東人の出戻り浜生活諸国点描沖縄県沖縄県(1)


沖縄県(1)


距離

   
 初めて沖縄県に行くことになった。
 行ったのは石垣島。
 
 公園の中に、主なポイントとの距離が示してあった。

   稚内   2820km 
1100km   香港   
   東京   1950km 
 270km   台湾   
   大阪   1590km 
1220km  フィリピン  


 台湾に近いことは地図で確認していたが、大阪よりもフィリピンに近いということであった。
 
 石垣島は那覇からも 404km の距離になり、東京〜大阪間の距離に匹敵する。
 
 多くの日本地図では沖縄諸島を別枠で示しているので、正確な位置関係や距離がつかめていなかったことを実感した。


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シーサー

   
 沖縄では、色々な建物の前でシーサーを見かける。
 神社にある狛犬と通じるものであろうが、神社以外の場所に置かれている。
 
 石垣島のホテルの近くを歩いていたら、一般住居の門の両脇にもシーサーが置かれていた。


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お墓

   
 沖縄で、独特な形をした構造物を見かけて、これは何かと人に聞くと、お墓とのこと。
 本土の墓とは、形や大きさが かなり違う。
 
 写真は亀甲墓という亀の甲羅のような形の墓。これは中国南部から伝わったものらしい。
 家のような形の破風墓というものもある。
 
 墓の前に広場のような場所があるが、沖縄の人は墓参りに来て、ここで宴会を開くという。


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セミ

 
 石垣島の山道で車から降りると、もの凄い音が聞こえた。
 「これは何ですか?」と聞くと、「セミ」とのこと。
 
 最初に行ったのは10月であるが、セミが鳴いていた。
 しかも、普通のセミの声では無かった。遠いところから近くまで、多数のセミの声が重なって、鳴き声の強弱も打ち消され、高いレベルの連続した音が耳に入ってくる。
 
 欧米人には、虫の鳴き声は雑音に聞こえるらしい。 日本人には、虫の鳴き声を認識できるということであった。
 しかし、ここのセミの声は、日本人の耳でも雑音としか感じられないものであった。
 
 1ヶ月後の11月にも、石垣島を再訪したが、その時にもセミが鳴いていた。
 11月のセミの声は、おとなしくなっていた。
 この程度なら、真夏の本土のセミの声と同程度で、セミの声と認識できた。
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ハイビスカス

   
 石垣島の道路の脇に赤い花が咲いていた。
 少し大きな花と小さい花の二種類あるようだが、どちらもハイビスカスらしい。
 
 10月と11月に石垣島を訪れたが、何時でも花が咲いている。
 石垣島には花の季節というものは無いのだろうか?。


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