い出になってしまいました。≪はちろく≫の名で親しまれたこの形の蒸気機関車は大正生まれのモダンボーイで、全国各地で特急から貨物列車まで、広い範囲で活躍した代表的な国産機関車の一つです。
 四国へは、昭和10年から45年4月1日の四国鉄道完全無煙化の日まで、35年間にわたって地方産業、文化の開発に貢献しました。
 多度津町町制施行80年にあたり、四国の鉄道発祥の地であるこの町に、栄光の機関車を保存し、往時の雄姿を町民はもとより、ここに旅する人々とともにしのびたいと思います。
  昭和45年10月3日  
 多度津町 町長 信濃 努
 


58685 蒸気機関車 概要

車種 IC過熱テンダ機関車 最高速度 80 km/h
全長 16,765 mm 馬力 630 PS
全幅 2,614 mm 石炭搭載量 6,000 kg
全高 2,614 mm 水槽の水量 13 m3
車両重量 機関車積載時 48.83 ton  動輪の直径 1.600mm
炭水車積載時 34.50 ton  ブレーキ装置 空気ブレーキ式
製作所   汽車製造会社 走行期間   自 大正11年10月30日
製作年月日  大正11年10月30日 至 昭和45年3月31日
製造価額 96.500円 総走行粁 2,643,771.5km
(地球約66周)