上越市 | 高田城跡 | 【更新】(2005/01/18) |
長岡市 | 西谷鉱泉 | 【更新】(2008/05/21) |
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平成16年10月23日 揺れに揺れた その時を刻み その後 時を刻み忘れた 時計です |
西谷鉱泉の浴室前に、明治10年の日付の入った分析表と効能書きが掲げられていた。 当時は、温泉の分析を警察部が行っていたらしい。 陽イオン/陰イオンより、カチオン/アニオン の方が通じたのだろうか?。 |
当鉱泉は桃園天皇の御守宝暦年間の発見なり 温度・華氏68度 入浴度数 虚弱者及老人小児は一日二回・壮者は三回乃至五回 試験成績 本鉱泉は無職透明にして微に硫化水素臭を有し 比重は摂氏15度に於て1.002を示し 反応は微アルカリ性なり 今之れか分析を施行するに本泉1キログラム中含有する固形物の総量は0.2296にして其の「イオン」及塩類左の如し
以上「イオン」を結合せる塩類は左の如し
以上分績によれば本鉱泉は硫黄泉に属し 医治効能概略左の如し 胃病・リウマチス・ヒフ病 子宮病・ぢ病・ゼンソク 火傷・切傷一切 ・其の他 マムシ・ドク虫にさされるに特効あり 入浴の際は冷水にて浴後首筋を冷すべし 以上
明治10年11月20日 新潟警察部
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