東人の出戻り生活巷で見つけた変なもの巷で見つけた変なもの(4)

翼の王国ラーメン

 
 北海道の旭川市内で、こんなラーメン屋の看板を見かけた。
 「ANA 翼の王国 ラーメン 春夏冬」
 
 翼の王国とはANAの機内誌であるが、どのような関係があるのだろうか。
 翼の王国で紹介された店なのだろうか? 
 そうだとしても看板に「翼の王国」と入れている店を他では見たことが無い。
 
 空港には航空会社の関連会社が運営する売店があり、ANAでは「ANA FESTA」という名前で出店している。
 このラーメン屋がANAの系列の店とは思えない。
 
 気になる看板である。


特別席

 
 JR小岩駅の改札を出たところに栃錦像がある。
 第44代横綱の栃錦は小岩の出身であり、そのためにこの像が造られたのであろう。
 
 これだけなら、なんら変なものでは無い。
 
 娘が中学に通学するため小岩駅で乗降することになり、この像を毎日見かけている。
 この前で、待ちあわせをしている人を見かけるという。
 その人の頭は、栃錦の右手に寄りかかっていることが多いらしい。
 この像の手の位置は、丁度人の頭の高さになる。
 定員1名の特別席ということだろう。
 
 寄りかかる人が多いためだろう、栃錦の手のひらだけは白く磨かれている。
 


やきそば学会

   静岡県の富士宮は「やきそば」を名物にしている。
 駅にある やきそば屋にこんな幟が立っていた。
 

 やきそば伝道使節団
 ミッション麺ポッシブル
富士宮やきそば学会
 

 やきそばを焼くヘラが二本交差し、その上に「学」と書かれたマークがついていた。
 
 店の暖簾には、「う宮(うみゃー)!」と記されている。
 
 同じく やきそばを名物にしている秋田県の横手市には「
やきそば研究会」というものがあるようだが、こちらは「やきそば学会」。
 
 「やきそば学」なるものがあり、やきそばについての研究発表や討論が行われているのだろうか?。

 
 2007年9月頃、近くのスーパーマーケットの中にあるパン屋さんの前に、「富士宮やきそば」の幟が現れた。
 上の写真の幟とは少し違っていたが、愛称「う宮(うみゃー)!」などと記されていた。

 「やきそばパン」なるものが売られていた。
 当家でも試しに購入したが、やきそばはパンに挟まずに、やきそばだけで食べた方が良いと思った。 


ポスト?

   京成津田沼の駅近くで、こんなものがあった。
 美容院の前に置かれていて、看板代わりのものだろうか?。
 
 小さな張り紙に、
 「ハガキを入れないで下さい」と書いてあった。


イノチシラズ印

   学生の頃、東京・文京区の本郷から御茶の水の間を歩いたことがあった。
 その途中でこんな看板を見かけた。

 イノチシラズ印の作業服

 

 
 イノチシラズ印とは、どのような印かは確認しなかった。
 
 それから数十年経ってしまったが、近くに出かけることがあり、その作業服屋を探してみた。
 昔の場所の記憶も定かでなかったが、その店を見つけた。
 
 昔のような大きな看板ではなかったが、確かに今でも「イノチシラズ印」と書いてあった。
 
 店は閉まっていたが、ショーウィンドに伴天が飾ってあった。
 この印がイノチシラズ印なのだろうか?。


花火屋酒店

   東京都江戸川区で見かけた酒屋さん。
    「花火屋酒店

 花火屋さんが転業して酒屋さんになったのだろうか?。
 そうだとしても、花火屋の時には屋号があったと思うが、その屋号が残らなかったのは何故だろう?。
 

 同様な屋号に、「たばこ屋蒲鉾店」というのを香川県の高松駅近くで見かけた。
 こちらも、たばこ屋から蒲鉾屋に転業したのだろうか?。


電気店

   東京都江戸川区で見かけた電気店。

 店の全面に携帯電話が散りばめられていた。
 


リカちゃん大学

   岡山の新幹線駅にある看板。

 以前にも取り上げた題材であるが、相変わらず岡山理科大学の広告にリカちゃん人形が使われていた。