東人の出戻り生活ところ変われば

  関東から新居浜に遷った当初、食べ物や風習、身の回りの物などに、今まで気がつかなかった地域性のあることに気がついた。
 関東に戻り、関東独特のものに触れるたびに、新居浜などの余所では異なっていたことを思い出すようになった。
 
 仕事で色々な地域に出かけることが多くなったが、それぞれの地域の特色についても、気がつくようになった。

 このページは、東人の新居浜生活関東との違いの逆バージョンとなります。
 

    
【新着】(2007/04/18)      【更新】(2006/07/14)
【新着】(2006/02/26)      【新着】(2006/01/02)
【新着】(2005/12/13)      【更新】(2011/01/04)
【新着】(2004/03/05)      【新着】(2003/10/13)

日没

 2006年10月上旬に沖縄の石垣島に行った時、日が暮れるのが遅いと感じた。
 19時頃でもまだ明るかった。
 
 
 10月下旬には北海道の釧路に出かけていた。
 16時頃に日が沈んで、暗くなった。
 
  
石垣島 2006/10/ 9 18:47釧路  2006/10/29 16:07
 
 この日の日没時刻を調べると、このようになった。

10/9 石垣島 18:23   東京 17:16  -1:07 
10/29 釧路 16:20  東京 16:50  +0:30 


刺身醤油

 刺身に使う醤油は、関東では普通の醤油を使うが、西日本では たまり醤油 が出てくる。
 たまり醤油については、大きなメーカーでは無く、地場の醸造所で作られたものが多いと感じている。
 自分としては、刺身醤油にあまり拘らないが、地元の醸造所の醤油でなければ駄目だという人も居るのだろう。
 
 西日本方面に出張し、お客さんと食事をした時にもたまり醤油が出てきた。
 同行した人が、「この醤油は旨い」と褒めたため、後で自宅にその醤油が送られてきたことがあった。
 最初のうちは珍しかったが、いつの間にか、普通の醤油を使うようになっていた。
 

 秋田県で食事をした時に、刺身の醤油皿が二つ出てきた。
 醤油の種類が違うのかと思ったら、同じとのこと。

 特に日本海側では、イカの刺身には薬味にショウガを入れて食べるものとのこと。
 ワサビ用とショウガ用の二皿の醤油であった。


信号待ち

   福井県越前市(旧 武生市)の横断歩道の近くにスコップがおいてあった。  
 

 「みどりのスコップ  ひとかき運動」

 信号待ちの時間、歩道の除雪にご協力をお願いします。
    
武生土木事務所
 

 この時には雪は殆ど無く、雪かきの体験をすることは出来なかった。
 
 このスコップがどれだけ活用されているかはわからないが、雪国では、信号待ちの少しの時間でも通路を整備する必要があるのだろう。 
 



通勤風景

    
 雪の降る富山駅前で見かけた通勤風景。
 雪の積もった中、人が通ってできた道を一人ずつ並んで歩いていた。
 
 雪の無い地域では、急いでいる人は他人を追い越していくが、雪国では老若男女が同じペースで歩いていた。
 



消火栓

   秋田県の横手市内で見かけた消火栓は、高い位置に設置されていた。
 
 雪に埋もれることを想定してこのような構造になったのだろう。
 防火水槽の標識の上にもポールが設けられていた。
 
 


エスカレータ

 これは有名な話であるが、エスカレータに乗った際、急ぎの人のために通路を空ける位置が東京と大阪では異なる。
 
 関東では、右側をあけて乗るが、大阪では左側をあける。
 これを間違えると、エスカレータを歩いて昇降しようとする人が後ろに詰まり、流れが止まる。
 急いでいる人からは「エスカレータの乗り方も知らない人」と思われるだろう。
 
 エスカレータを歩いて昇る時には、皆が速く歩いているので、無理してでもペースを合わせて昇らなければならない。
 疲れている時や荷物の多い時には、立ち止まる列でエスカレータを利用することが多い。
 また、キャスター付きのカバンを持ち歩く時は、当然、カバンを載せたら動けないので、立ち止まる列に加わる。
 大阪に出張した場合には、どちら側に乗るか、注意が必要となる。
 
 大阪でも、夕方の新幹線上りホームに上がるエスカレータでは、右側を空けて乗っている人が多かった。
 
 大阪に近い京都の人は東京と同じく、右側をあけているようであった。

 さらに、仙台では、大阪と同じ乗り方をしていた。
 
 知らない土地に行った時は、人々がどちら側をあけているか、注意しなければならない。


信号機

   出張で雪国に出かけると信号機が縦型になっているのを見かける。
 雪が積もりにくいように縦型となっているようだ。
 また、この信号機にはヒーターもついているとのこと。
 
 その他、道路の案内表示板も斜め下向きに設置され、表示面に積雪しないようになっていた。
 
 
 


ソース

 新居浜に行った当初、使い慣れたブルドックソースが売られていないことに気がついた。
 ソースというものには地域性があり、関西ではブルドックソースは売られていないようだった。
 東人の新居浜生活/関東との違い/ブルドックソース参照

 その後、一部の店には置かれていることを確認したが、やはり入手には苦労していた。
 以前に、関東に帰省した時にブルドックソースを買ってきて、職場に土産として置いていったことがあったが、地元の人の口には合わないようだった。
 
 関東に戻り、普通にブルドックソースが置かれている環境になった。
 関西方面で普通に売られていたカゴメのソースは滅多にみかけない。
 関西から関東に来た人にとっては、慣れ親しんだカゴメのソースが欲しいのではないだろうか?。