１．この都市の、周辺地域との関係での都市としての位置づけは、日本でいえば高松ないし長崎レベルと思われます（※「高松＝長崎」と言っているわけではありません）。

２．市の人口は全米トップ５０に入っていますが、減少傾向にあります。

３．大リーグの球団の本拠地があるほか、アメリカで一番大きいインドアのショッピングモール（総面積３９万平方メートル、デパート４、店舗約５２０、遊園地、水族館などが１つの建物の中に入っている）があります。

４．街の中心部を有名な川が流れていますが、川幅はさほど広くありません。

５．この都市自体は州都ではありません。この都市が属する州の知事は、元プロレスラーです。

２０００年現在の人口は 382,618人で、全米第４５位（プエルトリコを除く）。もともと、中西部の大穀倉地帯で収穫された小麦やとうもろこしなどの作物の集散地として発展しました。また、１９世紀には、市内を流れるミシシッピ川の水力を利用して、川沿いに大規模な製粉所が数多く建設されました（現在はすべて閉鎖され、遺構が残っています）。

隣接するミネソタ州の州都、セントポールとともに、「双子の都市」（ツインシティ）を形成しており、この地域を本拠とする大リーグの球団の名前も「ミネソタ・ツインズ」です。主にセントポールが行政機能、ミネアポリスが商業機能を担っています。ジェシー・ベンチュラ現知事は、元プロレスラーです。

南郊には、アメリカ最大のインドアショッピングモール「モール・オブ・アメリカ」（総面積３９万平方メートルがあります。なお、単体のショッピングモールとして世界最大なのは、中国は北京の「金源時代ショッピングセンター」（同６８万平方メートル）、次いで、カナダのエドモントンにある「ウェスト・エドモントンモール」（同４８万平方メートル）です。