■ 2018/2/25 加藤組追い出し試合 @早大・上井草G  【写真館】
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25日、上井草グラウンドで行われた加藤組追い出し試合。アカクロジャージに袖を通した加藤組4年生が後輩達が作る花道を抜けてピッチに姿を現すと観客席から拍手が送られます。下級生選抜と対戦した試合では先行を許すもののルーズボールを柴田雄基選手が素早い反応で拾い上げ、FWで繋いでチャンスを拡大、最後は空いたスペースを吉岡航太郎選手が突いて独走トライ。コンバージョンを蹴らなかった下級生に対して、きっちり決める4年生と下級生のお膳立て(?)もあって、7-5で有終の美を飾りました。続いて1年生、2年生、3年生チームと対戦。ラグビーの形は徐々に崩れて、ボールキャリア4年生対タックラー下級生の1対1、最後のぶつかり合いを楽しみます。約30分間の試合を終えるとサブグラウンドに場所を写して後輩達との写真撮影、ポジション別や出身高校や地域別、加藤組4年生と下級生が写真に収まります。夕方行われた予餞会を経てバトンは加藤組から佐藤組へ…”荒ぶる”への思いは継承されていきます。

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追い出し試合、加藤組4年生がゴールポスト前で集合写真に収まる。

■ 2017/12/16 早稲田大 18-47 東海大 @秩父宮ラグビー場
16日、大学選手権3回戦・東海大戦。東海キックオフで始まった試合は51秒、相手外国人選手のカウンターにタックルが次々と外されていきなりノーホイッスルで先制トライを許す。スクラムも劣勢となり自陣での戦いが続くものの14分、相手のキック処理ミスに襲いかかったWTB中野厳の好タックルが秩父宮の空気を一変させる。17分には右ラインアウトからフェーズを重ねると相手FWのギャップを見逃さずにWTB中野厳が突破、ライン際をサポートしたLO加藤広人主将へと繋いで追撃のトライ。21分、36分と東海のセットアタックからトライを奪われるもののワセダもLO加藤広人主将のハイパントのスーパーキャッチなど4年生が体を張ったプレーでボールを確保、23分、26分と敵陣に攻め込んで相手がペナルティを犯したところをSH齋藤直人がPGで小刻みに加点する。更に後半5分、スクラムを起点としたアタックから勢い良く走り込んだCTB中野将伍が抜け出して独走トライ、18-21とピッタリと東海を射程圏内に置いたまま逃がさない。勢いに乗りたいワセダは直後のキックオフからアタックを仕掛けるも接点でボールをもぎ取られ逆に後半8分、相手外国人選手にトライを献上、この後も攻め込みながらも要所で相手の外国人選手のパワーの前にボールを殺されて攻撃を寸断されると逆に後半15分に相手外国人選手に中央突破を許して連続トライ、攻守に相手外国人の存在感に圧倒されるとこの後も2トライを与えて18-47で完敗、2017年度加藤組のシーズンが終わりを告げた。
■ 2017/12/3 早稲田大 19-29 明治大  @秩父宮ラグビー場  【写真館】
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3日、満員の秩父宮で行われた早明戦。試合開始から接点で仕掛けたのはワセダ。4分、好タックルからのターンオーバーで連続攻撃、左右に大きくボールを動かし敵陣深くでチャンスを迎える。最後はSO岸岡智樹のロングパスが相手にインターセプトされて独走トライで先制されるものの接点での好感触をそのままに9分、再び好タックルからターンオーバーに成功、今度は相手のペナルティを誘い出してゴール前左ラインアウトのチャンスを掴む。直後のラインアウトモールを巧くコントロール、相手の防御の薄い方へとドライブ、最後はHO宮里侑樹が抑えて同点に追い付く。この後、スクラムでプレッシャーを受けて自陣に攻め込まれるとワセダも粘り強い防御で応戦、相手のミスを誘い出し、相手にゴールラインを割らせない。それでも相手のキックチャージなどで自陣を脱出できずに防御の時間が続くと28分、ディフェンスの内側に出来た一瞬のスキを突かれてトライを献上する。ワセダも直後のキックオフから敵陣に攻め込み、幾度となくチャンスを迎えるものの要所でハンドリングエラー、ラインアウトが乱れて得点できず、ハーフタイムを挟んだ後半5分、FL幸重天が相手防御の裏に出てオフロードで繋いだところをNO.8下川甲嗣がサポートしてチャンス拡大、最後は左タッチライン際で相手ともつれながらもFB桑山聖生が飛び込んでトライ、12-14と点差を詰めるものの流れは変わらずメイジ。12分、相手のスピード感溢れるセットアタックに対応が遅れて失トライ、21分にも自陣ゴール前で再び出来たディフェンス内側のスキを突かれて連続トライと相手の勢いに飲まれる。追うワセダも34分に連続攻撃から左タッチライン際をSO岸岡智樹が飛び込んだところで相手のハイタックル、ペナルティトライで19-26と点差を詰めて、更に自陣から攻撃を仕掛けるものの相手の出足の早い防御に痛恨のノットリリース、最後まで相手防御のプレッシャーに苦しんで、ノーサイドの笛。5勝2敗で対抗戦を2位で終えるも総得失点差で大学選手権トーナメント上は4位扱い、初戦で東海大と激突する。

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後半、右サイドを突進するLO加藤広人主将。果敢に攻め続けるもゴールラインが遠く。

■ 2017/11/23 早稲田大 23-21 慶應義塾大 @秩父宮ラグビー場  【写真館】
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23日、伝統の早慶戦。試合は序盤、キックの蹴りあいから始まる静かな立ち上がり。3分、ファーストスクラムで互いの駆け引きが行われる中、ペナルティを犯すとここから自陣での戦いに。12分、タッチキックで自陣からの脱出を計るも慶應のクイックスタートから逆に攻め込まれて先制トライを許す。ワセダも風上の優位性を生かして敵陣に攻め込むもハンドリングエラーを連発、それでも慶應もダイレクトタッチを重ねるなどミスにお付き合い、相対的に敵陣で試合を進める時間が増えると16分、36分とPGを手堅く選択して6-7で前半を折り返す。後半に入り、7分距離の長いPGをSH齋藤直人が決めて逆転に成功するも、10分、23分と攻め込まれたところでペナルティ、ゴール前ラインアウトモール、そして相手のクイックスタートと反則を起点に連続トライを許して9-21と点差を広げられる。前半からの攻撃を仕掛けるもノットリリース、ハンドリングエラーでチャンスを逃す悪い流れを断ち切ったのは後半20分過ぎから。CTB黒木健人のラインブレイクから一気に流れを引き寄せると28分、連続攻撃の流れの中から右サイドでSO岸岡智樹の飛ばしパスをHO宮里侑樹-FL佐藤真吾と繋いでこの試合初トライ。続くキックオフも自陣から継続、ペナルティを挟んで再び敵陣に入り込むと連続攻撃から32分、LO加藤広人主将が味方と一塊になってインゴールへ。この日抜群の精度を見せていたSH齋藤直人のコンバージョンも決まって23-21と逆転に成功する。この後も攻める姿勢を失わないワセダは36分にも連続攻撃からFL佐藤真吾が再びインゴールへ…直前のパスがスローフォワードと判定されてトライならずも一気のギアチェンジで積極的に攻めまくったワセダが慶應の最後の反撃を凌いで接戦をモノにした。

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後半32分、怒涛の攻撃から最後はLO加藤広人主将が味方の後押しを受けてインゴールへ。コンバージョンも決まって土壇場で試合を引っくり返す。

■ 2017/11/18 早稲田大D 45-24 武蔵大B @早大・上井草G  【写真館】
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18日、武蔵大Bを迎えての練習試合。Dチームは立ち上がり、アタックを仕掛けるもハンドリングが乱れて継続できず、逆に相手に2分、10分とトライを与えて追いかける展開に。チャンスを迎えても取りきれず20分が経過、この悪い流れを断ち切ったのはチームの強みであるスクラム。20分、敵陣ゴール前ペナルティからスクラムを選択するとこれを押し切ってNO.8佐藤健がスクラムトライで反撃開始、両チーム1トライずつを加えて12-19で迎えた後半、スクラムでタテ続けにペナルティを奪い、敵陣ゴール前ラインアウトのチャンスを掴むとモールからサイドをFW、FWで攻めて最後はHO芦刈太政がトライ、同点に追いつくと14分、キックオフリターンからLO高吉将也がブレイク、FWで前に出ると素早く外に展開、タッチライン際をFL高木樹が走り切ってトライ。16分、キックオフリターンから途中出場のWTB作田蓮太郎が抜け出してチャンスメイク、右へ左へとボールを動かすと最後はNO.8佐藤健が中央突破で独走トライと連続ノーホイッスルトライで試合を一気に引っくり返す。この後25分にもトライ(SO島本雄太)で点差を広げると、38分最後もスクラムでペナルティを奪ってゴール前ラインアウトモールからトライ、スクラムで試合を立て直したワセダDチームが後半に5トライを畳み掛けて45-24で逆転勝利を収めた。

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後半16分、相手FBをステップでかわして独走トライをあげるNO.8佐藤健。この日再三のゲインで勝利に貢献。

