可能な限り、色を塗らないモデリング第2弾(JAZZから数えてね)。今回は、レーサーに挑戦。いや、別に色を塗らないことにこだわっているわけじゃないんですが……。
近々このキット、ボディの塗装、マーキング済みのキットとして再発売されるそうです。4000円ちょっと超えるくらいの価格で。ちなみに、塗装されていないこのキットの定価は2200円。倍近い価格になるわけですね。まぁ、塗装を手間と考えると、それくらい出してもかっこよい完成品が手にはいり、なおかつ組み立ての楽しみを得られるならと考えれば、魅力ある商品と考えられるかもしれません。でも、塗装は塗装で楽しいんだしさ。手間をかけた時間だけ、模型は長く楽しませてくれると考えるなら、ここはあえて、塗装済みキットが出る前に、このキットを買ってその魅力を堪能しましょう、と思ったわけです。単なるアマノジャクかな。ただ、このCLKという車は好きだったので、いずれは作っていたと思いますが。
JAZZと同様にボディの裏に黒を吹き、400番から2000番までかけて磨きます。ガシガシのつや消しになっていますが、これを磨いて、ピカピカにし、デカールでマーキングしていくわけです。デカールの面積が大きいので、塗らなくてもそれなりになりそうだな、というのがもくろみ。
が、箱絵とデカールを比べてみるに、首をかしげました。デカールに、メタリックブルーの部分がほとんどない……。しばしインストと照らし合わせ、納得しました。塗らなきゃだめじゃん。少なくとも、青の部分は塗らないことには、箱絵の状態にはならないことがわかりました。
ということで、インストに従って、白とキンキラの青を吹きました。もともと塗らなくてもいいくらいのつもりで念入りに表面を磨いていたので、けっこうきれいにできました。磨きすぎて塗膜がはがれる、ということもないですしね。
ちなみに、ボンネットは外れます。完成すると、エンジンが見られるわけですね。
中身も作っています。シャシーはやっぱり塗りません。磨くだけ。ここまできれいな黒を作るのタイヘンですしね。エンジンも成型色(プラの色)が銀だったので、塗らないつもりですが、酔っ払って、朝、気がつくと銀色に塗装がされていました。寝ている間に、小人さんがやってくれたのかな。
ジャングルジムです。ロールバーってやつでしょうか。箱のレーサーの中身って、こうですよね。ただ、なんだろう。インプレッサを作ったときよりも、高さがあるような気がします。
ということで、コクピットにはめこむと、こんな感じ。これでいいものだとばっかり思ってインスト(説明書)を見ると、なんと銀系の色を塗らなくてはならないとか。やれやれ、どんどん無塗装で完成という夢から遠ざかって行くなぁ……。
ということで、銀系の色を吹いてのっけてみました。ちなみに、コクピットの黒い部分は、塗ってはいないんですけど、半つやのクリアを吹いています。そんなに大きな変化も見えないんですが、まぁ、気分の問題、かな?
そして、いよいよ完成に向けての山、つまりデカール貼りですね。貼ってみると予想通り、ボディのほとんどの部分は覆い隠されますね。配電図みたいな模様以外は透明なので、もちろん下の色がいらなかった、というわけではないんですが。
ちょっと、引いてみたところ。
やっぱり、かっこいいですね。オリギナル・タイレ。デカール貼りはけっこうたいへんだったし、いろいろ道具も使いましたが、ここまでくれば、完成はできるかな?
久しぶりの更新ですが、作業は進んでいます。ちょっとずつね。でも、完成はしていない……
ウィングをつけてみました。
どっちかというと、中身の作業が続きます。やっぱりエンジン付の模型はいいですね。飾るときにも動きを感じられて……。
コクピットです。中身は基本的には塗らない方針だったため、よくわかんないですねぇ。まぁ、黒を塗ったとしても、やっぱりわかんなかったでしょうけど。これも早期完成のため……と思いつつ、けっこうはじめてから時間、たってるよなぁ。アップです。いかにもレースの車という雰囲気が出ているでしょうか。もっと、腕を磨いて完成品が増えたら、いつか手をいれてみたいところです。これはこれで、けっこう面白いんですけどね。
あとはタイヤさえつければ完成……!とはいかないかな。でも、ほとんど完成です。まだ貼んなきゃいけないデカールとかもあるんですが。
これ、全身デカールですから、できればクリアを吹いてピカピカにしてやりたいところなんですが、どうするかなぁ……。ここまで来て、ひびわれとか入るのもいやだし……あ、ヘッドライトが片方ない……?
どこがかわったか、わかりますか?そう、ウィングにデカールを貼りました。それから、実を言うと、前もばっくれてたデカールがいくつかあります。少しずつ、貼っているところ……ということで。
こっちからの法が、かっこよく見えるかな?
これまであんまり出してなかったオシリです。それにしても、RC211といい、デカールがたいへんなキットが多いなぁ。まぁ、その分、できあがってくるとかっこいいんですけどね。
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正面のアップ。いかにもメルセデス。でも、メッキははがして銀は塗った方が落ち着いたかな。同じキットを買って、もう一個作ろうか……なんてことには、ならないと思いますが、カラーバリエーションはいろいろあるので、ちがうマーキングのを作るかも。いや、その前に作るキットは鬼のようにあるか。
久しぶりなんで、劇的な更新ができたらいいんですが……、まぁ、おおむね、完成ですね。ちょっと前と、どこが変わっているかわかりますか?って今度はわりとわかりやすいですよね。
そうです。赤いバックミラーがついています。完成というためには、あといくつかパーツやマークが必要なんですけどね。
で、くっつけなきゃ、っていうパーツの大きな一つがこれ。メルセデスのスリーポインティッドスター。タミヤのキットに最初から入っている部品です。エッチングパーツ……、ちょっと薄いかなぁ。もう少し、このマークには存在感を主張してほしいところですが。スケール、つまり縮尺を考えるなら、これが正解なのかな。
形としては、おおむね完成。あと、なんかくっつける部品があったっけ?っていうくらい。
私は、このキットを2000円弱くらいで買ったと思います。ディスカウントぉってやつで。最近、このキットのボディを塗装とマーキングを済ませた状態のものが4000円強で発売されたとか。はぁ、さようで、というのが正直なところ。私が作ったものよりもできはいいでしょう。そりゃ、金をとるわけですから。でも、買わないだろうなぁ。楽しめないですから。
私は完成された模型を手にとる以上に指先を塗料やシンナーで汚す過程が好きです。だって、完成したものには関心が薄れるけど、これから手を動かそうっていう部品には、ものすごく盛り上がりますから。
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