ニュージーランド・ドライブ旅行(4


★1月19日(木)

カウリと云う大樹が保護されている原生林へ12号線で西に行く。深い入り江の先には砂丘があり、90mileビーチから続く海岸線だ。Opononi のビジターセンターで情報入手 12号線は一旦海岸線に出てからすぐに山に入っていく。展望の良い休憩場があったので昼食にした。地元のライオンズクラブが創ったものらしい。下に先ほどのビジターセンターあたりがみえる。

前方に観光タクシーらしい車が走っていくのであとを付いて行くことにした。先の車が駐車スペースを見つけて停車したので、こちらも続いて駐車した。タネ・マフタの駐車スペースだった。歩道はカウリの根を保護する木道になっている。木道は大きなカウリの周りは一周できるように作られていて、少し離れたところに見上げるためのベンチが設えてある。

車に戻ると、例の観光タクシーが出ていくところだった。カーブの多い山道だが、カウリの大木があちこちに見る。先の観光タクシーに追いついた。

この車が脇道に入ったので、こちらも脇道をとる。道はDOCビジターセンターへの道だった。

タクシーの連中はセンターの食堂を使っているらしい。お先にセンターを出る。すぐにまた脇道がある。行くと見晴場らしいところに着いた。鉄骨造りの展望台があり、最上階は回廊になっている。カウリの大樹が頭を出している森を見下ろす

展望台からビジターセンターへのトレッキング道があった。入口には猛毒の植物注意とキウイ保護の看板があった。

12号線は少し開けた農園地帯にでた。トラウソン・カウリ・フォレストへの看板を見つけ脇道に入る。 しばらく行くと道の向こうに牛の群が現れた。道が狭くなったところだったので立ち往生。馬上の牧童二人と立派な犬1頭が先頭に来てくれて牛を路肩に振り分けて通過していった。面白い経験をした。

トラウソン・カウリ・フォレストへの道は分岐が多く、迷ったがなるべく大きい道を選んで進んでいると開けたところに出た。大きな駐車場があり、4から5台先客があった

駐車場でシートを敷いてピクニック昼食のあと1周40分の木道を歩く。

元の道に戻り、ダーガルビルからマタコヘのカウリ博物館へ行く。立派な博物館で展示物はカウリを使った家具、カウリガムと云うカウリの樹液を使った製品、カウリガムは琥珀の一種で天然のものには昔の虫が入ったものがある。カウリに傷をつけて取り出したカイリガムを精製して固めると大きな琥珀が出来る。

この博物館にはカウリの大木を製材する大型機械、カウリガム精製ドラム、入植初期の土木機械などが展示されていた。

宿のあるワークワースに到着したが、交差点が複雑で1本間違えたら郊外に出てしまった。そんなに大きい街でないはずなのですぐに引き返した。

宿は2軒分予約していたので楽に泊まれた。洗濯機・乾燥機を使う洗濯組と買い物組に分かれてスムースに処理。
翌日のオークランドでの夕食予約の電話を入れた。小森さんの携帯はニュージーランドでも自由に使えて便利だった。話し手は田中さん。


TOP