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元町西広場の再整備にともない D51型蒸気機関車を、高架化以 前は線路敷であったこの場所に移 設します。 平成4年8月
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このD51形蒸気機関車(SL)は、昭和11年〜20年に 1,115両造られ、国鉄の蒸気機関車を代表する名機で 大型貨物列車、勾配線用として 全国の幹線で大活躍し、姿も日本的感覚を実によく表した機関車です。
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この機関車はD51型通熱テンダー蒸気機関車といいます。 形式=D51-663号、全長19.730m、巾2.936m、高さ3.980、走行時重量125.77t(水・石炭を積載)馬力1.280 動輪直径1.400m、最大速度85.0km 経歴=昭和16年9月三菱車両(株)で製造され、吹田(大阪府)、名古屋(愛知県)旭川・滝川(北海道)の各機関区で、主に食糧や木材などの貨物の運搬に使われ、国鉄の電化によって、昭和49年6月15日その使命を終えました。 それまでの33年間に、1,779,296km(地球を44.65周)走った機関車です。 協賛ー市制施行20周年を記念し「青少年の社会教」の教材として、昭和49年11月10日、国鉄(現在のJR)から無償貸与されました。 |
シュツ シュツ ポッポ シュツ シュツ ポッ 懐かしい”汽車ポッポ”の歌は、もう遠い昔の思い出になってしまいました。≪はちろく≫の名で親しまれたこの形の蒸気機関車は大正生まれのモダンボーイで、全国各地で特急から貨物列車まで、広い範囲で活躍した代表的な国産機関車の一つです。 四国へは、昭和10年から45年4月1日の四国鉄道完全無煙化の日まで、35年間にわたって地方産業、文化の開発に貢献しました。 多度津町町制施行80年にあたり、四国の鉄道発祥の地であるこの町に、栄光の機関車を保存し、往時の雄姿を町民はもとより、ここに旅する人々とともにしのびたいと思います。 昭和45年10月3日 多度津町 町長 信濃 努
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