東人の出戻り浜生活諸国点描沖縄県沖縄県(3)


沖縄県(3)


日本最南端の駅

 
 那覇空港から出ているモノレール「ゆいレール」の一駅目の赤嶺駅前に、「日本最南端の駅」と記された記念碑があった。
 
 この「ゆいレール」ができたのが2003年8月で、それまでは鹿児島県のJR指宿枕崎線にある西大山駅が日本最南端の駅であった。
 


→戻る
  

日本最西端の駅

   
 「ゆいレール」の赤嶺駅が日本最南端の駅となったのと同様に、那覇空港駅の改札口近くに「日本最西端の駅」と表示されていた。


 日本最西端の駅 

ゆいレール
那覇空港駅


E 127° 39’ 8”
N  26° 12’23”


 「ゆいレール」ができる前は、長崎県にある松浦鉄道西九州線の「たびら平戸口」駅が日本最西端の駅であった。
 
 鉄道を乗り継いでたどり着くのが最端の駅であって、飛行機で行く沖縄のモノレール駅を最端の駅と認めるか、ということについては異論があるようで、九州の「たびら平戸口」や「西大山駅」には、それぞれ最西端、最南端の駅の表示が残っているらしい。
 
 那覇空港の西側、赤嶺駅の南側に「道の駅」ができたら、最端の駅も変わるのだろうか?

→戻る
   

石敢當

   
 沖縄市の街中を歩いていて、「石敢當」と書かれた石碑や石標を見かけた。

 「石敢當」は、「いしがんとう」あるいは「いしがんとぅ」といい、魔よけとして、家の角などに設けてられている。
 今では、車などが飛び込んで来ないようにという願いもあるようだ。

 沖縄では、門にシーサーを置くことは知られているが、石敢當も随所で見かけた。


→戻る
 

ガジュマル

   
 沖縄では、ガジュマルという気根のある樹木を随所で見かける。
 
 このような説明のついている木があった。 

ガジュマル
クワ科
Maraceae

Ficus microcarpa

 琉球列島より南に生える常緑高木。枝から多くの気根を出し、一部は太い支柱根になる。
 球果1cm 紫褐熟。
 

→戻る
 

ゴザ ゲート通り

   
 沖縄市のゴザ ゲート通りを歩いてみた。

 嘉手納空軍基地の第2ゲートへ続くことから、通称ゲート通りともよばれる通りとのことであるが、道路標識にも「ゴザ ゲート通り」となっていた。
  
 横文字の看板の店が並んだ通りであるが、時間が遅かったためか、閉まっている店が多かった。
 
 少し歩くと大きな通りに出て、その先は米軍基地らしい。
 思っていたより、短い通りだった。

 

 ゴザ ゲート通りにて、変わった樹木を見かけた。
 大きなサヤエンドウのようなものが、ぶら下がっていた。
 これはマメ科の植物なのだろうか?


→戻る
 

いまいゆ

 
 沖縄市のスーパーマーケットの魚売り場にて、こんなことが書いてあった。

 いまいゆ
 いろいろあります
 
 「いまいゆ」とは?  調べてみると「鮮魚」のことであった。
 「いゆ」が魚のことで、「いま」は「今」で新しいという意味で、採れたての魚という意味。
 鮮度が落ちた魚は「さがい(下がる)いゆ」というらしい。

 並んでいる魚も沖縄名で表示されていた。
沖縄名
びたろーハナフエダイ
イラブチブダイの仲間
クルキンマチ  ヒメダイ
くれミーバイミーバイとはハタ科の魚のこと
タマンふえふきだい科の仲間である「はまふえふき」のこと
アバサーハリセンボンの中でもフグ毒がない魚
→戻る