バントライン
生年月日 2000年02月25日 性別 せん・6歳 毛色 栗毛 生産者 米国 募集総額 8,200万円 一口価格 164,000円 厩舎 美浦・藤沢和雄 戦績 3-1-6-4 クラス 1000万下		SEEKING THE GOLD 　鹿毛　1985 Mr.Prospector Raise a Native Native Dancer Polynesian Geisha Raise You Case Ace Lady Glory Gold Digger Nashua Nasrullah Sequla Sequence Count Fleet Miss Doqwood Con Game Buckpasser Tom Fool Menow Gaga Busanda War Admiral Businesslike Broadwey Hasty Road Roman Traffic Court Flitabout Challedon Bird Flower MAROZIA 　栗毛　1994 Storm Cat Storm Bird Northern Dancer Nearco Lady Angela South Ocean Native Dancer Almahmoud Terlingua Secretariat Bull Page Fair Colleen Crimson Saint Chop Chop Solar Display Make Change Roberto Hail to Reason Turn-to Northirdchance Bramalea Nashua Rarelea Equal Change Arts and Letters Ribot All Beautiful Fairness Cavan Equal Venture

全成績 出走日 開催 距離 馬場 レース名 頭数 人気 着順 タイム 騎手 斥量 馬体重 2003/02/01 京都 ダ/1400 良 新馬 16頭 1人気 1着 1:26:7 O.ペリエ 56.0 508�s 2003/02/22 京都 ダ/1800 稍重 ５００万下 16頭 1人気 3着 1:54:4 O.ペリエ 56.0 508�s 2003/03/09 阪神 ダ/1400 稍重 ５００万下 12頭 1人気 3着 1:25:4 四位 56.0 508�s 2003/05/18 東京 ダ/1400 稍重 ５００万下 16頭 1人気 3着 1:27:1 K.デザーモ 56.0 496�s 2003/06/01 東京 ダ/1600 不良 ５００万下 15頭 1人気 3着 1:39:3 K.デザーモ 56.0 500�s 2003/08/16 札幌 ダ/1700 良 ５００万下 13頭 2人気 2着 1:45:8 田中勝春 54.0 508�s 2003/09/07 札幌 ダ/1700 良 ５００万下 13頭 1人気 5着 1:48:9 武豊 54.0 500�s 2003/11/02 福島 ダ/1700 良 ５００万下 14頭 1人気 3着 1:46:6 北村宏司 55.0 502�s 2004/08/29 札幌 芝/1500 良 ５００万下 14頭 2人気 3着 1:30:7 蛯名正 55.0 494�s 2005/06/19 福島 芝/1200 良 ５００万下 16頭 3人気 12着 1:09:3 北村宏司 57.0 508�s 2005/07/02 函館 芝/1800 良 大森浜特別 12頭 4人気 12着 1:54:5 横山典弘 57.0 506�s 2005/08/14 札幌 ダ/1700 良 ５００万下 13頭 4人気 1着 1:47:1 北村宏司 57.0 508�s 2005/09/24 札幌 芝/1500 良 手稲山特別 13頭 8人気 8着 1:31:6 鹿戸雄一 57.0 518�s 2005/10/30 東京 ダ/1300 良 ５００万下 16頭 1人気 1着 1:19:9 北村宏司 57.0 516�s クラブ情報 【２００６年０３月１５日】 　今週末の復帰に向けて､坂路（２本）での追いきりとゲート練習を予定通りに済ませましたが､厩舎に戻った１時間ほど後に鼻出血を発症。すぐさま獣医に診断を仰いだところ､肺出血に起因するものであることが明らかとなりました。なお､この場合､長期の休養を余儀なくされるだけではなく､競走能力の低下も否めないことから､藤澤調教師と今後につき早急に協議した結果､やむなく現役引退を決意。本日付けで競走馬登録を抹消いたしました。復帰を間近に控えての急転直下に言葉もありませんが､現実としてこれを受け止め､本馬のこれまでの労をねぎらいたいと思います。これまでご声援をいただいた皆様に感謝申し上げるとともに､志半ばにて引退を迎えるに至りましたこと､深くお詫び申し上げます。ご支援､誠に有難うございました。 　※出資会員の皆様には､詳細を書面にてお送りいたしますので､ご確認ください。 「性格に難しい面はあるものの､日頃から能力を買っていた馬。順調であれば､なるべくコンスタントに出走態勢を整えてきたつもりですし､前走での勝ちっぷり､そして去勢をしての今回と､週末の出走を楽しみにしていただけに残念でなりません。このような形での引退となっていまい､本当に申し訳ございませんでした」（藤澤調教師） 「仮に競馬で発症していたとしたら､生命に係わっていたかもしれません。非常に残念ですが､こうなってしまった以上は､その手前で食い止めることができたと少しでも前向きに捉えるしかありません…。すみませんでした」（葛西助手） 【２００６年０３月０９日】 　美浦トレセン在厩。この中間は坂路中心の稽古。３月１８日（土）阪神９Ｒ 伊丹特別（1000万下・ダ1400ｍ）での復帰を予定している。馬体重５２２kg（3/7測定） 「ゲートの確認も行っていますが､きのう今日の感触であれば､問題はなさそうですね。以前と比べて､体つきにこそ大きな変化はないものの､口かごのおかげで落ち着きが出て､口向きも良くなっている様子。去勢の効果が表れるまでには時間がかかりますので､もう少し長い目で見守ってあげたいと思います。実戦に行ってムキになるところがおさまってくれば､上でもやれるのではないでしょうか」（葛西助手） - 調教時計 - 06.03.09 助手 美南坂良 ２本 57.4 43.4 29.8 16.3 06.03.08 助手 美南坂良 ２本 56.1 42.0 28.6 15.2 馬なり余力 06.03.05 助手 美南坂稍 ２本 56.3 41.8 …… 14.8 馬なり余力 【２００６年０３月０２日】 美浦トレセン在厩。今週も芝コースでの追いきり。引き続き､順調に乗り込まれている。馬体重５１４kg（2/28測定） 「元気一杯で体調は良好ですよ。本馬の距離適性から考えていくと､３月１８日（土）阪神９Ｒ 伊丹特別（1000万下・ダ1400ｍ）あたりが魅力。間に合うようであれば､ここから始動したいと考えます」（藤澤調教師） 「追いきりのときは外していますが､普段は口かごを着用しています。実際､少しテンションが下がりますので､効果はあるようですね。また､去勢したためでしょうか､以前よりも乗りやすくなっている気がします」（葛西助手） - 調教時計 - 06.03.02 助手 美南芝不 ５Ｆ 70.0 55.8 42.5 14.8 ６ 馬なり余力 06.03.01 助手 美南坂重 １本 57.2 …… 29.9 15.1 馬なり余力 06.02.26 助手 美南坂稍 ２本 …… …… …… 14.6 馬なり余力 【２００６年０２月２３日】 　美浦トレセン在厩。気温の上昇に伴い､芝コースでの調教を再開。やや速めのキャンターを入念に乗り込まれている。馬体重５２０kg（2/21測定） 「帰厩までの過程も考慮して､今回はじっくりと時間をかけて仕上げていく方針。実際に昨日の稽古を取ってみても､まだ１５−１５を僅かに切る程度の内容ですからね。目下は復帰レースを具体化させるよりも､中身を作っていく段階。去勢後でもあることですし､まずは力を蓄えながら､慎重に進めていきたいと思います」（津曲助手） - 調教時計 - 06.02.22 助手 美南芝重 40.4 14.4 ８ 馬なり余力 06.02.19 助手 美南坂稍 ２本 58.7 42.5 28.8 15.1 馬なり余力 【２００６年０２月１６日】 　美浦トレセン在厩。坂路を主体として､コンスタントに１５−１５程度を乗り込まれている。馬体重５２２kg（2/14測定） 「牧場でみっちり乗っていたわけではなく､帰厩して間もない状況でもありますので､目下は焦らずじっくりと。もう少し馬を落ち着けてあげてから､ピッチを上げていきましょう。ダート1400ｍの番組が組まれている阪神開催も候補に入れ､あとひと月ほどかけて仕上げていければと思っています」（藤澤調教師） - 調教時計 - 06.02.15 助手 美南坂良 ２本 …… …… 31.3 17.3 馬なり余力 …… …… 28.5 15.0 馬なり余力 06.02.12 助手 美南坂良 ２本 58.6 44.0 …… 15.9 馬なり余力 …… 43.4 29.3 15.0 馬なり余力 06.02.11 助手 美南坂良 ２本 …… 42.6 29.2 15.3 馬なり余力 …… 13.1 …… …… 馬なり余力 06.02.09 助手 美南坂良 ２本 …… …… 29.5 15.8 馬なり余力 【２００６年０２月０８日】 　体調の良さを買われ､本日､美浦トレセンに帰厩している。 「ここまでの調教量こそ多くはありませんが､歩様や体調が良いこの機会に､厩舎のほうで進めていくことになりました」（三浦担当） 「1200ｍだと極端ですし､1700ｍだと抑えるのに一苦労。調教師は復帰戦をどういったところに定めてくるのでしょうか。それはさておき､まずはじっくりと進めていきたい経緯の馬ですので､当面は日々の調教あるのみ。様子を窺いながら､仕上げていきましょう」（北村宏騎手） 【２００６年０２月０７日】 　ミホ分場在厩。ウォーキングマシン４０分の準備運動後､ダク1000ｍ､軽いキャンター1800〜2400ｍを乗り込まれている。 「カーッとなりやすい性格ですので､調教は単走でサラッと。牧場ではリラックスさせることを最優先として､基礎を固めていきたいと思っています。調教師曰く､『長めを継続して乗れるようであれば､帰厩を検討していきたい』と実に前向き。体力づくりさえ進めば､意外と早めの移動まであるかもしれませんよ」（三浦担当） 【２００６年０１月３１日】 　ミホ分場在厩。ウォーキングマシン４０分の準備運動後､ダク1000ｍ､軽いキャンター1800ｍを乗り込まれている。 「雪の影響により､軽めの調整を挟んだ分、（再びペースを上げ始めた）週明けの調教は少し気負った走りになっていますね。ただ､馬房の中では大人しく､昔に比べればずいぶんと調教もやり易くなっていますので､特に手を焼かせるようなことはありません。馬場の回復に合わせるように､距離を延長して乗り進めていきたいと思います」（三浦担当） 【２００６年０１月２４日】 　ミホ分場在厩。主にウォーキングマシン４０分の準備運動後､ダク1000ｍ､軽いキャンター1800〜2400ｍを乗り込まれている。 「降雪による馬場悪化のため､先週の土曜日以降はウォーキングマシンの時間を９０分に､またダクを長めに乗るなどして対処しています。ひと頃に比べて歩様が安定しており､この時期としては毛づやも良好。この調子で今後のペースアップが進むようであれば､先々はいい感じで送り出せそうな予感がします」（三浦担当） 【２００６年０１月１７日】 　ミホ分場在厩。先週同様､ウォーキングマシン４０分の準備運動後､ダク1000ｍ､軽いキャンター1800〜2400ｍを乗り込まれている。 「体調そのものは良さそうですが､まだ去勢から日が浅く､これからじっくりと競馬に行ける体力をつけなくてはなりません。あまり早い段階から気合をつけても､空回りしかねない性格の馬ですからね。今のところはリラックスできていますし､調教メニューに体もついてきている状況。途中経過としての感触は良好ですよ」（三浦担当） 【２００６年０１月１０日】 　ミホ分場在厩。徐々に距離を延長しており､現在はウォーキングマシン４０分の準備運動後､ダク1000ｍ､軽いキャンター1800〜2400ｍを消化している。 「この時期でも毛づやがいいですし､歩様や調教での感触も良好。一頓挫あったとは言え､去勢自体はいい方向に出てきていると判断しても良さそうですね。キャンターに移行してからまだ日が浅く､寒い時期でもありますので､当面は基礎体力づくりに専念。じっくりと乗り固めていきたいと思います」（三浦担当） 【２００５年１２月２７日】 　ミホ分場在厩。体調の回復に伴い､騎乗運動を再開。現在は､ウォーキングマシン４０分の準備運動後､ダク1000ｍ､軽いキャンター1000ｍを消化している。 「熱発で休ませたのがかえっていい休養になったのでしょうか､以前に少し気になっていた歩様の硬さが取れ､今現在ではずいぶんとスムーズな脚捌きになっていますよ。この感じであれば､問題なく進めていけそうな雰囲気。段階を踏みながら､このまま距離を2400ｍまで延長していきたいと思います」（桑原場長） 【２００５年１２月２０日】 　ミホ分場在厩。現在はウォーキングマシンによる１時間の常歩運動を消化している。 「熱発は後を引くこともなく､順調に回復が進みましたので、先週後半よりウォーキングマシン運動を開始。今週中には乗り運動を再開できると思います。歩様の確認を兼ねながら､少しずつピッチを上げていきましょう」（桑原場長） 【２００５年１２月１３日】 　ミホ分場在厩。先週後半に熱発したため､調教を休止。週明けより､引き運動を再開している。 「季節の変わり目のせいでしょうか､４０度近い熱が出ましたので、先週後半は舎飼をして様子をみました。現在はすでに平熱まで下がっており､日に５分ほどの引き運動を行っているとは言え、もう２〜３日はあまり無理をさせないほうが良いでしょう。ふたたび運動からのスタートになってしまいましたが､本馬の気性を考えれば､巻き返しに時間を要することはなさそう。目下はとにかく後を引かないようにだけ注意して､回復状況を窺っていきたいと思います」（桑原場長） 【２００５年１２月６日】 　ミホ分場在厩。今週より騎乗運動を開始しており､現在はハッキング中心のメニューを消化している。 「久々の馬場でしたが､容赦なく飛び出していく感じではなく､この馬なりに我慢の利いた動きをみせてくれていますよ。乗り出しの感触としては､幾らかコツコツした歩様に見受けられましたので､まずはじっくりとほぐすように乗り進めていきたいと思います」（桑原場長） 【２００５年１１月２９日】 　ミホ分場在厩。先週同様､午前中３０分間のウォーキングマシンによる常歩運動を消化している。 「術痕は順調に塞がってきており､引き続き経過は良好ですよ。騎乗に関しては､中途半端に進めてみても馬がカッカするだけですので､"騎乗再開＝キャンター"ぐらいの気持ちでスタンバイ。跨るまでの時間をじっくりと割き､その後は意欲的に進めていく方向で考えています」（桑原場長） 【２００５年１１月２２日】 　ミホ分場在厩。午前中３０分間のウォーキングマシンによる常歩運動を消化している。 「水準以上に腫れたり膿んだりすることもなく､術後の経過は良好。予定通り､先週後半からウォーキングマシン運動を始めています。去勢の効果に関しては､これから月単位で見守っていくもの。直後は変に大人しいよりも､普段どおりの方が好ましいといえるでしょう。馬は相変わらず元気一杯の様子。順調ですね」（桑原場長） 【２００５年１１月１５日】 　ミホ分場在厩。１０日（木）に去勢手術を終えている。 「術後の経過は良好。現在は午前と午後に引き運動を１５分ずつ行っており､週内にはウォーキングマシンに入れる予定となっています。去勢により､無闇にテンションを上げる点や必要以上に脂肪がついている体つきに変化が表れてくることを期待。来年の春前には戦線復帰が果たせるよう､段階を踏みながらも､積極的に進めていきたいと思います」（桑原場長） 【２００５年１１月８日】 　ミホ分場在厩。去勢手術を前にして､じっくりと体調を整えている。 「出走から１週間以上経ったことですし､体調のほうも良好です。今週中には去勢を行う予定となっていますよ。着手後は体内のサイクルを滞らせることないよう､どんどん体を動かしていくことになると思います」（桑原場長） 【２００５年１１月２日】 　本日､近郊のミホ分場へ放牧にでている。 「昇級後も力量的には足りるかもしれませんが､余分な脂肪をまとった馬体や我慢の利きづらい気性面を考慮すると､この機会に去勢を行い､さらに能力を発揮しやすい条件を整えたうえで､ステップアップを図っていくのがベストではないでしょうか。以前よりこの考えはもっていましたが､加齢による成長を見込んで決断を保留としていた次第。しかしながら､今夏以降の競馬をみていく中で､その思いが強くなり､ちょうどタイミングを窺っていた矢先での一区切りでした。この放牧中に着手をし､来年の競馬につなげていきたいと思います」（藤澤調教師） 【２００５年１０月３０日】 　一線のスタートから､前半は中団の外で折り合いに専念。４角よりジワッと押し上げ､残り300ｍから満を持して抜け出すと､最後まで後続を寄せつけず先頭ゴール。１番人気に応え､３勝目を挙げている。（※前扉破損につき外枠発走） 「返し馬の時から走る気満々で､首を真っ直ぐに向けたらガツンと行ってしまうぐらいの勢い。稽古の感触からも調子の良さは分かっていましたので､とにかくテンションを上げないように気をつけました。