東人の出戻り浜生活近隣散策近隣散策(5)

カッパ昇竜の像

 
 海老川とその支流である長津川に沿って遊歩道が設けられているが、所々に像が建っている。
 「海老川 長津川十二福十二支巡り」というものであるが、河口の方を起点として12プラス1の像が設けられているという。
 
  「ららぽーと」ショッピングセンター内「トイザらス」前に、この像があった。
 

カッパ昇竜の像(海老川 長津川十二福十二支巡り 1番 子)
 
 龍は雨、雲を支配し四瑞の一、力と徳を持つといわれる。河童は我々の子供の擬人化で、龍と共に未来の幸せにむかって飛び立つ様である。共に永遠の生命と万物の生態系の回復と市民健康のもと、速歩一万歩の道標としてこの像を設置する。
 


乙女弁天像

 
 「カッパ昇竜の像」から、海老川の上流に872.3m進んだ東岸に「乙女弁天像」が設置されている。
 

乙姫弁天像(海老川 長津川十二支巡り 2番 丑)
 
 乙姫は深海の竜宮に住み、魚類を養う美しい姫と言われる。海老川に清流が戻り魚が群れ泳ぎ貝類や水藻が繁茂する、この豊かな万物の生態系の回復と市民健康のもと、速歩一万歩への道標としてこの像を設置する。
 


かっぱとシーラカンス像

 
 本町通が海老川に架かる海老川橋の西岸、下流側に「かっぱとシーラカンス像」がある。  (乙女弁天像から267.4m)
 

かっぱとシーラカンスの像(海老川 長津川十二支巡り 3番 寅)
 
 シーラカンスは、デボン紀、古生代より生き続けた生命力の強い深海魚であり、河童は我々を擬人化したものである。共に永遠の生命や万物の生態系の回復と市民健康のもと、速歩一万歩への道標としてこの像を設置する。
 


清水弁天像

 
 かっぱとシーラカンス像から234.0m上流、東岸に清水弁天像がある。
 

清水弁天像(海老川 長津川十二支巡り 四番 卯)
 
 海老川の源流は、谷津山合いの湧き水である。昔日のように清い流れとなり、多種多様の動植物が生きとして生きるこの豊かな生態系の回復と、市民健康のもと、速歩一万歩への道標としてこの像を設置する。
 


ほていあおいの命像

 
 清水弁天像から上流660.0mの地点で、海老川は長津川と合流する。その合流点付近に、ほていあおいの命像が設置されている。
 

ほていあおいの命像(海老川 長津川十二支巡り 五番 辰)
 
 ほていあおいは、水性植物の一種で水中の窒素やリンを吸収し、水の浄化に役立つ。
 葦やヨシや他の水生植物を含めこの自浄作用により海老川、長津川が豊かな万物の生態系の回復と市民健康のもと、速歩一万歩の道標としてこの像を設置する。
 


とんぼ大黒天像

 
 ほていあおいの命像の辺りから長津川に入り606.0m進んだ所、船橋駅前から北に続く通りと市場通りの交差点付近に、とんぼ大黒天像がある。
 

とんぼ大黒天像(海老川 長津川十二支巡り 六番 巳)
 
 海老川は山林の湧き水に源を発し、田畑を潤し河口には大船・小舟が舫い、各種のとんぼが群れ飛ぶ豊かな川であった。
 海老川 長津川がこの豊かな万物の生態系の回復と市民健康のもと速歩一万歩への道標としてこの像を設置する。
 


福禄寿像

 
 長津川は船橋駅前北側交差点のあたりから地下を流れ、どこから続いているか分からなくなる。
 交差点から北側に少し進んだところから川が姿を現して遊歩道が続く。
 
 とんぼ大黒天像から、717.1m進んだ所に福禄樹像がある。  

福禄寿像(海老川 長津川十二支巡り 七番 午)
 
 日本は古来、山紫水明の自然に恵まれていたが、都市化に伴い森林が少なくなって来た。昔日のように野山に草木が満ち、水も清くこの豊かな万物の生態系の回復と市民健康のもと、速歩一万歩への道標としてこの像を設置する
 


手長海老寿老人像

 
 ほていあおいの命像の辺りで長津川と合流するが、そのまま海老川の上流方面に220m進んだ所に手長海老寿老人像がある。
 

手長海老寿老人像(海老川 長津川十二支巡り 十二番 亥)
 
 手長海老は海老川地名の源とも言われ、数十年前まで特に多く生息し重要な栄養食源であった。この豊かな万物の生態系の回復と市民健康のもと、速歩一万歩への道標としてこの像を設置する
 


毘沙蛙門天像

 
 手長海老寿老人像からさらに海老川の上流に向かい、市場通りを通りこして514.8m進んだ西岸に毘沙蛙門天像がある。
 この像の説明書きは、一部地面に埋まり判読不明であった。
 

毘沙蛙門天像(海老川 長津川十二支巡り 十一番 戌)
 
 蛙は淡水に棲み、害虫の駆除に役立ち、(以下判読不能)
 き声は海老川の自然の風物詩の代表  (以下判読不能)
 (この豊かな万物の生態系)の回復と市民健康のもと、速歩一万歩への道標としてこの像を設置する