バーモント州 (Vermont: VT)

 

州都:モントピリア
人口:608,827人(49位)
面積:24,900平方km(43位)
州成立:1791年(14番目)

 

1985年〜1989年通常プレート 1990年〜現行通常プレート
1985年〜1989年トラック用 1990年〜現行トラック用
オプショナル(ファルコン) 州政府用*

 


Green Mountain State: 緑の山の州

北をカナダのケベック州に接するバーモント州は、フランス文化の影響を強く受けており、Vermontの名称もフランス語(Vert: 緑の+ Mont: 山)に由来します。プレートの標語はその英語バージョンというわけです。州名そのまま、州内のほとんどが森林となっています。面積は全米50州中43位ですが、人口は61万人(2000年)と、下から2番目です。州都のモントピリア(Montpelier:これもフランス語地名ですね)に至っては人口8000人、Capitalとはいっても「村」状態といっても過言でないでしょう。実際訪れたことはありませんが、州議会と州政府以外、ほとんど何も無い状態であると想像されます。

この州、1777年にイギリスからの独立を宣言しますが、当時、ニューヨーク州との領土問題を抱えていたため、連邦(アメリカ合衆国)への加盟が認められず、14年間を独立国として経た末、1791年にアメリカ14番目の州となりました。

南北を山脈が貫く緑と自然豊かな州ですが、中部にあるキリングトン(Killington)スキー場はニューイングランド最大のスキーリゾートであり、毎年近隣の州から多くのスキー客が訪れます。ただし、別に降雪が豊富というわけではありません。ニューイングランドの冬は北海道並みに冷え込みますが、特に1〜2月はほとんど雪が降らないため、人口降雪機がフル稼働、ということになります。