■ 2017/11/5 早稲田大 99-14 成蹊大 @相模原ギオンスタジアム  【写真館】
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5日、対抗戦・成蹊大戦。成蹊キックオフをキャッチすると自陣から展開、敵陣へと攻め込む。先制は5分、ラインアウトから継続、左へ右へと大きくボールを動かして最後はHO峨家直也が右中間に飛び込む。更に9分、キックオフキャッチから継続、ペナルティを挟んでラインアウトから再び継続、最後は左タッチライン際をLO加藤広人主将が走り切ってトライ。11分にもキックオフリターンからWTB桑山淳生が仕掛けて突破、FL幸重天らが繋いで最後は再びWTB桑山淳生、ノーホイッスルトライで成蹊ディフェンスに休む時間を与えずに圧倒する。14分にも相手ラインアウトをスチール、大外へとボールを運び、FB佐々木尚-WTB緒形岳-SH齋藤直人と繋いでトライを加えるとこの後、相手の反撃にあって得点ペースを落とすものの27分(WTB桑山淳生)、39分(NO.8丸尾崇真)とトライを追加、42-14として前半を折り返す。後半に入りいきなり見せたのはWTB桑山淳生。自らのカウンターからチャンスメイクすると味方が継続したボールを左サイドで受けてトライ、チームに勢いを与える(WTB桑山淳生は対抗戦初先発で4トライの活躍)。更に7分(SO岸岡智樹)、10分(モールからHO峨家直也)、13分(WTB桑山淳生)、20分(NO.8丸尾崇真)、26分(FL加藤広人主将)と次々とゴールラインを陥れる。後半途中から、メンバー交替でリザーブ全員がピッチインすると控え選手もしっかりとアピール。スペースを積極的に自ら持ち込んで31分(SO加藤皓己)、36分(FB桑山聖生)とトライをあげると終了間際の42分にもラックサイドをSH貝塚陸が突いてダメ押し、99-14で大勝した。一方で前半20分の失トライのきっかけとなったスクラムは度々成蹊大に押し込まれるなど苦戦、後半交替選手が入って持ち直したものの課題を残した。

(写真)
前半27分、モールからのアタック、ブラインドサイドから顔を出してトライをあげるWTB桑山淳生。対抗戦スタメンデビュー戦、4トライの活躍を見せた。

■ 2017/11/4 早稲田大B 67-33 中央大B @中央大G  【写真館】
早稲田大C 87-12 中央大C 【写真館】
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4日、ジュニア選手権第4戦・中央大戦。前半8分、ディフェンス裏へのキックをチェイスしたWTB梅津友喜が敵陣ゴール前で相手を捕まえてペナルティを得ると、ディフェンスの陣形が整う前に速攻を仕掛けてFL埜田啓太が先制トライ。更に13分にもカウンターから繋いで連続攻撃、SH吉岡航太郎がディフェンス裏に転がしたボールを再びFL埜田啓太が拾ってゴール前に迫ると最後はサポートしたFB桑山聖生が押し込んでトライ。この後も自陣から積極的に繋ぐ展開ラグビーで19分CTBフリン勝音、29分FB桑山聖生とトライを重ねると37分にはFW陣も奮起、スクラムで押し込んで奪ったペナルティからラインアウトモールでトライと前半だけで6トライを畳み掛けて38-7とリードして前半を折り返す。後半も立ち上がり3分にWTB梅津友喜のラインブレイクから繋いでCTBフリン勝音がトライ、幸先良く先手を奪うもののここからディフェンスが淡白になり、取って取られての乱打戦。ラインアウトモールから2トライを奪うなど5トライを追加したものの後半だけで4トライを献上するなどディフェンスに課題を残す一戦となった。

(写真)後半、ビッグゲインでチャンスメイクするFB桑山聖生。前半に2トライを記録。

■ 2017/10/28 早稲田大 21-40 帝京大 @秩父宮ラグビー場  【写真館】
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28日、対抗戦・帝京大戦。立ち上がり4分、ラインアウトの確保に失敗するとそこから帝京の連続攻撃を受けて先制トライを与えてしまう。ワセダもCTB黒木健人のブレイクからチャンスを作り、敵陣深くに侵入すると15分、ラインアウトから連続攻撃、右に左にグラウンド横幅いっぱいに使った攻撃からルーキーFB古賀由教が抜け出すとWTB佐々木尚-FL佐藤真吾と繋いでトライ、同点に追い付く。直後のキックオフを帝京がミスキック、更に敵陣で試合を進めると20分、ペナルティから右ラインアウトモールを押し込んでトライ、勝ち越しに成功する。この後もWTB野口祐樹の好タックルなどディフェンスで奮闘、敵陣で試合を進めるもののアタックでのミス、ラインアウトでのミスから帝京に付け込まれて逆に35分、45分とFW勝負に屈して連続トライを献上、14-21で前半を折り返す。後半に入ると40秒、自陣でのパスミスから失トライ、更には14分にもトライを与えて点差を広げられる。ワセダの反撃は20分、敵陣スクラムでコントロールを失いながらもパスを受けたWTB佐々木尚が個人技で局面を打開してトライ。この後もディフェンスで粘りを見せるものの、要所で帝京にターンオーバーを許して攻撃が継続できず、逆に40分にトライを許して21-40で敗戦。ターンオーバーからの決定力の差、セットプレーの安定度が勝負を分けたものの局面、局面では全く引く事なく戦い続けた一戦に秩父宮の観衆から今後への期待が込められた拍手が送られた。

(写真)後半20分、個人技で局面を打開、追撃のトライをあげるWTB佐々木尚


■ 2017/10/21 早稲田大 20-40 立教大 @早大・上井草G  【写真館】
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21日、立教大との定期戦が雨の上井草で行われた。開始4分、敵陣左ラインアウトから右へ左へと大きくボールを動かすと最後はラックサイドを突いたルーキーPR土田彬洋が巧く体を回転させてトライ、幸先良く先制する。この後は雨で両チームハンドリングエラーが多く、互いに決め手を欠いてスコアレスの時間帯が続く。それでも相手ペナルティから30分ゴール前ラインアウトモールでトライ、40分ゴール前ラインアウトからFWで十分にプレッシャーをかけた後、CTBフリン勝音がインゴールに飛び込んでトライと得点を重ねたワセダが15-7とリードして折り返す。後半に入り立ち上がり1分相手BKにディフェンスを崩されてトライを与えると、直後のキックオフがダイレクト。更には試合を通じて安定度を欠いたセットプレーで相手にプレッシャーをかけられて6分(マイボールスクラムから)、13分(マイボールラインアウトから)と相手にボールを奪われて連続トライを献上、更に19分にもトライを奪われると、この後も攻撃権を得てもハンドリングが乱れて連続攻撃を展開できずに時間だけが経過、24分にゴール前でFWでプレッシャーをかけてからBK展開、WTB南徹哉がトライをあげて一矢を報いるも20-40で力負け、勝負所で相手の勢いを止められずにノーサイドの笛を迎えた。

(写真)故障からの復帰戦となったFB梅津友喜。再三の好走でチャンスメイク。

■ 2017/10/15 早稲田大B 12-22 筑波大B @早大・上井草G  【写真館】
早稲田大C 42-22 筑波大C 【写真館】
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15日、ジュニア選手権第3戦・筑波大B戦。キックオフをいきなりノックオン、自陣での戦いを強いられると6分、カウンターから繋がれて先制トライを許す。前日に続いてラインアウトに苦しみ序盤は攻撃の形を作れず。それでも21分、敵陣ゴール前ラインアウトのチャンスでようやくマイボールを確保するとFW勝負、最後はHO峨家直也が左中間に飛び込んで(コンバージョン成功)逆転に成功する。勢いに乗りたいワセダであったが、ペナルティからのタッチキックがことごとくノータッチキックとなり、チャンスを自ら手放すと32分、42分と連続トライを献上、7-19で前半を折り返す。後半に入って2分、左ラインアウトから右へ左へとボールを動かすと最後は外のスペースをFB桑山聖生-WTB桑山淳生と兄弟で繋いで攻略、WTB桑山淳生が左隅に飛び込んで点差を詰める。後半の立ち上がりを制して波に乗りたいところも、この日はラインアウトが最後まで改善できず。後半勝負所のゴール前ラインアウトもコンビネーションが合わずにチャンスを逃すとラインアウトをあきらめてペナルティからスクラムに懸けるもここでもペナルティとセットプレーが安定せず。後半35分にPGで3点を追加され、10点差とされるとワセダの最後の攻撃も継続の過程でノックオンとこの試合を象徴する形でチャンスを潰してノーサイドの笛、カテゴリー2の全勝対決で手痛い一敗を喫した。