（７番枠からゲートを出てしまった件については）前扉に触れた際に少しだけ開いたスペースを鼻面でこじ開け､首を押しだして出て行ってしまった形。よって外枠発走の時には意識的に首を横に向けた状態でスタートをきって行ったんです。道中で少し掛かってはいたものの､レースが1300ｍの分､いい感じの気合乗りで追走でき､最後も余力十分で抜け出せましたね。この距離のほうが競馬がしやすいのは確かです」（北村宏騎手） 「鞍上は明言を避けていたようですし､こう言っては他陣営に失礼に当たりますが､外枠発走になったのは結果オーライだったのかもしれません。今の具合の良さを､そのままレースで生かすことができた感じ。ダート1300ｍの条件がピタリと嵌まりましたね」（古賀慎調教師） 【２００５年１０月２７日】 　１０月３０日（日）東京６Ｒ ５００万下（ダ1300ｍ）に北村宏司騎手にて出走予定。 「今朝は北馬場でヴァクストゥームを追いかける形。時計こそ速くはありませんでしたが､今夏の北海道のときよりも軽快さがあって､状態が良くなっているように感じました。1300ｍの距離もこの馬に向きそうですから､あとはいつもの'折り合いひとつ'といったところでしょうか」（古賀慎調教師） - 調教時計 - 05.10.27 塚田 美北Ｃ重 ５Ｆ 68.2 52.6 38.8 12.2 ５ 馬なり余力 ヴァクストゥーム（古500万）馬なりの内追走同入 05.10.26 北村宏 美南坂良 ２本 55.4 40.7 27.1 13.9 馬なり余力 05.10.24 北村宏 美南Ｄ良 ５Ｆ 67.1 52.8 39.2 13.1 ７ 馬なり余力 ヴァクストゥーム（古500万）馬なりの外先行同入 05.10.23 助手 美南坂稍 ２本 …… 46.0 32.6 18.1 馬なり余力 05.10.22 助手 美南坂良 １本 57.4 42.4 …… 15.1 馬なり余力 05.10.21 助手 美南芝良 ５Ｆ 70.0 55.5 41.9 14.4 ９ 馬なり余力 【２００５年１０月２０日】 　美浦トレセン在厩。来週の出走に向けて､順調に乗り込まれている。 「『行くな』と言うと行こうとして､『行け』と言うと行かない。太りやすい体質であることも相まって､仕上げが非常に難しい馬なんですよね。レースは１０月３０日（日）東京６Ｒ ５００万下（ダ1300ｍ）を予定。距離的にはお誂え向きといってもよいでしょう」（藤澤調教師） 「札幌で勝った時は本当にうまくいきましたが､折り合いが難しいのは相変わらず。前半をいかに折り合えるかがポイントになってきます」（北村宏騎手） - 調教時計 - 05.10.19 助手 美南芝不 ５Ｆ 69.2 55.1 41.4 13.9 ８ 馬なり余力 ピサノキャニオン（古500万）馬なりの外先行0.6秒遅れ 【２００５年１０月１８日】 　１５日（土）にミホ分場より､美浦トレセンに帰厩。坂路にて１５−１５を乗り込まれている。 「体調が回復すると同時にお声がかかりました。どうも乗り方が難しいようで、いつ勝っても､いつ負けても不思議でないようなところがありますけど､まともに走ればやれることは結果が示すとおりですからね。敗戦を引きずる必要のない馬。あとは折り合いひとつでしょう」（桑原場長） - 調教時計 - 05.10.18 助手 美南坂重 ２本 …… 42.8 29.4 15.4 馬なり余力 05.10.16 助手 美南坂稍 １本 …… 44.7 31.1 17.1 馬なり余力 【２００５年１０月１１日】 　６日（木）にファンタストクラブを出発。７日（金）にトレセン近郊のミホ分場に到着している。 「輸送熱が出ましたので､一日だけ休ませて、９日よりウォーキングマシンで様子見を。特に尾を引く感じでもなかったことから､昨日より騎乗運動を開始しており､今朝は軽いキャンターを乗りました。ビシビシ攻めていくようなタイプでもありませんし､今の回復状況があれば、このままの流れで帰厩まで持っていけると思います」（桑原場長） 【２００５年１０月５日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋外ダートコースにて軽いキャンター2400ｍ､芝コース外周にて常歩4000ｍを消化している。 「レース後も異常はなく､順調に回復へ。前々走､勝ってからこちらに移動してきた時と比べても､馬体の回復が早いように感じます。精神的にもひどく入れ込んだりはしませんので、今週末にはミホ分場へ移動することになるでしょう」（米田育成広報） 【２００５年０９月２８日】 　２５日（日）にファンタストクラブへ移動。本日はウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､ハッキング馬場にてハッキング1500ｍ､芝コース外周にて常歩4000ｍを消化している。 「レース後も異常なし。今週一杯は楽をさせ､来週より再び臨戦態勢を整えていく予定になっています。機を見て､トレセン近郊のミホ分場へ移動することになるでしょう」（米田育成広報） 「前走は外枠から引っ掛かってしまう､最もいけないパターンになってしまいましたね。本馬の場合は､終いを伸ばす競馬が理想。次走は東京のダート1400ｍあたりを考えてみます」（藤澤調教師） 【２００５年０９月２４日】 　外枠からスタートが決まりすぎたこともあり､逃げ馬の後ろにつけるまでにジワジワと脚を消耗。前半は掛かり気味に３番手を追走したものの､直線に入り失速。結果８着での入線となっている。 「よりによって､あれほどゲートのタイミングが合わなくてもいいのに…。スタートして逃げ馬の後ろに入ってからは少し落ち着いてくれましたが､そこまでに後ろから突かれるなどして時間を要してしまい､結果的にはワンペースの競馬に。今日は展開がこの馬には向いてくれませんでした。芝の走りは問題なかったですし､＋１０ｋｇでも重苦しさはありませんでしたよ」（鹿戸騎手） 「長めからしっかりと調教を積んでいましたので､＋１０ｋｇは心配なし。あとは折り合い次第だと思って観ていましたが､ゲートで少し待たされた分､馬がカッカしてしまい､ゲートを一目散に飛び出す格好に。この馬に限って､好スタートは要りませんでしたよね。その後は折り合いをつけるまでに後続から突付かれる厳しい展開。今回は前半に脚を使ってしまう理想とは逆の競馬になってしまいました」（古賀慎調教師） 【２００５年０９月２２日】 　９月２４日（土）札幌１２Ｒ 手稲山特別（500万下・芝1500ｍ）に鹿戸騎手にて出走予定。 「来週のダートへとも考えましたが､この中間も雨がパラパラと降っており､芝の状態がソフトですので､予定通り１０日で競馬をさせることになりました。元々､脚元への負担を考慮してダートを中心に使っていただけであって､適性に関しては､どちらもこなしてくれるタイプ。焦点はむしろ折り合いになってくるでしょう。前走のように､前半で我慢がきくかどうかがカギになります」（古賀慎調教師） - 調教時計 - 05.09.22 鹿戸 札幌ダ良 ６Ｆ 81.8 65.9 51.4 37.9 12.1 ６ 強めに追う 05.09.21 鹿戸 札幌ダ稍 ５Ｆ 71.2 54.6 40.9 13.6 ６ 馬なり余力 05.09.18 鹿戸 札幌ダ重 ５Ｆ 67.3 53.1 40.3 12.9 ７ 馬なり余力 05.09.17 鹿戸 札幌ダ良 ５Ｆ 72.6 57.0 43.6 14.5 ８ 馬なり余力 【２００５年０９月１４日】 　本日､札幌競馬場に入厩している。 「８日には（来場した鹿戸騎手を背に）坂路にて半マイル５４秒、昨日は５８秒を乗って送り出しました。前回同様､１０日での競馬を予定しているようです」（米田育成広報） 「前走で勝つには勝ちましたが､1700ｍでも少々距離が長いように感じました。休み明けの２戦を芝で落としているとは言え､今の札幌の馬場は比較的柔らかめですから､距離の方を重視して､９月２４日（土）札幌１２Ｒ 手稲山特別（500万下・芝1500ｍ）への出走を考えています」（藤澤調教師） 【２００５年０９月０７日】 　ファンタストクラブ在厩。本日は､ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋内ダートコースにて軽いキャンター1400ｍ､坂路にてハロン１８秒ペースのキャンター１本を乗り込まれている。馬体重５２８kg（9/1測定） 「台風による降雨の為､今朝は屋内ダートコースを使用してのメニュー。ここにきて本来の（気持ちが高ぶる）姿を見せ始めるようになってきましたが､以前ほどガムシャラすぎる感じではなく､適度な気合乗り。走り方そのものは力強くなっている印象を受けますね。馬体も順調に戻ってきました」（米田育成広報） 【２００５年０８月３１日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋内ダートコースにて軽いキャンター1400ｍ､坂路コースにてハロン１６〜１８秒ペースのキャンター１本を乗り込まれている。 「オーバーワークにならないよう､前回同様､特別メニューで調整中。先週よりも気持ちがキリッとしてきましたが､暴走することはなく､この馬なりにとても落ち着いた様子を保っていますよ。『馬体が順調に回復すれば』の条件付きとは言え､第２回札幌開催後半の出走も視野に。来月中旬には移動になるかもしれません」（米田育成広報） 【２００５年０８月２４日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､ハッキング馬場にてハッキング1500ｍ､坂路コースにて普通キャンター１本を乗り込まれている。 「細くなっていた馬体が､ここにきてようやく戻ってきた感じ。順調に回復していますよ。ひとつ不思議なのは、いつになく落ち着いて走れていること。決して体調に問題があるわけではありませんので､『前々走で好きなだけ飛ばして走れたのがいいガス抜きになったのでは』､『前走のロングスパートがタフな競馬だったので､神妙にしているのでは』､『勝って自信をつけたのでは』など､スタッフ間では様々な見解が飛び交っています」（米田育成広報） 【２００５年０８月１７日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場でのダク運動後､ハッキング馬場にてハッキング1500ｍ､芝コース外周にて常歩4000ｍを消化している。 「見た目には少し細く映りますが､目方はありますし､歩様にもゴツゴツしたところがなく､レースの反動は感じられません」（米田育成広報） 「斤量の１kg増を嫌って､とりあえず１ヶ月間は牧場で待機。その間の感触を見ながら､再び帰厩させることになるでしょう。前走の勝利には､調教師もすごく喜んでいる様子でしたよ」（葛西助手） 【２００５年０８月１６日】 　レース後の当日夜にファンタストクラブへ移動。常歩運動にて疲労回復に努めている。 「到着時の馬体重は、５１２kg。レース当日は毛づやが一息にみえましたが、パドックでも落ち着いていましたし、道中でうまく脚をタメられました。ああいった形に持ち込めれば、順当な結果ですよね。馬場に出なければ大人しい馬。入厩から１０日で競馬に使うパターンも良かったのだと思います」（米田育成広報） - 調教時計 - 05.09.15 鹿戸 札幌ダ稍 ５Ｆ 69.2 54.5 41.3 13.5 ８ 馬なり余力 【２００５年０８月１４日】 　互角のスタートから､前半は折り合いに専念し､後方集団に待機。向正面より外からジワジワと差を詰めにかかり､３〜４角では先団に､そして残り200ｍで先頭に立つと､そのまま後続の追撃を一杯に凌ぎきり１着ゴール。デビュー勝ち以来､２年半ぶりとなる嬉しい勝利となった。 「返し馬もテンションを上げないように注意しましたし､スタートしてからも､最初は行きたがったものの､何とかなだめて折り合うことができましたからね。そこで一息入れられたのがラストの粘りにつながったのだと思います。いつまでも後方で抑えているだけでは馬が嫌気をさして走るのを止めてしまうと思い､頃合いを見計らってスパート。結果的には絶妙のタイミングで仕掛けることができました。最後に並ばれてからフッと力を抜き､内に寄れそうになりましたが､何とか凌ぎきれて良かったです」（北村宏騎手） 【２００５年０８月１１日】 　８月１４日（日）札幌８R ５００万下（ダ1700ｍ）に北村宏司騎手にて出走予定。 「追いきりでは気負いすぎて横を向いたり､口向きを気にすることもなく､まっすぐ駆けてくれたように､予定通りの調整を消化できたと思います。前走の大敗は一息で走って完全にバテたものですから､それほど気にしていないというのが正直な感想。このあたりで巻き返しのキッカケを掴みたいですね。明日､札幌競馬場に向けて出発する予定となっています」（古賀慎調教師） - 調教時計 - 05.08.10 助手 函館ダ良 ５F 65.1 51.1 37.3 12.0 ７ 強め余力 ピサノキャニオン（古500万）馬なりの外追走同入 05.08.07 北村宏 函館ダ良 ５F 68.4 54.1 40.6 13.3 ６ 馬なり余力 【２００５年０８月４日】 　予定通り､本日付で函館競馬場へ入厩している。 「出走レースはまだ流動的ですが､あまり調教ばかりしていても良くないタイプ。間髪入れずに使っていくことになると思います」（古賀慎調教師） 【２００５年０８月３日】 　本日夜間にファンタストクラブを出発し､４日（木）に函館競馬場へ入厩する予定となっている。 「輸送に備えて､今朝は屋外ダートコースにて軽いキャンター2000ｍのみ。気力は充実しており､体調も問題ありませんので､あとはテンから飛ばし過ぎないこと。とにかく気持ちひとつといったところでしょう。おそらくレースの距離を短縮してくると思いますので、その点にも望みを託したいと思います」（米田育成広報） 【２００５年０７月２７日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､坂路コースにて普通キャンター１〜２本を乗り込まれている。 「１本目は通しでハロン１５〜１６秒程度を、２本目は半分から３Ｆ３８.５秒で登坂しています。気負って走る性格が災いし､どうしてもテンの時計が速くなってしまうことから､ラストの坂上でスピードが落ちてしまう感じ。心肺機能が劣っているわけではありませんので､要は力の入れ所ひとつと言った状況です。性格的に帰厩態勢を整えるのは容易いタイプゆえ､あとは我慢の走りを少しでも理解してもらうよう､入念に進めていくほかないでしょう」（米田育成広報） 【２００５年０７月２０日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋内ダートコースにて軽いキャンター2800ｍ､坂路コースにて終い３F１４−１４のキャンター１本を乗り込まれている。 「坂路で２本とも掛かり気味に行ってしまうとオーバーワークになりますし､ハッキング1500ｍ＋坂路１本では手緩い調教になってしまいます。ゆえにその中間を取って､本馬の場合は特別に､比較的スピードが出にくい屋内ダートコースを使用して､適した調教量をキープさせている次第です。いつも元気一杯ですので､体調面の心配は無用。折り合いに専念しながら､調整を進めていきたいと思います」（米田育成広報） 【２００５年０７月１３日】 　ファンタストクラブ在厩。今週より､ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､坂路コースにてハロン１７〜１８秒ペースのキャンター２本を乗り込まれている。馬体重５１４kg（7/7測定） 「一度に走りきった前走が､馬にとってはいいガス抜きにでもなったのでしょうか。前回の在厩時に比べると､坂路での走りに幾らか抑えが利いている印象を受けました。どうやらレースによるダメージはないようですし､改めてペースアップへ。もう少し逸る気持ちをコントロールできればいいのですが､なかなか人間の思い通りにいかないところが悔しくもあります」（米田育成広報） 【２００５年０７月０６日】 　３日（日）にファンタストクラブへ放牧に出ている。 「前走は気持ちの真っ直ぐなところが全面に出てしまい､残念な結果になりましたが、幸いレースの疲れはなく､すでにハッキング1500ｍと常歩4000ｍを消化するなど軽く跨っていますよ。今後は､タイムオーバーによる出走制限（〜8/2）が明けるのを見計らって､再び函館競馬場へ移動させることになりそうです」（米田育成広報） 【２００５年０７月０２日】 　まずまずのスタートから､抑えがきかず掛かり気味に先頭へ。３角まではそのままリードを保ったものの､前半から一気に飛ばした分､早々に脚が上がってしまい､結果12着での入線となっている。 「一本調子に一息で走りきる形になってしまいました。1200ｍを使った後ということも影響したのかもしれませんね。今日は距離云々よりも､道中で息が入らなかったのが敗因。適性を掴むには至りませんでした」（横山典騎手） 「一概に1800ｍがダメとは思いませんが､実際にガス欠を起こしたということは､結果的に長かったと言われても仕方ありません。この後はファンタストクラブに移動する予定。去年３着した札幌開催が次の目標になるのではないかと思われます」（塚田騎手） 【２００５年０６月３０日】 　７月２日（土）函館１０Ｒ 大森浜特別（500万下・芝1800ｍ）に横山典騎手にて出走予定。 「２６日（日）に函館入りしており､輸送の疲れもなく順調です。追いきりでは前半の折り合いに注意して､終いはいい感じでサーッと。状態は悪くないと感じました。前走の1200ｍ戦が忙しかったということで､今回は1800ｍへ。