ATLANTIC OCEAN 大西洋のアルバム


写真はグラン・カナリー島のアル・カーサス地区の教会

カナリア諸島は、アフリカ大陸の北西沿岸に近い大西洋上にある、火山の噴火によって生まれた7つの島からなる群島である。その中のテネリフェ島にあるテイデ火山3715mがスペインで最も高い山である。

カナリア諸島は、ギリシャ神話に登場した、黄金のリンゴがあるというヘスペリデス島のモデルにだと考えられている。 また、古代ローマの学者大プリニウスが、島に多くの野犬がうろついていることを最初に伝えたため、ラテン語で犬を意味するcanisがカナリア諸島(Canaria)の名前の由来となった。


ラ・パルマスのバースには犬の像が我々を歓迎していた。

カナリアという鳥の名前もこの諸島にちなんで名付けられた。

アル・カーススより島の中心に近い山の上の集落
テロール地区の写真
写真は島の山道からラ・パルマスの町が見下ろせる唯一のポイント

この島は火山島で降った雨は溶岩に浸むので河川はない。山は高いので雨量はあるが飲み水は確保できないので、海水の淡水化プラントで水道が成り立っている。
サボテンが多く見られるがこれはサボテンに付く虫が染料のなるので栽培していたもの。

また、ユーカリの木が多いがこれはオーストラリアから移植した。ユーカリは地下水を吸い上げる能力が大きすぎるのが問題になっている。困ったことに伐採するとすぐ再生し、再生したユーカリは勢いがよくますます地下水を吸い上げる。
写真はVALLESECOというレストランでの昼食

いかにもスペイン風でワインはどんどん注ぎ足しに来る。海鮮料理がうまいし、歌もよかった。
写真は島の西側にある砂丘地区

高い山と偏西風でこの島にはいろいろな地形があり、小さな大陸と呼ばれている。風が強く砂が顔に当たって痛い。アメリカのオレゴンコーストに似ている。リゾートになっていて、ホテルやレストランがある
ラ・パルマスの港に帰ってトパーズ号をバックに記念撮影

月のきれいな夜の散歩に町に出かけた。
カナリア諸島のラ・パルマスを出て、キューバまで洋上まる9日間

洋上でいろいろな催しがあった。

洋上大運動会の記念写真
トパーズ号のクルーは船長をはじめとしてギリシャ人が多い。

甲板で朝から羊の丸焼きをして、ギリシャ料理のパーティーがあった。

クルーのギリシャダンスに誘われてみんなで輪になって踊る。

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