【MVP総評】
早稲田ファンが選ぶ06年度シーズンMVPに輝いたのはSH矢富勇毅選手。「怪我で欠場することが多かった、東条主将の穴を埋めてリーダーシップを発揮していました。自らのアタックに加え、SHとしての捌きにも長足の進歩があったと思います。大型SHとして桜の9番を目指して欲しい。」「ゲームを支配し圧力をかける新しいSH像を見せてくれたことに感謝。今年はチームの牽引役としても目覚しい活躍だったと思います。」「イリュージョンばかりに目が向きがちですが、状況判断、ボール捌きとも格段の進歩を遂げたように思います。もって生まれたセンスも然ることながら、上井草で最後まで残ってネットを相手にパス練習をする努力こそ彼の本質なのでしょう。最後の年の結果は残念でしたが、この4年間、最もわくわくさせてくれた選手です。」とプレーヤーとしての高いパフォーマンス、そしてゲームリーダーとしてチームを引っ張った功績を称える声が相次ぎ断トツの1位となりました。続く2位はWTB菅野朋幸選手。「いつも、安定した、そして気持ちのこもった熱いプレーを見せてくれました。大学選手権決勝戦での、なかなか思うに任せない状況のなか、菅野選手のプレー、気持ちが、一番、私には伝わってきました。」「責任と信頼という言葉がありましたが,今年のチームの中でその両方を最もよく備えていた選手だったんじゃないかと思います.どんなに劣勢でも,精神的に切れない速くて強いプレイは見事でした.特に最後の2試合で,本当に良い選手になったなぁと思いました.」「キラ星のように居並ぶ一流選手の中にあって、無印で入部しながらアカクロのWTBの地位を勝ち取りタッチライン際の魔術師を思わせるようなトライを何度も演出してくれた。チームが苦境に立ったときほど、味方にとり頼りになる選手であった。」と一般組叩き上げのプレーヤーならではのラグビーに対する熱い気持ち、そして責任感を評価する声が相次ぎました。3位はFL東条雄介主将。「負傷続きで悔しかったと思う。荒ぶるに届かなかったとしても、今季のチームが彼の名を冠して永遠に語られる以上、MVPはワセダを率いたキャプテン以外にありえない。」「小柄な身体に120%の闘志をみなぎらせて身体を張るプレースタイルの故、怪我が多くプレーヤーとしては不本意だったかもしれません。然し、カリスマ監督、カリスマキャプテンが去った後の極めて難しい代のキャプテンを見事に勤め上げた東条君のことを、我々は決して忘れることはありません。」「首脳陣も代わり選手達も戸惑いがあったと思う中、チームをここまで纏めた人望&怪我をかえりみないタックルの連続。」と転換期の難しい状況下で1年を引っ張った主将に対する労いの声が届きました。4位はLO後藤彰友副将。「東条君・首藤くん不在の試合が多く、彼が背負ったものは大きく、重かったと思います。ありがとう。」「東条キャプテンが不在の時、常にキャプテンシーを発揮していたのは彼ですし、ラインアウトの頭脳としても彼なしでは考えられません。」と東条主将、首藤副将の離脱中もゲームキャプテンとして戦い続けた事を評価する声が届きました。5位はSO曽我部佳憲選手。「大怪我を乗り越えて、ラグビーが出来ることの幸せを噛み締めていた曽我部君。シュルシュル流星のように、かつ正確に飛んでいくロングパスは忘れません。是非頑張って日本代表になってください。」「彼のスーッと伸びるパス・キック、やわらかいランが、やはり美しかったです。いつも、見ていてわくわくしていました。ありがとう。」とアカクロの10番としての魅力溢れるプレーに対する感謝の声が集まりました。ベスト5は全員4年生ですが、これに続いたのは3年生の2人でした。「なんといってもターンオーバーが多い。また,京産大戦での「ぶちかましトライ」×2など,走力も相変わらず」とPR畠山健介選手、そして「カウンターやゴール前の仕留めの場面での体のサイズを活かしたアタックはさすがの一言。ゴールキックでも難しい位置からよく入れていた。」とFB五郎丸歩選手。
【コメント集】
■矢富勇毅選手
・主将、副将が怪我がちだったため、矢富選手が実質的に主将のようなイメージがしました。各チームのマークも相当きつかったと思いますが、それをはね返す活躍を見せてくれたと思います。
・主将・副将を欠く試合が多いなかで、一番声を出してチームを引っ張っていたように思えます。
・決勝戦も含め東条キャプテン、首藤バイスがいない間チームのリーダーとしてよく頑張ったと思います。決勝戦、関東学院にリードされ何とか打開しようとしている姿をみて涙が出てきました。結果は勝てなかったけれど本当によくチームを引っ張ったと思います。
・主将・副将が欠けることが多かった中、ゲームキャプテンとして頑張ってきた矢富君にMVPをあげたい!!