(写真)前半21分、ゴール前での力勝負、タックルを弾き飛ばしてトライをあげるHO峨家直也。ビッグヒットで部員席を沸かせるシーンも。

■ 2017/10/14 早稲田大 33-10 筑波大 @秩父宮ラグビー場  【写真館】
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14日、対抗戦序盤のヤマ場・筑波大戦。試合開始からセットプレーに苦しんでペースを掴めないワセダに対して、筑波もミスが多く互いに無得点の時間帯が続く。試合が動いたのは17分、ペナルティが重なって自陣ゴール前に攻め込められるとラインアウトモールを起点に相手FWにインゴールを割られて先制を許す。ワセダも直後の19分、キックキャッチから繋いでCTB中野将伍が中央突破、サポートについたSH齋藤直人が巧いコース取りでチャンスを広げて最後はWTB佐々木尚がトライ、コンバージョンも成功して逆転に成功する。この後もスクラムに安定を欠いて25分にはコラプシングの反則から自陣ゴール前に釘付けにされる。しかし、この時間帯を粘りのディフェンスで凌ぐと39分、敵陣ゴール前でFW、FWで十分にプレッシャーをかけた後、SO岸岡智樹からFB古賀由教へと繋いでトライ。更にハーフタイムを挟んだ1分、キックオフに巧く絡んでマイボールとするとラック連取からWTB佐々木尚-HO宮里侑樹-LO加藤広人主将と鮮やかなパスワークで繋いでノーホイッスルトライ。6分にも自陣からSO岸岡智樹が抜け出し、SH齋藤直人へと繋ぐとその齋藤がディフェンス裏にゴロパント、チェイスしたLO加藤広人主将が巧くすくい上げて右隅にダイブ、3連続トライと畳み掛けて筑波を突き放す。スクラム、ラインアウトで苦戦しながらも相手のミスに助けられてリードを保つと後半33分、スクラムから連続攻撃を仕掛けて最後はNO.8下川甲嗣がダメ押しトライ、33-10で難敵・筑波を退けて対抗戦開幕3連勝とした。

(写真)前半39分、FWで攻め続けて空いたスペースをBKで攻略。理想的な形からインゴールに飛び込むルーキーFB古賀由教

■ 2017/10/8 早稲田大B 57-26 日本大B @日大・稲城G  【写真館】
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8日、ジュニア選手権第二戦、敵地で日大と対戦したアカクロ予備軍は開始からエンジン全開、自陣からでも積極的にボールを動かして日大ディフェンスを揺さぶる。4分、敵陣右ラインアウトから左へ右へとボールを動かすとSO加藤皓己が相手を引き付けて出来たスペースにCTBフリン勝音が飛び込んで先制トライをあげる。12分にも左ラインアウトからグラウンド横幅を一往復、最後はフリーでパスを受けたHO峨家直也が左中間にトライ、更に15分キックオフリターンからボールを繋いでFL西田強平がノーホイッスルトライ。序盤から苦しめられていたスクラムでも奮起、24分に敵陣ゴール前スクラムのチャンスを押し切ってスクラムトライをあげると27分にもキックオフリターンからFW陣で繋いで大きくゲイン、最後はSO加藤皓己のキックパスをWTB桑山淳生が拾ってノーホイッスルトライ、テンポ良くボールを動かして前半を38-7と大きくリードして折り返す。後半に入ると快勝ペース一転、日大のスクラムに苦しめられる。ほぼ全てのスクラムを制圧されるとペナルティが重なって自陣での苦しい時間帯が続く。後半16分にスクラムでペナルティトライを与えると、28分にも自陣でラインアウトが乱れたところを相手FWに突かれて失点、ワセダもフロントロー全員を入替えてようやくスクラムで攻勢に出ると34分には敵陣ゴール前スクラムで十分にプレッシャーをかけてフリーのWTB桑山淳生がトライをあげるなど得点を重ねるも後半のスコアは19-19と停滞。前半のテンポ良い攻撃は影を潜め、課題を残す一戦となった。

(写真)後半19分、こぼれ球を拾って一気の切り返し、独走トライをあげるSH吉岡航太郎

■ 2017/10/1 早稲田大 94-24 青山学院大 @足利市総合運動公園  【写真館】
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1日、対抗戦・青山学院大戦。試合はいきなり動き出す。相手キックオフから攻撃を継続、左サイドをWTB佐々木尚がゲインして作ったチャンスから右に展開するとWTB緒形岳が積極的に仕掛けて抜け出して先制のノーホイッスルトライ。更に9分、バックスリーで面白いようにゲインを重ねてチャンスメイク、敵陣深く攻め入ると相手のゴール前ペナルティからスクラムを選択、一気に押し切ってスクラムトライをあげる。11分にもキックオフリターンからグラウンドを広く使って展開、最後はタッチライン際をFL佐藤真吾が走り切ってノーホイッスルトライ。接点を制圧してテンポ良く攻撃を仕掛けるワセダは更に15分にも敵陣ゴール前ラインアウトからCTB中野将伍がタテ突進、ディフェンスを弾き飛ばしてトライをあげる。序盤で26-0と青山学院大を圧倒、前半39分にはこの日2つめのスクラムトライをあげるなど2トライを追加、40-12で前半を折り返す。後半に入っても3分、11分とラインアウトモールからトライをあげて青山学院大を突き放すと34分、46分とCTB中野将伍が力強い走りでダメ押し、前後半あわせて14トライの猛攻、SH齋藤直人の精度の高いコンバージョンも試合を引き締めて94得点。前半、後半それぞれ20分過ぎから相手にペースを握られて2トライずつを許し、課題を残したものの94-24で大勝した。

(写真)前半15分、ディフェンス3枚を弾き飛ばしてインゴールに飛び込むCTB中野将伍。この試合ハットトリックの活躍。

■ 2017/9/17 早稲田大B 38-7 法政大B @早大・上井草G  【写真館】
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17日、ジュニア選手権開幕。昨年敗れた法政大Bを迎えて行われた一戦は好タックルから試合の流れを作る。6分、FL西田強平の好タックルでボールを奪い返すとゴール前右ラインアウトモールを押し込み先制。更に15分、SO高橋吾郎の好タックルでターンオーバー、そこから再びゴール前右ラインアウトモールを押し込んで追加点をあげる。先手を奪ったもののここからは台風による影響で雨風強くハンドリングが安定しない状況下で徐々にペナルティが増え始め32分、自陣ゴール前で相手FWの圧力に屈して失点、12-7で前半を折り返す。後半に入り10分、自陣からCTBフリン勝音が抜け出したところにSO高橋吾郎、SH吉岡航太郎と次々とフォローが沸いて出て内へ外へとパスを繋いで相手を翻弄、最後はFL西田強平がパスを受け取って右中間にダイブ、パスが面白いように繋がったスーパートライに部員席も大喝采、勢いに乗ると18分、ゴール前ラインアウトから順目、順目にFWが次々と走り込み、最後はLO中山匠がトライ。更には22分、右サイドをCTBフリン勝音らがゲインするとSO高橋吾郎が左サイドへキックパス、最後はHO森島大智が拾ってトライ。ダメ押しは38分、相手がノックオンしたところから一気の逆襲、WTB桑山淳生が自陣から仕掛けてブレイクすると最後もディフェンスをスピードで振り切って独走トライ、後半4連続トライと畳み掛けて38-7で快勝した。

(写真)後半、ゴール前ラインアウトモールを押し込むFW陣。前半にはこの形から2トライをあげた。

■ 2017/9/16 早稲田大 54-20 日本体育大 @海老名運動公園  【写真館】
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16日、対抗戦開幕。ワセダキックオフをいきなりFL加藤広人主将が好捕、攻撃権を確保する。5分、敵陣スクラムでペナルティを奪いゴール前ラインアウトのチャンスを迎えると順目順目とラックを重ねて最後は右隅にFB梅津友喜がトライ、幸先よく先制する。続く17分にはペナルティからゴール前右ラインアウトのチャンスを迎えるとモールを押し切ってトライ(HO宮里侑樹)、20分には自陣からCTB中野将伍が抜け出てオフロードで繋いだところをSH齋藤直人がフォローしてチャンス拡大、その齋藤が蹴り込んだボールを最後はWTB佐々木尚が相手に競り勝ってインゴールへ、試合の主導権を握る。更に28分、ゴール前右ラインアウトモールから左へ左へとラックを刻んで最後はFL加藤広人がトライ、35分にはSH齋藤直人がラックからボールを持ち出し作り出したスペースにWTB緒形岳が顔を出して独走トライ、35-6として前半を折り返す。後半に入っても3分カウンターから攻撃を継続、LO丸尾崇真が抜け出すとそのままディフェンスを次々と振り切ってトライ。7分スクラムから左へ展開、WTB佐々木尚が左タッチライン際をゲイン、更に蹴り込んだボールをWTB緒形岳が確保、SH齋藤直人を経由して最後は右タッチライン際を走るFL幸重天の胸にスッポリとロングパスが収まってトライして勝負あり。日本体育大に19分、27分とトライを奪われるなど課題を残したものの54-20で開幕戦勝利を収めた。

(写真)後半7分、右タッチライン際でロングパスを受け取りインゴールへダイブする対抗戦デビューの2年生FL幸重天

■ 2017/9/13 早稲田大C 102-0 成蹊大B @早大・上井草G  【写真館】
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13日、上井草グラウンドで成蹊大Bとの対戦は、序盤から強みのスクラムで圧倒する。開始4分中盤でスクラムを押し込んで余裕を持ってBK陣に供給するとWTB桑山聖生がワンステップで相手を置き去りにして独走、先制トライをあげる。7分(ペナルティからの速攻でSH貝塚陸)、12分(ラインアウトからのセットアタックでCTB平井亮佑)とトライを重ねると19分には敵陣深くでの相手ボールスクラムに猛プレッシャーをかけて、こぼれ出たボールにSH貝塚陸が反応、インゴールで抑えてトライ。更には27分、スクラムでプレッシャーをかけてアドバンテージを引き出すと途中出場のSO船越明義がキックパスにチャレンジ、これを逆サイドで待ち構えていたWTB安部勇佑がキャッチ、そのまま2人をかわしてトライ、この後も32分、37分とFL増原龍之介が連続トライ、47-0として前半を折り返す。後半に入っても攻撃の手を緩めず、1分CTB平田瑞貴のブレイクからBKで繋いで最後はWTB安部勇佑がトライ(安部は外勝負で再三抜け出てこの日ハットトリックの活躍)をあげるとキックオフリターンから、ペナルティから(速攻)と休む事無く攻め続ける。圧倒的優位を保っていたスクラムが後半からノーコンテストとなり、更には15分過ぎにメンバーをほぼ総入替えしたあたりから、ハンドリングエラーでもたつく時間帯があったものの後半30分過ぎから再加速。自陣でのターンオーバーからの逆襲でFB作田蓮太郎の2トライなど5トライを一気に畳み掛け、後半も9トライの猛攻、ディフェンスでも後半メンバーを入替えてから多少ゴールラインを背負うシーンがあったもののトライラインは越えさせずに完封、102-0で圧勝した。

