BIKETRIAL


        
                              photo by S.Yoshida

?バイクトライアルって?

バイクトライアルの定義
バイクトライアルとは特殊な自転車を用いて行なわれるスポーツで、減点数をできるだけ少なくするよう努めながら自然又は人口の難しいセクションを定められた時間内に走破する競技である。

これはBJU(日本バイクトライアル連盟)の発行する競技規則に記載されているものです。なんだか難しそうに思うかもしれませんね。でもコレは競技規規則であって、競技ではない自由気ままに自転車に乗るバイクトライアルも存在するので、あまり身構える必要はないですよ♪”特殊な自転車”?確かに特殊です。ハンドル形状、ギア比、ブレーキ、重心…どれを取ってもトライアル独特のセッティングが必要になってきます。詳しい事はMACHINEのページをご覧ください。


バイクトライアルの魅力
小さい頃、自転車で足を着かずに家まで帰る遊びをした事ありませんか? 肝心なのは自転車を乗りこなそうという気持ちです。近くの河原や公園などで段差や岩があれば登ったり降りたり飛んだり跳ねたり回ったりと挑戦してください。最初はきっとうまく行かないと思います。そう、このスポーツは技の習得に時間がかかるスポーツなのです。その分出来た時の嬉しさっていったら…最高ですよ!みんなが最初にブチ当たる壁、それはバランスです。上記で説明した通りこのスポーツは自転車に乗ったままできるだけ足を着かないように乗るので最初に始める方はすぐに足をついてしまい少しつまんないかもしれませんね。スタンディングといって静止状態で自転車に乗ってられるのが最初の難関です。これは地道に練習することも大事ですが、飽きないように他の練習をしながらやるのが一番良いと私は思います。そうするといつの間にか出来てたりします。他の技でも然り。あまり1つの技ばかり練習してるとどんどんハマってしまいますよ!気分転換も重要です。


イメージする
いろいろな技に挑戦してみてください。キーワードはイメージです。トライアルの場合1つの技でも競技でも、イメージが出来ていないと全然乗れません。がむしゃらに乗る前に深呼吸をしてイメージしましょう!イメージはビデオなどを見るのも良いですが近くに上手い人がいれば生で見たり教えてもらいましょう☆素晴らしいイメージが手に入ります。声をかけずらいかもしれませんが、すんごい上手い人でも気軽に声をかけましょう。トライアル人口が少ない為か、初対面の方でも仲間意識が働いてすぐに仲良くなれますよ。


大会
私は大会に行く事をお勧めします。出場しなくても見学で結構です。全日本をはじめ、各地方大会の会場に行って生のテクニックや雰囲気を味わうのも十分価値があります。大抵はトップライダーがいるはずなので、見飽きる事はないでしょう!又、子供のライディングを見るのも意外と勉強になりますよ!子供は力がない分、体をうまく使って乗るのでジックリ観察してみましょう!地方大会ならいろいろなレベルの人がいるので練習仲間を探したり練習方法やセッティング等気軽に声をかけましょう。また、出場すると自分の未熟さに気付かされ自分に何が足りないか、普段の練習だけでは見つけられない課題ができます。そしてセクション待ちや下見の時にまわりのライダーとの会話が楽しいです。セクションの事、マシンの事、家庭の事情…いろんな話が飛び交います。また競技終了後の練習が一番楽しかったりします。みんな技の見せ合いです!他のスポーツ競技と比べるとバイクトライアルの素晴らしさがここにあると私は思います。


バイクトライアルについて思うがままに説明しましたが、なんとなくお分かり頂けましたか?そしたら早速今から外に出て自転車乗りに行きましょー!