EASTER ISLAND イースター島

イースター島

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当日の日記

11月18日 イースター島は現地語でラパヌイ、火山島で大きな火山が3峰あり、小さな噴火口や山が連なって直線上に並んでいる。
イースター島は他の島から2千キロ離れた孤島である。ポリネシア人が渡ってきて島の各海岸に住み着きそれぞれの部族を形成していた。各部族をまとめる鳥人の位を持つ部族長が島全体を統率していた。
モアイは先祖崇拝の形で各部族の集落を海から見守るように祭壇上に安置されている。しかし、モアイがだんだん大きくなって、モアイ製作に大勢の人手がいるようになってしまった。またモアイを運ぶのに椰子の木を伐採してコロにしたりして食料不足になり、部族間の殺しあい(モアイ戦争)が始まって、そのときモアイはすべて倒されてしまった。
近年、チリー海軍が来てチリー領にされ、多くの島民はリン鉱石(海鳥の糞の山)採掘の奴隷に狩り出され人口が減少した。現地人の言語「ロンゴ・ロンゴ」を読める人は一人もいなくなった。この言葉は漢字に似た文字を使うユニークなもので、鳥人の奇妙な彫刻もこの言語の影響があると思える。

イースター島には大きな港湾施設がないので本船は沖泊で、8人乗りのテンダーボートで上陸した。5隻ほどのボートがピストン運航するのだが、時間が足りなくなってしまった。残りの人達を上陸されるために、もう1泊沖どまりに変更になった。
晩に急遽、現地人を船に招き、ポリネシアンダンスが上演された。

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