◆基本情報
1.位置 |
北緯18度20分、西経64度50分 |
2.面積 |
352平方km(うち内水面3平方km) |
3.海岸線総延長 |
188km |
4.気候
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亜熱帯、東より貿易風、比較的乾燥、季節による気温変動は少ない、5月〜11月が雨季 |
5.土地 |
一部平野を除き、ほとんどが丘陵や岩山 |
6.最高点 |
474m(Crown
Mountain) |
.7.資源 |
観光資源(ビーチリゾート) |
8.土地利用 |
田畑15%、果樹園6% |
9.インフラ |
時折ハリケーンや地震あり。旱魃や洪水は多い。天然水の自己供給不能。セントトーマスはカリブ海屈指の水深の深い港。
道路総延長856km、港湾4、空港2
インターネットドメイン:.vi
電気、電話、テレビ局あり、 |
10.その他 |
パナマ運河航路の通過点にあり、戦略上の要衝。世界最大規模の製油所あり。 |
◆島の歴史など
プエルトリコの東に位置。1493年にコロンブスにより「発見」されたが、人間によって汚されていない自然なままの姿から、聖ウルスラの伝承にちなんで、バージン諸島(Las
Virgenes)と命名された。フランスやマルタ騎士団の領有を経て、17世紀、イギリスとデンマークにより分割領有された。18世紀から19世紀前半までは、奴隷労働に基づくサトウキビ栽培が島の経済の中心であった。19世紀後半以降、奴隷労働の禁止によりデンマークにとって島の経済的価値が下がったことから、1917年、アメリカがデンマーク領分を購入した。イギリス領側は現在も英領バージン諸島。 現在は観光が主要産業であり、島全体の70%の雇用とGDPを生み出している。カリブ海有数のビーチリゾートになっている。年間の観光客は200万人。クリスマスの時期など、本土から多くのアメリカ人が避寒のため休暇を過ごしにやって来る。石油精製、繊維、エレクトロニクス、製薬、時計組立産業もある。特に、セントクロイ(Saint
Croix)島の製油所は世界でも最大規模。農業セクターは小さく、輸入に依存。金融も小さいが成長部門。 (midget-submarineさんのご指摘により一部追加・修正。ありがとうございます。) ◆住民データ
1.人口 |
108,708人(2005年) |
2.平均年齢 |
36.5歳(2005年) |
3.人口増加率 |
▲0.07% |
4.平均寿命
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78.91歳(男女平均:2005年) |
5.出生率 |
2.19人(2005年) |
6.民族構成 |
黒人78%、白人10%、その他12% |
7.宗教 |
バプティスト派42%、ローマ・カトリック34%、監督派17%、その他7% |
8.言語 |
英語(公用語)、スペイン語、クレオール |
9.識字率 |
NA |
10.産業 |
観光、石油精製、繊維 |
◆島へ行くには:
セントクロイ又はセントトーマスへ、アメリカン航空、コンチネンタル航空などがマイアミ、サンファン(プエルトリコ)から、エアサンシャイン航空がバージンゴーダ(英領バージン諸島)からそれぞれ運航。
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