東人の出戻り浜生活近隣散策習志野市(3)

藤崎森林公園

 
 習志野市内を歩いていて、森林公園に立ち寄った。
 地図では見ていたが、やや遠く、どのように行ったら良いか分からず、暫く、行くことは無かった。
 
 この辺には珍しく、自然の森が残されていて、菖蒲園や池が設けられていた。 
 
 交通:JR津田沼駅前から4番のバス停より大久保方面行きバスに乗り、「電話局」にて、下車。道路を渡って電話局の横の道を直進。
 

森林鉄道の車輌


 
 藤崎森林公園の中に、鉄道車輌が保存・展示されていた。
 
 木曽の森林鉄道で使用されていた機関車、客車および貨車を移設したものとのこと。 
 
 

森林鉄道

 旧木曽王滝森林鉄道は、全長48.4キロメートル、全国の森林鉄道の中で最後まで木曽ヒノキ・サワラなどを運搬し、また地元の生活の足としても活躍してきました。
 しかし、鉄道沿線全体の伐採量の現象および道路の整備によるトラック輸送が可能となったため、大正13年から昭和50年3月までの52年間におよぶ長い一生を終えました
 
 機関車の概要

 ディーゼルエンジン使用
 型式GB4   重量 5t
 最高速度  30 キロメートル/時
 電車型式 B大、定員・15名
 製造年月日  昭和15年9月10日
昭和51年11月7日移設
 
 昭和56年3月 習志野市教育委員会
 

旧大沢家住宅

 
 藤崎森林公園の中で、旧大沢家住宅という古い民家が移築され、公開されていた。
 
 

県指定有形文化財 
旧大沢家住宅
昭和50年12月12日指定

      
 旧大沢家住宅は、昭和51年11月5日千葉県長生郡長生村から移築復原したものです。大沢家はかって名主を勤めていたと伝えられ、系譜によると寛文4年(1664)にこの住宅が創建されました。間取りの型式は、居間の前面が格子窓と壁で構成され、客座敷の奥の間にはまだ床の間がなく格子窓だけであることなど、房総の古民家に共通した特色を示しています。また、客座敷の周囲には居間との間仕切以外に差鴨居を用いず、一間ごとに柱を立てていますが、これは房総の古民家のなかでもより古い型式です。
  構造
  茅葺・寄棟造・木像平家建
  桁行八間半・梁間四間半

昭和56年3月   
千葉県教育委員会 
習志野市教育委員会
 


千葉県指定文化財 旧大沢家住宅
休館日: 月曜日、祝日
年末(12月29日〜12月31日)
年始(1月2日〜1月4日)
開館時間: 日曜日及び水曜日〜土曜日
午前9時30分〜午後4時
火曜日
午後1時〜午後4時

      
問合わせ先:習志野市教育委員会生涯学習部社会教育課
〒275-0014 習志野市鷺沼2-1-10 TEL.047-451-1151(内線:462)