(写真)前半32分、ディフェンスラインを切り裂いてトライをあげるFL増原龍之介。この日2トライに加えてタックルでも魅せた。

■ 2017/9/9 早稲田大C 55-5 国学院大 @早大・上井草G  【写真館】
早稲田大D 24-7 国学院大 【写真館】
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9日、上井草グラウンドで秋のオープン戦開幕。リーグ戦2部・国学院大と対戦したワセダジュニアチーム。先陣を切ったCチーム、序盤は一進一退の攻防も前半13分、ハイパントにプレッシャーをかけ、ボールがこぼれたところをHO森島大智がセーブ、右サイドに大きく展開するとWTB桑山淳生が相手をスピードで振り切ってビッグゲイン、最後は内にサポートについたSH吉岡航太郎へと繋いで先制する。更に19分、左ラインアウトから繋いでCTBフリン勝音がアングルを変えた走り込みからラインブレイク、一気にゴール前まで迫ると最後はPR井上大二郎がトライ、試合の主導権を握る。安定したセットプレーと接点での優位性を生かして攻撃を仕掛けるワセダは32分、40分とルーキーFB南徹哉の連続トライで26-0とリードして前半を折り返す。後半に入ると更に攻撃はペースアップ、3分、5分とペナルティから速攻を仕掛けて最後はWTB桑山聖生が連続トライしてリードを広げると9分、20分と安定したスクラムから攻撃を仕掛けて両WTB安部勇祐、桑山聖生がトライを重ねる(桑山聖生は後半だけでハットトリック)。ダメ押しは後半39分、敵陣ゴール前でペナルティのチャンスを得るとスクラムを選択。これを力で押し切ってスクラムトライ、55-5で完勝した。続いて行われたDチーム戦は40分一本勝負。5分に先制を許すものの直後の8分、ルーキーSO高木樹がスピードで振り切って追撃のトライ、28分に敵陣ゴール前でスクラムトライを決めて逆転に成功すると、この後も積極的に攻めて38分、41分とトライを畳み掛けて24-7で快勝した。

(写真)後半20分、スクラムからのセットアタック、タックルを受けながらも右中間に飛び込むWTB桑山聖生。後半だけでハットトリック達成。

■ 2017/8/25 早稲田大C 5-52 東海大C @早大・菅平G  【写真館】
早稲田大D 32-48 東海大D 【写真館】
25日、夏合宿最後の試合は東海大CD戦。C戦は序盤から相手のゴール前モールを止め切れずタテ続けにトライを奪われるなど前半だけで6トライを献上、ワセダも何度かチャンスを掴むものの大事な場面でミスを繰り返して無得点、0-40で前半を折り返す。後半に入っても7分、10分とトライを献上し、点差を広げられるも27分、ルーキーFB南徹哉のカウンターを起点にFWでチャンスを広げると最後は左サイドでSO高木樹のオフロードパスからWTB桑山聖生がビッグゲイン、サポートについたSH貝塚陸がトライをあげる。しかし、反撃はこの一本のみ、最後も攻撃を継続する中でハンドリングが乱れてノーサイドの笛、5-52で完敗した。続いて行われたD戦は前半20分までに4連続トライを奪われる苦しい展開も21分FL板垣悠太、34分FL近田和(小刻みなステップから見事に抜け出しトライ)、43分こぼれ球を拾ったCTB小谷海知と3本返して追いすがる。後半に入っても接点でファイトして度々ペナルティを誘い出し、更にはスクラムも健闘して安定したセットから2トライを返すなど見せ場を作ったものの序盤の失点が響いて31-48で敗戦した。

(写真)後半、オフロードパスを受けて独走、チャンスを広げるWTB桑山聖生

■ 2017/8/24 早稲田大 5-52 東海大 @早大・菅平G  【写真館】
早稲田大B 34-28 東海大B 【写真館】
24日、夏合宿最終戦となる東海大戦。開始1分、自陣でのファーストスクラムでいきなりかちあげられると組み直しの末にワセダにペナルティ。このペナルティからゴール前ラインアウトのピンチの場面を迎えると右に左にとボールを動かされて左隅に先制トライを献上する。直後のキックオフがダイレクトとなりセンタースクラムで再びペナルティ(FK)と自陣でのディフェンスが続き17分には陣地を挽回しようとしたキックから逆に相手外国人WTBのカウンターを受けて失トライ。25分過ぎにウォーターブレイクを挟むまで全くアタックシーンのないままに時間が経過、ワセダもスクラムを修正してマイボールを確実にキープし始めるとようやく攻撃の機会を得る。しかし、継続はするものの決定打がなくハンドリングエラー、相手のビッグヒットでボールを失うと35分、44分とチャンスを逃した次のセットプレーから東海に連続トライを奪われて0-24で前半を折り返す。後半に入っても流れは変わらず、ワセダの攻撃が数フェーズ続いたところでペナルティなどで攻撃権を失い、逆に東海にトライを与えてしまう。ワセダも相手がメンバーを全員入れ替えた後の28分、相手ペナルティから得たゴール前ラインアウトのチャンスでモールを形成、左に回しながらインゴールに飛びこみようやく初トライ。しかし流れを引き戻すまでに至らず、試合終了間際、攻め込みながらもラックでボールがこぼれたところで逆襲を受けて失トライ、この日を象徴するような形でトライを奪われて5-52で完敗した。この後行われたBチームマッチは開始からテンポ良く攻撃を仕掛けてWTB中野厳の2トライなどで前半を15-14でリード。後半もスクラムで優位に立ち、押し気味に試合を進めるもゴールキックの精度の差から一時は逆転を許してしまう。それでも土壇場の後半36分、決めきれずにいたゴール前モールで最後の勝負を挑むと相手が立て続けにコラプシングの反則、ペナルティトライをもらって逆転勝利を収めた。

(写真)後半、中央スペースに顔を出して突破を図るWTB緒形岳

■ 2017/8/20 早稲田大 0-82 帝京大 @菅平・サニアパーク  【写真館】
早稲田大B 12-33 帝京大B 【写真館】
20日、夏合宿練習試合・帝京大戦。開始1分、ファーストスクラムでプレッシャーをかけられてペナルティを犯すとここから自陣での戦いを強いられる。7分、ゴール前ラインアウトモールから外国人選手に崩されて先制を許すと15分にもペナルティが続いて再びゴール前ラインアウトモールから失点。ワセダも前半20分、右ラインアウトからFW、FWで連続攻撃を仕掛けるもボールコントロールが乱れたところでターンオーバー、一気に逆襲を受けてトライを献上するとこの後も帝京のアタックを止められず3トライを追加されて0-40で前半を折り返す。後半に入っても流れは変わらず、時折カウンターラックやピンチを防ぐ好タックルで見せ場を作るものの帝京の次々に押し寄せる攻撃の波を堪え切れず、2分、12分、15分、21分、29分、44分とトライを献上して82失点、ワセダの攻撃も何度か継続するものの決め手を欠いて効果的なゲインを取れずに完封負けを喫した。続いて行われたBチームマッチ、WTB緒形岳の好タックルなどでディフェンスで奮闘するもの徐々に地力の違いを見せられて5トライを奪われて0-33とリードを奪われる。ワセダも終盤意地を見せて後半36分、スクラムからのセットアタックでCTBフリン勝音が抜け出しWTB加藤皓己がトライ、更に後半45分、ゴール前チャンスでFW、FWで攻め立て最後はPR井上大二郎が潜り込んでトライと連続トライを返したものの12-33で敗戦した。