本馬の場合は､高速の芝よりも､こちらの深い芝のほうが向いているようですし､一度叩いた上積みもありそう。少なくとも前回のようなことはないと思います」（塚田騎手） 【２００５年０６月２３日】 　使った後も脚元に異常はなく、このまま続戦を意識。今開催の４週目あたり（中２週）での出走が検討されている。 「思った以上に（福島の）芝のコンディションが良く､休み明けの本馬には､ちょっと時計が速すぎましたね。レースでは暴走させないように大事に乗ることができましたので､次は良くなってくると思います。ローカル開催は､ほぼ1200ｍと1700ｍの距離に限られてきますので､芝・ダートを含めて､取捨のジャッジが難しいところ。この中間の様子も窺ったうえで決めさせてください」（藤澤調教師） 「福島の馬場が硬かったので､レースの反動が心配でしたが､どうやら問題はなさそう。叩いた上積みをもって次走に向かえる状況に､まずは一安心といったところです」（古賀慎調教師） 「前走はスタートしてからちょっと行きたがっていましたけど､途中から折り合ってレースができたところを見ると､次につながるのではないでしょうか。馬体重も思っていた以上に増えていましたので､もう少し引き締まってくると思います」（浴中厩務員） 【２００５年０６月１９日】 　まずまずのスタートから､前半は中団馬群の一角を形成。４角より上位進出を図ったものの､直線で伸びを欠いてしまい､結果12着での入線となっている。 「初めての1200ｍ戦に馬が戸惑って走っていた感じ。また､ラストは久々の分､脚がなくなってしまいましたね。仮に再度1200ｍを使ったとしても､今度は経験した分の慣れがあるはずですし､骨折休養明けを叩いた次走は変わってくれると思います」（北村宏騎手） 「久々の競馬だけあって地下馬道でかなり暴れていたのですが､返し馬では鞍上がうまくなだめてくれたので問題なくいきました。今日は1200ｍ戦だからと言ってテンからガンガン飛ばしていくのではなく､馬なりで行かせるつもりで臨みましたし､実際にもそれができていたのは収穫でしょう。ただ､長期休養明けの分､結果に結びつくところまではいきませんでした」（古賀慎調教師） 【２００５年０６月１６日】 　６月１９日（日）福島８Ｒ ５００万下（芝1200ｍ）に北村宏司騎手にて復帰予定。 「仕上がりそのものは悪くないですし､今日のゲート確認においても､スッと出てくれましたよ。『闇雲にビュンビュン行かせるのではなく､無理なく抱え込むように乗って欲しい』とは藤澤調教師。ただ､正直なところ､休み明けの分の割引は少なからず必要でしょうね。今回のレースももちろんですが､使った後に順調に行くことが重要です」（古賀慎調教師） - 調教時計 - 05.06.15 助手 美南芝良 ５F 61.9 48.9 37.0 12.0 ４ 馬なり余力 ゼンノロブロイ（古オープン）馬なりの内先行同入 05.06.14 助手 美南坂良 ２本 61.0 44.6 29.6 14.5 馬なり余力 05.06.12 助手 美南坂稍 ２本 58.0 44.0 30.7 16.3 馬なり余力 05.06.12 助手 美南Ｗ稍 ５Ｆ 68.8 53.8 39.9 12.8 ６ 馬なり余力 05.06.11 助手 美南坂重 １本 58.7 43.4 29.6 15.8 馬なり余力 【２００５年０６月０９日】 　美浦トレセン在厩。徐々に出走態勢が整いつつあり､福島開催での復帰が予定されている。 「仕上がり具合は良好。一応､来週６月１９日（日）福島８Ｒ ５００万下（芝1200ｍ）で復帰させるつもりですが､直前の動きや開幕週の馬場がどんなものかを考慮したうえで､最終的に判断したいと思っています。芝のレースを見送ることになった場合は､６月２５日（土）福島８Ｒ ５００万下（ダ1700ｍ）に向かいましょう」（藤澤調教師） - 調教時計 - 05.06.08 北村宏 美南Ｗ良 ５Ｆ 66.7 51.7 37.7 12.6 ３ 馬なり余力 ウインゼフィール（古500万）強めの外先行同入 05.06.05 鹿戸 美南Ｗ稍 ５Ｆ 70.6 55.2 41.0 13.3 ６ 馬なり余力 05.06.03 北村宏 美南芝不 56.2 41.7 14.6 ６ 馬なり余力 【２００５年０６月０２日】 　美浦トレセン在厩。今週も本馬場での追いきりを消化。順調な仕上がりをみせている。 「この馬のいつもの性格､加えて休み明けを考慮し､今回は1200ｍ戦も視野に入れて､復帰レースを検討していますよ。例えば､６月１９日（日）福島８Ｒ ５００万下（芝1200ｍ）や６月２６日（日）函館１０Ｒ 仁山特別（500万下・芝1200ｍ）あたり。最終的に北海道に向かうか否かは､直前まで考えさせてください」（藤澤調教師） 「（過去に骨折を二度経験しているだけに）三度目の懸念がないと言ったら嘘になりますが､今のところ芝で速い時計が出せるのですから､もちろんのこと影響はありませんし､完全な状態ですよ。良くも悪くも元気一杯の本馬。仮に距離短縮となっても､難なく対応してくれることでしょう」（古賀慎調教師） - 調教時計 - 05.06.01 北村宏 美南芝良 ５Ｆ 65.9 51.4 38.6 12.6 ５ 馬なり余力 シャイニンルビー（古オープン）馬なりの内先行同入 05.05.31 助手 美南坂稍 ２本 60.9 …… 31.0 16.7 馬なり余力 05.05.29 北村宏 美南Ｗ良 ５Ｆ 69.3 53.4 39.6 13.9 ５ 馬なり余力 05.05.28 北村宏 美南坂良 ２本 58.0 43.2 …… 14.8 馬なり余力 【２００５年０５月２６日】 　美浦トレセン在厩。昨日は坂路１本の後､芝コースにて速めを消化している。 「最初は普通キャンターの予定でしたが､あまりにも元気が良すぎるので､少し行かせてガス抜きをしておきました。特に問題はなさそうですけど､まだ帰厩後間もないですからね。現時点では復帰目標を定めずに､まずはこの馬のペースで進めていきたいと思います」（藤澤調教師） - 調教時計 - 05.05.25 北村宏 美南芝重 ５Ｆ 68.7 53.6 39.9 13.3 ７ 馬なり余力 マチカネキララ（三歳500万）馬なりの内先行0.1秒先着 【２００５年０５月２４日】 　予定通り､２０日（金）にミホ分場へ到着。本日､美浦トレセンに帰厩している。 「週末に調教師が来場し､膝の状態をチェック。問題ないとの判断から､早速入厩の運びとなりました。そんな訳で､こちらでの滞在はほんの数日のみ。輸送後のケアだけしっかりとしてあげて送り出しましたよ」（桑原場長） 【２００５年５月１８日】 　臨戦態勢を整えるため､明日､ファンタストクラブを出発。２０日（金）にトレセン近郊のミホ分場に移動する予定となっている。 「輸送に備えて､今日はハッキング1500ｍの後､坂路を１本。こういった気性ですから､自ずと仕上がりは早め早めになってきますよね。トモにも肉がついてきて､全体のバランスが取れてきた様子。ペースアップに際しての下準備は整っていますよ。この調子であれば､夏前にも出走を迎えられるのではないでしょうか」（米田育成広報） 【２００５年０５月１１日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後、坂路コースにてハロン１８〜２０秒ペースのキャンター２本を消化。週１回､１５−１５を乗り込まれている。馬体重５４２kg（5/5測定） 「膝のほうは､そろそろ時計を出し始めても大丈夫なレベル。体調､状態を見極めながら､こちらがうまく手綱をコントロールすることにより､相応の負荷を課していきたいと思います。まだ幾らか毛づやが悪く映りますが､これは汗をかいていないため。今朝は１℃とこちらはまだ寒いですから､仕方のないところでしょう」（米田育成広報） 【２００５年０５月０４日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､坂路コースにてハロン１８秒ペースのキャンター２本を乗り込まれている。 「先週末より､坂路を２本にしました。今朝の２本目のタイムは､終い２Ｆ１４.２−１３.５。気持ちが前向きすぎる馬ですから､２本に増やせば､自然とこれくらいの時計は出てしまいますよね。今後もオーバーワークにならないよう､なるべく手綱を抑えた状態で登坂させ､段階を踏みながら､仕上げていくつもり。体調そのものは､引き続き良好ですよ」（米田育成広報） 【２００５年０４月２７日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場で準備運動後､ハッキング1500ｍ､坂路にてハロン１７〜１８秒ペースのキャンター１本を乗り込まれている。 「常に目一杯走ろうとしますので､意識的に調教内容をセーブ（坂路１本のみ）。精神的にあまりテンションを上げたくないですし､病み上がりの為､オーバーワークになるのも怖いですからね。馬体のほうは日を追うごとに良化中。膝の不安に関しても､過去の出来事として捉えて良さそう。もはやおっかなびっくり進めていく必要はなくなったと思います」（米田育成広報） 【２００５年０４月２０日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､ハッキング1500ｍの準備運動後､坂路にてハロン１７〜１８秒ペースのキャンター１本を乗り込まれている。 「膝の熱感は､もうほとんど分からない程度。坂路調教を２本に増やすのも､そう遠い話ではないと思いますよ。抑制する乗り役の手を引きちぎらんばかりに飛ばしていく姿が頼もしくもあり､歯痒くもあるといった感じですが､いい頃の馬体に戻ってきたのは確か。もう少し暖かくなってくれば､自然と毛あしも短くなってくることでしょう」（米田育成広報） 【２００５年０４月１３日】 　ファンタストクラブ在厩。筋肉疲労の回復に合わせて､先週末より坂路入りを開始。ウォーキングマシン４０分､ハッキング馬場にてハッキング1500ｍの準備運動後､ウッドチップ坂路コースにてハロン１８秒ペースのキャンター１本を乗り込まれている。馬体重５３６kg（4/7測定） 「登坂後のチェックにおいても､膝の熱感は許容範囲。時間の経過とともに､着々と良化が進んでいるということでしょう。良い悪いは別として､自分から前向きに走り抜けていきますので､馬体は順調に引き締まってきている様子。まだ毛づやが本物ではないものの､これから坂路で汗をかいていけば､本馬特有の黄金色が戻ってくると思います」（米田育成広報） 【２００５年０４月６日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋外ダートコースにてハロン１８〜２０秒ペースのキャンター2000ｍ､芝コース外周にて常歩4000ｍを消化している。 「段階を踏みながら､少しずつピッチを上げているところ。歩様には見せないまでも､乗り出してから最初に迎える疲れのピーク（一時的なトモの筋肉疲労）に達している印象を受けましたので､今週の坂路入りは控えた次第です。本馬の場合は､坂路に入れると抑えが利かずにオーバーワークになる傾向がありますから､疲れが癒えるまでは無理をさせない方がよいでしょう。それまでは､なるべく常歩を多く取り入れ､気持ちを落ち着かせることに専念したいと思います」（米田育成広報） 【２００５年０３月３０日】 　ファンタストクラブ在厩。今週より､ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋外ダートコースにて軽いキャンター1800ｍ､芝コース外周にて常歩4000ｍを消化している。 「膝の微熱に関しては､乗り進めながらでも良化傾向へ。ここまでくれば､今後も順調に回復に向かっていくと考えてよいでしょう。まだ屋外調教に切り替えてから日が浅いため､終始気負っている印象ですが､これから坂路調教を交えるようになれば､多少は抜けてくるはず。段階を踏んで､来週もしくは再来週のうちには､坂路入りさせたいと思っています」（米田育成広報） 【２００５年０３月２３日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋内ダートコースにて軽いキャンター1600ｍ､常歩3000ｍのメニューを継続している。 「仕上がりの点においては良好。ただ､多少なりとも左膝に熱感がある（腫れはなく､歩様も異常なし）うちは､無理をさせないほうが良いでしょう。来週からは屋外ダートコースへ､そして再来週からは坂路コース入りが青写真。屋外での調教は､ゆっくりと時間をかけて行っても馬にストレスが溜まりにくいため､本馬にとっては特に効果的かと思われます。そこまでに何としても､膝の微熱が引いて欲しいところですよね」（米田育成広報） 【２００５年０３月１６日】 　ファンタストクラブ在厩。引き続き､ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋内ダートコースにて軽いキャンター1600ｍ､常歩3000ｍを消化している。 「軽めのメニューに終始しているのは､膝の問題だけではなく､精神面を気遣ってのこと。一遍にペースを上げてしまうと､気持ちが高揚してしまう恐れのある馬ですからね。馬体に関しては､日に日に筋肉質の体つきになってきており､前駆と比較してもトモが淋しく映らなくなってきました。この流れでうまく坂路調教に移行してあげれば､高ぶる気持ちを抜きながら､ペースアップが図れるのではないでしょうか」（米田育成広報） 【２００５年０３月９日】 　ファンタストクラブ在厩。先週に引き続き､ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋内ダートコースにて軽いキャンター1600ｍ､常歩3000ｍを消化している。馬体重５３４kg（3/3測定） 「週明けから左膝の様子を見続けていますが､（休み明けとなる）月曜日は問題がないものの､水曜日あたりになると僅かに熱を感じます。幸い歩様に見せることはありませんし､先週一週間の推移と比較すれば､良化傾向は明らか。トータルで見ていけば､熱感は着実に取れてきていると言ってよいでしょう。さらに手術痕が落ち着いてきたところで､ペースアップへ。今月末より､坂路コースが使えるようになると思いますので､うまく坂路入りにつなげていきたいと思っています」（米田育成広報） 【２００５年０３月２日】 　ファンタストクラブ在厩。先週同様､ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋内ダートコースにて軽いキャンター1600ｍ､常歩3000ｍを消化している。 「動かし始めなので､左膝に僅かな熱感がありますが､これは想定の範囲内。腫れはなく､歩様も問題ありませんので､このまま様子を見ながら進めていくことができるでしょう。乗り出してからはだいぶ目つきがキツくなり､うまやの中でもピリッとした感じ。調教の際にも､もう少しフワッと走ってくれた方が脚部への負荷軽減につながるのですが…。これは本馬の性格なので仕方ない面もありますよね。体つきに関しては､やればすぐに仕上がってくると思いますので､目下は精神面と左膝に気を配りながら､慎重に前進を図っていきたいと思います」（米田育成広報） 【２００５年０２月２３日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋内ダートコースにて軽いキャンター1600ｍ､常歩3000ｍを消化している。 「予定通り､軽いキャンターへ移行。ここまでは､無理のない範囲で最もスムースにペースアップが進んでいますよ。とにかく元気が良く､力を余している感じ。仕上がりに手間取らないといった点では歓迎ですが､もう少し落ち着きがあってもいいくらいですかね。前向きすぎる気性が､一本調子な競馬につながっているとも考えられます。普段はなるべくリラックスさせるよう注意しながら､さらにピッチを上げていきましょう」（米田育成広報） 【２００５年０２月１６日】 　ファンタストクラブ在厩。１４日（月）より､騎乗運動を開始。現在はウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋内ダートコースにてダク1600ｍ､常歩3000ｍを消化している。 「滞りなく､順調にペースアップへ。久々のせいもあって､馬が動きたい､走りたいというのがこちらに伝わってきますね。休んでいた割に､筋肉質の馬体はさほど崩れておらず､経過は相変わらず良好と言えるでしょう。キャ ンターへの移行も時間の問題かと思われます」（米田育成広報） 【２００５年０２月０９日】 　ファンタストクラブ在厩。先週末より､日に４０分間のウォーキングマシンによる常歩運動を開始している。馬体重５３０kg（2/3測定） 「引き続き経過が良好であるため､ウォーキングマシン運動へ。今月下旬には騎乗運動を再開する方向でスケジュールを組み直しました。休養を余儀なくされたのは残念でしたが､乗り込んでいくとピリピリする馬ですので､一度気持ちを抜くことができたのは不幸中の幸い。マシンへの往来や中での歩行も落ち着いたものです」（米田育成広報） 【２００５年０２月０２日】 　ファンタストクラブ在厩。引き続き､午前中３時間ほどのサンシャインパドック放牧を消化している。 「ウォーキングマシンに入れ始めるのは､再来週あたりを予定。この休養で馬体が落ちた印象はなく､全体的なバランスは維持できており、今の状況であれば､（一定の休養期間を余儀なくされるとはいえ）騎乗運動までおそらく最短コースで進められるのではないでしょうか。骨片を除去した分､あとを引く心配が少ないのもプラスに働くと思います」（米田育成広報） 【２００５年０１月２６日】 　ファンタストクラブ在厩。