トンガリロ国立公園 ワンガヌイ (9)


★1月24日(火)

ホテルで朝食、バイキング方式だった。コーヒーはテーブルにサービスしてくれる。

今日も昨日にまして上天気、ルアペフの山頂がクッキリと見える。出発まで時間があったので、ビジターセンターのファカパパ・ネイチャー・ウォークを歩いてみた。ビジターセンターの隣にパブリック・シェルターがあった。悪天候の場合キャンピングの人々が避難できるようになっている。

タラナキ・フォールを見るトレッキング・コースを歩く。山側ルートと谷側ルートがループになっている。谷側ルートを進む。最初は見晴らしの良い道だった。だんだん谷に下りて行き、また登りになる。昨日散歩途中で出会った、日本人男性一人旅の人とまた出会った。

タラナキ滝は溶岩絶壁のてっぺんから落ちている。下から見上げる、滝の背景は真っ青な空に主峰が少しだけ頭を出している。滝の上に出るとまた見晴らしが良い。途中の溶岩台地でピクニック・弁当と云ってもクッキーと果物・飲み物しかないが何とかしのげる量があった。台形をしたMt.Ngaruhoe が良く見えた。この山も斜面にうっすらと雪が残っている。冬だとこの辺は全面に大量の雪が積もっていることだろう。雪解けの滝はどんなに激しいか想像してみた。360°の眺望を楽しみながらホテルの駐車場に帰った。

素晴らしい世界遺産に別れを告げてワンガヌイへ向かう。ナビゲーターを竹内さんが引き受けてくれたので、景色を楽しむが、山間の道でそれほどの眺望はない。道は視界が開けてきて牧場が見えだし、峠を越えてファンガヌイ川沿いになった。

予約しておいたHolyday Park Top 10 が向こう岸に見える。ダウンタウンに入る手前で、Durie Hill に寄る。戦没者慰霊メモリアルタワーが建てられている。灯台のように内側に階段が176段もある。頂上は回遊できるがトウランギやマウント・エグモント(ニュー−ジーランド富士)は遠くて見えない。その代り町の様子はよく見えた。

スーパーで買い物をし、ビジターセンターに寄った。センターは最近引っ越したようで、地図やガイドブックと異なる位置の川沿いにあった。川船を見て散歩したりして休憩。

少し川を遡ったところのトップ10に着く。バンガローを1軒借りたが。寝室が狭い、2段ベッドで寝るだけなら十分だが、荷物などを置くスペースが少なかった。2軒借りておけばよかった。ここはホリデー・パークでテントの人やキャンピングカーも来ており、共同の炊事場・バス・トイレもあるので使い勝手は良い。トップ10はいたるところにあるので会員になって利用するのも良いかもしれない。


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