(写真)前半、ステップを切って相手をかわしにかかるルーキーNO.8下川甲嗣

■ 2017/8/16 早稲田大 21-17 大東文化大 @早大・菅平G  【写真館】
早稲田大B 41-33 大東文化大B 【写真館】
16日、大東文化大との夏合宿初戦。7分、ペナルティから自陣ゴール前でのピンチを迎えるとモールから飛び出してきた相手外国人選手に対応が遅れて先制トライを許す。ワセダも12分、敵陣ゴール前ペナルティからスクラムを選択、左PR鶴川達彦がプッシュして出来た左側のスペースをNO.8下川甲嗣が突いてトライ、同点に追い付く。ワセダは30分過ぎにも敵陣ゴール前ラインアウトモールを繰り返してトライを狙うも最後はオブストラクション、終了間際にも自陣からのカウンターアタックで敵陣ゴール前に迫るも最後はハンドリングが乱れてチャンスを逃す。逆に34分に大東文化大外国人選手のペナルティからのクイックにディフェンスが寄せられて出来た外側のスペースにボールを運ばれてトライを献上、7-12で前半を折り返す。後半、キックオフ処理が乱れて自陣でピンチを迎えると3分、ラインアウトモールを押し込まれてトライ、苦しい立ち上がりとなる。流れを変えたのはワセダの生命線、スクラム。7分敵陣スクラムでビッグヒットを見せてペナルティを奪うと直後のゴール前ラインアウトモールを押し切ってトライをあげる。更に24分、ダブルタックルから相手ペナルティを誘い出してゴール前右ラインアウトのチャンス、一度大きく展開して左サイドまでボールを運ぶと右へFW、FWとタテを突いて最後は途中出場のFL丸尾崇真が右中間にトライ、21-17と逆転に成功する。この後33分にFB梅津友喜がシンビンの判定を受けて数的不利の状態となるもののゴール前のタテ続きのピンチにFL加藤広人主将、CTB野口祐樹のタックル、そして相手ボールスクラムを押し返して凌ぎ切って逃げ切り勝ち、春完敗を喫した相手にリベンジを果たした。続いて行われたBチームマッチでは前半スクラムで圧倒して17-7とリードを奪うも後半開始2分にCTBフリン勝音がシンビンの判定を受けここから僅か7分間でノーホイッスルトライを含む4連続トライを奪われ17-33と逆転される。ワセダも敵陣に入っての連続攻撃で流れを引き戻すと逆にスクラムでのペナルティトライを含む4連続トライをお返し、41-33で逆転勝利を果たした。

(写真)前半12分、スクラムを押し込み最後はサイドを突いたNO.8下川甲嗣がトライをあげる。

■ 2017/7/2 ジャパンセブンズ @秩父宮ラグビー場
3年ぶり参戦のジャパンセブンズ。SDS(セブンズデペロップメントスコッド)、北海道バーバリアンズと同組となった予選プールB初戦でSDSと対戦。ワセダキックオフを巧く絡んでマイボールとして敵陣で連続攻撃を仕掛けるも相手の防御を崩しきれず最後は吉岡航太郎が絡まれたところでモールパイルアップ、好機を逸する。直後の3分、ペナルティが続いてズルズル後退、先制トライを与えてしまうと更に5分、自陣からアタックを仕掛けようとしたところでラックが乱れてターンオーバー、SDSに追加点となるトライを献上する。この後もキックオフの競り合いでことごとく相手にボールを奪われると防戦一方、更に4連続トライと畳みかけられて0-38で完敗した。
続く2戦目、北海道バーバリアンズとの対戦は立ち上がりに連続トライを許す展開も5分、丸尾崇真の仕掛けに反応した齋藤直人が独走トライで反撃の狼煙をあげると7分、今度は桑山聖生の仕掛けに吉岡航太郎が反応して独走トライ、14-12と逆転して前半を折り消す。後半に入っても3分、自陣から桑山聖生-作田蓮太郎で大きくゲインするとスペースを的確に突いた吉岡航太郎が抜け出してトライ、更に敵陣で試合を優位に進めると、4分黒木健人のタテ突進でトライ、7分キックパスから中野厳がトライと連続トライでダメ押し、33-12と勝利してプールB2位でカップ・プレートトーナメント進出を決めた。
パレードを挟んで行われたトーナメント準々決勝は同志社大と対戦、2分自陣ペナルティから桑山聖生が仕掛けるとオフロードで繋いで齋藤直人が幸先良く先制トライをあげる。続くキックオフも加藤広人が巧く絡んでマイボールとするも直後のラックでターンオーバーを許してそこからトライを与えてしまうと4分、6分とタテ続けにキックオフを相手に取られて一気にトライまで持っていかれる苦しい展開。後半に入っても流れは変わらず開始28秒にキックオフリターンからトライを奪われると2分、3分と連続トライを献上、終了間際にペナルティから齋藤直人-高木樹-斎藤直人と繋いで一矢報いるも14-38で敗戦した。
進んだプレートトーナメント準決勝はトップリーグ神戸製鋼と対戦、開始45秒、相手のパスをインターセプトした加藤広人の独走トライで先制する。その後も桑山聖生の仕掛けから作田蓮太郎がゲインして好機を作り出すも決めきれず逆にボールを奪われて連続トライを奪われるなど前半を7-19で折り返す。後半に入るとキックオフで相手にプレッシャーをかけて活路を見出す。50秒、相手のハンドリングエラーを誘って敵陣スクラムのチャンスを掴むと大外のスペースでパスを受けた丸尾崇真がタッチライン際を粘って折り返したところを中野厳がトライ、反撃開始すると2分キックオフのこぼれ球を拾った黒木健人が独走トライ。3分キックオフで加藤広人が絡んでターンオーバーに成功、岸岡智樹が中央スペースを突いてトライ。一気に畳みかけて逆転に成功すると神戸製鋼の反撃を1トライに抑えて28-26で逃げ切った。
最終戦、プレートトーナメント決勝では大東大と対戦。前半45秒、前半3分と加藤広人が劇走を見せて試合の主導権を掴むと後半1分にはペナルティから速攻を仕掛けた岸岡智樹がディフェンス裏に蹴り込んだゴロパントを自ら拾ってトライ、21-7とリードを広げる。残り2分、勝利がちらつきかけたところで大東大がインゴールへ、中央への侵入を阻止しようとした加藤広人が危険なタックルで認定トライ、そしてシンビンの判定を受けると終了間際のラストワンプレーで追いつかれて、試合はサドンデスの延長戦に突入。ワセダも敵陣ラインアウトの絶好のチャンスを掴むもロングスローが乱れて好機を逸すると逆に3分、再三苦しめられた大東大の外国人選手に大外を走りきられて決勝トライ、プレート優勝目前で逆転負けを喫した。

■ 2017/6/18 早稲田大 26-55 明治大 @宮崎・KIRISHIMA陸上競技場  【写真館】
春早明。ワセダキックオフで始まった試合はメイジがいきなりノックオン、敵陣でファーストスクラムを迎える。この好機を生かしたいところもプレッシャーを受けて逆にターンオーバーを許すとここからメイジにワイドに繋がれて先制トライを許す。スクラムでの劣勢が続き、13分には三度コラプシングが続いたところでPR井上大二郎にシンビンの宣告。キックの処理ミスやキックミスも続いてアタックチャンスが殆どないままに5分、17分、23分とタテ続けにトライを奪われて0-24と点差を広げられる。しかし、シンビンの間、代わって入ったPR柴田雄基がスクラムを安定させるとシンビン解除後にそのままピッチイン、28分この試合初めて盤石のスクラムからセットアタックを仕掛けるとFB桑山聖生の仕掛けにSH齋藤直人が続いて、一気のビッグゲインで流れを変える。直後のゴール前スクラムでペナルティを奪い取って勢いづくワセダはここで自らスクラムを選択。序盤の劣勢ムード一転、ワセダのスクラムがメイジにプレッシャーをかけるとゴール前FW、FWで押し込んで最後は2枚の壁を突き破ってCTB中野将伍がトライ、更に42分にもゴール前右ラインアウトから左へ展開、WTB古賀由教が左タッチライン際で相手と絡まれながらも執念のトライ、12-24と後半に期待を持たせる内容で折り返す。後半に入っても前半の流れが一転、ワセダがテンポ良くジリジリと明治のディフェンスを下げて敵陣へ。5分にはCTB中野将伍のビッグヒットからカウンターラック、ゴール前で絶好のチャンスを迎えるも外へと繋ごうとしたパスが相手にインターセプトされて痛恨の失点。この後もキックチャージなどから得点機を確実にモノにするメイジに対して、ここぞでハンドリングエラーやキャリアの孤立と詰め切れないワセダ、時間の経過とともに徐々に引き離されて最終的には55失点。ワセダも30分過ぎからこの日再三の好フォローでゲインを重ねたSH齋藤直人のトライ、ゴール前ペナルティから自らのチョン蹴りからパワーで取り切ったCTB中野将伍のトライで意地を見せるも26-55で春最終戦を終えた。

(写真)後半39分、ペナルティから自らクイックスタートでそのまま豪快にディフェンスを吹き飛ばしてインゴールへ到達するCTB中野将伍

■ 2017/6/17 早稲田大1年 0-55 明治大1年 @明大・八幡山G  【写真館】
早稲田大B 0-83 明治大B 【写真館】
敵地八幡山で行われた新人早明戦。3分、開始から敵陣でラックを連続支配するもののゲイン出来ず、ディフェンス裏へのキックで活路を見出そうとしたものの逆に切り返されて先制トライを許す。直後の9分、敵陣ゴール前でマイボールスクラムの絶好機を迎えるもメイジに一気に押し込まれてチャンスを逃すと、この後もスクラムはマイボール、相手ボール関わらず全ての局面で押し込まれる。ラインアウトも確保に苦しみ、攻め手を失うと相手の攻撃を受け続ける苦しい展開、28分からの5分間で3連続トライを献上するなど前後半あわせて9トライを献上、試合の流れを最後まで引き寄せられずに完封負けを喫した。続いて行われたBチームマッチもスクラムで苦しむ同じような展開、相手のカウンターアタックにも防御が翻弄されて前後半あわせて12トライを与えるとチャンスらしいチャンスも作れないままBチームも完封負けとなった。