先週に引き続き､午前中３時間ほどのサンシャインパドック放牧を消化している。 「最初は屋外が嬉しくて､パドックへの行き来の際に元気を余していましたが､今現在は落ち着いたもの。極端に馬体が緩むタイプではありませんので､休養期間くらいは､完全にのんびりとさせてあげてもよいでしょう。来月からはウォーキングマシン運動へ。当初のスケジュール通りに進められていることからも､術後の経過はいたって順調ですよ」（米田育成広報） 【２００５年０１月１９日】 　ファンタストクラブ在厩。先週同様､午前中３時間ほどのサンシャインパドック放牧を消化している。 「放牧時は､周辺の小パドックにも馬を放っているため､大人しくたたずんでいますよ。馬房に人間が入っていってもちょっかいを出してきませんし､日ごろは三角ばった目つきも穏やかなもの。精神的に落ち着きが出て､いい形で息抜きができているように思います」（米田育成広報） 【２００５年０１月１２日】 　ファンタストクラブ在厩。日に３時間ほどのサンシャインパドック放牧に移行している。馬体重５３０kg（1/6測定） 「今度は存分に日光浴をさせ､小パドックの中で程好く体を動かしてく段階へ。２〜３週間後には､ウォーキングマシン運動と並行して進められるようになり､その流れで騎乗運動へとつなげていく方向性を考えています。今のところは順調に事が推移していますよ」（米田育成広報） 【２００５年０１月０５日】 　ファンタストクラブ在厩。年明けより､厩舎前での引き運動を開始。日に３０分程度を消化している。 「術痕にごく僅かな温感と腫れこそあるものの､この手術をした馬には必ず見受けられる付き物。何ら心配には及びませんよ。段階を踏みながらペースアップする必要があるとは言え､歩様自体はスムースに。スッキリとした状態でまた再スタートがきれるという意味では､思いきって手術をして良かったのではないでしょうか」（米田育成広報） 【２００４年１２月２２日】 　ファンタストクラブ在厩。術後の様子見のため､舎飼による管理が続けられている。 「包帯を巻いているため､見た目は大袈裟ですが､術痕はごく小さな穴（点）が２つあるだけ。巻きかえるときに確認しましたが､何ら異常は見られませんでした。あと２週間ほどは舎飼になりますので､運動は年明けから。攻めるとうるさくなる馬の割に､馬房内ではのんびりできていますよ」（米田育成広報） 【２００４年１２月１５日】 　昨日､社台クリニックにて骨片・骨膜の除去手術を施行。当日のうちにファンタストクラブに戻っており､現在は舎飼により安静を保っている。 「骨片が橈骨遠位軟骨に当たり､腫れや痛みにつながっていた様子。術前のレントゲン写真と比較すると､周辺が綺麗に整っており､非常にスムースになっているのが分かります。手術自体はトータルで１時間弱。準備や後始末に時間を要するので､正味は数十分程度でしょうか。術口や麻酔をかけた点を考慮し､向こう３週間は舎飼のみ。来月中には引き運動からスタートさせ､ウォーキングマシン運動へ移行できると思います」（米田育成広報） 【２００４年１２月０８日】 　ファンタストクラブ在厩。６日（月）午後に左膝のレントゲン撮影を行っており､以降はウォーキングマシンによる日に４０分程度の常歩運動を消化している。 「剥離箇所の周辺に骨膜が出ており､それが腫れとして外見に訴えている状況。より適切な判断を下すためにも､近日中にレントゲン写真を社台クリニックに送付し､マイクロやレーザーで固めていくべきなのか､それとも手術に踏みきるべきなのか等､アドバイスを仰ぎたいと思います。状況によっては､後日､本馬が出向くことになるかもしれません」（米田育成広報） 【２００４年１２月０６日】 　昨日､ミホ分場を出発。本日､ファンタストクラブに到着している。 「ケアに一定の時間を要するであろう現状から､調教師の指示により､今朝こちらに到着しました。馬体重は５２０kg。熱発もなく､無事ですよ。馬運車を降りた途端に雪景色（昨日から今日にかけて１５〜３０ｃｍの積雪）でしたので､最初はうるさいところを見せていましたが､もう大丈夫。明日以降､歩様のチェック､そしてレントゲン検査などを行っていきましょう」（米田育成広報） 【２００４年１１月３０日】 　ミホ分場在厩。日に２０分程度の引き運動と冷却及びレーザー照射によるケアを継続している。 「引き運動だけですし、飼葉の量もやや控えめ。季節柄、冬毛が伸びてモコモコしているのは仕方ありませんよね。馬房内では落ち着いており、脚元を気にしたり、イライラした様子は一切なし。精神面でのストレスを心配する必要はないでしょう」（桑原場長） 【２００４年１１月２３日】 　ミホ分場在厩。先週に引き続き､日に２０分程度の引き運動と冷却及びレーザー照射によるケアを消化している。 「今現在は､次にレントゲンを撮るまでの経過観察期間。人馬ともに辛抱の時ですね。あまり長時間歩かせていると歩様が悪くなることがありますので､日に２０分の時間は厳守しての調整。できるところまでやってみるのではなく､目下は守りの姿勢でケアに努めたいと思います」（桑原場長） 【２００４年１１月１６日】 　ミホ分場在厩。引き続き､日に２０分程度の引き運動を消化している。 「ケアに関しても､先週と同様。午前中は患部の冷却､午後には１０分程度のレーザー照射を行っていますよ。調教師と獣医が密に連絡を取り合い､今後のメニューなどについて話を進めているようですが､ひとまず月内は引き運動のみで安静にする方向。骨膜が出ている関係で､外見上の凹凸が見受けられるものの､そこに熱感などはなく､おおげさに心配するほどではありません。まだたまに歩様が一息となる日がありますので､次のステップとしては､これが解消してからになると思われます」（桑原場長） 【２００４年１１月０９日】 　ミホ分場在厩。先週同様、午前中は患部の冷却､午後には１０分程度のレーザー照射を継続。合わせて日に２０分程度の引き運動を消化している。 「獣医と相談をしていく中で､あと２〜３週間は経過の観察に専念する話しになっています。その移り変わりを参考にしながら､今後の方策やケアの流れを組み立てていく予定。時間を頂戴することになりますが､ここは慎重に進めていくほかありませんので､どうか温かい目で見守っていただきたいと思います」（桑原場長） 【２００４年１１月０３日】 　ミホ分場在厩。先週に引き続き､日に２０分程度の引き運動を消化している。 「週単位では微々たるものでしょうが､振り返ってみれば少しずつ良化へと向かっている様子。獣医も『ここで焦っても何もいい事はない』と言っていますし､今はとにかくケアに努めるほかありません。現時点では手術なしでも､時間さえかければ回復を望める見通し。何とかこのまま後退なく､進めていきたいものです」（桑原場長） 【２００４年１０月２６日】 　ミホ分場在厩。先週同様､日に２０分程度の引き運動を消化している。 「午前中に患部の冷却､午後には１０分程度のレーザー照射を継続中。獣医曰く『一頃に比べて､幾らか歩様が良化してきましたが､まだまだ事を急ぐわけにはいかない状況』とのこと。しばらくは時間の経過による回復を待つほかないようですね。日々のケアを入念に続け､少しでも早い回復の手助けができればと思っています」（桑原場長） 【２００４年１０月１９日】 　ミホ分場在厩。日に２０分程度の引き運動を消化している。 「歩様を含め､今は経過観察の段階。獣医と相談して､まずは骨膜による炎症を抑えてから､剥離箇所の対処法を定めていくことになりました。引き続き､冷却とレーザー照射を念入りに行い､患部が落ち着いてくるのを待ちたいと思います」（桑原場長） 【２００４年１０月１２日】 　ミホ分場在厩。日に４０分間のウォーキングマシンによる常歩運動を継続している。 「別の獣医師に診てもらったところ､やはり『歩様の違和感は､剥離部分に張った骨膜が内部を刺激することによる炎症である』との見解でした。当面は地道にレーザー照射を続け､回復を待つほかありませんね。今後は週３回の獣医師のチェックのもと､ケアに専念。あまりにも回復に手間取るようであれば､手術に踏みきることもあるかもしれません。ただし､現時点において調教師は､『なるべく麻酔をかけたくないので､まずは自然治癒に向けての手立てを選択した』ようです」（桑原場長） 【２００４年１０月０５日】 　ミホ分場在厩。先週に引き続き､日に４０分間のウォーキングマシンによる常歩運動を消化している。 「マシンへの往来を見ていても､まだ歩様が本物ではありませんね。おそらく時おり骨膜が当たるのを気にしてのものだと思われます。週内には別の獣医師が札幌から帰ってきますので､複数の目でレントゲン写真や歩様を確認し､さらに踏み込んだ治療方針を立てていく予定となっています（桑原場長） 【２００４年０９月２８日】 　ミホ分場在厩。日に４０分間のウォーキングマシンによる常歩運動のみで様子を見ている。 「獣医曰く『骨折箇所が落ち着いてくるまでは､無理して動かす必要はない』とのこと。闇雲に手を加えても治癒の妨げになるだけですので､ここはグッと我慢して､ウォーキングマシンの行き来のみ。最低限の運動に抑え､体調を整えています。歩様に関しては､特に先週と変わりありません」（桑原場長） 【２００４年０９月２１日】 　ミホ分場在厩。先週末のダク運動の際につまづくような格好をしたため､現在は大事をとって舎飼のみの管理となっている。 「骨膜が張ってきているのか､歩様が一息。獣医の承諾もあり､明日からはウォーキングマシンに入れる予定になっていますが､目下はあまり無理をさせない方がよさそうですね。日々の歩様と相談をしながら､獣医とともに本馬に適したメニューを模索。月日の経過による回復を待ちたいと思います」（桑原場長） 【２００４年０９月１４日】 　ミホ分場在厩。先週に引き続き､ダク1000ｍのみで様子を窺っている。 「冷却とレーザーによるケアを継続し､乗りながら膝の状態を確認しているところ。大きく歩様を乱すことはありませんが､まだ何となく脚捌きが気持ち悪いですね。週の後半からは､ハッキングを行うなどして経過の観察に努めていきたいと思います」（桑原場長） 【２００４年０９月０９日】 　美浦トレセンを経由して､５日（日）にミホ分場へ移動している。 「剥離そのものは微々たるもの。周囲に出ている骨膜が､膝を動かした際に患部を刺激し､歩様を乱すようですね。当面はダク1000ｍ程度の運動で様子見を継続。冷却とレーザーによるケアに専念します」（桑原場長） 【２００４年０９月０２日】 　札幌競馬場在厩。昨日の運動の際に､歩様に違和感があったため検査を行ったところ、左膝の剥離骨折が判明。以降は安静を保っている。 「常歩の際には自分で跨るなど､必要以上に注意を払っていたのですが、古傷部分がまたも剥がれる格好に。まだチクチクしている感じですので､もう少しこちらで様子を見てから､ファンタストクラブへ移動させようと思っています。あまり手術はしたくありませんので､今回も自然治癒を待つ方向でケアに当たってもらうことになるでしょう」（藤澤調教師） 【２００４年０８月２９日】 　出遅れのため､前半は中団のやや後方に位置。内枠も災いし終始最内の苦しい競馬となり､直線で追い込むも３着までとなっている。（騎手変更：54kg藤岡騎手→57kg蛯名騎手） 「長ムチで叩かれながらのゲート入りとなり､馬がフンフンいって出遅れてしまう格好に。道中はハミに頼って右にモタれるところがあったとは言え､折り合いもついて割りとスムーズに運べましたよ。本当は外の広い所に出したかったけど､勝負処で窮屈になり､最内の１頭分しか行くところが残されていませんでした。まぁ休養明けとしてはよく走っていますし､芝の走りも問題なし。次は面白いと思います」（蛯名騎手） 「芝の走りもなかなかいいですね。これならもうダートにこだわる必要もないでしょう。今日の感じであれば､中山のマイル戦も対応できるはず。次はトレセンに戻して､第４回中山開催に参戦したいと思います」（藤澤調教師） 【２００４年０８月２６日】 　８月２９日（日）札幌１０Ｒ ５００万下（芝1500ｍ）に藤岡騎手にて復帰予定。 「明日の昼前に札幌競馬場へ。前向きな馬ですから､稽古の動きや時計が悪くないのはいつものことですよね。休み明けでも仕上がりはいいですし､距離短縮も歓迎。特に芝が不向きだとも思っていませんよ。レースではスピードに任せた競馬で好位から進めていくことになるでしょう」（松田助手） - 調教時計 - 　04.08.25 大塚栄 函館ダ良 ５Ｆ 67.9 53.1 39.3 12.1 ８ 馬なり余力 　トレジャー（古オープン）一杯の外追走0.6秒先着 　04.08.22 見習 函館ダ稍 ５Ｆ 67.4 52.4 38.4 12.3 ７ 馬なり余力 　04.08.13 助手 函館Ｗ良 ５Ｆ 78.0 61.6 45.4 14.7 ８ 馬なり余力 【２００４年０８月１９日】 　函館競馬場在厩。やや気負った走りではあるものの､移動後も順調に乗り込まれている。 「入厩後もしっかりと稽古を重ねているように､状態は良好。仕上がりも悪くありませんので､来週８月２９日（日）札幌１０Ｒ ５００万下（芝1500ｍ）に使ってみたいと思っていますよ。骨折明けですが､しっかりと完治させたうえでの出走ですし､４歳の下半期を迎えましたからね。芝に挑戦するタイミングとしては､悪くないでしょう」（藤澤調教師） - 調教時計 - 　04.08.18 見習 函館ダ良 54.3 38.0 11.6 ８ 一杯に追う 　04.08.15 見習 函館Ｗ良 ５Ｆ 68.0 53.5 39.7 13.3 ８ 直強め追う 　ピサノバーキン（古500万）馬なりの外先行同入 【２００４年０８月１２日】 　本日､函館競馬場に入厩している。 「無駄な肉を削ぎ落とし､首さしあたりをスッとさせれば､さらに動けるようになってくるはず。力まずもう少し体を柔らかく使えるようにもしたいですよね。言葉でいうのは簡単ですが､これがなかなかの難題。今回の走りなども加味したうえで､少しずつ手を加えていきたいと思います」（藤澤調教師） 【２００４年０８月１１日】 　ファンタストクラブ在厩。昨日､来場した岡部騎手を背に､坂路の２本目（単走）で半マイル６７秒､終い１２.４秒を計時。急がずとも自然に馬が仕上がってきたことから､明日､函館競馬場へ入厩することとなった。馬体重５２２kg（8/5測定） 「岡部騎手が跨り､藤澤調教師がその稽古を確認。どうやらこれを機に競馬場で本格的に進めていくことで話がまとまったようですね。状態に関しては先週お伝えしたとおり､心配無用。むしろ問題は予定よりも早く仕上がってしまう点、すなわち気持ちのコントロールが利きづらいところにあると言えるでしょう」（米田育成広報） 「昨日の調教では馬の行きたいように行かせてあげましたので､少しはストレス解消になったでしょう。精神的にもう少し大人になって欲しい感じもしましたが､ある程度の時計を出しましたから､この負荷によって逸る気持ちが少しは抑制されるはず。雰囲気は悪くありませんでしたよ」（岡部騎手） 【２００４年０８月０４日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､ハッキング馬場にてハッキング1500ｍ､坂路にてハロン１４〜１８秒ペースのキャンター１本を乗り込まれている。 「今日は､終い３Ｆ４３秒程度。病み上がりの状況を踏まえると､自分からどんどん駆けて勝手に仕上がっていく傾向は､手放しに歓迎できるものではありません。確かに毛づやは良くなり､ピカピカの黄金色に輝いていますが､中身を作ったり､トモに力をつけていくには､継続しての乗り込みが必要となってきますからね。今後もこちらでメニューを上下しながら､相応の段階を踏ませつつ復帰を目指していく方針です」（米田育成広報） 【２００４年０７月２８日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､ハッキング馬場にてハッキング1500ｍ､坂路にてハロン１８〜２０秒ペースのキャンター１本を乗り込まれている。 「一本調子にならないように､またオーバーワークを避ける意味でも､日々のメニューに変化を与えながら調教を継続しています。当面は気持ちのコントロールに重点を置き､とにかく我慢の調教を。多少､身のこなしが硬くても､筋肉質の体がそれを補って頑張り通してしまうタイプの馬ですからね。目下こちらから急かすようなことだけはしない方がよいでしょう」（米田育成広報） 【２００４年０７月２１日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､坂路にてハロン１７〜２０秒ペースのキャンター２本を乗り込まれている。 「再び坂路に入れていますが､２本目ともなると本気モードに突入してしまう感じ。乗り役も時計を１７秒までに留めるのが必死といった状況です。脚元の不安が一掃したこと､常に前向きな気性であるのことは歓迎なのですが､もう少し気持ちに余裕が欲しいのも事実ですね。馬体的にはまだ緩んでいる格好をしていますので､これから引き締めていく必要があるでしょう」（米田育成広報） 【２００４年０７月１４日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋外ダートコースにてハロン２２秒ペースのキャンター2000ｍ､芝コース外周にて常歩4000ｍを乗り込まれている。 「坂路に入れると気合が乗りすぎるため､乗り手が手綱を抑えようとしても､自然に時計が速くなってしまいますね。中身が出来上がる前でのオーバーワークは反動をもたらすだけですから､今週からは屋外ダートに戻し､軽めのキャンターをじっくりと消化。