・各試合の上では、最も皆を引っ張っていたのでないか
・全試合通して高いパフォーマンスでワセダを引っ張っていた
・ゲーム中常に士気を鼓舞していた
・大きな怪我もなく、豊かな個性とセンスで、毎試合 "らしい" プレーを出し続けてくれた選手。相手にとって、こんなに対策のしづらいプレーヤーはいないでしょう。試合中に頻繁にコミュニケーションをとって、FWを、BKをよく引っ張っていたリーダーシップも見事でした
・東条君の怪我もあるが、陰の主将として一年間、チームを牽引してきたと思います。円陣のなかで常にみんな鼓舞していた。
・複数ポジションを高いレベルでこなすだけでなく、常にチームを鼓舞し、イリュージョンを見せ続けてくれたことに最大の敬意を表して。
・全軍を鼓舞する闘志・気迫。最後まであきらめなかった一人では
・東条主将が長い期間不在する中で、声を良く出し、試合中も「なんとかしなくちゃ」というプレーでひっぱっていたように感じます。もちろん、後藤バイスをはじめとする四年生や、畠山君五郎丸君など、キャプテン不在の穴をうめ頑張っていたと思うのですが、『一人』といったら、私は矢富君に一票です
・今季は彼がチームを引っ張っていたような印象がありました。最初は目が慣れなかった「矢富イリュージョン」、今では試合中になかなか登場しないと物足りないほどに。トップリーグ、ジャパンでも引き続き活躍して欲しいです。
・年間を通してほぼ全試合にチームの牽引者として活躍
・獅子奮迅の数々の活躍が心に残ります。
・常に、チームを鼓舞しようと、円陣の中心になって檄をとばしていました。彼の気持ちのこもった全力プレーに感動せずにはいられませんでした
・多分2度と観ることが出来ないであろう早稲田のSH
・どんなときもチームを鼓舞し続け、存在感の大きさを感じさせた
・主将・副将が次々リタイアした大学選手権の関東戦で、チームをまとめていたのが彼に見えました。
・主将不在の状況下での強いリーダーシップを評価したい
・持ち込んだ時のボールのキープ力,ディフェンスの時のカバーリングが素晴らしい。田原・後藤両SHとは持ち味が違うが,今年は矢富選手を中心に組み立てたチームだと思う。
・ボールを持つとワクワクさせてくれた
・運動能力が驚異的なのは今年に始まった話ではないですが・・・。一人で局面を打開できる走力、独特の動き。今年に関してはいくつかのポジションでその底知れぬ潜在能力を更に見せてくれました。
東条選手がケガがちなこともあって、試合中も彼が先頭に立ってチームを鼓舞するシーンが多く見られたと思います。
ジャパン候補にも選出されましたが、ワセダという枠にとらわれることなく今後ずっと注目していきたいと思わせる選手です!(ヤマハでの矢富→大田尾ラインも楽しみですね!)
