アメリカ離島データベース
  11.パルミラ環礁 (北太平洋)

 
◆基本情報
 
1.位置 北緯5度52分、西経162度06分
2.面積 11.9平方km
3.海岸線総延長 14.5km
4.気候 熱帯・高温多雨
5.土地 約50の小島が、ココナッツはじめ最大30mほどの高さの熱帯雨林に覆われている
6.最高点 2m
7.資源 陸上・海洋生物
8.土地利用 非利用
9.インフラ 港あり、空港あり(1524m, 2437m)
10.その他

 

◆島の歴史 

ハワイ王国(当時)が1862年に領有を宣言。アメリカが1898年にハワイを併合したことにより、アメリカ領となった。第2次大戦中は海軍の電波通信施設として利用され、空港もこの頃整備された。1959年にハワイが州に昇格した際、パルミラは州の領域に含まれず、現在、島の土地は自然保護局の所有となっている。自然保護局は環礁一帯の現状保護に努めており、ラグーン(潟湖)と領海(12海里)内はアメリカ政府魚類野生生物庁に移管され、2001年1月に野生生物保護区に指定された。

第2次大戦中に作られた島内の道路及び土手は、ほとんどが放棄され森林に埋もれている。現在、定住民はおらず、4〜20名程度の自然保護局及び魚類野生生物庁の職員が駐在している。

◆島へ行くには:

ハワイからも1600km離れており、定期便があるわけでもなくアクセスが困難ではあるが、世界でも屈指の透明度を誇る手付かずの珊瑚礁があることから、貴重な研究対象であるとともに、絶好のダイビングポイントとなっている。

パルミラの説明ページ(外部リンク:英語)。Slide Showを選択すると、美しい島の写真を見ることができます。 

 


 

パルミラ環礁地図

◆データ出典:米国CIA(中央情報局)

 

 

     

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