Webmin


   Webminは、Webベースインタフェース(ブラウザ)でUNIX/Linuxのシステムを管理するためのツールです。UNIX/Linuxのパッケージによっては標準でインストールされている場合がありますが、新たにインストールする場合、もしくは、バージョンアップする場合の手順について紹介します。(バージョンアップの場合も、インストールと同じ手順でできます。)
 
■Webminの公式サイト(英文)
http://www.webmin.com/

■Webminのインストール方法
 Webminの公式サイト(http://www.webmin.com/)のDownloading and Installingのページ(http://www.webmin.com/download.html)から任意のディレクトリ(ここでは、$HOME/TOOL)にソースコードのアーカイブ(webmin-x.xxx.tar.gz)をダウンロードする。
 
 
$ cd $HOME/TOOL # ダウンロードしたディレクトリに移動
$ tar xzvf webmin-x.xxx.tar.gz # ファイルの解凍・展開
(webmin-x.xxxというディレクトリが生成され配下にファイルが展開される)
$ cd webmin-x.xxx # 展開してできたディレクトリに移動
$ su # スーパーユーザに変更
Password: (パスワード)  
# ./setup.sh /usr/local/webmin
Config file directory [/etc/webmin]: /etc/webmin
# インストール
# exit #一般ユーザに戻る
$  
 

■Webminの起動方法
 ブラウザを起動し、URLに「https://localhost:10000/」を指定するとWebminのログイン画面が開きます。そこでスーパーユーザでログインすれば、Webmin画面が表示されます。
 注)
 ・URLを入力するときは、「http」ではなく「https」ですのでお間違いなく。
 ・ブラウザがプロキシを介す設定になっているとWebmin画面は開けないので、プロキシを介さない設定にする必要があります。
 

 


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