◆基本情報
1.位置 |
北緯13度28分、東経144度47分 |
2.面積 |
549平方km |
3.海岸線総延長 |
125.5km |
4.気候
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熱帯海洋性、温暖多湿(北東貿易風)、7月〜12月が雨期でスコールが多い。台風の頻度は少ないが勢力は強い。季節により若干の気温変動あり。 |
5.土地 |
もとは火山島。珊瑚礁に囲まれ、サンゴ起源の石灰岩の比較的平坦な台地(水源地)と、周辺部の急斜面、沿岸部の狭い平野からなる。中央部に小高い丘、南部に山がある。 |
6.最高点 |
406m(Mount
Lamlam) |
7.資源 |
漁業資源、観光資源(特に日本人対象) |
8.土地利用 |
田畑10.91%、果樹園10.91%
食料は基本的に外部に依存 |
9.インフラ |
生活インフラは完備
道路総延長885km
港湾1(Apra Harbor)、空港5
インターネットドメイン:.gu |
10.その他 |
ミナミオオガシラヘビをはじめとする外来種の移入により、島固有の鳥類は絶滅。 |
◆島の歴史など
マリアナ諸島中最大で、その南西端に位置する。1898年、米西戦争のアメリカ勝利により、スペインよりアメリカに割譲。1941年、太平洋戦争開戦により日本軍が占領したが、1944年に米軍が奪還。現在も、太平洋上の戦略上の要衝として、アメリカ軍の軍事基地が所在。 経済は米軍の需要と観光産業が主力。連邦政府からの補助金、給与支払い、軍の調達費用などは総額10億ドルに達する(1998年)。過去20年、観光産業が急速に発展し、ホテルの新築・改装ラッシュがもたらされた。現在も、年間100万人以上を超える人々がグアムを訪れるが、うち90%以上が日本からの観光客。日本経済の低迷により、当地の観光産業も影響を受けている。アメリカ軍基地の縮小に伴い、経済的なマイナスの影響を相殺するため、民需部門での新たな産業の創出が急務となっている。 ◆住民データ
1.人口 |
168,564人(2005年) |
2.平均年齢 |
28.4歳(2005年) |
3.人口増加率 |
1.46% |
4.平均寿命
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78.4歳(男女平均:2005年) |
5.出生率 |
2.6人(2005年) |
6.民族構成 |
チャモロ人37%、フィリピン人26%、白人7%、その他(太平洋系、中国人、日本人、韓国人など)27% |
7.宗教 |
ローマ・カトリック85%、その他15% |
8.言語 |
英語、チャモロ語、フィリピン語 |
9.識字率 |
99%(1990年) |
10.産業 |
観光、軍需、漁業、手工芸品 |
◆島へ行くには:
日本からは最もメジャーな観光地の1つということで、日本各地(成田、関空のほか、新千歳、仙台、新潟、名古屋、岡山、福岡)から直行便の設定がある。就航会社はコンチネンタル・ミクロネシア航空、日本航空、全日空、ノースウエスト航空など。
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グアム島地図
(太平洋におけるグアム島の位置は目次の地図を参照)
◆データ出典:米国CIA(中央情報局)
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