(写真)前半、サイズを活かしてボールキャリアとして奮闘したLO星谷俊輔

■ 2017/6/11 早稲田大 14-35 帝京大 @帝京大・百草G  【写真館】
早稲田大B 19-61 帝京大B 【写真館】
早稲田大C  7-57 帝京大C 【写真館】

11日、敵地で行われた春季大会・帝京大戦。ワセダは前半7分、CTB中野将伍が相手を引き付けて作ったスペースをWTB中野厳が突いてチャンスを広げると更にPR井上大二郎へと繋いでゴールライン目前まで迫る。しかしこのチャンスでボールコントロールが乱れると、相手WTBに拾われてそのまま100mを一気に切り返されて先制トライを献上する。ワセダはスクラムでペナルティが重なって敵陣に入る術を失うと自陣で苦しい時間帯が続く。相手のミスもあって得点を与えずに耐え切っていたものの30分を過ぎると帝京に一気に畳み掛けられる。30分、38分、更には42分と3連続トライを与えて0-28で前半を折り返す。後半立ち上がり、敵陣ゴール前でペナルティを得るとスクラム勝負、大事な勝負所のスクラムも相手のプッシュにボールを奪われて波に乗り切れず。それでも後半12分、相手のアタックに押され気味の展開にもディフェンスラインに戻ろうとしたFL加藤広人主将が巧くインターセプト、そのまま走り切ってラッキーな形でトライを返す。反撃に転じたいワセダであったが18分、自陣でのスクラムで再びボールロスト、ここから相手に繋がれてトライを与えると、スクラムに加えてここぞのラインアウトが乱れて思うようにアタックできず。後半28分にようやく安定したスクラムからキレイにBKで展開してFB桑山聖生が一矢を報いるものの時既に遅し、14-35での敗戦となった。

(写真)後半12分、相手の追走を振り切って独走トライをあげるFL加藤広人主将

■ 2017/6/4 早稲田大 33-12 慶應義塾大 @早大・上井草G  【写真館】  【北風祭写真館】
ホーム上井草で行われた春早慶。ワセダは序盤からスクラムで優位に立って相手ペナルティを引き出して敵陣で試合を進める。前半18分、カウンターアタックから継続して最後はWTB中野厳が抜け出して右隅に先制トライをあげる。更にスクラムで敵陣ゴール前で拘りを見せて、慶應ペナルティの度に組み直して執拗にプレッシャーをかけるものの詰めの局面で逆にコラプシングの反則を取られるなど追加点はならず。それでもディフェンスではFB横山陽介が抜け出てきた相手に絡んでターンオーバー(相手ペナルティ)に成功するなど、要所でボールを奪い返して無失点、5-0で前半を折り返す。後半に入って2分、連続攻撃から最後は大外でパスを受けたFL加藤広人主将が4人抜きでトライをあげてチームに勢いを与える。9分にトライを返されるものの直後のキックオフをFL加藤広人主将が競り合ってマイボールにするなど相手に流れを渡さず、20分に敵陣右ラインアウトからFW、FWで攻め立て最後はSO岸岡智樹のディフェンス裏へのゴロパントに反応したFB横山陽介が相手より一瞬早くボールを拾い上げてそのままトライ。29分にトライを返されるものの直後のキックオフで自陣を脱出しようとした相手キックをSO岸岡智樹がチャージ、転がったボールを自ら冷静に足でインゴールに運ぶとそのまま抑えてトライ、再び慶應を突き放す。ダメ押しは後半41分、カウンターから途中出場のFB桑山聖生が力強いタテ突進でゲインすると、SO岸岡智樹が左サイドに出来た広いスペースにキックパス、ワンバウンドで冷静に拾ったCTB黒木健人副将がトライをあげてインゴールへ。33-12で快勝した。
(写真)後半2分、4人をかわしてトライをあげるFL加藤広人主将。チームを勢いづけるスーパープレー。

■ 2017/6/3 早稲田大1年 24-31 慶應義塾大1年 @早大・上井草G  【写真館】
早稲田大B 14-33 慶應義塾大B 【写真館】
春シーズン恒例の新人早慶明対抗。初戦で慶應義塾大と対戦、ワセダのキックオフがいきなりダイレクトタッチとなり直後のセンタースクラムから先制トライを献上する。4分、直後のキックオフを今度は競り合って確保すると連続攻撃、SO島本雄太が抜け出し大外へラストパス、WTB安部勇佑がディフェンスを振り切って右隅にトライをあげる。序盤一本ずつトライを奪い合って始まった一戦は時間の経過とともに徐々にワセダのペナルティが増え出してリズムを掴めず、15分、28分とトライを与えてリードを広げられる。反撃は35分、右ラインアウトからCTB平井亮佑が突進、相手を弾き飛ばして抜け出すとそのままポスト中央に独走トライ、上井草を沸かせる。12-26で迎えた後半、ワセダもディフェンスで巧く絡んで相手のペナルティを誘い出し徐々にペースを掴むと27分、敵陣ゴール前ペナルティからスクラムに拘り、猛プッシュすると堪らず慶應が反則、ペナルティトライで19-26と射程権に慶應を捕らえる。しかし勝負所の36分、相手のカウンターに大外を崩されて痛恨のトライを献上、終了間際にペナルティからの速攻からFB千年原倭が裏に抜け出し繋ぐと、パスを受けた途中出場のWTB南徹哉が抜け出しそのまま独走トライ、意地を見せたものの24-31でノーサイドの笛を迎えた。

(写真)前半35分、中央突破で抜け出しトライをあげるCTB平井亮佑。力強いランで再三のチャンスメイク。

■ 2017/5/28 早稲田大 17-54 天理大 @天理親里競技場  【写真館】
28日、ラグビーフェスティバルIN NARAのメインイベントとして行われた天理大との一戦は、キックオフ直後自陣から脱出しようと試みたSH齋藤直人のハイパントに対して飛び出しが早くオフサイドを取られるとゴール前ラインアウトのピンチからブラインドサイドを突いてきた相手外国人FWを止められずいきなり先制トライを許す。更に4分、アタックでのパスミスを拾われて独走トライを献上。11分、相手のセットアタックから角度良く走りこんできたランナーに対応できず、ブレイクを許すと粘り切れずに独走トライを与え、いきなり21点のビハインド。20分、苦戦していたスクラムで相手のコラプシングを誘い出すとここからワセダも反撃開始、早いテンポでボールを動かして徐々に敵陣での時間が増え始める。30分にこの試合手を焼いた相手外国人FWの突破からトライを許すものの34分、敵陣ゴール前ラインアウトからCTBフリン勝音のタテでゴール前に迫るとFW、FWで意識を内側に寄せたところで最後はSO岸岡智樹が右中間に飛び込んで反撃開始。前半ラストプレーで距離のある中央PGをSH齋藤直人が決めて点差を詰めると、ハーフタイムを挟んだ後半5分にも3度組みなおしたスクラムからペナルティを奪って敵陣ゴール前ラインアウトのチャンス。ここでもFW、FWでゴールラインに迫ると最後はミスマッチを突いてSO岸岡智樹がトライ、17-28と詰め寄る。波に乗りたいワセダであったが、9分自陣ゴール前スクラムでマイボールを奪われ、そこからトライを奪われるとこの後も相手の力強いランを止めきれず、スクラムでも圧倒され始めて3連続トライを許す。試合を通じてブレイクダウンターンオーバーの局面を作れず、相手のアタックを受け続けて54失点の完敗となった。
(写真)前半、角度を変えた走り込みからパスを受けて敵陣ゴール前に迫るルーキーNO.8下川甲嗣

■ 2017/5/21 早稲田大B 55-29 専修大 @早大・上井草G  【写真館】
早稲田大C 27-38 専修大B 【写真館】
ホーム上井草にリーグ戦2部・専修大を迎えての練習試合。ワセダのキックオフがいきなりミスキックとなりここから攻められて先制を許すも直後の5分、今度はキックオフをしっかり競り勝ってマイボールとすると大外展開、WTB郷地裕貴が巧みなギアチェンジでディフェンスを振り切ってトライを返すと8分にもタックルからのこぼれ球を一気にトライに結びつける理想的な形でトライ(CTB中野厳)をあげて逆転に成功する。この後、自陣で守勢に回る時間が続くものの粘り強く凌ぐと24分、相手が根負けしてこぼれたボールに鋭く反応、外に振って一気の逆襲、最後はCTB中野厳がトライをあげて専修を突き放しに掛かる。前半終了間際の36分、40分にもFB神山隆太が連続トライをあげて29-10とリードして前半を折り返す。後半に入っても10分、ラインアウトからの連続攻撃で、最後はこの日多用したディフェンス裏へのキックをFL西田強平が抑えてトライをあげるとこの後もハットトリックを決めた後半33分のFB神山隆太のトライなど後半も4トライを追加、55-29で勝利した。続いて行われた早稲田C対専修Bの試合はターンオーバーからトライを重ねて後半途中まで20-5とリードを奪うもののこの後3連続トライを献上するなど流れを失う。終盤、WTB佐藤史也のトライで追い上げを図ったものの届かず27-38で敗戦となった。

