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Acadia National Park
アケーディア国立公園
(アカディア国立公園)
メイン州
★★★(紅葉時)
かつての大富豪避暑地
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メイン州東部の海岸地帯に位置する、北東部では数少ない国立公園です。ニューイングランドの豊かな自然が残りますが、特段、他に誇るべきものがあるわけではありません。もともと一帯は、大富豪の避暑地としての別荘が立地した私有地で、美しい自然を残そうと、20世紀初頭、彼らが周辺の土地を買い上げて国に寄付し、国立公園に指定されたことから、開発にストップがかけられた、という経緯があります。ただし、その後の火事で別荘は焼け、往時の面影はありません。紅葉の見頃(10月中旬)がベストシーズンです。
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Bar Harbor
バーハーバー
アケーディア国立公園
メイン州
★★★(紅葉時)
カナダ国際航路 |
アカディア国立公園の見どころは、公園東側に集中しています。左の写真は東部の高台(Cadillac
Mountain)からバーハーバーの街を撮影したものです。眼下に見える船は、春〜秋の間、この地とカナダ・ノバスコシアを結ぶフェリーです。Park
Loop Road(一方通行)を南に走ると、Thunder Holeと呼ばれる、海水が岩の空洞を浸食して大きな音を立てる場所があります。また、砂浜のビーチもあり、夏は海水浴もできますが、寒流地帯なのでちょっと寒いのでは…。 |
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US Route 1
USルート1
バックスポート付近
メイン州
★★★(紅葉時)
湖沼に映える紅葉 |
ここは、ガイドブックに載っているような場所ではありません。海岸沿いを走るUS
Route1(快適なドライブルート)の、州立公園とアカディア国立公園のほぼ中間あたりは湖が多く、そこで撮影したものです。メイン州に限らず、北米の森林は樹木がごっちゃになっているので、色とりどりになることと、赤が鮮やかなのが特徴だと思います。 |
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Salem
セーラム・復元帆船
マサチューセッツ州
★★
ボストンからの小旅行に… |
セーラムは、ボストンのノースステーションから電車で30分、車でも同程度です。町がこじんまりしており、見所が固まっているので徒歩で簡単に回れます。一番の見所は下に書いた魔女博物館ですが、海洋史に興味があれば、すぐ近くにあるピーボディ・エセックス博物館もお勧めです。左の写真の帆船は、港に係留されていますが、特別歴史的なものではないようです。セーラムが特ににぎやかなのは、「魔女」が主役となるハロウィン(10月末)。 |
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Salem Witch Museum
セーラム・魔女博物館
マサチューセッツ州
★★★
魔女裁判の再現 |
セーラムは、アメリカの入植地の中でも古い歴史を持ち、独立当初(1790年)の人口は約8000人、7番目に大きな町でした。さらにさかのぼること約100年、1692年に、この町では女の子の妄想に端を発する「魔女狩り」があり、20名が処刑され、4人が獄死しました。た。町には複数の「魔女狩り」関連スポットがあります。このSalem
Witch
Museum(魔女博物館)は、ジオラマで史実を解説します。仕掛けはかなり安っぽいのですが、受付で頼むと日本語の説明テープ(無料)を貸してくれるので、分かりやすいです。もう1つの「魔女の地下牢(ダンジョン)博物館」の方は、英語での魔女裁判再現劇で、結構難しい単語が多いので、ノンネイティブにはちょっと辛いかな…という気がします。ただし、文字通り地下にも行くので、不気味さは地下牢博物館が上。 |
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Fenway Park, Boston
フェンウェイパーク
ボストン
マサチューセッツ州
★★★★
因縁の対決にゴジラ登場 |
大リーグ伝統の一戦、ニューヨークヤンキースvsボストンレッドソックス。写真はヤンキース松井秀喜への投球シーンです(2003年5月)。大リーグの試合は、ヤンキース戦以外はticketmaster.comなどで比較的簡単に入手できますが、ヤンキース戦を見たければ、ヤンキースのホームゲームで相手が不人気チームというカードが狙い目でしょう。それ以外は定価での入手は困難です(私は、ボストンでのヤンキース戦チケットの定価入手のため、数ヶ月前の発売日当日に数時間並びました)。なお、バックネット裏などはシーズンチケット向けなので、普通に入手するのはかなり難しいと思います。 |
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Fleet Center, Boston
フリートセンター
ボストン
マサチューセッツ州
★★★