骨折明けの馬に見合ったボリュームの調教に終始しています」（米田育成広報） 【２００４年０７月０７日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､バーク準備馬場にてハッキング1500ｍ､坂路コースにてハロン１７〜１８秒ペースのキャンター１本を消化している。馬体重５２０ｋｇ（7/1測定） 「屋外ダートで走っている時とは違い､今日は自分からハイペースでビューンと坂を駆け上がってきました。本馬に必要である'気持ちのコントロール'といった点では歓迎できる内容ではありませんが､すでに走れる体になってきたのは明らかですよね。骨折明けの状態としては良好。このままペースを上げ､復帰を目指していきましょう」（米田育成広報） 【２００４年０６月３０日】 　ファンタストクラブ在厩。すんなりと爪の熱が取れたため､先週後半より､乗り運動を再開。現在はウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､バーク準備馬場にてハッキング1500ｍ､芝コース外周にて常歩4000ｍを消化している。 「どうやら挫跖の症状は軽かったようで､回復具合も良好です。段階を踏みながらペースを上げているのは､あくまでも用心のため。一旦休んだ馬は皆そうしていますので､心配はいりませんよ。現状で気になる所はないですから､順を追って坂路入りまでもっていけると思います」（米田育成広報） 【２００４年０６月２３日】 　ファンタストクラブ在厩。挫跖による爪の熱感が後を引いているため､今週も冷却ケアに専念。引き続き､様子見が行われている。 「念のために撮ったレントゲンにも異常は見られず､外見上も何ら分からない状態。中に血豆ができているのかもしれませんが､これがハッキリするのは削蹄の時や蹄冠部に化膿したものが上がってきた時なので､現時点ではまだ判断がつかないんです。したがって､今週一杯は冷却に専念。熱が取れた段階で､調教を再開していくことになるでしょう」（米田育成広報） 【２００４年０６月１６日】 　ファンタストクラブ在厩。１５日（火）に右前を挫跖したため､調教を休止。冷却によるケアを施している。 「週明けまでは順調に乗り込んでいましたが､昨日より小休止。幸い痛みはなさそうですし､程度としては軽いもの。２〜３日ほど様子を見れば､問題ないでしょう。早ければ週末にも乗り運動を再開できると思います」（米田育成広報） 【２００４年０６月０９日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分､屋内角馬場での準備運動後､屋外ダートコースにて軽いキャンター2000ｍを消化している。馬体重５３０kg（6/3測定） 「依然レーザー照射を続けており､段階を踏みながらのペースアップにはなりますが、決して恐々といった感じではなく､これからもどんどん調教を進めていく方針ですよ。メニューが濃くなれば､自ずとピリッとしてくるでしょうし､馬体も良くなってくるはず。胸前や肩は理想的な馬ですので､波に乗ってきた際にはトモの強化に専念したいと思っています」（米田育成広報） 【２００４年０６月０２日】 　ファンタストクラブ在厩。週明けより､角馬場入りを開始。昨日より､屋内角馬場でのダク運動と芝コース外周での常歩4000ｍを消化している。 「余計な骨膜も出ておらず､歩様もＯＫ。骨折箇所はもう固まったと判断して良いでしょう。まだ調教の最初の段階のため､終始､落ち着いた様子ですよ。休んでいた分､腹周りがポテッとしてお尻が淋しく映りますが、この馬のことですから､すぐに変わってくれると思います」（米田育成広報） 【２００４年０５月２６日】 　ファンタストクラブ在厩。引き続き､日に４０分間のウォーキングマシン運動と朝夕５分程度のレーザー治療が行われている。 「予定よりも少し早くなりましたが､本日レントゲンを撮りました。すでに熱､腫れはありませんでしたし､検査結果も良好。これまで地道にレーザーで固めてきた甲斐がありましたね。この分であれば､近いうちに騎乗運動を開始できると思いますよ」（米田育成広報） 【２００４年０５月１９日】 　ファンタストクラブ在厩。先週同様､日に４０分間のウォーキングマシン運動と朝夕５分程度のレーザー治療が続けられている。 「（骨折箇所に）すでに熱や腫れはなく､あとは月単位でレントゲン撮影を行いながら､良化具合を窺っていく段階へ。然るべきケアを怠らない限り､確実に先は見えてくるでしょう。腱や靭帯とは違い､リスタートの計算が楽なぶん､割りきって考えることができますからね。６月上旬の検査を機に､次のステップへ進めるのではないでしょうか」（米田育成広報） 【２００４年０５月１２日】 　ファンタストクラブ在厩。日に４０分間のウォーキングマシン運動と朝夕５分程度のレーザー治療が続けられている。馬体重５３４kg（5/6測定） 「６日にレントゲン検査を行い､骨折とそれに起因する周辺の骨膜の良化を確認。着々とレーザー照射の効果が表れているようですね。あと１ヶ月ほど様子見を続ければ､騎乗も可能になりそうな雰囲気。もう少しの辛抱です。引き続き､馬はのんびりとしていますので､いい休養になっていると思いますよ」（米田育成広報） 【２００４年０５月０５日】 　ファンタストクラブ在厩。先週に引き続き､日に４０分間のウォーキングマシンによる常歩運動と朝夕５分程度のレーザー治療が行われている。 「馬体こそ一息になりましたが､この休養のおかげで､常にキリキリしている気持ちが和らいできた様子。攻めるとすぐにピリッとしてくる馬ですので､今のうちだけでも精神的にゆったりとさせてあげましょう。骨が固まるまでの間は､精神面のリフレッシュを促します」（米田育成広報） 【２００４年０４月２８日】 　ファンタストクラブ在厩。先週同様､日に４０分間のウォーキングマシンによる常歩運動と朝夕５分程度のレーザー治療を継続している。 「身体が緩んで腹周りがポッテリ、毛づやも一息のようですね。休ませている馬ですので､仕方のないことですが､まずは現状をお伝えしておきます。脚元はあと２〜３ヶ月で固まってくると思いますので､それ以降はしっかりと乗り込んでいく予定。当面は辛抱の日々が続きます」（米田育成広報） 【２００４年０４月２１日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン４０分の常歩運動と朝夕５分程度のレーザー照射を継続している。 「当面は地道なケアの繰り返しになるため､なかなか気の利いたコメントはできません。ただ､一旦レーザーで固めてしまえば､これまで同様､気兼ねなく調教を進めることができるはず。出口がハッキリと見えている分､日々の管理にも精が出ます」（米田育成広報） 【２００４年０４月１４日】 　ファンタストクラブ在厩。先週同様､日に４０分間のウォーキングマシンによる常歩運動を消化している。 「大型のレーザー機器を用いて､朝夕５分程度の照射を継続。当面は地道なケアの繰り返しになります。ウォーキングマシンの出入りの際には､持て余してうるさい仕草を見せることもありますが､馬房の中では落ち着いたもの。余計な負担はかかっていないと思われます」（米田育成広報） 【２００４年０４月０７日】 　ファンタストクラブ在厩。日に４０分間のウォーキングマシンによる常歩運動を消化している。馬体重５２０kg（4/1測定） 「患部へのレーザー照射が日課。骨膜が出かかるのを抑制し､このまま固めていく方針です。うまやの中では､調教を休止している分、逆に気持ちが落ち着いている感じ。ストレスを溜めている様子は見受けられません」（米田育成広報） 【２００４年０３月３１日】 　ファンタストクラブ在厩。調教師の指示もあり､２９日（月）に社台クリニックに出向き､骨折箇所の検査を終えている。 「念には念をと言うことで検査を受けました。結論としては､『手術の必要性はナシ』。要所でレントゲン確認を行いながら､レーザー照射で固めていくことになりました。骨片を除去することによる骨膜の発症､麻酔によるダメージなどを天秤にかけると､やはりリスクが大きすぎるという判断です。なお､獣医から了承が出ていますので､すでにウォーキングマシンに入れて体調を整えています」（米田育成広報） 【２００４年０３月２４日】 　ファンタストクラブ在厩。左膝を気遣い､舎飼による管理が続けられている。 「以降､何回も角度を変えてレントゲンを撮りましたが､やはり程度は極めて軽度のもの。明らかに手術の必要性がないと判断できることから､まずはこの写真を厩舎の方に送付しました。近日中には藤澤調教師より､その見解や指示などが入ってくる予定。連絡を待ちたいと思います」（米田育成広報） 【２００４年０３月１７日】 　ファンタストクラブ在厩。１３日（土）に患部のレントゲン検査が行われている。 「レントゲン写真を見る限り､骨片はとても小さく､しかも遊離していない状況。わかりやすく言うと､僅かにささくれている感じです。程度は極めて軽く､ファンタストサイドではレーザー治療だけでクリアできるとの見解。したがって､いきなり社台クリニックへ出向くのではなく､まずはレントゲン写真を送付し､手術の必要性について診断を仰ぐことになりました」（米田育成広報） 【２００４年０３月１２日】 　昨日､ミホ牧場を出発。本日午前､ファンタストクラブに無事到着している。 「到着時の馬体重は５０５kg。左膝に僅かな腫れが残っていますが､歩様には全く見せていませんね。こちらでもレントゲンを撮り､状況をしっかりと把握した上で、社台クリニックでの術日を調整していきます」（石坂副場長） 【２００４年０３月０９日】 　ミホ牧場在厩。腫れの回復に伴い､週内には門別のファンタストクラブへ移動する予定となっている。 「すっかり腫れは引き､外見上は全く問題ない状況に。長時間の輸送にも対応できるとの判断から､近日中にファンタストクラブへ移動することになりそうです。しばらく舎飼が続いていますが､変にイライラする様子はありませんよ」（梶村場長） 【２００４年０３月０２日】 　ミホ牧場在厩。左膝の腫れが治まるまでは､舎飼による管理が続けられる。 「腫れといってもごく僅かなもの。歩様に乱れはなく､すぐにでも常歩ができる状態にはありますよ。ただ､大事を取って週内はこちらで安静に。その後､北海道のファンタストクラブに移動し､機を見て社台ホースクリニックにて骨片除去の簡単な手術を行うことになる模様です」（梶村場長） 【２００４年０２月２６日】 　週明けの歩様が一息であった為､昨日レントゲン検査を行ったところ、左前橈骨遠位端骨折との診断。同日急遽､ミホ牧場へ移動している。 「左膝の上の部分。正確には折れたのではなく､小さな骨片がとんでいる状況でした。程度としては３ヶ月くらいの軽症で､進退云々はもちろんのこと､競走能力に影響を及ぼすようなものではありません。トレセン診療所の見解では『半年ほどで復帰が見えるのでは』とのこと。まずはミホ牧場に移動させ､レーザーを照射しながら回復を促します」（藤澤調教師） 「骨膜の悪化と予想していたのですが､ちょっと残念な結果になってしまいましたね。直接の原因を問うことはできませんが､動きが硬くなりやすかったり､力んで突っ張りながら走ってみたりと､どこかに苦しいところがあって､それが今回のような形で訴えをおこしたということでしょうか。まだまだ頑張ってもらわなければいけない馬。再びトレセンに帰ってくるのを待っています」（古賀助手） 　04.02.22　助手　美南Ｄ良　６Ｆ　　85.2　69.8　55.8　42.1　14.4　５　Ｇ前仕掛け 【２００４年０２月１９日】 　美浦トレセン在厩。各コースにて､変化に富んだメニューを消化。段階を踏みながらのペースアップが図られている。 「本来なら1400ｍくらいの距離がベストなのでしょうが､コースやメンバーなど様々な要素を考え合わせていくと､1700ｍも選択の範囲に入ってきますよね」（藤澤調教師） 「昨日の稽古から上がってきた時などは､だいぶ落ち着いた様子でしたね。あまり急にやりつけていくと､テンションが上がるばかりか､体が硬くなってくる可能性もありますので､じっくり進めていきたいと思います」（松田助手） 「どちらかと言うと左回りの方が良さそうな感じ。北馬場などにも出向き､なるべく左回りで調教を行うようにしています」（古賀助手） - 調教時計 - 　04.02.18　助手　美北Ｃ良　５Ｆ　　　　　72.0　56.0　41.5　12.6　５　馬なり余力 　04.02.15　助手　美南Ｄ良　６Ｆ　　88.0　72.4　57.8　42.9　13.7　４　馬なり余力 　04.02.13　助手　美南芝良　５Ｆ　　　　　68.6　54.4　41.5　14.6　５　馬なり余力 【２００４年０２月１２日】 　本日､美浦トレセンに帰厩している。 「昨日､久々に坂路に入れたところ､ものすごい気合乗りでした。よほど鬱憤が溜まっていたのでしょうね。予定よりもやや早めの帰厩になりましたが､特に悪いところがあってペースダウンしていた訳ではありませんので､やり出せばすぐに対応してくれるはず。今年の藤澤厩舎はトレセンでじっくりと時間をかけて使い出す傾向にありますので､心配には及びません」（梶村場長） 【２００４年０２月１０日】 　ミッドウェイファーム在厩。先週に引き続き､ウォーキングマシン３０分の準備運動後､ダートコースにてダク1000ｍ､軽いキャンター3000ｍを消化している。 「調教師より連絡が入り､『春先に向けて､少しずつ態勢を整えて行くように』との指示。明日から坂路入りを再開する予定にしています。しばらく��我慢の調教�≠ｪ続きましたので､今度は坂路にてガス抜きを。その後は少しずつピッチを上げて､馬体を引き締めていきたいと思います」（梶村場長） 【２００４年０２月０３日】 　ミッドウェイファーム在厩。先週同様､ウォーキングマシン３０分の準備運動後､ダートコースにてダク1000ｍ､軽いキャンター3000ｍを乗り込まれている。 「手綱を抑えてもハミを真っ直ぐ受けられるようになってきていますね。まだ完全ではなくとも､斜めに（ハミを）取るシーンが減っているのは確かです。この調子で現在のメニューを継続していけば､何らかの前進が見込めるはず。軽めのメニューですから馬体は少々太めですが､物事の優先順位を考えればこれも仕方のないことでしょう」（梶村場長） 【２００４年０１月２７日】 　ミッドウェイファーム在厩。ウォーキングマシン３０分の準備運動後､ダートコースにてダク1000ｍ､軽いキャンター3000ｍを乗り込まれている。 「だいぶ落ち着いてきましたね。ガッチリと抑えて行かせるため､頭を少し横に傾げた走りではありますが､気負い自体は徐々に薄れてきた印象。乗り役も『前進が感じられる』と喜んでいましたよ。この調子で肩の力を抜いて走ることを完全にマスターさせ､その後より坂路コースへ。ダート＝落ち着いて走る所、坂路＝自分の気持ちで走る所、との刷り込みができれば､レースにも少なからず活きてくると思います」（梶村場長） 【２００４年０１月２０日】 　ミッドウェイファーム在厩。ウォーキングマシン３０分の準備運動後､ダートコースにてダク1000ｍ､軽いキャンター2000〜3000ｍを乗り込まれている。 「坂路には入れずに､当面はダートで我慢の調教を。緩急を意識しながら通常とパターンを変えて乗っています。一頃よりも落ち着いてはいますが､もっともっと力を抜いて走ってくれないと困りますね。今は本当の意味での『調教中』です」（梶村場長） 【２００４年０１月０６日】 　ミッドウェイファーム在厩。年頭に右トモの踏み込みが浅くなったため､ウォーキングマシン調整のみで小休止。本日より､ダートコースにて軽いキャンター1000ｍを消化している。 「気負う走りを手綱で抑えながら行かせるため､どうしても走りが窮屈になってしまいます。トモに疲れがきたのもこれが原因なのでしょうが､ビュンと行かせるだけでは学ぶものも少ないですからね。ワンペースの走りを改善するべく､ダートと坂路をうまく使い分け､メニューを上下しながら調整を進めていきたいと思います」（梶村場長） 【２００３年１２月２３日】 　ミッドウェイファーム在厩。ウォーキングマシン３０分の準備運動後、ダートコースにてハロン２０〜２３秒ペースのキャンター2400ｍ、坂路にて軽いキャンター１本を乗り込まれている。 「体の硬さは解消へ。いつもどおりの走りを見せてくれるようになりましたよ。乗り役曰く『坂路でも２５秒ペースくらいまでなら、気負わずに駆けてくれます』とのこと。当面はダートと坂路を併用し、心身の調整に努めましょう」（梶村場長） 【２００３年１２月１６日】 　ミッドウェイファーム在厩。引き続き､ウォーキングマシン３０分の準備運動後､ダートコースにてハロン２２〜２３秒ペースのキャンター2400ｍを乗り込まれている。 「ダートで我慢させる内容が続いていますので､少しずつストレスが溜まってきている様子。来週からは坂路も使用して､一時的に発散させてあげたいと思います。当面は気性面を気遣い､我慢と発散のバランスをとりながら調教メニューを操作。体のコリは､着実に解れつつあります」（梶村場長） 【２００３年１２月０９日】 　ミッドウェイファーム在厩。先週同様､ウォーキングマシン３０分の準備運動後､ダートコースにてハロン２２〜２３秒ペースのキャンター2400ｍを乗り込まれている。 「ダート調教に変えてからは､この馬なりに落ち着いてきた様子。引き続き､体をほぐすように進めていきたいと思います。現時点でやり込んでいくと､まだスクミにつながる可能性を残していそうな雰囲気。当面はリフレッシュを兼ねた軽めの調整で､心身を抜いてあげましょう」（梶村場長） 【２００３年１２月０２日】 　ミッドウェイファーム在厩。