──誰でも素早く書ける方法がある!──
私は本業として主にメーカー様より依頼される各種ドキュメント(取説、サービスマニュアル、リーフレット、会社案内、ウェブサイト、動画コンテンツ他)の制作を請け負っているドキュメント編集プロダクションに勤めております。
そこでは制作対象物だけではなく、その周辺の日常業務でも多くの文書が作成されます。企画提案書、プレゼン資料、シナリオ、絵コンテ、議事録、各種既定書などなど。それらを短時間で効率よく作成する方法を模索してきた結果たどり着き、実践している方法と、文書作成によって得ることができる業務上の効果についてまとめました。
電子書籍『超速文書作成法』(PDF形式:630円)の紹介です。
ビジネス文書を味方にする
企画書、業務マニュアル、提案書、報告書、プレゼン資料など、一見日常業務の邪魔をしているとさえ思えるビジネス文書は数多くあります。
しかし、これらの文書を素早く仕上げることができるようになれば、これらは業務の邪魔どころか、むしろ日常業務の効率を上げる武器に変わるのです。
文章上達本や指南書は役に立たない
そう断言しているのは、必要に迫られて多くの文章上達本を読みあさった私が、常に失望してきたからです。
多くの文章上達本や指南書が、文章を書けるようになるための訓練や、センスを研磨する努力、さらには句読点のルールなどを説明していますが、そのような内容ではビジネス文書を誰でも素早く作成する方法を説明できていません。
私が求めていたのは、「誰でもすぐに実践できて効果のある」文書作の技法です。
文書作成が早い人達は既に使っていた!
私は日々大量の企画書、提案書、プレゼン資料、報告書を作成せねばならない立場の頃がありました。
そのとき、必死で探したのは、効率よく文書を作成する方法でした。多くの書物やネットで探し、自分でも試行錯誤を行い、ようやくたどり着いた方法があったのです。それがここで紹介している方法で、ほとんどのワープロに搭載されているアウトライン機能を利用した文書作成方法でした。
そしてこの方法にたどり着いたとき、実は既に多くの人達に使われている事実にも気付いたのです。特にこの技法の発祥の地である欧米では当たり前のように利用されております。その方法で作成された文書には共通の特徴が見られるのです。
ところが残念なことにこの機能や手法を使った文書作成方法は一部の人達(ライター、コンサルタント、学者、技術者など)の特権の様になっております。日本では大学の論文作成時にも指導することはありません。また、その技法を解説した本も出ていないことに驚いたのです。
それならば私が書いてしまおう!──そうして書かれたのがこの本です。
「超速文書作成法」のQ & A
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いわゆるビジネス文書の文例集ですか? |
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いいえ違います。文例集が使える場合は、どんどん利用しましょう。しかし、文例集が役に立たず、書き起こしが必要な文書には、全く別の方法が必要です。 |
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文書作成なんて、仕事の邪魔だと思うのですが? |
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文書には、あなたのクローンとして仕事を進めてくれる機能も持たせられるのです。また、業務改善にも非常に有効です。 |
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指示書などは書いている時間があったら、電話をするか、相手を呼び出そう、と思ってしまいますが? |
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文書であれば、当事者間の都合を合わせなくても、時間と空間の制約を超えて、情報伝達できるのです。 |
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考えがまとまらないので、書き出せないのですが? |
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書きながら考えていく方法があるのです。 |
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書き出しの文章がなかなか浮かばないのですが? |
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思いついたことから書けば良い方法があります。 |
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うまい文章が思いつかないのですが? |
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ビジネス文書は箇条書きから始めれば良いのです。 |
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文書を作成する根気が無いのですが? |
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ほとんどのワープロには知られざる強力な文書作成支援機能があるのです。 |
その他多くの答えが用意されています。
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「超速文書作成法──文書が早い人には秘密がある」
(税込み630円)

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