・ゲーム中のリーダーシップと諦めない闘志、なんとかしようという責任感。勝っている時には華麗で、シビアな展開では悲壮感が漂い、常に懸命だったことに感激しています。大きな怪我もなかったことが責任感を証明したように思えます。
・僕の中では、今シーズンのキャプテン候補でした。外見は「やんちゃ坊主」って感じですが、東条君の欠場が多いなかで、プレーでも精神的にもチームを引っ張っていたと思います。
・ほぼ皆勤で獅子奮迅。彼こそが今年度のリーダー。1年生のときの後ろ髪を立てたヤンチャ(イメージの)坊主が本当に成長した。
・正直昨年までは、自分勝手なプレーにしか見えませんでした。彼のすごさが、今年やっとわかった自分がはずかしい。
・今年は彼のチーム
・持ち前の運動能力の高さで、いつもドキドキするプレーを見せてくれました。個人のプレーの凄さだけでなく、試合中にチームを引っ張っている姿も印象的でした。
・東条主将がケガで欠場していた間、彼が確実にチームを引っ張っていました。大学選手権決勝で関東学院に敗れた後の彼の悔し涙が忘れられません。
・見ていてワクワクする選手でしたね。4年生になって、難局を打開するプレーや見方を叱咤激励する姿、そして決勝最後の瞬間の彼の姿決して忘れないです。
・今年一番成長した4年生だったのでは? プレーだけでなく、人としてずいぶん大きくなり、チームに与えた影響もとても大きかったと思いました。
・速くて長いパス、トリッキーなラン、ディフェンスにと攻守に活躍していた。今年の早稲田の中心的存在であり、彼のプレーを見るのが楽しみだった。
・チームを引っ張っていこうという姿が痛々しいほどでした
・今シーズン、試合中の円陣で常に声を出していたのは矢富選手だった。プレーでも随所に矢富選手らしさを見せてくれた。将来はジャパンのハーフに定着して、佐々木隆道選手との8−9を見せて欲しい。
・ゲーム前、ゲーム中、常に円陣の中心にいて叱咤激励をしている姿が、目に焼きついています。
・私としては東条君にしようとも思ったのですが、今年1年の働きを考えて彼にしました。やんちゃ坊主のイメージのあった彼が色々な意味で成長したと感じたからです。主将の東条君・BKリーダーの首藤君の不在中、チームを支えたのは後藤君と彼だと思います。プレーの質の高さは言うまでもありませんが・・・
・主将、副将に怪我が相次ぐ中、プレーでチームを引っ張った。
・今年のAチームの試合の出場率の高さは、矢富選手が一番だったのではないでしょうか?チームの中心選手として、溢れる闘志でフィフティーンを鼓舞する姿こそ、今年の赤黒の象徴でした。
・全てのゲームに対し必死な姿が鮮明に焼きついています。主将不在の試合も常に精神的にもみんなを鼓舞していたようにみえました。ワセダラグビーへ対する熱いものを感じました
・とにかく彼からは目がはなせなかった。曽我部選手と共にこの2年、ハーフ団にはワクワクさせられました。
・疲れを知らぬ、獅子奮迅のプレー、見事でした。相手からすると、これほどいやなSHはいないでしょう。また、SO、センター、ウィングとしても充分一流になれそうな底知れぬ才能を感じます。日本代表として、W杯で大きな外国人の間をスルスルと抜けていくプレーを見たいです。
・獅子奮迅の活躍。主将、副将が不在がちなチームを叱咤激励しながらまとめ、自身のプレイでも彼がいなかったらここまで来れたか、と思わせる活躍だった。
・早稲田ラグビーを好きになったきっかけは、矢富選手のプレーを観てからでした。
・今年は良くも悪くも、彼のチームだったと思います。
・スピードだけでなく、無駄な動きもなくなって成長したのを感じられたから。
■菅野朋幸選手
・今期最も成長し、最も信頼できる選手だったと思います。是非早くトップリーグへ!!!
