1. バイナリユーティリティ(binutils)のインストール
必ず、Cコンパイラ(gcc)をインストールする前に行います。なぜなら、gccはbinutilsにあるツールを呼び出すようになっているからです。
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$ cd $HOME/SH_TOOL |
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ダウンロードしたディレクトリに移動 |
$ tar xzvf binutils-x.xx.x.tar.gz |
# ファイルの解凍・展開
(binutils-x.xx.xというディレクトリが生成され配下にファイルが展開される) |
$ cd binutils-x.xx.x |
#
展開してできたディレクトリに移動
(パッチが必要なバージョンは、この間にパッチファイルの解凍・展開し、patchコマンド、又は手動でパッチを行う) |
$ ./configure --target=xxxxxxxx --perfix=yyyyyyyy |
# 環境設定
(注)--target、及び、--prefixの値は、開発環境に従って設定する。
例)--target=sh-hitachi-coff --perfix=/usr/devel/sh4 |
$ gmake |
# コンパイル |
$ su |
# スーパーユーザに変更 |
Password: (パスワード) |
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# gmake install |
# インストール |
# exit |
#一般ユーザに戻る |
$ |
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2. Cコンパイラ(gcc)のインストール
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$ cd $HOME/SH_TOOL |
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ダウンロードしたディレクトリに移動 |
$ tar xzvf gcc-x.x.x.tar.gz |
# ファイルの解凍・展開
(gcc-x.x.xというディレクトリが生成され配下にファイルが展開される) |
$ cd gcc-x.x.x |
#
展開してできたディレクトリに移動
(パッチが必要なバージョンは、この間にパッチファイルの解凍・展開し、patchコマンド、又は手動でパッチを行う) |
$ ./configure --target=xxxxxxxx --perfix=yyyyyyyy |
# 環境設定
(注)--target、及び、--prefixの値は、開発環境に従って設定する。
例)--target=sh-hitachi-coff --perfix=/usr/devel/sh4 |
$ gmake |
# コンパイル |
$ su |
# スーパーユーザに変更 |
Password: (パスワード) |
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# gmake install |
# インストール |
# exit |
#一般ユーザに戻る |
$ |
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3. Cの標準ライブラリ(newlib、又は、glibc)のインストール
私の場合、製品で用意されたものを使用したので、実際はインストールしていませんが、他のツールと同じ要領で行います。
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$ cd $HOME/SH_TOOL |
#
ダウンロードしたディレクトリに移動 |
$ tar xzvf glibc-x.x.x.tar.gz |
# ファイルの解凍・展開
(glibc-x.x.xというディレクトリが生成され配下にファイルが展開される) |
$ cd glibc-x.x.x |
#
展開してできたディレクトリに移動
(パッチが必要なバージョンは、この間にパッチファイルの解凍・展開し、patchコマンド、又は手動でパッチを行う) |
$ ./configure --target=xxxxxxxx --perfix=yyyyyyyy |
# 環境設定
(注)--target、及び、--prefixの値は、開発環境に従って設定する。
例)--target=sh-hitachi-coff --perfix=/usr/devel/sh4 |
$ gmake LANGUAGE="c" |
# コンパイル
(使用言語をCに指定) |
$ su |
# スーパーユーザに変更 |
Password: (パスワード) |
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# gmake install |
# インストール |
# exit |
#一般ユーザに戻る |
$ |
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4. デバッガ(gdb)のインストール
私の場合、開発規模が大き過ぎてデバッグモードのコンパイル時に「line number
overflow」というwarningが出てしまい、gdbを起動してデバックを開始しようとすると、「Program received
signal SIGBUS, Bus error.」と表示されデバッグができないという問題があり、実はgdbは使用していません。
色々調べたのですが、どうもline
numberが0xffffを超えるとオーバフローしてデバッグできないようです。でも一応、gdbのインストール方法は簡単なのでご紹介しておきます。
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$ cd $HOME/SH_TOOL |
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ダウンロードしたディレクトリに移動 |
$ tar xzvf gdb-x.x.x.tar.gz |
# ファイルの解凍・展開
(gdb-x.x.xというディレクトリが生成され配下にファイルが展開される) |
$ cd gdb-x.x.x |
#
展開してできたディレクトリに移動
(パッチが必要なバージョンは、この間にパッチファイルの解凍・展開し、patchコマンド、又は手動でパッチを行う) |
$ ./configure --target=xxxxxxxx --perfix=yyyyyyyy |
# 環境設定
(注)--target、及び、--prefixの値は、開発環境に従って設定する。
例)--target=sh-hitachi-coff --perfix=/usr/devel/sh4 |
$ gmake |
# コンパイル |
$ su |
# スーパーユーザに変更 |
Password: (パスワード) |
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# gmake install |
# インストール |
# exit |
#一般ユーザに戻る |
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