Ctags


   Ctagsは、ソースコードを解析してタグを生成し、タグジャンプを可能にするツールです。ソースコードで使用されている変数や関数が定義されている場所にタグジャンプすることができるの大変便利なツールです。ソースを解読するのになくてはならない存在です。
 
■Exuberant ctagsの公式サイト(英文)

http://ctags.sourceforge.net/
(日本語対応版公式サイト:
http://hp.vector.co.jp/authors/VA025040/


■Ctagsのインストール方法

 日本語対応版公式サイト(
http://hp.vector.co.jp/authors/VA025040/)から$HOME/TOOLにUNIX版ソースコードのアーカイブ(ctags-x.x.xj1.tar.gz)をダウンロードする。
 
 
$ cd $HOME/TOOL # ダウンロードしたディレクトリに移動
$ tar xzvf ctags-x.x.xj1.tar.gz # ファイルの解凍・展開
(ctags-x.x.xj1というディレクトリが生成され配下にファイルが展開される)
$ cd ctags-x.x.xj1 # 展開してできたディレクトリに移動
$ ./configure # 環境設定
$ make # コンパイル
$ su # スーパーユーザに変更
Password: (パスワード)  
# make install # インストール
# exit #一般ユーザに戻る
$  
 

■タグファイルの作成

 タグファイルを作成するには、タグファイルを作成したいディレクトリで、以下のコマンドを実行します。

 
$ ctags -R  
 

 そうすると、カレントディレクトリにtagsというファイルが生成されます。これがタグファイルで、カレントディレクトリ配下のタグが登録されています。

■タグジャンプの仕方

 タグジャンプをするには、目的のタグ(関数、変数等)上にカーソルを置き、Ctrl + ] を押すとタグが定義されている場所にジャンプすることができます。ジャンプ元に戻るときは、Ctrl + t を押すと戻ることができます。

 


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