・今シーズン一番応援していた選手です。菅野君のトライを見に競技場に行ってました^^;昨年より攻守に安定感がぐっと増したように思います。何よりシーズン終盤の大事な試合でトライを獲ってくれた時は感激しました。
・昨年の後半は、慶応山田の失トライ以降いいところがなかった印象であるが、しっかり成長して不動のウイングになりました。弛まぬ努力と成長に敬意を表します。
・今年一番伸びた選手
・ここ、というとこきに必ずしとめてくれる安定感が抜群でした。あえて当たる、当たって生きる<生かす>プレイが大好きです。
・4年前、周回ランニングを先頭切って走っている姿を見てから、ずっと応援してきました。僕は、彼の走りに何度も元気をもらいました、何度も勇気をもらいました。本当にありがとうと言いたい。
・シーズンに入ってからコンスタントに活躍してくれました。前シーズンよりも力強さを増し、攻撃、守備両面において大きく成長したと思います。試合中、声も良く出ていたし、味方とって心強い選手になったのではないでしょうか。(活躍は福島高校同窓生として嬉しい限りでした)
・昨年のように目立ちはしなかったものの、どの試合でもぶれない姿勢が感じられ、ディフェンスも非常にひたむきにやっていた姿に何度も感動しました。矢富選手、曽我部選手のような派手な経歴の選手がときどきから回りに近いプレーを見せていた中、どんなときにも前回の彼よりも今回の彼は素晴らしいと私には思えて仕方ありませんでした。少なくとも私の中では今年のMVPは1位から3位で指名するのではなく、本当に菅野選手がMVPと思っています。
・1年生の関西学院戦で初めて見たときからは想像できないくら逞しくなって、すっかり東条組のエースでしたね。
・4年前、「福島県立福島高校ラグビー部」の刺繍も鮮やかなオックスフォードブルーのジャージが上井草の芝の上に居りました。痩身ながらランニングフォームのきれいなその少年こそ、今シーズン終盤いぶし銀の煌きを見せた菅野朋幸その人だったのです。苦しい展開となったあの試合で2トライを挙げた決定力。そして4年ならではの責任感溢れるプレイ。「スターバックス」と称されるきらびやかな才能を有するBK陣の中、今年最も光を放ったのはまぎれもない「一般入試組」の彼でした。
・1年の時は細かったが、走りは光っていた。ウイングらしい選手。ディフェンスも素晴らしく良かった。
・どの試合でも安定した活躍で、勝利に貢献してくれました。一般入試組でこの大活躍、立派です!
・今年もアカクロのトライ王、一般入試組の輝く星
・優勝できなかったシーズンに、何を基準に(MVPを)選ぶかと考えると、焦点が拡散しているような気分で名前が浮かんできません。「今シーズン、自身の本分を守り、本領を発揮できた選手」として考えると、名前が浮かんでくるのが彼でした。いかにも「早稲田の叩き上げのウィング」という雰囲気が好きです。
・トライ王。我が地元の大スターです。
・シーズン後半、特に大学選手権での活躍は、本当に興奮し、勇気付けられました。普段のきさくな笑顔も素敵
・終盤の活躍はすばらしかった。ガッツあるウイング
・今季、他校ファンが最も感嘆したワセダの選手が彼だと思います。
・選手として、ワセダにしかいないタイプで、応援してました。
・彼のラグビーに対する姿勢は感動すら覚えます。ひたむきさは早稲田ラグビーの象徴です
・関東学院戦の2トライは忘れない
・毎試合、安定したプレーを見せてくれていたと思います。コーナーフラッグ目掛けて飛び込んでいく姿が印象的でした。
・この1年で更に進化したエキスプレスを魅せてくれました。
・ワセダらしく派手なパフォーマンスはないけれど、力強く頼りになる走りでした。
・決勝戦でいちばん目立ったという理由です。いま、菅野が1年のときの新人早明戦だったか早慶戦だったか、外周を走る菅野君を見ながら鳥越さんと菅野君の話をしたことを思い出しています。鳥越さん、トップを走り続ける彼の走りを見ながら「肩書きなんて関係ないですよ」って言ってましたよね。あのときを思い出し、僕にとっての東条組で最初から印象に残っていたのが菅野だったって、いま、気づきました。
・ひた向き、謙虚、そんな言葉がぴったりなワセダラガーマンらしい選手だと思います。しかもトライ王。かっこよかったです!
・最後まであきらめない、ひたむきな走りに、何度も胸が熱くなりました。
・昨年よりパフォーマンスが落ちている選手が多い中で、シーズンが深まるにつれて、一段と進歩したと思います。
・タッチライン際を走りぬける姿のわくわくしたから。
■東条雄介主将
・いろいろな意味で困難がたくさんあったと思います。本当に一年間お疲れさまでした。
・本当にご苦労様といいたい。
・お疲れさまでした。転換期のキャプテンで大変だったと思います。
・不本意な一年だったと思うが、主将としての重圧は計り知れないものがあったと思う
・怪我に泣きましたが、東条組を最初のバラバラの状態からよくここまで引き上げてくれたと思います。
・精神的な部分でも大黒柱
・チームの環境がガラッと変わり、気苦労も多かったと思います。また、ケガでなかなか出場もできず、苦しかったのでは?でもそれを見せずに、いつも爽やかな笑顔でした。
・監督をはじめ、体制がガラリと変わった中、主将としてのプレッシャーは大変なものだったと思います。お疲れ様でした!