ウォーキングマシン３０分の準備運動後､ダートコースにてハロン２２〜２３秒ペースのキャンター2400ｍを乗り込まれている。 「坂路に入れると気負いが目立ち､顔を上げた走りになったため､我慢の利くダートコースを中心に調教を進めていくことになりました。当面は気持ちをなだめること､馬体をほぐすことの２点。太らせないように注意しながらの調整になります」（梶村場長） 【２００３年１１月２５日】 　１１月２１日（金）にミッドウェイファームへ移動。ウォーキングマシン３０分､ダートコースにて軽いキャンター､坂路にてハロン１８〜１９秒ペースのキャンター１本を乗り込まれている。 「疲労の回復に合せて､ミッドウェイファームへ。この２〜３日はあまりムキになるようなこともなく､落ち着いた感じ。これが良い方向に出始めることを期待したいですね。普通キャンターでも自然と時計が出てしまうタイプゆえに､（１５―１５など）型にハメた調教を行なう必要はないでしょう。ひとつの休養や出走などから､キッカケを掴んで欲しい馬。個人的には精神面の問題が大きいと考えます」（梶村場長） 【２００３年１１月１８日】 　ミホ牧場在厩。ウォーキングマシン４０分､ダク1000ｍ､ごく軽いキャンター2000ｍを消化。じっくりと体をほぐしている。 「だいぶ硬さが取れ､いつものレース後くらいの状況にまで回復してきています。週明けより､行きたがる素振りを見せるようになったのも良化の表れ。馬自身が楽になっているのだと思いますよ」（梶村場長） 【２００３年１１月１１日】 　１１月６日（木）にミホ牧場へ放牧に出ている。 「全身の硬さが取れなかったため､すぐにミホ牧場へ。過去に前駆が硬くなることはあっても､トモが硬くなることはなかったので､早めに移動を決めた次第です」（藤澤調教師） 「ウォーキングマシン４０分とダク1000ｍで様子見。常歩を中心として､ほぐすように跨っています。硬さは時間の経過とともに解消してくるものですから､心配はないでしょう。来週からはキャンターに移行する予定です」（梶村場長） 【２００３年１１月０６日】 　まだレースの疲れが残っているため､２〜３日は様子見に専念することとなった。 「『勝って放牧』。レース前から（移動のための）馬運車の手続きは済ませていたのですが…。どうも若さがそれを邪魔する感じになっていますね。敗戦後は急遽､中一週での続戦に切り替えた訳ですが､使った後から筋肉が硬くなっていますので､数日間は様子見が必要な状況。今後についてはもう少し時間をください」（藤澤調教師） 【２００３年１１月０２日】 　前半は口を割りながら掛かり気味に２番手の外へ。直線では一旦先頭に立ったものの､終始口向きをはじめとして安定感を欠く走り（ゴール前では加害馬として審議の対象）となり､結果３着での入線､確定となっている。 「今日は返し馬で上手くなだめることができたので､内心イケるかなぁと思っていたんだけど､レースに行ったらやはりムキになってしまいましたね。それでも最後はがんばっていたし､ラストで３頭併せになったので､やる気が持続することを期待したのですが…。この距離も展開次第ではこなせそう。ただ､ゲートには注意が必要かな。今日はそれなりに出たけど､中でフワフワしていましたから」（北村宏騎手） 【２００３年１０月３０日】 　東京開催での復帰を変更し､１１月２日（日）福島８Ｒ ５００万下（ダ1700ｍ）に北村宏騎手にて出走することになった。 「東京の番組が､この時期の500万にしてはメンバーが揃っていたこともあり､より勝機の高い方へ。距離は決してベストとは言えないものの､２走前のような競馬ができれば特に問題ありませんからね。一生懸命に走るタイプですから今日は単走での追いきり。感触は良かったですよ。鞍上には前々で流れに乗るよう指示するつもりです」（古賀助手） - 調教時計 - 　03.10.30　助手　美北Ｃ良　６Ｆ　85.8　69.1　53.8　40.0　12.7　５　馬なり余力 　03.10.27　助手　美南Ｄ良　５Ｆ　　　　69.1　54.0　40.1　12.2　５　馬なり余力 　03.10.25　助手　美南坂良　２本　　　　　　　42.3　27.9　14.2　　　馬なり余力 　03.10.24　助手　美南坂稍　１本　　　　　　　43.9　27.8　14.0　　　馬なり余力 　 【２００３年１０月２３日】 　美浦トレセン在厩。来週１１月２日（日）東京５Ｒ ５００万下（ダ1600ｍ）での復帰に向け､連日､精力的に乗り込まれている。 「馬は元気一杯の様子。張りのある馬体であって､太めの緩い体つきとは違うと思いますよ。幾らか口向きにも課題を残していますので､現状では左回りの方がベター。いい状態で復帰戦を迎えられそうです」（古賀助手） - 調教時計 - 　03.10.22 古川吉 美南Ｗ重　５Ｆ　68.7　53.7　39.5　12.7　８　直強め追う 　　　　　　　　　ウインクロワール（古1000万）馬なりの外同入脚劣 　03.10.21　助手　美南坂良　２本　　　　43.7　29.1　15.0　　　馬なり余力 　03.10.19　助手　美南坂良　１本　　　　42.0　28.0　14.4　　　馬なり余力　 　03.10.19　助手　美南Ｗ良　５Ｆ　66.1　52.5　39.0　13.0　４　馬なり余力　 　　　　　　　　　スパイキュール（古1000万）馬なりの外先行同入 　03.10.18　助手　美南坂良　２本　　　　42.2　28.2　14.9　　　馬なり余力　　　　 【２００３年１０月１６日】 　美浦トレセン在厩。今週はウッドにて意欲的な走りを見せている。 「帰厩後も体調は上々。このまま進めていけそうですし､今週の動きも悪くありませんでしたよ。さすがに来週の出走となると､ちょっと追い不足かな。１１月２日（日）東京５Ｒ ５００万下（ダ1600ｍ）も視野に入れ､乗り込んでいきましょう」（藤澤調教師） 　03.10.16　助手　美南Ｗ良　　　　　　　　　　35.7　13.0　４　馬なり余力 　　　　　　　　　マグナーテン（古オープン）一杯の外先行0.2秒先着 【２００３年１０月０９日】 　輸送によるダメージがなく､馬房の調整もついたことから､急遽８日（水）に美浦トレセンへ帰厩。本日より､計時を開始している。 「太りやすいタイプですし､大きく緩めない方が良さそうな馬。体調や脚元に問題がないのですから､２勝目を狙っていきたいと思います。復帰戦は､１０月２６日（日）東京６Ｒ ５００万下（ダ1400ｍ）あたりが有力です」（藤澤調教師） 03.10.09　助手　美南坂良　２本　　　　43.1　28.5　14.9　　　馬なり余力 【２００３年１０月０８日】 　１０月３日（金）にファンタストクラブを出発、４日（土）にトレセン近郊のミホ牧場へ到着している。馬体重５３０kg（10/2測定） 「眼が治りさえすれば､いつでもペースアップは可能。それ以外に不安はありませんでしたからね。一息入ったことで､気持ちが抜ける格好になったのは､少なからずプラスになるのではないでしょうか」（米田育成広報） 「今後の調教が順調に進むようであれば､年内の東京開催にて出走させることも検討しています」（藤澤調教師） 【２００３年１０月０１日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン､屋内角馬場での準備運動後､バーク馬場にてハッキング1500ｍ､坂路にてハロン１８〜２０秒ペースのキャンター１本を乗り込まれている。 「予定通りのペースアップ。この後も順調にピッチを上げていけると思いますよ。今日も気負った走りになっていましたので､このあたりが今後の課題でしょうか。まだ気持ちのコントロールが利かない分だけ､勝ちみに遅いのかもしれません」（米田育成広報） 【２００３年０９月２４日】 　ファンタストクラブ在厩。２３日（祝）より騎乗運動を再開。現在は､ウォーキングマシン､屋内角馬場での準備運動後､バーク馬場にてハッキング1500ｍ､芝コース外周にて常歩4000ｍを消化している。 「傷口は全く問題のない状態になりました。段階を踏んでペースを上げていきますが､体も極端に緩んでいませんし､脚元などに不安があって休んでいた訳ではありませんからね。態勢が整うまでにそれ程時間はかからないのではないでしょうか」（米田育成広報） 【２００３年０９月１７日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシンによる４０分間の常歩運動を消化している。 「点眼を続けていますので､白濁もなく外見上はまったく分からない状態。傷口になるべく空気を当てずに清潔にしておけば､あとは時間が解決してくれると思います。早ければ､今週末にもペースを上げていけるかもしれません」（米田育成広報） 【２００３年０９月１２日】 　本日､ファンタストクラブに到着している。馬体重４９８kg（9/12測定） 「今日一日は（メンコに装着した）カップで目を覆い､外部からの保護および細菌の進入を防ぎます。獣医の話しでは『抗生物質の目薬を一週間も点眼すれば回復する』とのこと。やはり程度は悪くないようです」（米田育成広報） 【２００３年０９月１１日】 　続戦を切り上げ､明日､ファンタストクラブへ放牧に出る予定となっている。 「連闘も視野に入れて調整していましたが､レース中に砂が目に入ったのでしょう。擦過傷のような症状で角膜に炎症をおこしていますので､ここで一息入れてあげることになりました。それほど珍しいケースではなく､適切なケアをしてあげれば､すぐに治るもの。過度の心配はいりません」（藤澤調教師） 【２００３年０９月０７日】 　立ち上がり気味のスタートとなり､前半は後方２番手からの競馬。３角手前より外々を回り一気のマクリを試みるも､直線に向いての脚色が一息。結果５着での入線となっている。 「出遅れてしまったので後ろから行きました。前半のように掛かるくらいの勢いの時はいいのですが､３コーナーで一旦手応えがなくなるとフワフワし始めちゃって…。まだ馬が子供子供している感じですし､いくらか距離が長いのも影響した感じです」（武豊騎手） 「ゲートイン後に厩務員がその場から離れたら､馬がソワソワし始め､その分だけ遅れをとってしまいました。後ろから行く競馬は初めてでしたので､今日の敗戦は仕方のないところ。今のところ続戦を検討中ですが､まだ馬に甘いところがあり､1700ｍの距離もベストとは言えません。もう少し考えさせてください」（藤澤調教師） 【２００３年０９月０４日】 　９月７日（日）札幌８Ｒ ５００万下（ダ1700ｍ）に武豊騎手にて出走予定。 「直前追いの時計は､テンから飛ばして行ってのモノ。これくらいは難なく出せる馬ですからね。要はレースに行っての折り合いひとつ。前走を使って体が引き締まっていますし､状態は決して悪くありません。あとは鞍上にお任せしましょう」（古賀助手） - 調教時計 - 　03.09.03　助手　函館Ｗ稍　５Ｆ　65.0　50.7　38.0　12.2　７　馬なり余力 　　　　　　　　　セレブ（古1000万）馬なりの外先行同入 　03.08.31　助手　函館Ｗ良　５Ｆ　67.0　52.5　39.0　13.0　７　馬なり余力 　　　　　　　　　マチカネクサモエテ（古500万）強めの外先行0.1秒先着 　03.08.29　助手　函館Ｗ不　５Ｆ　75.8　59.0　41.6　14.1　９　馬なり余力 　 【２００３年０８月２８日】 　函館競馬場在厩。来週９月７日（日）札幌８Ｒ ５００万下（ダ1700ｍ）への出走を目標に､昨日より追いきりを開始している。 「短期放牧を挿む形となりましたが､前走からの流れで順調にきていますよ。馬体の張りを維持したまま､適度に締まってきた印象。雰囲気は上々ですね。前走で折り合いがついていたのは評価できると思います」（古賀助手） - 調教時計 - 　03.08.27　助手　函館Ｗ良　５Ｆ　69.6　54.0　40.0　12.3　８　馬なり余力 　　　　　　　　　エアリカコ（古500万）馬なりの外先行同入 　 【２００３年０８月２５日】 　８月２４日（日）に函館競馬場へ入厩。９月７日（日）札幌８Ｒ ５００万下（ダ1700ｍ）への出走を予定している。 「２３日には坂路にてハロン１８秒ペースのキャンター（単走）を２本。張りの良い馬体を維持した状態で送り出せましたよ。精神的にも一度レースを使った分､リラックスできているのではないでしょうか」（米田育成広報） 【２００３年０８月２０日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン､屋内角馬場での準備運動後､バーク馬場にてハッキング1500ｍ､芝コース外周にて常歩4000ｍを消化している。 「幾らか体が硬い印象ですが､出走から日が浅いため､特に問題はないと思われます。今週は同メニューに終始し､来週より再びペースを上げていきましょう」（米田育成広報） 【２００３年０８月１８日】 　８月１７日（日）にファンタストクラブへ放牧に出ている。 「札幌２〜３週目には適鞍がありませんので､当面はこちらでリフレッシュ。年内は適度な休養を挿みながら､心身の成長過程に配慮しての慎重な管理および出走が続けられていく模様です」（米田育成広報） 【２００３年０８月１６日】 　スタートでバランスを崩すも､いつもの抑えきれない手応えで２番手へ。４角で外に膨れかけた分､一旦は４番手まで下がる格好となったが､最後は意地を見せて２着を死守している。 「ちょっと道中でムキになって走るところがありますね。なだめてなだめてようやく落ち着いたところに勝ち馬が外から上がってきて､また火がついてしまった感じ。相手にうまく乗られてしまいました。とにかくスピードのある馬ですので､すぐに順番が回ってくると思いますよ」（田中勝騎手） 「エンジンのかかりが遅かったのは､多少休み明けの影響もあったのでしょう。リズムとしては連闘策を講じたいところですが､来週は適鞍がありません。今後の状態と相談しながら､じっくりと次走を検討していきます」（藤澤調教師） 【２００３年０８月１４日】 　８月１６日（土）札幌９Ｒ ５００万下（ダ1700ｍ）に田中勝騎手にて復帰予定。 「以前よりもスッキリとした体つき。余分な脂が取れてきた印象ですね。ここのところ､意気地なしの競馬が続いていましたけど､今週の稽古では力みのない走りをしていましたし､状態は決して悪くないと思います。現状では平坦コースもプラスになるはず。頑張ってもらいましょう」（松田助手） - 調教時計 - 　03.08.13　見習　函館Ｗ良　５Ｆ　66.8　51.3　37.9　12.7　７　強めに追う 　　　　　　　　　ジョウノヴィーナス（古500万）馬なりの内追走同入 　03.08.10 古川吉 函館Ｗ重　　　　　　　57.0　41.9　13.0　７　馬なり余力 　　　　　　　　　ダイヤモンドビコー（古オープン）馬なりの内追走同入 【２００３年０８月０７日】 　函館競馬場在厩。稽古駆けするタイプとは言え､早々より及第点の動きを披露している。 「予定通りのペースアップ。まだ調教師より具体的な指示はありませんが､調整過程からすると､札幌の２〜３週目が有力。番組やメンバー､鞍上などを考慮しながら､直前に決めていくことになるでしょう」（松田助手） - 調教時計 - 　03.08.06　青木　函館Ｗ良　５Ｆ　66.1　51.7　38.7　12.6　８　Ｇ前仕掛け 　　　　　　　　　フローレス（三歳未勝利）馬なりの外先行3Ｆ付同入 　03.08.03　青木　函館Ｗ重　５Ｆ　68.1　54.6　39.8　12.5　８　馬なり余力 　　　　　　　　　フローレス（三歳未勝利）馬なりの外先行同入 【２００３年０７月３１日】 　本日午前､函館競馬場に到着している。 「無事に着きましたよ。まだレースまでは定めていませんが､この時期に入厩するのですから､札幌開催の前半を狙っていることは確か。週末からピッチを上げていく予定です」（松田助手） 【２００３年０７月３０日】 　週１〜２回の１５―１５を順調に消化。明日の函館競馬場入りを予定している。 「今日は単走で半マイル５７秒を計時。体調はすこぶる良好ですので､あとは本馬の気持ち次第でしょう。単調なレース運びが出世を拒んでいる感があります。余裕を持ってレースに臨めるようになれば､また違った一面を見せてくれるはず。成長分にも期待しましょう」（米田育成広報） 【２００３年０７月２３日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン､屋内角馬場での準備運動後､坂路にてハロン１８秒ペースのキャンター２本を消化。週１回､１５―１５を乗り込まれている。 「今日は単走で３Ｆ４４秒を計時。走りたくてウズウズしている印象です。これくらいの時計がちょうど折り合っている感じなのですから､本当に元気な馬ですよね。レースセンスを磨く意味でも､メリハリをつけた調教を課しています」（米田育成広報） 【２００３年０７月１６日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン､屋内角馬場での準備運動後､坂路にてハロン１８秒ペースのキャンター２本を消化。週１回､１５―１５を乗り込まれている。 「今日は単走で３Ｆ４２秒を計時。札幌開催での復帰を目標に､着々とペースを上げていますよ。気持ちが前向きなのは結構なことですが､もう少し自分で緩急を操れるようになると､もっとレースぶりに幅が出てくるはず。今後の成長に期待ですね」（米田育成広報） 【２００３年０７月０９日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン､屋内角馬場での準備運動後､坂路にてハロン１６〜１８秒ペースのキャンター２本を乗り込まれている。