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兵庫県


神戸市   三宮の天然温泉 【更新】(2006/01/26)
生田神社 【新着】(2006/02/12)
三宮神社 【新着】(2006/03/11)
神戸簡易裁判所 【新着】(2007/09/12)
     
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三宮の天然温泉

 
 神戸の三宮は賑やかな繁華街である。
 朝、明るくなってから街の中を散歩していても、風俗営業が呼び込みをしていて驚いた。 24時間、眠らない街ということだろうか。
 
 そんな三宮の真ん中に天然温泉があった。
 「神戸サウナ&スパ」というビルがあり、その裏に源泉と足湯があった。

 神 乃 湯 温 泉 源 泉 場 

ご自由にお持ち帰り下さい。
 
 源泉には このような看板が掲げられていた。

天然温泉

 
 当温泉は、灘の名水の宮水を生み出す六甲産地の堅硬で美しい花崗岩層(白亜紀後期約8千万年前に形成された層)より噴出しており、療養温泉と認定されております。
 
泉     質 ・・・・・・・・ ナトリウム・塩化物炭酸水素塩高温泉
(NaCl・HCO3泉)
低張性・弱アルカリ性・高温泉
泉     温 ・・・・・・・・ 44.3℃
湧  出  量 ・・・・・・・・ 211.6トン/日
深     度 ・・・・・・・・ 1005m
浴用の適応症 ・・・・・・・・ 神経痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺
筋肉のこわばり・慢性消化器病・冷え症
病後回復期・疲労回復・健康増進等


当温泉は飲用には適しません。
 
 「神戸サウナ&スパ」の前には、「トントゥ」という、人の顔の形をした石が置かれていた。

サウナの守り神「トントゥ」

 サウナ発祥の地フィンランドでは、サウナは聖なる場所として扱われ、現在もフィンランドの田舎では結婚式の前日花嫁はサウナに入り身を清めるという儀式も残っているほどです。
 そのサウナには、必ずサウナの守り神「トントゥ」が配置されています。
 この「トントゥ」も神戸サウナ&スパの守り神としてフィンランドより輸入しました。
 尚神戸サウナ&スパは日本で初めてフィンランドウナ教会の正式会員の認証を受けています。
 
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生田神社

  三宮の中心から近いところに、生田神社がある。神戸の地名もここから起こったという歴史のある神社である。
 生田神社を囲むように八つの数字のついたお宮が存在するが、この一宮神社から八宮神社は生田神社の裔神八社といわれている。
 裔神八社の一つである三宮神社の名前が、この地域の地名となっている。

御由緒

 当社は稚く瑞々しい日の女神「稚日女尊」をお祀り申し上げ古く神功皇后 三韓よりご帰還の砌、 御神誨によって「活田長峡国」即ち現今の処に御鎮斎になった由緒高い大社で神戸の地名は当社の「神戸」から起こったものであります。
 古来より朝野の尊崇極めて篤く生業守護、健康長寿の守護にして名高く家運隆昌、円満和楽の御神徳を仰ぎ奉らむと年々歳々多くの神前結婚式をかぞえ、「縁結びの神」として有名であります。
 又、平安の昔、文人墨客が名勝「生田の森」を訪れ、その後源平合戦の古戦場となり、近くは昭和20年6月5日大東亜戦争の戦火により悉く焼土と化し昭和34年4月氏子崇敬者の奉賛により戦災の復興を成し遂げ更に昭和59年式年造替の制を定め輪奐の美いよいよ整いましたが、今次平成7年1月17日未明阪神淡路を襲った大震災によって御本殿を始め諸建物、境内各所に甚大な被害を受けました。
 然しながら関係者の不断の努力により平成8年6月震災前にも増して立派に修復されたのであります。
 尚、境内には「生田の森」「生田の池」「箙の梅」「敦盛の萩」等幾多の史蹟を有し、古くより今日に至も有名な処であります。
 
祭日  4月15日 例祭(春祭) 神幸式
     9月179日〜23日 秋祭
 
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三宮神社

   三宮の地名の由来でもある神社であるが、生田神社の裔神八社の一つの小さな神社であった。
 三宮の駅名は、当初ここに駅を作った時には周りには何もなく、三宮神社があったので、それを駅名としたとのこと。
 現在の三宮駅とは少し距離があるが、昔の駅はもう少し近いところに有ったのだろうか?。
 駅名については、JRのみが「三ノ宮」と“ノ”の文字をつけている。これは駅創設時からあえて“ノ”をつけることによって地名の読み違いをさせないよう配慮していた名残とのこと。
 

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神戸簡易裁判所

   神戸駅の近くのホテルから変な建物が見えた。
 近くに行って見ても、変であった。
 
 古い煉瓦造りの建物とガラス張りのビルがつながっていた。
 門には「神戸簡易裁判所・神戸検察審査会」と記してあった。
 
 古い庁舎の外観を保存して新しいビルを建てたものであろうが、何ともアンバランスな建物と感じた。

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