・けがで試合に出れないときでも声を出しみんなを引っ張った力でこの1年間チームが機能できたと思うから。北風祭やワセクライベントでもいやな顔をせず、笑顔でがんばっていた。
・期待していましたが、怪我が多く不本意な1年だったと思います。歴代のキャプテンとは異なるキャプテンシーだったかもしれませんが、すばらしいキャプテンでした。
・怪我,常勝ワセダを引き継いだ苦悩を抱えながら闘い続けた姿に
・チーム体制が変わる中,種々戸惑いもあったと思います.その中で,彼がやはりリーダーとしてチームをひっぱって行ったのでしょう.今はお疲れ様といいたいです.
・怪我をしながらも、よくがんばった。
・怪我に苦しみながらもチームをまとめたことは、社会人や将来早稲田の監督になる際に生きる筈。是非この悔しさを自分の成長に繋げて欲しい。
・相手チームと戦い、怪我と闘い、全身で早稲田を引っ張っていた。
・何かとつらいシーズンだったと思いますが、よくやってくださいました。個人的にはドームホテルで四年生がスピーチするのに、おしゃべりをやめない人たちを一喝した瞬間がすばらしかった。「ああ、主将だ!」と思いました。
・個性的なメンバーが多かった今年のチームを体を張ったプレーで引張っていた。小さい体ながら、大きな相手に立ち向かっていく闘志に感動した。
・故障で満足に出場できないキャプテンとしての心中を察すると涙がでます。グランド外からの応援が印象的でした。
・やはり、キャプテンは外せません。「荒ぶる」は取れなかったけれど、東条組は素敵な笑顔と思い出をたくさんくれました。東条主将の人柄あってこそだと思います。
・この1年部自体をとりまく変化に対応すべく部員達をまとめ、怪我とも戦い精神的にも体力的にも全てを注いでいたように感じました
・監督が変わり手探りの中でチームをまとめなければいけなかった。試合に出れば身体を張ったプレイ、出られない時のもどかしさ、彼にしかわからない苦悩…考えると胸がつまります。今年の結果うんぬんではなく東条くんの姿があったからこそ早稲田を応援していてよかったと思いました。
■後藤彰友副将
・東条君、首藤君が試合に出られない時、みんなをよくまとめていた。
・シーズンでは、東条主将・首藤副将が出場できない試合が続く中、唯一の副将として、大きな声を出してチームを鼓舞するシーンが記憶に残っています。
・キャプテン不在の試合が多い中、本当に大変だったと思われます。初めて主将・両副将が揃った決勝はホント最後まで試合に出続けてもらいたかったです(そして「荒ぶる」唄って貰いたかった・・・)。
・190p超のLOを相手に毎試合体を張ってプレーし続けた。今年と言うより、彼の早稲田での4年間にMVPをあげたいです。できれば、決勝戦のノーサイドの瞬間にグラウンドに居て欲しかった
・東条選手が欠場の時はゲームキャプテンとして目立たなかったけれど地道なプレーでチームをよくまとめていた。
・東条キャプテンが怪我で欠場することが多い中、よくチームをまとめた点を評価して(偉そうですみません)、選びました。
・東条主将、そして甲子郎副将不在時に体を張って奮闘した姿に。
・ロックなのに、フランカー交じりの働くロック。キャプテン・バイスが居ない中バイス一人で頑張ってFWを纏めていた
・副将として主将不在の時のチームへの貢献
・東条・首藤の欠場で、ゲームキャプテンをつとめることが大方のゲームであったがよくチームを引っ張った。
・年間を通して頑張った副将。KGUに負けたのも彼が負傷退場したからと思っています。
・主将が欠場の中で副将として責任を全う
・シーズン中、東条キャプテンと首藤副将を欠く中でチームの中心となって引っ張り、どんどんチームのレベルを上げていった点は素晴らしかった。
・一番苦労したと思います。重ねてご苦労様。
・東条主将、首藤副将がケガで出られない試合が多い中、今年のチームを引っ張っていたのは、後藤選手だと思います。最後の九電戦、後藤選手の雄姿が観られなかったのは、本当に残念でした。
・過去キャプテンが受賞していますが、怪我で出場できなかった東条君の変わりに監督とはバイスの形で意見交換がやはり少ない中試合の直前から試合中一番苦労し頑張ったのではないでしょうか
■曽我部佳憲選手
・ 早明戦で肩を痛めた後も一所懸命タックルしていた彼
・ 体を張ったプレー、正確なパス(時にはインターセプトされたが)でチャンスを多く作った。
・ まさにファンタジスタ。チームメイトが彼を理解するのにも時間がかかったのではないかと心配するほど創造性豊かな選手で、見る者を楽しませてくれましたし、何よりも本人が一番楽しんでいたように思います。そこがまた魅力です。また、ノーサイド後に相手選手との打ち解け方も暖かさがあり、後輩や高校生はそんなところもお手本にして欲しい。長いリハビリも辛かったでしょうが、一番大切なときにプレーができてよかったですね。
・ 全体的に,去年の方が良い動きしてたなと思わせる選手が多い中で,大きく成長が見られたと思います.特に最後の2試合は,昨年度見られた積極的に前に出る動きも戻ってきて,バランス良いプレイしてるなと感じました.
