東人の出戻り浜生活諸国点描静岡県


静岡県


焼津市   黒潮温泉 【更新】(2006/02/05)
  焼津港 【更新】(2006/10/15)
     
富士宮市   浅間大社 【更新】(2006/12/07)
     
磐田市  善導寺の大樟  【新着】(2008/04/25)
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黒潮温泉

   
 静岡県の焼津といえば、漁業の街で有名である。
 焼津の駅に着くと、駅前には温泉が湧いていた。
 伊豆の辺りなら当然であるが、焼津でも温泉が出ているのを知った。
 この温泉を黒潮温泉といい、説明がついていた。


焼津市営温泉(やいづ黒潮温泉)について

やいづ黒潮温泉は地下1,500mの地層から湧出した湯温約50℃の良質な温泉です。
 この温泉は、カルシウム−ナトリウム塩化物泉と呼ばれ、海水の約半分の塩分を含んでいます。無色無臭で強い苦みと塩味を持っており、弱アルカリ性で、健康、美容に良い温泉です。
 
 適応症は、きりきず、やけど。慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、神経痛、筋肉痛、関節病、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、病後回復、疲労回復、健康増進などです。

 観光ホテルなど右記の市内8施設で入浴を楽しめます。利用料金や宿泊施設の日帰りついては下記または各施設にお問い合わせ下さい。

 問合先
   焼津市商工観光課 054(626)2188
   焼津市観光協会 054(626)6266 
やいづ黒潮温泉のある施設
ホテルアンビア松風閣
TEL054(628)3131
富士山と駿河湾一望の大パノラマが楽しめます。  
焼津グランドホテル
TEL054(627)1121
絶景、海抜80mの大崩海岸が一望できます。  
下田楼 焼津ホテル
TEL054(628)3155
落ち着いた風情とほのかな潮の香を味わえます。  
焼津簡易保険保養センター
TEL054(627)0661
最上階にある浴室は駿河湾を一望できます。  
やいづマリンパレス
TEL054(629)1011
焼津港近くにある船員の保養所。 船員以外の方も宿泊できます。  
焼津駅前健康センター
TEL054(627)7200
美味しい魚と地酒でのんびり。カラオケ唄いストレス解消。    
なかむら館
TEL054)628)4397
ゆったりくつろげる庶民的な温泉保養所です。  
サンライフ焼津
TEL054(627)3377
お風呂、トレーニング室、会議室の複合施設です。
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焼津港

   
 焼津は漁業の街とのことで、焼津に宿泊した時の朝方、港の方まで行ってみた。

 焼津港の近くに、「焼津漁業資料館」という建物があった。
 ここはまだ開いてはいないようだった。
 
 魚市場は静かであった。
 港に停泊している船は少なく、水揚げしている船も無かった。
 焼津は遠洋マグロ・カツオ漁の港であり、毎日水揚げされるものでは無いのかも知れない。
 
 焼津港にも比較的小さい船が停泊している区画があった。
 こちらは近海の漁に出るためなのだろうが、多くの漁船が停泊していた。
 近海漁の水揚げは既に終わっていたのかも知れない。

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浅間大社

 
 富士宮には地名に「宮」がついているが、その地名の由来となったものであろう神社が、浅間大社であった。

 大きな神社であり、脇にある「湧玉池」からは大量の湧き水が流れ出していた。
 
 

富士山本宮浅間大社

 
 御祭神
主神 木花之佐久夜毘貴命
    天津日高日子番能邇々芸命
配祀 大山津見神
 由緒
 人皇第七代孝霊天皇の御代、富士山が噴火し、人民が離散し国内が荒れ果てたので、第十一台垂仁天皇の御代にいたり、冨士の心霊を山足(山麓)の地に鎮祭した。
 これが浅間退社の創祀である。第十二代景行天皇の皇子日本武尊が東征の際、浅間大神の神助を畏み、山宮の地(現社地の北方6キロ)に篤く大神を祭られた。
 その後、平城天皇の大同元年(806)坂上田村麿が勅命に依り、神霊を山宮より大宮(現社地)に遷し奉った。
 以来実に一千百余年、全国一千三百余社に及ぶ浅間神社の総本宮として、全国的に篤い崇敬をあつめている東海最古の名社である。
 古来、調停の尊崇極めて篤く、延喜の制では名神大社に列し、駿河国の一宮として宗められた。武家時代に入ってからは、源頼朝をはじめ、北条義時、武田信玄、同勝頼、等の各武将は、それぞれ神領や神宝を献納して篤く崇敬した。
 特に徳川家康は天下を平定した、奉賽のてめ、慶長9年(1604)に本殿以下の諸社殿を奉献し、更に富士山八合目以上を社地として寄進した。
 本殿は二層の楼閣をなし、浅間造りと称し重要文化財に指定されている。
 富士山信仰
 霊峰富士山は、古来浅間大社の鎮まり座す神体山として、全国の登拝者の最も尊宗するところである。頂上には奥宮、久須志神社の二社が鎮座しているが、共に浅間神社の奥宮で、八合目以上はその聖域にして境内地である。
 祭礼神事
例祭    11月4日
流鏑祭   5月5日
御田植祭  7月7日
開山祭   7月7日 
閉山祭   9月7日
 湧玉池
 神社の東側神苑にある、富士山の雪解け水が熔岩を浸透し、神立山の山麓からこんこんと湧出している。
 湧出量毎秒3.6kl(約20石)、水温は年間を通し13度C。特別天然記念物に指定されている。この池は古来、冨士登拝者が沐浴潔斎をしたところである。
 

湧玉池

 富士山の雪解け水が熔岩の間隙を通って地中に浸透し熔岩と其の下の集塊岩との間に地下水層をなしたものが地表にわき出たものである。
 
 注意事項
 一、 池に汚穢物を投げ入れないこと。
 一、池に立ち入らないこと
 一、池の魚を捕らないこと
 一、その他保存上障害となる行為をしないこと
 
 昭和29年11月3日
 文化財保護委員会
 
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善導寺の大樟

   
 磐田駅の前に「駅前公園」という公園があり、そこに大きく枝を広げたクスノキが目につく。
 
 公園にあった説明書きによると、この辺りはかつて善導寺という寺院の境内であり、そこの樟が残されたものであった。
 
 

静岡県指定天然記念物
善導寺の大樟
昭和34年4月14日指定


 この大樟は、かつてこの地にあった善導寺境内にあったもので、樹齢約 700年と推定されています。大きさは樹高18.3m、根回は二段に盛り上が り、地面と接する部分で32.9m、胸高直径2.87mを測ります。
平成19年3月 磐田市教育委員会文化財課

 
 注意 この大楠をみんなで育てていくために、次のことを守ってください。
 1.木の根を傷めるので柵の中に入らないこと。
 2.木の幹や枝を傷めないこと。
文化財を大切にしましょう。
 

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