(写真)後半21分、連続攻撃から最後はタッチライン際を途中出場FL埜田啓太が走り切ってトライをあげる。 

■ 2017/5/14 早稲田大 15-10 流通経済大 @竜ヶ崎・たつのこフィールド  【写真館】
春季大会・流通経済大戦。開始1分、ファーストスクラムで相手のペナルティを奪うと、更に大外で仕掛けてきた相手に対して狙い通りのカウンターラック、随所に好プレーが飛び出して敵陣で試合を進めると前半14分、敵陣ラインアウトから一次攻撃でCTB中野将伍が抜け出して右中間に先制トライをあげる。この後、同点とされるものの29分、安定したスクラムから連続攻撃、CTB中野将伍らの突進でテンポ良くラックを刻むと、中央スペースに顔を出したルーキーWTB古賀由教がフロントローが並ぶディフェンスの隙を突いて抜け出して独走トライ、勝ち越しに成功する。後半に入ると序盤からマイボールのセットプレーをことごとく失い、攻め込みながらも得点をあげられない時間帯が続く。14分、敵陣で相手がタテ続けに犯すペナルティから、PGに選択肢を切り換えてようやく後半最初の得点をあげる。しかしこの後もセットプレーで安定を欠き、自陣での戦いの時間が長くなると後半23分、自陣からの脱出を試みたキックが相手に当たってアンラッキーな形からトライを奪われる。この後試合終了間際に敵陣ゴール前で得たペナルティからスクラム勝負を選択、2度ペナルティを奪うものの3度目のスクラムで逆にワセダがペナルティ、結局後半はノートライに終わりスコア上は15-10の逃げ切り勝ちも不完全燃焼の春季大会初勝利となった。
(写真)前半14分、ラインアウトからのセットアタックでCTB中野将伍が抜け出し、最後はタックラーを振り切って先制トライ。

■ 2017/5/13 早稲田大B 26-12 流通経済大B @流通経済大・竜ヶ崎G 【写真館】
早稲田大C 29-21 流通経済大C 【写真館】
大雨の中で行われた流通経済大Bとの敵地での練習試合。開始3分、カウンターからWTB桑山聖生が仕掛けて前進すると相手を引き付けてラストパス。FB伊藤大貴がポッカリ空いたスペースを独走して先制する。更に8分、敵陣深く蹴り込むと、キック処理した相手に襲い掛かってターンオーバー、ここから攻め続けて最後はディフェンスのギャップをSO武田誠太郎が抜け出してトライをあげる。更に30分にも敵陣スクラムからFWで仕掛けると最後は途中出場のLO中野幸英が抜け出してトライ、スクラムは劣勢に回って苦しい試合展開となるものの相手の反撃を1トライに抑え、キックで敵陣に入り込む雨の日のセオリー通りの戦いで21-5でリードして前半を折り返す。後半に入ると、両チームともに雨でハンドリングが落ち着かず、無得点の時間帯が続く。試合が動いたのは後半27分、FL幸重天のチャージから相手をゴール前に釘付けにすると後半途中から流れを引き寄せたスクラムをゴール前で猛プッシュ、最後はNO.8にまわった中山匠がインゴールで抑えてダメ押し、26-12で勝利した。続いて行われたCチームマッチでは序盤からスクラムで相手を圧倒、前半4分、26分とスクラムトライをあげるなどFWで主導権を握ると前半だけで5トライ、後半相手の猛追にあったものの29-21で逃げ切った。

(写真)前半8分、連続攻撃からスペースを見逃さずに突いてトライをあげるSO武田誠太郎

■ 2017/5/7 早稲田大 29-67 東海大 @早大・上井草G  【写真館】
早稲田大B 7-55 東海大B  【写真館】
早稲田大C 15-5 東海大C  【写真館】

春季大会・東海大戦。試合は序盤からスクラムで大苦戦。3分、いきなりスクラムを押し込まれてペナルティを犯すと直後のゴール前ラインアウトモールからFW戦、力勝負に屈して先制トライを奪われる。ワセダも11分、ディフェンスからのカウンターラックでペナルティを誘うと右ラインアウトモールからゴール前でこちらもFW勝負、意識を内側に寄せたところで一気に大外に振ってルーキーWTB古賀由教がトライ、すかさず点差を詰める。この後も東海に先行を許してはワセダも食い下がる展開。19分、ハイパントの競り合いでこぼれたボールにFL丸尾崇真が反応、ライン際を粘って内に返すとパスを受けたWTB緒形岳が走り切ってトライをあげる。36分にもキックオフを巧くキープしたFL丸尾崇真を起点に連続攻撃、最後はSO岸岡智樹がギャップを突いて抜け出し独走トライ。更に39分、再びハイパントのこぼれ球を確保して大外展開、FB横山陽介が抜け出ると最後はWTB古賀由教へ、一度は相手に倒されながらも再び立ち上がってインゴールへ雪崩れ込む。スクラムで苦しみながらもルーズボールへの反応、ここぞのカウンターラックで相手を上回り22-22の同点として前半を折り返す。勝負の後半、相手のスクラム、モールを制圧されて完全に自陣を抜け出す術を失うと、防戦一方の展開に。時折、敵陣に攻め込んでのチャンスを迎えるもラックやハンドリングの乱れから逆襲を受けてトライを奪われるなど後半20分過ぎに5トライを畳み掛けられるなど7トライを献上、35分にペナルティからの速攻で途中出場のFB桑山聖生がトライを一つ返すのがやっとで29-67で完敗した。

(写真)前半11分、左タッチライン際を走り切ってデビュー戦で初トライをあげるルーキーWTB古賀由教

■ 2017/4/23 早稲田大 0-27 大東文化大 @早大・上井草G  【写真館】
早稲田大B 42-10 大東文化大B  【写真館】
春季大会開幕戦、大東文化大戦。2分、相手のパスミスに素早く反応、次々とアカクロジャージが押し寄せてターンオーバーに成功すると、この後ゴール前に相手を釘付けに。5分以上攻め続けるもトライを取り切れず10分、敵陣ゴール前マイボールスクラムを奪われてチャンスを逃す。直後の12分、相手外国人選手に大外のスペースをブレイクされると一気に繋がれて先制トライを許すとこの後もスクラム、ラインアウトが安定せず、攻撃の起点を失うと25分に相手の巧みなループから大外を崩されてトライを献上。更には29分、ラインアウトからのセットアタックでパスミスしたところを一気に拾われて独走トライ、いいところなく前半を0-17で折り返す。後半に入っても変わらずスクラムでプレッシャーを受け続けて苦しい時間帯が続くもののワセダも要所でディフェンスからのターンオーバーを連発、相手の攻撃の芽を摘み取り失点は許さない。試合が動いたのは21分、ラインアウトから一瞬のスキを相手SHに突かれて独走されるとここから痛恨のトライを献上、28分にもトライを与えて0-27で完敗。研ぎ澄まされた集散で再三のターンオーバーを見せたもののセットプレーの不安定さは最後まで改善せず、悔しい黒星スタートとなった。続くBチームマッチは逆にスクラムが相手を圧倒、LO中野幸英の2トライなど6トライをあげて大東文化を突き放すとディフェンスでも相手を前後半それぞれ終了間際の1トライずつに抑えて42-10で快勝した。

(写真)前半、敵陣ゴール前で猛攻を仕掛けるHO鷲野孝成とサポートするNO.8加藤広人主将

■ 2017/4/16 全早慶明対抗 @秩父宮ラグビー場  【写真館】
初戦で全明治と対戦した全早稲田はPR瀧澤直、HO臼井陽亮ら社会人の実力者を核としたスクラムで序盤から全明治を制圧。4分スクラムでコラプシングを誘い、ゴール前ラインアウトのチャンスを迎えると一次攻撃からCTBフリン勝音が抜け出して先制トライ。この後7分、10分と連続トライを許して逆転されるものの、23分安定したスクラムからセットアタックを仕掛けるとブラインドサイドから顔を出したこの日引退試合のWTB首藤甲子郎が2人のタックルを外して一気に独走トライ、ゴールも決めて逆転に成功する。この後、31分に全明治に再び勝ち越しを許すものの36分、ゴール前ラインアウトモールを押し込み同点トライ。全体的にスクラムを制して試合を優位に進めるも全明治の一気にトライを取りきるアタックの前に勝ちきれず、19-19の痛み分けとなった。続く、全慶應義塾との一戦は現役フロントローにメンバーを入替え臨んだものの一転、スクラムで大苦戦。5分マイボールスクラムをターンオーバーされるとこの後もスクラムでボールを奪われ続けて常に全慶應義塾に先行を許す苦しい展開。全早稲田も8分、ラインアウトからの一次攻撃でパススピード良く大外まで繋ぐとWTB原田季郎が走り切ってトライして食い下がると、ロスタイムの42分全明治戦で活躍したPR丸尾隆大郎を投入し、ようやく安定したスクラムを起点にSO高橋吾郎が抜け出しFL幸重天がトライ、10-14と詰め寄ったものの時既に遅し、スクラムに泣いた一戦となった。
(写真)全明治戦。23分、一次攻撃からスピード溢れるランで抜け出してトライをあげる引退試合のゲームキャプテンWTB首藤甲子郎(2006年度卒、NEC)