・ 去年からは考えられないくらい大人になった。自分から声を出したり、後輩に声を掛ける姿が印象に残る。華麗なプレーは魅力的。トライを決めた選手を必ず迎えに行き声を掛けていた。
・ スターバックスのキーマンでした
・ディフェンスの意識とタックル力の向上(まだまだ足りませんが)に1票。
されど、練習ではジュニアの連中も感嘆の声を上げるビッグヒットをしばしば見せていました。あとはゲームの中でコンスタントに!
・彼のゲームメークがあったからここまでこられました。いつも笑顔を絶やさない、本当にラグビーを楽しんでいるような好青年でした。
・ナンバーのコメント見たら泣けてきました。サントリーで「自信と誇り」を更に昇華させ、日本代表のSOとして10年間頑張って欲しい。
・アタックセンス、パスのスキルはピカいち。春先に悔しい思いをしたディフェンス面で進歩を見せ、トップリーグでの活躍を期待する。
・あなたの中で何かが変わった一年だったのでしょう。サントリーでは、成長した今のあなたを清宮さんに思いきりぶつけて、そしてまた大きくなって下さい。
・攻撃だけでなく防御でも意識が高かった
・派手なパフォーマンスとかではなく、常に冷静な判断を心がけていたように感じます。熱いところは熱く、冷静にチームを導くところは抑えて試合を運んでいたように感じます
・昨年のように切れることなく、プレーが安定していました。でも、本当は1年生の時のような、はじけるような自由奔放なプレーが見たかったです。ピンチを救うタックルも何回も見ました。感動しました。頑張ったね。
・1年生で出てきた時の天才現るという感じの衝撃は凄かった。プレーもそうですが、何より天真爛漫でいつも楽しそうにプレーする姿が、悲壮感が代名詞の早稲田ラグビーに革命を起こしたと思います。プレー中ちょっと見せるムラッ気もご愛嬌でした。今後どれだけ凄い選手が出てきても曽我部選手以上の「天才」は自分の中ではありえません。欲をいえば社会人でも矢富選手と同じチームにいってあのコンビをずっと見ていたかった。日本代表で実現することを願います。
■畠山健介選手
・FWの代表として選びました。
・苦しいときに彼のターンオーバーでどれだけ助かったことか!!
・スクラムだけじゃ無く、要所×2でボールを持ってのゲイン。頼もしいです。
・プロップとは思えない走力と仕事量は何度もチャンスを生む活躍だった。
・あのジャッカルは最高です!ボールを持っても,持たなくても強い.あとは,スクラムも最強になって欲しいです.