馬体重５１８kg（7/3測定） 「いつも元気一杯。抑えきれない手応えで駆け上がっていますよ。リズミカルなキャンターができる馬ですので､もう少しタメが利くようになれば､なおさら期待は高まります。トモにも筋肉がつき始め､ちょうど良化中といった印象でしょうか」（米田育成広報） 【２００３年０７月０２日】 　ファンタストクラブ在厩。ウォーキングマシン､角馬場での準備運動後､坂路にてハロン１８〜２０秒ペースのキャンター２本を乗り込まれている。 「テンションが高くなって苦労する面もありますが､元気があるのは良いことですよね。ガムシャラすぎる精神面が大人になってくれば､まだまだ上を目指せる器。この休養で一皮むけてくることを期待しましょう」（米田育成広報） 「今後の調教次第ですが､早ければ札幌開催での復帰も視野に。順調度を見極めた上で直前に決めたいと思います」（藤澤調教師） 【２００３年０６月２５日】 　２２日（日）に門別のファンタストクラブへ到着。現在はハッキング1500ｍの準備運動後､坂路にてハロン１８〜２０秒ペースのキャンター１本を消化している。 「経験を積んで､ずいぶんと競走馬らしい格好で帰ってきましたね。胸前の逞しさに比べると､まだトモに迫力を欠く印象ですので､この休養期間中に坂路でじっくりと力をつけていきましょう」（米田育成広報） 【２００３年０６月１７日】 　１１日（水）にミッドウェイファームへ移動。ウォーキングマシン運動とダートーコースでの軽いキャンター2000ｍを消化している。 「来週にはファンタストクラブへ移動する予定。輸送に備えて馬を落ち着かせる内容で体調を整えています。夏場は涼しい北海道にて､しっかりと坂路調教を積んでいくのがベストでしょう」（梶村場長） 【２００３年０６月１０日】 　ミホ牧場にて､ウォーキングマシン４０分､軽いキャンター2000ｍを消化。１１日（水）にはミッドウェイファームへ移動する予定となっている。 「夏休みを挟むことに変わりはありませんが､あまり馬体を緩めると一気に脂肪がつくタイプですからね。ミッドウェイファームである程度乗り込んでから､ファンタストクラブへ移動することになりそう。調教師より『最低限の調教は怠らないように』と言われています」（梶村場長） 【２００３年０６月０５日】 　来週の出走を見送り､６月４日（水）にミホ牧場へ移動している。 「使って使えないことはありませんが､この馬の将来を考えると､ここで負け癖をつけたくないというのが正直なところ。仮に勝ち上がっても､今の幼い性格のままで上のクラスの古馬とやらせるのは得策ではないでしょう。ここで一息入れて､ひと夏越しての成長を待ちたいと思います」（藤澤調教師） 【２００３年０６月０１日】 　好スタートから､前半は折り合いに専念し好位馬群の中。直線入口では有力馬の直後につけて抜け出しを図ったものの､前とは脚色が同じになり､またも３着での入線となっている。 「スタートしてペースが落ち着いたところで馬が行きたがってしまった。その分だけ最後の脚に影響したのだと思います。能力は感じるんだけど､まだ順応性に欠く感じかな。これからの馬だよ」（デザーモ騎手） 「ペースが遅いと掛かるし､速いと戸惑ってしまう。まだまだ子供だね。この後も順調であれば､中１週での競馬を予定しています」（藤澤調教師） 【２００３年０５月２９日】 　６月１日（日）東京４Ｒ ５００万下（ダ1600ｍ）にデザーモ騎手にて出走予定。 「今週の追いきりの動きは､併走馬と互角の内容。自分から積極的に動く姿勢には好感が持てました。一度使って､さらに気持ちが前向きになっていますので､ここは順当に勝ち上がってくれると思います」（古賀助手） - 調教時計 - 　03.05.28　助手　美南Ｗ稍　５Ｆ　66.6　51.9　38.1　12.6　５　馬なり余力 　　　　　　　　　スズノマーチ（三歳オープン）馬なりの外先行同入 【２００３年０５月２２日】 　休み明けのうえに厳しい競馬となった前走だが､至って順調な回復を見せている。 「前走はちょっと酷な競馬になってしまいましたね。ハナに立つと終いがだらしなかったので､自在な動きができたのは収穫でしょう。今の状況であれば､中１週での競馬も大丈夫。意識的に最終週のダ1400ｍまで待つのであれば話は別ですけど、おそらく６月１日（日）東京４Ｒ ５００万下（ダ1600ｍ）への出走になると思います」（松田助手） 【２００３年０５月１８日】 　スタートダッシュがつかず､前半は後方の内を追走。３角より内ラチ沿いに一気の進出を見せ､直線でも馬群を捌きつつ着実に脚を伸ばしたが､ゴール直前で僅かに競り負け､３着での入線となっている。 「馬群の中で砂を被りながらの追走でしたが､馬が気にする様子はありませんでした。根性はあるし､次はもっと競馬が上手になってくるでしょう」（デザーモ騎手） 「最後は武豊騎手にいやらしく付きまとわれたなぁ。前に行くように指示はしていたんだけど､スタートのタイミングが合わず､ダッシュが利かなかった。そうこうしているうちにドッとこられて後手に回っちゃったからね。初めての窮屈な競馬にもまずまず対応してくれたし､この内容なら悲観することはないでしょう。問題がなければ､中１〜２週での続戦を検討します」（藤澤調教師） 【２００３年０５月１５日】 　５月１８日（日）東京６Ｒ ３歳５００万下（ダ1400ｍ）にデザーモ騎手にて復帰予定。 「休養前に比べるとだいぶ暖かくなってきましたし､さらに調教が進んだことで､少しずつ馬体が絞れてきています。この調子であれば､休み前よりも力を出せると思いますよ」（藤澤調教師） - 調教時計 - 　03.05.14　助手　美南Ｗ良　５Ｆ　67.7　52.6　38.9　12.8　４　Ｇ前仕掛け 　　　　　　　　　ロードモンタナ（古1000万）末強めの外先行同入 　03.05.13　助手　美南坂良　２本　　　　43.1　29.0　14.7　　　馬なり余力 　03.05.11　助手　美南Ｗ良　５Ｆ　64.4　50.2　37.2　12.2　２　馬なり余力 　　　　　　　　　ボールドブライアン（古オープン）馬なりの内追走同入 【２００３年０５月８日】 　ボールドブライアンの一週前追いきりのパートナーに抜擢。しっかりとしたラップを刻んでいる。 「動き自体は良好ですが､まだ馬体が立派ですね。あと一週間でもうひと絞りして､５月１８日（日）東京６Ｒ ３歳５００万下（ダ1400ｍ）へ。段々と目処が立ってきましたよ」（藤澤調教師） - 調教時計 - 　03.05.07 北村宏 美南Ｗ良　５Ｆ　65.0　50.6　37.5　12.4　５　強めに追う 　　　　　　　　　ボールドブライアン（古オープン）馬なりの内追走同入 　03.05.04　助手　美南Ｗ稍　５Ｆ　66.4　51.8　38.2　12.7　３　馬なり余力 　03.05.03　助手　美南坂良　２本　　　　42.4　28.9　15.5　　　馬なり余力 【２００３年０５月０１日】 　今週はウッドにて単走追いを消化。レースまでの日数を考慮すると､前走以上の仕上げでレースを迎えられそうである。 「復帰戦は５月１８日（日）東京６Ｒ ３歳５００万下（ダ1400ｍ）を予定。ここまでは前走後に立てたプラン通りに進んでいますよ。勝ち上がってユニコーンＳ（Ｇ�V）に駒を進めたいと思います」（藤澤調教師） - 調教時計 - 　03.04.30　助手　美南Ｗ良　５Ｆ　69.7　54.4　40.4　13.2　７　馬なり余力 　03.04.29　助手　美南坂良　２本　　　　44.1　……　14.4　　　馬なり余力 　 【２００３年０４月２８日】 　４月２６日（土）に美浦トレセンへ帰厩。翌日には､ウッドにて５Ｆ７０秒程度を消化している。 「２５日に１５―１５を乗り､２６日にトレセンへ。到着当日は運動だけでしょうから､日曜日に時計が出るのは当たり前ですよね。ハロン１３〜１４秒くらいは楽々とこなせるクチ。自然とタイムが出てしまうような馬なんですよ」（梶村場長） - 調教時計 - 　03.04.27　助手　美南Ｗ稍　５Ｆ　70.3　55.5　41.5　13.6　１　馬なり余力 　　　　　　　　　ファミリーバイブル（三歳未勝利）馬なりの内追走0.2秒先着 【２００３年０４月２２日】 　ミッドウェイファーム在厩。先週同様､ウォーキングマシン３０分､ダートコースにてダク2000ｍの準備運送後､坂路１〜２本をハロン１８〜２０秒ペースで乗り込まれている。 「食欲旺盛でやや脂肪がついてきたため､１９日に１５―１５を乗りました。体調に関しては心配無用。馬体と相談しながらメニューを上下して､程好い態勢を整えていきます。帰厩はどうやら来週あたりになりそうですね」（梶村場長） 【２００３年０４月１５日】 　ミッドウェイファーム在厩。先週同様､ウォーキングマシン３０分､ダートコースにてダク2000ｍの準備運送後､坂路１〜２本をハロン１８〜２０秒ペースで乗り込まれている。 「第１回東京開催後半での復帰を目指し､月内には帰厩する予定。その後も順調にきていますよ。前走からそれほど期間も開いていませんし､それまでが使い詰めでしたので、調教内容は現行のもので十分。あとは厩舎にお任せすれば大丈夫でしょう」（梶村場長） 【２００３年０４月０８日】 　ミッドウェイファーム在厩。ウォーキングマシン３０分､ダートコースにてダク2000ｍの準備運送後､坂路１〜２本をハロン１８〜２０秒ペースで乗り込まれている。 「掛かり気味に元気良く飛び出していきますね。今の状態であれば､１８〜２０秒ペースで十分。レースを経験し､すでに'ケイバ馬'になっていますので､いたずらに攻めるのも良くないでしょう。現在のメニューを継続し､態勢を整えていきます」（梶村場長） 【２００３年０４月０１日】 　本日夕刻にミッドウェイファームへ移動している。 「暫しの休息により､だいぶリフレッシュした様子。あまり甘やかせていても､馬体が太くなりすぎてしまいますからね。ミッドウェイで普通のところを乗り､臨戦態勢を整えておきましょう」（梶村場長） 【２００３年０３月２５日】 　ミホ牧場在厩。ウォーキングマシン４０分､ダク1000ｍの準備運動後､普通キャンター2400ｍを乗り込まれている。 「レースの疲れもすっかり取れ､通常の調整へ。いつも一生懸命なタイプですので､当面はゆとりをもたせた内容で精神面のリフレッシュを図ります。闘志を燃やすには､それ相応の息抜きも必要ですよね」（梶村場長） 【２００３年０３月１８日】 　ミホ牧場在厩。ウォーキングマシン４０分､ダク1000ｍの準備運動後､軽いキャンター1800〜2000ｍを乗り込まれている。 「飼葉をしっかりと食べていますし､痛いところもありません。ただ､（デビュー前に）ミッドウェイファームから出ていった時のギラギラするような印象を欠きますね。競馬を経験して､少し嫌気でもさしているのでしょうか。ここでの小休止は賛成。リフレッシュに努めます」（梶村場長） 【２００３年０３月１１日】 　本日､トレセン近郊のミホ牧場へ移動。暫しのリフレッシュ期間に入った。 「レースや輸送によるダメージは見受けられませんが､出走直後ですので､今週一杯は様子見の調整です。まだまだ完成途上の身。ダート競馬が続いているのは､本馬の優れたスピードが逆に負担になってしまうことを懸念してのことでしょう」（梶村場長） 【２００３年０３月０９日】 　互角のスタートから､今回もスピードの違いでハナへ。一旦は後続を離しにかかったものの､残り１００ｍで外から併せる形で急追する２頭に差しきられ､３着での入線となっている。 「『２〜３番手から行ってくれ』との指示だったんですが､スピードがあるし､周りも行こうとしないので仕方なくハナへ。最後に止まってしまったのは馬体に余裕があるのと､成長途上の分でしょう。この先パンとしてくれば､もっと良くなってくるはずです」（四位騎手） 「まだ余裕のある体。今日のところは仕方ないでしょう。今後に期待をかけている馬ですし､この一戦も良化につながるもの。これからですよ」（藤澤調教師） 【２００３年０３月０６日】 　３月９日（日）阪神７Ｒ ５００万下（ダ1400ｍ）に四位騎手にて出走予定。 「輸送競馬が続きますので､直前は意識的にセーブ気味の調整。若馬のうちは負担の少ないダート路線を歩ませます。したがって上半期の最大目標は６月７日（土）ユニコーンＳ（Ｇ�V・ダ1600ｍ）。まだピークを迎える訳にはいきませんので､今週の出走後は一旦放牧へ。東京開催からの本格始動につなげます」（藤澤調教師） - 調教時計 - 　03.03.05 北村宏 美南Ｗ良　５Ｆ　69.0　54.3　40.9　14.1　３　馬なり余力 【２００３年０２月２７日】 　今週は疲労取りに終始。レースや輸送による反動は少なく､中１週での競馬が予定に挙がっている。 「前走で勝って放牧を予定していたのですが…。テンからガーッと行ってしまった分､終いがだらしなくなってしまいましたね。次走は３月９日（日）阪神７Ｒ ５００万下（ダ1400ｍ）へ。もうひと頑張りしてもらいましょう」（藤澤調教師） 【２００３年０２月２２日】 　まずまずのスタートから､二の脚を利かせて先頭へ。道中も余裕ある逃げかと思われたが､終始直後でマークされていた勝ち馬に図ったように差しきられ､３着での入線となっている。 「スピードのある馬ですので､結果的にハナをきる形になりました。道中も楽な感じで進められ､圧しきれると思ったんだけど…。最後伸びきれなかったのは､やっぱり距離の問題でしょうか」（ペリエ騎手） 「展開次第で何とかなるんだろうが､1800ｍは１ハロン長かったかな。ただ､短いところばかり使うとそれだけの馬になってしまうからね。状態如何では､阪神のダ1400ｍなども視野に。この先､きっといい馬に育ってくれると思うよ」（藤澤調教師） 【２００３年０２月２０日】 　２月２２日（土）京都７Ｒ ３歳５００万下（ダ1800ｍ）にペリエ騎手にて出走予定。 「稽古の動きも一段と良くなり､体調の良さを窺わせています。鞍上は距離延長もOKと言っていましたが､強いて不安点を挙げるなら､そこでしょうか。一度､レースを使いましたし､掛かるのだけが心配ですね。まぁ､それでもいい競馬をしてくれると思いますよ」（藤澤調教師） - 調教時計 - 　03.02.19 ペリエ 美南Ｗ稍　５Ｆ　67.1　52.7　38.9　13.5　５　馬なり余力 　　　　　　　　　ロードアックス（障オープン）馬なりの内0.2秒先着 　03.02.16　北村　美南Ｗ良　５Ｆ　70.7　55.3　40.4　13.1　３　馬なり余力 　　　　　　　　　ファミリーバイブル（新馬）馬なりの内追走同入 【２００３年０２月１３日】 　今週は単走で軽めの内容となったが､体調の良さを感じさせる走りを示している。 「一時はカトレア賞への出走も検討しましたが､最終的には２月２２日（土）京都７Ｒ ３歳５００万下（ダ1800ｍ）へ。単走とは言え､昨日の稽古でもスピード感のあるキビキビとした動きを見せてくれましたよ」（藤澤調教師） - 調教時計 - 　03.02.12　助手　美南Ｗ稍　５Ｆ　67.3　53.1　39.9　13.5　５　馬なり余力 　 【２００３年０２月０６日】 　レース翌週のため､軽めの運動に終始。疲れを感じさせない動きをみせている。 「稽古の感触も良好でしたが､初戦としてはそれ以上に高く評価できる内容でしたね。レースを経験することにより､余分な肉が取れ､さらに前進が見込めそうな雰囲気。次走は２月２２日（土）京都７Ｒ ３歳５００万下（ダ1800ｍ）を予定しています」（藤澤調教師） 【２００３年０２月０１日】 　互角のスタートからスッと先頭争いへ。道中は２着馬の執拗なマークを受ける厳しい展開となったが､直線でこれを楽々と競り落とし､３馬身差の快勝。見事､デビュー勝ちを収めている。 「初めての競馬でしたが､落ち着いていました。何よりスピードがありますね。追ってからもしっかり反応してくれたように､資質の高い馬。距離は延びても大丈夫でしょう」（ペリエ騎手） 「鞍をのせるとまだ脂が凄い。今後これが筋肉になってくれば､さらにいい競走馬になるでしょう。今日のところは順当勝ちだよ」（藤澤調教師） 【２００３年０１月３０日】 　２月１日（土）京都４Ｒ ３歳新馬（ダ1400ｍ）にペリエ騎手にて出走予定。 「今週の稽古でも動き､時計ともに良かったですし､水準以上のスピードを持っていることは確か。自分からハミを取っていい感じで駆けてくれますからね。ゲートをポンと出て､好位から抜け出す。これが理想でしょう。初戦だけに割引も必要でしょうが､期待できるんじゃないかな」（松田助手） - 調教時計 - 　03.01.29　助手　美南Ｗ良　５Ｆ　64.6　50.9　38.1　12.9　５　馬なり余力 　　　　　　　　　スズノマーチ（三歳500万）馬なりの内追走同入 　03.01.26　助手　美南Ｗ稍　５Ｆ　67.5　53.6　39.7　13.9　１　馬なり余力 　　　　　　　　　インペリアルカット（新馬）馬なりの内追走0.1秒遅れ 　03.01.25　北村　美南坂良　２本　　　　42.5　28.2　14.5　　　馬なり余力 【２００３年０１月２３日】 　本日午前､無事にゲート試験に合格。まだ流動的ではあるものの､デビュー戦は２月１日（土）京都４Ｒ ３歳新馬（ダ1400ｍ）が有力視されている。 「ゲートに関しては練習の感じからして､あまり心配していませんでした。実際､試験の時もお利口にしていましたからね。これで晴れて競走馬の仲間入り。