KENYA ケニアのアルバム


ケニアの海の玄関モンパサ港に接岸したところの写真。サファリーカーが大挙して集まっている。
ここに上陸するために神戸検疫所で黄熱病予防接種を受けた。イエローカード取得である。
また、インド洋上の何日か前からマラリア予防薬を定期的に飲み続け、アフリカを去った後も何度か飲まねばならない。
我々はモンパサ空港から更にタンザニアに近いマサイマラ国立保護区にチャーター便3機で向かった。
モンパサ空港は大型機も発着する国際空港であるが、マサイマラの空港はサファリーそのもので、滑走路だけで給油設備もない。縞馬が滑走路に飛び出してこないか心配した。空港から宿泊ロッジまでの交通手段はサファリーカーで、もうサファリーゲームドライブそのものである。ガゼルが車の前を駆け抜ける。


丁度、航空路の中ほどでキリマンジャロの雪を見ることができた。5895mアフリカ最高峰
またナトロン湖もその先にあった。

マサイマラ国立保護区はケニア領だが接続しているタンザニアのセレンゲティ国立公園はビクトリア湖まで延びた広大な公園である。野生動物には国境は関係ないので、雨季・乾季でヌーなどの草食動物の大移動がある。

まずは宿泊ロッジのフィッグツリー・キャンプに
キャンプ地全体は高い金網のフェンスで囲まれているので、ライオンが来ることはない。
中央のレセプションや食堂は大きな木造建築で、プールもある。キャンプ地と言うよりリゾートホテルの感じである。客室はキャビンで木造キャビンとテント・キャビンがある。
テントにとまったが、天井も高く快適だった。、バストイレなどのユーティリティー部分はレンガ造りでホテルと変わらない。
消灯時間後は真っ暗

マサイ族の集落は生垣や芝で円形に囲われいる。その中に土作りの小屋がまた円形に並び、中央は広場である。牛の糞があるところをみると放牧中の牛を入れるのだと思われる。
この集落はキャンプ地に近いのでみやげ物を売る広場まである。木彫りの面を買った。
女性たちの歌と踊り、若者のジャンピンングを見た後、小屋の内部も見せてくれた。

午後のサファリー・ゲームドライブ
地平線まで見通せる丘陵地帯で乾燥地帯でなく土は黒っぽい。川はないがキャンプ地の少し上の窪地から湧き水のクリークが始まっている。
乾燥地帯のサファリーは砂埃が大変らしいがここは快適である。それだけ草食動物が多いということだ。
高い木にはハゲワシがとまっている。ハイエナ、イボイノシシなどもいた。

窪地の茂みにライオンがいた。
しばらくするとなんと交尾を始めた。
こんなシーンはめったに見れない

午後のサファリーの帰りは夕方になり、
キリンの影も長く伸び出した。
高原の地平線に沈む太陽を拝む。
二日目のサファリー
次の日の朝のサファリーでハイエナの朝食
残りを狙うハゲワシ
ライオンの朝食を見た。
ヌーや縞馬など大型動物が群れているところへ
大きな群れが移動するのは迫力がある。
ヌーは保護色で写真映りが悪いが実物はすごい。

朝食していたライオンのところへ戻るとお楽しみ中だった。
昼食後の休憩
テント・キャビンのテラス
キャビンはクリークに面している。
クリークは少し上流から湧水で始まっており、
サファリー・カーはぬかるみを渡ることができる。
下流ではワニやカバがいる水量になっている。
このあたりは高原で毎晩夜露があり、
草原の土は湿っている。
二日目午後
午後は象を見に行った。
マサイマラには象は数頭しかいない。
集団で小象を守っている。
あまり近づくと警戒態勢の円陣を敷く。
水牛

ワニがクリークにいた。
このクリークはキャンプ地の下流

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