■ 2017/4/15 早稲田大 55-3 東京大 @早大・上井草G  【写真館】
強風吹き抜ける上井草グラウンド。東大を迎えて行われた定期戦はキックオフからいきなりダイレクトタッチとなり、ペナルティからのタッチキックもノータッチとなるなど風に苦しめられる展開。3分にPGで先制されるとハンドリングも落ち着かず最初の20分間は流れを自ら手放してしまう。流れを引き寄せたのは安定したスクラム。前半21分、スクラムを優位にコントロールしてセットアタックを仕掛けるとWTB桐ケ谷稜介、PR千野健斗らで前に出て、外に出来たスペースをSO吉田重治が突いて逆転トライをあげる。31分にもスクラムでじりじりと前進、十分にプレッシャーをかけてから一気に大外にボールを運び、WTB郷地裕貴が巧く相手を置き去りにして独走トライ。終了間際にもラインアウトからのクイックスローからNO.8佐藤健が中央突破でチャンスメイク、最後はタッチライン際をFL埜田啓太が走り切ってトライ、15-3で前半を折り返す。後半に入ると風を生かしてハイパントで敵陣に入りこみ試合を優位に進めると3分、13分とゲームキャプテンCTB中野厳のトライで加点。更にはダブルタックルでターンオーバー、スクラムでターンオーバーと相手の攻撃の芽を次々と摘み取る。ここから17分、FB神山隆太の独走トライ。23分、途中出場のSH辺津勘太が自らのゴロパントを拾ってトライ。29分、左ラインアウトモールからトライと着々と点数を重ねて最後は40分、ペナルティからの速攻を起点にCTB中野厳が素晴らしいアングルでパスを受けて抜け出し、自身ハットトリックでダメ押し、55-3で快勝した。
(写真)後半、中央突破でチャンスメイクするゲームキャプテンCTB中野厳

■ 2017/4/9 東日本大学セブンズ @秩父宮ラグビー場  【写真館】
東日本大学セブンズ、初戦・法政大戦。開始20秒、法政にいきなりのノーホイッスルトライを奪われるも、慌てないワセダは3分ラインアウトから中野将伍が仕掛け、出来た外のスペースを岸岡智樹が走り切って追いつくと、4分スクラムから右サイドの作田蓮太郎で起点を作り、最後は斉藤直人のディフェンス裏へのキックに桑山聖生が追いついてトライ、逆転に成功する。更に5分、キックオフで高さを生かす桑山聖生の好捕から吉岡航太郎へと繋ぐとその吉岡が巧くスペースを見極めて自らノーホイッスルトライ。後半に入っても桑山聖生、中野将伍の両エースがディフェンスを崩したところに2分作田蓮太郎、5分佐々木尚と快速ランナーがそれぞれフォロー、独走トライで加点して29-12で法政を突き放してチャンピオンシップトーナメントへと駒を進めた。約2時間のインターバルを置いて王者・帝京大と激突。1分帝京のアタックを粘り強く凌ぐと相手のボールコントロールが乱れた一瞬のスキをついて、齋藤直人が足にかけて一気の逆襲、そのままドリブルでインゴールまで落ち着いて運んでトライ、先制する。更に6分敵陣ゴール前スクラムから攻め立てると外側でボールを受けた佐々木尚がカットイン、ディフェンスに絡まれながらもインゴールに到達、12-0として前半を折り返す。後半立ち上がり、相手のビッグゲインにディフェンスがよく戻って絡みノットリリースを誘うと、ここから仕掛けて岸岡智樹が抜け出して独走トライ、貴重なトライ。5分にも再び接点で絡んで、ノットリリースを誘う粘りのディフェンスを見せるなど要所で相手の攻撃を寸断、帝京の反撃を2トライに抑えて逃げ切った。準決勝はYC&ACセブンズ決勝の再戦となった東海大戦。1分いきなり東海に先制を許すも、3分早稲田は吉岡航太郎の仕掛けから大外へ展開、佐々木尚が巧みなチェンジオブペースで相手を置き去りにして独走トライ、すぐさま同点に追い付く。後半に入り再び立ち上がり1分に東海にトライを献上するも、3分相手ディフェンスのプレッシャーを受けながらも素早いフォローでパスを繋ぎ、横山陽介が抜け出してトライ、コンバージョンも決めてこの試合初めてリードを奪う。相手のシンビンも誘い、数的優位に立ったものの5分、ラインアウトから一瞬のスキを相手に突かれてガラ空きのブラインドサイドを突破されて14-19と再逆転を許す。ラストプレーとなる直後のキックオフも相手に巧く絡まれてキープできずに万事休す、相手にタッチに蹴り出されてYC&ACセブンズに続く連覇はならなかった。
(写真)帝京大戦。後半2分、巧みなコース取りで抜け出し、独走トライをあげる岸岡智樹。試合を決定付ける貴重なトライ。

■ 2017/4/8 入部式 @早大・上井草G  【写真館】
桜満開の上井草グラウンドで13時から入部式が行われました。椛沢保男総務の進行のもと島田陽一部長、大東和美ROB倶楽部会長がまず挨拶に立ち、部の考え方、ワセダのラガーマンとしてのあり方を新入部員28名に話します。続いて山下大悟監督がマイクを取り、厳しい新人練習を乗り越えた28名の入部に祝福の言葉を送りながらも、「ここがスタート」と一日一日勝負し続けることの大切さを改めて説明、言葉に力を込めます。緊張の面持ちで話を聞き続けていた新入社員も決意表明では元気いっぱい。大きく響き渡る声で「日々自分と向き合いながら全力で取り組む!」「日本一に貢献できるプレーヤーになる!」「必ずアカクロを着る!」…と28人がそれぞれの言葉で決意を述べます。最後は加藤広人新主将が多くのOB、ファンの前で改めて日本一奪還を誓って部歌「北風」を斉唱。2017年度全部員が揃い本当の意味でのスタートとなる一日、来週には春オープン戦初戦(定期戦)も控え、いよいよ加藤組の2017年度シーズンが始まります。
(写真)選手25名、スタッフ3名。厳しい新人練習を乗り越えて入部が認められた2017年度新入部員の集合写真。

■ 2017/4/2 YC&ACセブンズ @横浜YC&ACG  【写真館】
春のセブンズシリーズの幕開けとなるYC&ACセブンズ。初戦の流通経済大戦、アタックしながらもノックオンなどで相手に切り返されて1分、4分とタテ続けにトライを献上してしまう苦しい立ち上がり。ワセダの反撃は6分、桑山聖生がトイメンとの1対1を制して中央突破するとそのまま走り切って独走トライ、7-12と点差を詰めて前半を折り返す。後半立ち上がり1分、斉藤直人が転がしたディフェンス裏へのキックを桑山聖生が拾い上げてトライ、ゴールも決めて逆転に成功する。更に3分、ラックからブラインドサイドを突いた中野将伍が独走トライ、6分にも右サイドのスペースで中野将伍が粘って持ち込んだラックから左に大きく展開、作田蓮太郎が独走してダメ押しのトライ、28-19で競り勝ってチャンピオンシップトーナメントへと駒を進める。約2時間空けてのトーナメント1回戦は青山学院大と対戦、開始40秒いきなり先制トライを許すも、1分、中野将伍のキックオフキャッチから左へ大きく展開、タッチライン際を佐々木尚が走り切って(ゴール成功)逆転に成功する。続く3分、中野将伍が持ち込んだ左ラックから右に展開、桑山聖生がトライをあげる。早いテンポで外のスペースにボールを運んで試合の流れを引き寄せる。直後、齋藤直人がレイトチャージでシンビンを受けて数的不利の状態になり、自陣ゴール前相手ボールスクラムの場面を迎えるも、プレッシャーをかけて相手のハンドリングエラーを誘い、最大のピンチを凌ぎきる。後半に入って3分、右サイドを緒形岳-横山陽介で崩してゴール前に迫ると左へ大きく展開、佐々木尚が悠々と走り切ってハットトリック、更に8分にもラインアウトからのサインプレー(齋藤-横山-齋藤)で齋藤直人がダメ押しトライ、31-5で勝利を収める。続く準決勝、北海道バーバリアンズ戦、開始1分ラックにプレッシャーをかけてこぼれたボールを斉藤直人が足にかけると、自らそのボールを拾い上げて先制トライ。続く5分、ラインアウトのスローが乱れたことで逆にできたスペースを吉岡航太郎が突いて独走トライ、12-0で前半を折り返す。後半に入るとトライラッシュ、40秒桑山聖生が仕掛けて抜け出しラストパス、サポートについた緒形岳がトライをあげる。この後もキックオフで、スクラムでと常に相手にプレッシャーをかけ続けて、こぼれ球をことごとくキープ。齋藤直人の連続トライなど4トライと畳み掛けて相手を圧倒、ディフェンスでも相手キーマンの外国人選手をシャットアウトして、47-0で完勝。決勝戦は東海大と対戦、相手に先制トライを許すも、2分中野将伍のボールキープから外のスペースで桑山聖生が取りきってトライ。この後、勝ち越しを許すも前半ロスタイムのゴール前チャンスで中野将伍が抜け出してトライ、ゴールも決めて逆転に成功して折り返す。後半に入って立ち上がり、ラックサイドを突いた緒形岳が独走トライ、更にはフリン勝音が追走してきたタックラーを弾き飛ばして独走トライと28-12とリードを広げる。この後、東海の猛攻を受けて連続トライを献上するもこの日大当たりだった齋藤直人のコンバージョンが最後に生きて28-24で逃げ切り勝ち、チャンピオンシップトーナメントを制して横山陽介ゲームキャプテンを中心に歓喜の輪が広がった。
(写真)抜群のボールキープ力、自らに相手のディフェンスを引き付けて外のランナーを活かすパス、勝負所でのトライと大会を通じて存在感が際立った中野将伍