the Overlander (16)


オーバーランダー・オークランド

1月31日(火)

予約したシャトルが時間通りに迎えに来てくれた。リアー・カーを付けているので荷物は楽に積み込めた。余裕を持って駅に到着した。プラットフォームとコンコースの境目にオーバーランアー荷物受付の立札が置いてあったので荷物を置く。間もなくチケットの受付が開始された。インターネットで予約しプリントアウトした紙を差し出すと指定席を告げられた。キョトンとしているとその用紙に座席番号を記入してくれた。本人の確認のためパスポートを見せたが、予約の時記名した他の5人の確認はなかった。

荷物の方を見るとスタッフが手押し車で受け付け始める。タッグをつけ半券をくれる。一人2個までとかいろいろ注書きがあったが現場では厳しくない。
列車はディーゼル機関車、荷物車、客車、客席とビュッフェ半々、展望付客車の編成だった。前と半分の客車は空席で最終尾だけが満車に近い。展望席は一番後ろだがデッキではなく長椅子がU字になっているだけである。客席は中央通路両側2列で窓が大きのでほとんどの人はわざわざ展望席まで行かなくてもよいと思っているようだった。

ウェリントンを出るとトンネルに入り、トンネルを出ると海岸線だが、天候が良くない。
パーマンストン・ノース で牽引は電気機関車と代わる。山の中の方が完全電化されているビュッフェでコーヒーを飲んだり、買って席に持って帰ったりしている。

朝が早かったので、ビュッフェでサンドウィッチとジントニックを買って席で食べた。

オハクニで単線での時間待ちか長く停車した。駅の売店で食糧を買う人が多かった。慣れた人はビュッフェより駅の方がおいっしいのを知っているのだ。

オークランドからの列車と入れ替わり、単線のカーブの多い道を登る。峡谷、トンネルを進む。曇った日だったが、ナショナルパークの手前だけ晴れた。それもあのマウント・ルアペフの頂上付近だけが雲が切れている。幸運だった。

トロハンガでまたディーゼル機関車になる。不思議に思っていたが、オークランドに近づくと電化されていない。

夏時間だが曇っていたので夕暮れが早い。オークランドにつき歩いてOaks IStay Residenceに着いた。予約段階で若干クレームをつけたことがあったので、一つの部屋だけ

最上階に近い37階の港が見える部屋にしてくれた。部屋を全部で3つ予約してあったので楽だった。バスユニットもシャワーもある。洗濯機・乾燥機も備え付けで長期滞在向き。

レストランの併設はないが、ジムとプールがついている。部屋のキーカードでエレベーターに乗るのでよその階では降りられない。我々が部屋を行き来するためには一旦ロビーに下りて一緒に行き来することになる。

夕食にスカイタワーまで行った。中華レストランがあったが入らずカフェのピザで済ませた


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