・ワセダの大黒柱。昨季と比べ、苦悩の多い一年だったと思いますが、今期の経験が来期の飛躍につながると信じて。
・ターンオーバーと怒りの突進が印象的
・彼もほぼ皆勤。フロントで文字通り体を張ってチームを引っ張った。
・スクラムに、突進に、ジャッカルに、大活躍。特にスクラムは安心して見ていられました。
・強いスクラムのほか、フィールドプレイ、ジャッカルで活躍。
・シーズン後半の試合でのジャッカルやターンオーバーはすばらしかった。
■五郎丸歩選手
・ 相手キックの対処、カウンター、ゴール前ライン参加時のトライ率の高さ、体力、センス、視野の広さ、負けん気の強さ、いずれも超一級品。相手としては、蹴りこむのにどれだけの勇気が必要だったことか。
・ 何となく四年を選びたくなるこの項目ですが、敢えて三年生である彼の頑張りを選びたいと思います。
・ 相手ハイパントへの勇気あるキャッチングと最後尾の安心
■今村雄太選手
・強さ、スピード、しなやかさ。あふれる才能に、一段、一段と階段を上るように、新しい持ち味をつけくわえていった彼。きっと、才におぼれず、たゆまぬ努力ができる人なのだろうと思います。
・今年は,去年ほどの派手さはないが,パッサーとして上達したと思った。山下大悟選手が4年になった時,それまでとは違い周囲を生かすプレーをしていたことを思い起こした。
・異次元の走りに突破力。強さと速さでボールを持てば必ずゲイン。
・あるときはクラッシュしてポイント作りの核となり、またあるときは抜群の加速力と突破力で相手を抜き去りトライを奪うすばらしい活躍だった。
・1年生の早明戦での衝撃トライからあっと言う間の4年間。どの試合でも、彼の“爆走”を観るのが楽しみでした。
・完全な思い入れ1位です。1年のとき、初めて上井草の練習試合で見たときから、あのスピードと馬力にほれ込み、4年間応援してきました。今年の活躍は、彼の能力からすると、少しキレが悪かったように思っていますが、彼が4年生の今年は、彼以外を1位にすることができません(やはり完全な思い入れですね)。社会人になったら、ディフェンス(彼の課題だと思っています)に磨きをかけて、不動のジャパンを目指して欲しいです。
・怒られるかもしれないけど春にジャパンに選ばれた時は、貴重な最終学年の時間を奪わないでくれ〜とがっくりきたものです。今時の若い男の子にあまりいないような渋い無骨な雰囲気、でも試合で走り出すとなめらかに加速していくスポーツカーのような爽快感、今は早稲田に入ってくれて本当にありがとうとしか言いようがないです。今村選手の存在を知れただけでもラグビー見ていて本当によかった。
■首藤甲子郎選手
・新監督とかいろんな話題があったけど、自分にとってはいつ首藤選手が復帰するかでずーっとやきもきした1年でした。足が速いとか身体能力が凄くバネがあるWTBは国内海外たくさんいますが、首藤選手の間合いを見て相手のふところに飛び込むような日本の武道を思わせる走りはまさに日本人オリジナル、外国人の凄い選手を見るたびに日本には首藤がいるじゃないかと思っちゃいます。ちっちゃいのに負けん気が強そうなところも大好きでした。
・いつ復活?と首を長くして待ってました。待望の復帰戦で見事なトライ。やっぱり甲子郎!
・NECでヤコのパスをもらって、更にトライ量産となるように更に頑張って欲しいと思います。怪我には泣かされましたが、副将としての責務を終盤で試合できっちり見せてくれました。いつも真摯な姿が印象的です
■中竹竜二監督
・まだ若いのに誰もやりたがらないタイミングで監督を引き受けて、選手の人間的な自覚を促すという大変勇気のいる姿勢を貫いたこと。2006年度は正に中竹ワセダの最初の軌跡そのものだった。
■種本直人選手
・セービングに責任感を感じました。
・今期目指した「スイフト」の申し子。脅威の運動量を誇った第1列を引っ張った功績に対して。流れを変える好タックルと、トライに繋がる確実なゲインも良かった。青木佑輔という大きな壁を前に、4年間山あり谷ありだったと思いますがよく頑張りました!
■全部員
・いつも日の当たる選手は同じです。もちろんその選手は才能にあふれ、努力もして頑張っています。素直に尊敬します。でも一人では、その力は発揮できないのです。頑張ってもレギュラーになれなかった人もいます。一度も公式戦に出られなかった人もいます。だからと言って、頑張っていないわけではないのです。いえ、それ以上に悔しさと戦いながら、練習していたのだと思います。だから、順位をつけたくないのです。いままでさんざん毎週ランクづけられまた、これから社会の荒波の中で、否応なしに順位をつけられ、頑張っていかなければならない若者に、あえて順位をつけるのはやめます。最後だからもう順位付けからときはなしてやりたいのです。菅平の土のグランドで泥にまみれて練習する部員も、芝生のグランドで練習する部員も皆仲間ですから、これからのどんな部員も期待いっぱいだから、私は、みんなにMVPをあげたいです。All for One,One for Allのラグビーですから。
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