アラスカ旅行記
寺井 直行
9月4日(水)
フェアバンクス Fairbanks
アラスカ大学の実験牧場 ここではジャコウウシの研究をしている、ジャコウウシはバイソンに似た印象があるが、同じウシ科でもバイソンよりカモシカに近い種類で北極圏に生息している。バイソンと同じように乱獲で生息頭数は激変した。
原油パイプライン 北極海岸からアラスカ南部まで1,280km 人口建造物としては万里の長城に次ぐ。
立派な架台にスライドできるように設置されていた。膨張伸縮対策かと思ったが、 地震対策だった。架台の柱上部には放熱器があり、永久凍土に熱影響を及ぼさない仕組みでヒートパイプが仕込まれてある。パイプは日本製で大きい商売だったが、架台の鋼材もばかにならないだろう。
建設時には米国全土から作業員が集められ、なかでも溶接工は珍重された。気候の厳しい現場へ単身赴任した溶接工は大金を手にすることができた。ゴールドラッシュのように一攫千金。
パイプラインの管内清掃 ピーリング用のピグが展示されていた。まだ精製されていない原油だから、常に清掃するシステムで当初のピグと、現在のピグが展示されていた。ピグは大砲弾から始まったので当初のピグは原型を留めている。
昼食は大きなレストランパークの中華バイキングだった。種類も多く店も広い。
サンタクロースの家がフェアバンクスにもあった。土産物店に近い感じだが、サンタクロース宛の手紙の受け取り、クリスマスツリーの飾り物が特徴
フェアバンクス駅 アラスカ鉄道の最北端駅、すなわち終点で貨物の取り扱いが多い。
オーロラ鑑賞 二夜目 今度は現地ツアー会社の社宅へ行った。山の中の別荘地にある。
部屋はきれいし暖かい。広い木製のデッキがあるので足元は心配ない。2階のベランダも広いのでオーロラ鑑賞にはいいのだが、街の明かりが気になった。
幸運にも今夜もオーロラが見えた。昨晩より少しガスがかかっているようだった。
送迎してくれた女性は何とTシャツ姿、我々は重ね着で着膨れしているというのにこれには驚いた。
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