こちらはバスケ(NBA) |
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Ground Zero
グラウンド・ゼロ
ニューヨーク・マンハッタン
ニューヨーク州
★★★
United We Stand |
2001年9月11日は人々の中で永遠に語り継がれることでしょう。3000名近い命が失われたワールドトレードセンターでも、9ヶ月かけて瓦礫が運び出され、整地がなされ、再開発に向けた動きが進められていました。今後、ツインタワーの跡地と地下の外壁をメモリアルとして保存しつつ、世界一の高さ(アメリカ独立年にちなみ1776フィート:541m)の超高層タワーなどが建設される予定です。
※写真は2002年夏時点。「観光地」ではありませんが、ここに載せています。 |
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Liberty Bell
リバティ・ベル
フィラデルフィア
ペンシルベニア州
★
有名な鐘ですが… |
アメリカ独立宣言の地であるフィラデルフィアには、独立にちなんだ見所がたくさんあります。特に、1776年の独立宣言の舞台となったインディペンデンスホール(写真奥に見える建物)と、その際に鳴らされたリバティベルは有名です。しかし、この鐘は19世紀に亀裂が入って以来、実際に鳴らされることもなく、アメリカ独立の歴史に興味がない方には「はぁ?」という感じかも知れません。9.11テロ以降、これらアメリカにとっての「国宝」は警備が厳しく、この鐘を見るには金属探知ゲートを通る必要があります。また、インディペンデンスホールの中はツアーでのみ見ることができますが、結構人気があるので当日の予約は厳しいかも知れません。 |
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Babe Ruth Museum
ベーブ・ルース博物館
ボルチモア
メリーランド州
★★
ボルチモアの英雄 |
ボルチモアの貧しい家に生まれながら、大リーグのボストン・レッドソックスからニューヨーク・ヤンキースで活躍し、富と名声を獲得したベーブ・ルースは、アメリカンドリームの体現者として現在も根強い人気を誇っています。ただ、私生活は必ずしも幸せではなかったようです。この博物館、ベーブ・ルースゆかりのグッズなども置いていますが、質及び量からは、「好きな人であれば行けば…」というのが正直な感想です。遠いですが、ニューヨーク州クーパーズタウンの野球殿堂の方が、はるかに質・量ともに素晴らしいと思います。 |
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White House
ホワイトハウス
ワシントンDC
★★★★
歴代大統領のおうち |
9.11のテロを受けて、2003年夏時点では一般には非公開となっており(ペンタゴン、CIA、FBI、造幣局なども同様)、予約した学生団体のみ例外扱いとなっていました。安全レベルの変動により公開となる可能性もあるので、あらかじめ公式HPにてチェックされることをお勧めします。なお、キャピトル(議会)は予約すれば見学可能でした。 |
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Smithsonian Museums
スミソニアン・自然史博物館
ワシントンDC
★★★★★
世界最大のブルーダイヤ |
スミソニアン博物館群は、ホワイトハウス南のモール内に立地する博物館群で、ナショナルギャラリー(美術館)も同じくモール内にあります。世界的にも珍しい各分野のコレクションをすべて無料で見ることができ、合計10以上の博物館をじっくり見れば何日もかかるほどの圧倒的な量があります。少なくとも、航空宇宙博物館(触れる月の石)、自然史博物館(世界最大のブルーダイヤ)、ナショナルギャラリー(印象派をはじめとしたせ界の名画)は必見です。 |
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Tomb of Unknown
無名戦士の墓
アーリントン墓地
バージニア州アーリントン
★★★★
衛兵交代 |
ワシントンDCからポトマック川を渡ったアーリントンに、国立アーリントン墓地があります。ここには、ケネディ元大統領、ジャクリーン夫人らのケネディファミリーや、1986年の事故で亡くなったスペースシャトル・チャレンジャーの宇宙飛行士の墓もあります。さらに、米国がこれまでに関わった戦争で命を落とした軍人達の墓(無名戦士の墓)があり、定期的(20〜30分ごと)に衛兵交代が行われます。 |
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Iwojima Memorial
硫黄島メモリアル
アーリントン墓地北隣
バージニア州アーリントン
★★
アメリカ人の愛国心の象徴 |
アーリントン墓地の北隣の公園内にあるかなり大きな銅像です。太平洋戦争中、米軍最大の損害を出した硫黄島の戦いで、激戦の末、ついに米軍が上陸に成功したシーンを表しています。困難を恐れずに勝利を得るアメリカ人(軍)の愛国心の象徴となっています。アーリントン墓地のビジターセンターから歩いていこうとすると結構遠く、往復40分くらいかかります。 |