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宇都宮市   旧篠原家住宅 【更新】(2008/05/26)
     
大田原市   ぽっぽ通り 【新着】(2008/05/26)
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旧篠原家住宅

 宇都宮の駅近くで、「旧篠原家住宅」という古い商家の建物が保存されていた。
 内部の公開もされているようであるが、この時間には仕事があり、入館はできなかった。
 
 

旧篠原家住宅
 
[宇都宮市指定有形文化財](平成7年11月27日指定)
〔国指定重要文化財〕(平成12年5月25日指定)
 
 篠原家は奥州街道口の豪商で、江戸時代から第二次世界大戦までは醤油醸造業・肥料商を営んでいた。
 明治28年(1895)に建てられたこの店蔵は、店蔵と住居部分を一体化した蔵造りになっている。市内の店蔵の中で、改造がほとんどされておらず、かつ、石蔵を伴って残されているものは数少ない。
 住宅の一階部分の両側には、厚さ約8cmの大谷石が張ってあり、この店蔵の特色になっている。帳場の奥に約45cm角のケヤキの大黒柱がある。これは二階の大広間(20畳敷き)の床柱を兼ね、さらに棟木まで延びており、建築的に大変珍しいものである。全体的に装飾性は少ないが、よい材料を贅沢に使っており、美しく豪華に造られている。なお、石蔵三棟のうち最も古いものは、嘉永4年(1851)に建てられたものである。
 


 国指定重要文化財

旧篠原家住宅

開館時間  午前9時〜午後5時
(入館は午後4時30分まで)

休館日  月曜日(この日が祝日の場合は翌日休館)
祝日の翌日(土・日・祝日の場合は開館)
年末年始(12月29日〜1月3日)

入館料 一般     100円 (80円)
小・中学生   50円 (40円)
  ( )は20人以上の団体
  市内の高校生以下は無料

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ぽっぽ通り

   大田原市には、ぽっぽ通りという自転車歩行者専用道路がある。 
 これは東野鉄道(とうやてつどう)の跡地とのこと。
 東野鉄道とは、西那須野駅から那須小川駅までを結んでいた24.4kmの鉄道であり、廃線後は、この内、西那須野駅 - 大田原駅付近までの全長4.2kmがぽっぽ通りとして整備されている。
 
ぽっぽ通りには、色々なモニュメントが設置されていた。
 
 その中には、SLの動輪も置かれていた。

 この動輪には、特に説明は無かったが、調べてみるとC57-38 の第一動輪で、常磐線で長く走り、その後は北海道で活躍した機関車で、東野鉄道で使われたものでは無いようであった。
 C57-38 については、第二動輪は栃木県下野市小金井駅前に、第三動輪は兵庫県三田市あかしあ台に保存されているらしい。