真面目な気性で､（他馬と）並んでからハミを取って行く姿勢には好感が持てます」（古賀助手） - 調教時計 - 　03.01.23　北村　美北Ｃ良　　　　　　　　　　12.5　13.4　　　ゲートなり 　03.01.22　北村　美南Ｗ良　５Ｆ　68.2　54.3　40.5　13.3　８　馬なり余力 　　　　　　　　　ブラストサンデー（新馬）馬なりの外先行同入 　03.01.21　助手　美南坂良　２本　　　　42.5　29.2　15.7　　　馬なり余力 　03.01.19　北村　美南Ｗ稍　５Ｆ　69.5　54.1　40.1　13.5　３　馬なり余力 　　　　　　　　　スズノマーチ（三歳500万）馬なりの内追走同入 【２００３年０１月１６日】 　今週は北村騎手を背にしての稽古。第２回京都開催でのデビューも視野に入れ､順調に乗り込まれている。 「戻ってきた北村騎手によると『感触は良かった』とのこと。手応えを感じた様子でしたよ。併行してゲート練習も始めていますので､レースまでにはキッチリ間に合うでしょう。デビュー戦はダート競馬を予定しています」（古賀助手） - 調教時計 - 　03.01.15　北村　美南Ｗ良　５Ｆ　70.8　55.3　40.8　13.3　８　馬なり余力 　　　　　　　　　ゼンノジャンゴ（新馬）馬なりの外先行0.2秒先着 　03.01.12　助手　美南Ｗ稍　５Ｆ　67.1　52.6　38.6　13.2　４　馬なり余力 　　　　　　　　　ゼンノジャンゴ（新馬）馬なりの外先行3Ｆ付同入 　03.01.11　助手　美南坂良　２本　　　　43.9　29.8　15.4　　　馬なり余力 【２００３年０１月９日】 　美浦トレセン在厩。今週は変則日程のため､月曜､木曜日に攻め馬を消化。次開催まで日数があるため､焦らず慎重に進められている。 「入厩後の最初のヤマは乗り切ってくれましたが､寒くてフットワークが硬くなりやすいため､慌てずに体をほぐすようにゆっくりと進めています。ゲート周りはこれから着手。第２回中山開催でのデビューが目標になります」（古賀助手） - 調教時計 - 　03.01.09　助手　美南Ｗ良　５Ｆ　74.1　57.6　42.3　13.8　８　馬なり余力 　03.01.06　助手　美南Ｗ稍　５Ｆ　71.3　56.2　41.7　13.7　７　馬なり余力 　02.12.28　助手　美南坂良　２本　　　　42.6　28.8　14.8　　　馬なり余力 【２００２年１２月２６日】 　美浦トレセン在厩。ウッドチップコースにて､５Ｆ７０秒程度を乗り込まれている。 「まだ余裕のある体つきですし､一遍に詰め込んでいくとスクミが出たりで､ややこしくなりますからね。第２回中山開催でのデビューを目標に､焦らずじっくりと。慎重に進めていきたいと思います」（松田助手） 【２００２年１２月２０日】 　調教における順調度を買われ､１９日（木）に美浦トレセンへ帰厩している。 「挫跖でデビューが延期になった馬。かわいそうなことをしたけど､もう大丈夫のようですね。まだ来たばかりで何とも言えませんが､これまでの調教状況を聞く限りでは､すぐに進めていけると思いますよ」（古賀助手） 【２００２年１２月１７日】 　ミッドウェイファーム在厩。引き続き､坂路を中心に普通キャンターを消化。週２回（主に火､土曜日）､２Ｆ１５―１５を乗り込まれている。 「調教が進むにつれて馬体が締まり､状態は至って良好です。１５―１５のペースでも楽々こなしていますからね。おそらく近日中に帰厩のお声がかかるはず。ピッチを上げていった時の走りが楽しみです」（梶村場長） 【２００２年１２月１０日】 　ミッドウェイファーム在厩。先週同様､坂路を中心に普通キャンターを消化。週２回（主に火､土曜日）､２Ｆ１５―１５を乗り込まれている。 「昨日は降雪のため､少しピッチを落とした調教を。それ以外は順調に進めていますよ。こちらに来た当初は少しボサッとした感じでしたが､馬体が引き締まってくるにつれて､気持ちもピリッとしてきた様子。このスムーズな循環が状態の良さに結びついているのだと思います。先日お話した通り､年末年始の入厩が検討されている模様です」（梶村場長） 【２００２年１２月３日】 　ミッドウェイファーム在厩。先週同様､坂路を中心に普通キャンターを消化。週２回（主に火､土曜日）､２Ｆ１５―１５を乗り込まれている。 「動き､毛づやともに良好。体質､馬体ともにしっかりした馬ですので､牧場レベルでは体調の波は全く感じません。個人的には､有馬記念終了後の大々的な（トレセン在厩馬）入れ替えの際に入厩のお声がかかるとみています」（梶村場長） 【２００２年１１月２６日】 　ミッドウェイファーム在厩。先週同様､坂路を中心に普通キャンターを消化。週２回､２Ｆ１５―１５を乗り込まれている。 「乗り役が抑えきれないくらいの勢い。一時の余裕のある馬体とは違います。血統や体型､走る格好から判断しても､当然期待が高まりますね。調教師からの状態確認が頻繁になってきましたので､年内入厩も十分とみています」（梶村場長） 【２００２年１１月１９日】 　ミッドウェイファーム在厩。坂路を中心に普通キャンターを消化。週２回（基本的に火曜､土曜）､２Ｆ１５―１５を乗り込まれている。 「随分と体が絞れ､迫力ある重戦車のような格好になってきました。腹袋はあっても無駄肉ではなく､走りも抑えきれないくらいの勢いですよ。アクションの大きいダイナミックな走りが印象的。来春を待たずして動きがあるかもしれません」（梶村場長） 【２００２年１１月１２日】 　ミッドウェイファーム在厩。坂路を中心に普通キャンターを消化。週２回､２Ｆ１５―１５を乗り込まれている。 「休んでいた分の無駄肉が取れてきた印象。これから安定して速めを乗り込んでいくことで､態勢が整ってくると思いますよ。この先順調であれば､年内入厩にも対応できるのではないでしょうか」（梶村場長） 【２００２年１１月０５日】 　ミッドウェイファーム在厩。本日より､坂路コースにて２Ｆ１５―１５を開始している。 「これまでは飼葉を控えて馬体増を抑制していましたが､ペースアップに併せて今度は食わせ込んでいきますよ。現状に障害となる点はありませんので､順調に乗り込んでいけるはず。ひと月も経てば､波に乗ってくれると思います」（梶村場長） 【２００２年１０月２９日】 　１０月２３日（水）にミッドウェイファームへ移動。坂路２本､もしくはダートコース1600ｍをハロン２０秒ペースで乗り込まれている。 「環境の変化により落ち着きを欠いたため､週内は普通キャンターまで。その割に飼葉の方はガツガツ食べているんですよね。来週からは､太め感を解消するためにも１５―１５を始める予定です。脚元や体調は全く問題ありませんよ」（梶村場長） 【２００２年１０月２２日】 　ミホ牧場にて普通キャンターによる調整を消化。ペースアップのため､明日､ミッドウェイファームへ移動する予定となっている。 「脚部不安ではなく､単なる挫跖明けですので､乗り出せば早いかもしれませんね。ただ､楽をさせたせいで､腹回りがポッテリ。移動後は一週間ほど長めをしっかりと乗って､翌週より１５―１５へ移行。精力的に乗り込んで行く予定です」（梶村場長） 【２００２年１０月１５日】 　ミホ牧場在厩。挫跖の後遺症はなく､歩様に問題も見られないため､今週より軽いキャンター2000ｍを開始している。 「こちらで普通キャンターまでペースアップして､続きはミッドウェイファームにて乗り込んでいく予定。無理のない範囲で積極的に進め､少しでも早く太め感を解消していきたいと思います」（梶村場長） 【２００２年１０月０８日】 　ミホ牧場在厩。ウォーキングマシンによる常歩運動４０分を消化している。 「ここ数日見てきた感じでは､歩様は良さそう。挫跖の痛さが記憶に残り､最初だけ恐る恐るだったんじゃないかな。普通の馬なら乗り出している程度ですが､大事を取ってもう１週間はお休み。来週火曜日から跨る予定でいます」（梶村場長） 【２００２年１０月０４日】 　１０月３日（木）にトレセン近郊のミホ牧場へ移動。ウォーキングマシン３０分を消化している。 「挫跖の呼び戻しを嫌い､間隔を開けてリフレッシュを図ることになりました。外見上は問題ありませんが､中が化膿しているのか､それとも痛い思いをして精神的に躊躇した動きになっているのか。当面は状況把握に努めます。通常､初めての環境下では､イレ込んだり､鳴いたりするものですが､本馬は到着するなり藁をバリバリ。ダイエットには苦労させられそうです」（梶村場長） 【２００２年１０月０３日】 　美浦トレセン在厩。昨日より､騎乗運動を再開。北馬場にて軽く周回を行なっている。 「挫跖の影響なのか､まだ全体のバランスが本物ではないですね。進めながら様子を見ますが､取りあえず､一気のペースアップは避けた方が良さそうです」（古賀助手） 「大柄で肉付きの良い馬なので､一度楽をさせると取り返すのに時間がかかるタイプ。焦りは禁物だよ」（浜口厩務員） 【２００２年０９月２５日】 　美浦トレセン在厩。挫跖の影響により､先週後半以降は運動を休んでいる。 「木曜から月曜日まではお休み。昨日､軽く跨ったのですが､その後の脈の下がりが思わしくなかったため､大事を取って､今週一杯楽をさせることに決めました。このまま厩舎にて冷湿布でのケアを続け､万全を期します」（古賀助手） 【２００２年０９月１９日】 　美浦トレセン在厩。１８日には南芝コースにてボールドブライアンらと３頭併せを消化。本日は挫跖により､舎飼による管理となっている。 「古馬の雰囲気があるね。ゴール板以降も自分から行く気を見せて走っているのは好材料ですよ」（9/18調教時の藤澤調教師） 「挫跖のため､今日は舎飼のみ。冷湿布で脚元を冷やしています。念の為､レントゲン検査も行ないましたが､全く問題ありませんでした。少し楽をさせて様子を見ましょう」（古賀助手） - 調教時計 - 　02.09.18　岡部　美南芝重　５Ｆ　72.2　56.4　41.1　12.9　６　馬なり余力 　　　　　　　　　レースウィング（三歳未勝利）馬なりの外追走同入 　02.09.15　助手　美南Ｗ稍　５Ｆ　67.4　53.4　40.1　13.8　３　強めに追う 　　　　　　　　　ジョウノシーザー（古1000万下）馬なりの内追走4Ｆ併同入 　02.09.11　助手　美南Ｗ良　５Ｆ　69.3　54.5　41.2　14.6　５　強めに追う 　　　　　　　　　ウインデュエル（古500万下）馬なりの内0.2秒遅れ 【２００２年０９月１２日】 　予定通り､９月７日（土）に美浦トレセンへ入厩。昨日より､坂路入りを開始し､その後ウッドにて５Ｆ６９秒程度を消化している。 「まだ体が立派すぎるので､じっくりと引き締めていかなければなりません。昨日､初めて坂路でやりましたが､そのスピードにはビックリしました」（古賀助手） 【２００２年９月６日】 　９月７日（土）の美浦トレセン入厩が決定。本日､ファンタストクラブを後にしている。馬体重５２５kg（9/5測定） 「成長過程において､腹回りのダイエットとトモの強化が上手く運べば､きっと走ってくるはず。今後の動向を楽しみに見守りたいと思います」（米田育成広報） 【２００２年０９月０４日】 　ファンタストクラブ在厩。先週同様､坂路２本のメニューを消化。入厩に備え､普通キャンターによる調整が続けられている。 「今週もインペリアルカットとの併せ馬。勘を鈍らせないためにも終いだけ１５秒で乗りました。自身にやる気が満ちている分､自然と目を引く動きになりますよね。美浦トレセン付近の気温（ここ数日は３２〜３５℃程度）が落ち着き次第､入厩の指示が出ると思います」（米田育成広報） 【２００２年０８月３０日】 　競走馬名は バントライン：Buntline に正式決定。アメリカ西部開拓時代の保安官､ワイアットアープが愛用した銃名を拝借。父名からの連想による命名となった。 【２００２年８月２８日】 　ファンタストクラブ在厩。先週同様､坂路２本のメニューを消化。トレセン入厩（８月末〜９月上旬予定）の可能性が高いため､今週はハロン１８秒ペースまでで手控えている。 「今日はエンプレスクラブ'00との併せ馬。輸送を気遣い､控え目の内容でしたが､相変わらず動きは良かったですよ。前駆はこの時期の２歳馬とは思えないほどの発達ぶり。これでトモが伴ってくれば､さらに楽しみは広がりますね」（米田育成広報） 【２００２年０８月２１日】 　ファンタストクラブ在厩。先週同様､坂路２本のメニューを消化。入厩を意識しつつ､週１回の１５―１５を乗り込まれている。 「今日はゼンノフェニックス（３歳500万）との併せ馬で､３Ｆ４８秒台。強風のため時計こそ一息でしたが､気合乗りや動きは上々でしたよ。前が立派すぎるため､バランスを考えるともう少しトモの張りが欲しいところ。贅沢な悩みです」（米田育成広報） 【２００２年０８月１４日】 　ファンタストクラブ在厩。再び､坂路２本のメニューを消化。週１回の１５―１５も乗り込まれている。 「一息入れて､今週から本格調教を再開。３頭併せの外で､２Ｆ３０秒を計時しました。単走ではのんびりと､併走では抑えきれない手応えで行きますね。馬体が丸みを帯び､腹回りにも余裕があるように､これくらいのメニューでは負荷にならない様子。今後は少し攻めていきたいと思います」（米田育成広報） 【２００２年０８月７日】 　ファンタストクラブ在厩。今週はハッキング1500ｍの準備運動後､坂路にてハロン１８秒ペースのキャンター１本を消化している。馬体重５１５kg（8/1測定） 「４月からノンストップで攻め続けていますし､秋頃を目標にしている馬。疲れが出る前に２週間ほど息を抜いてあげることになりました。もちろん不安点が出た訳ではありませんので､全く心配はいりませんよ。単走でも気合乗りは上々でした」（米田育成広報） 【２００２年０７月３１日】 　ファンタストクラブ在厩。先週同様､坂路２本のメニューを消化。週１回､２〜３Ｆ１５―１５を乗り込まれている。 「今日は３頭併せの外で２Ｆ２９秒台。疲れ知らずですね。やればやるだけ動くタイプですので､今週は２歳馬同士で（坂路を）上げました。１５―１５程度の調教では､幾らも負担になっていない様子ですよ」（米田育成広報） 【２００２年０７月２４日】 　ファンタストクラブ在厩。坂路２本の基本メニューを順調に消化。２３日には､藤澤調教師の視察が行なわれた。 「今日は古馬オープン馬を相手に２Ｆ２９秒台。最後まで力強く､きっちりと食い下がっていましたよ。普段は悠然と構えていますが､併せ馬になると､途端にギューンと動きますね」（米田育成広報） 「以前に見た時よりも随分と大人びて､馬体がしっかりとしてきた。相変わらず､いい雰囲気で駆けているね。動き・調教量・順調度などから判断しても､当初の予定通り､秋口の入厩ないしデビューが見込めそうだ。とにかく楽しみにしている馬。育成サイドには､しっかりと発破を掛けておいたよ」（7/23に来場した藤澤調教師） 【２００２年０７月１７日】 　ファンタストクラブ在厩。ハッキング1500ｍの準備運動後､坂路２本を消化している。 「今日は終い１Ｆのみ１５秒ペースで。あまり欲張らずに､疲れが出る前にこちらから一息入れてあげました。馬の方は相変わらず元気一杯の様子で､これくらいのメニューでは物足りないといった感じ。まだ腹回りに余裕がありますので､飼葉を制限するのではなく､運動で汗をかかせて絞っていきたいと思います」（米田育成広報） 【２００２年０７月１０日】 　ファンタストクラブ在厩。ハッキング1500ｍの準備運動後､坂路２本を消化。週１回､３Ｆ１５―１５を乗り込まれている。馬体重５０５kg（7/4測定） 「今日は３頭併せの外で３Ｆ４７秒程度。真ん中の馬が遅れる格好になったため､じっくり抑えて可愛がる内容になりました。相変わらず動きは最高。人間にも従順ですし､大人びてきましたね」（米田育成広報） 【２００２年０７月０３日】 　ファンタストクラブ在厩。先週同様､芝コースにてハロン１８秒ペースのキャンターを１本､坂路にて終い３Ｆ１５―１５を乗り込まれている。 「今日は３Ｆ４３秒の併せ馬を消化。疲れが出るどころか､さらに良化。前駆でかき込む走法から､全身を使った走りに変わってきましたね。まだまだ成長の余地を残している段階でこの動き。スタッフ間でも一目置かれる存在になりつつあります」（米田育成広報） 【２００２年０６月２６日】 　ファンタストクラブ在厩。芝コースにてハロン１８秒ペースのキャンターを１本､坂路にて終い３Ｆ１５―１５を乗り込まれている。 「このまま進めて行き､もう少し腹回りが絞れてくると､もっと見栄えのする馬体になるでしょう。前駆はすでに完成形。あとはトモをさらに逞しくしていきたいですね。このまま良い方向に持っていければ､とてつもない馬に出来上がりそうです」（米田育成広報） 【２００２年０６月１２日】 　ファンタストクラブ在厩。芝コースでのウォーミングアップ後､坂路にて終い３Ｆ１５―１５を消化。相変わらず､豪快な走りをみせている。馬体重５０３kg（6/6測定） 「体つきが立派な割りには､芝に入ってもドタドタするようなところがなく､素軽い脚捌きの馬ですよね。前駆の迫力にトモがしっかりとついてくるのも好材料。秋が楽しみになってきました」（米田育成広報） 【２００２年０５月２９日】 　ファンタストクラブ在厩。坂路２本を中心に､今週からは芝コースも併用して乗り込まれている。 「定期的に３Ｆ１５―１５の併せ馬を消化。さらに胸前の深さが目立ち始め､順調に成長を遂げているのがハッキリと分かります。この調子で調教を進めていき､トモに一層の逞しさが備わってくれば､怖いものナシですね」（米田育成広報） 【２００２年０５月１５日】 　ファンタストクラブ在厩。ハッキング1500ｍの準備運動後､坂路２本を消化。本格的に週１回の２Ｆ１５―１５も開始している。 「今日は４頭併せの一番内側。出掛けは普通ですが､キャンターの動きは実に力強いですね。週を追う毎に走りがダイナミックになっている印象です。この調子で馬体を絞っていければ､まだまだ良くなってくると思いますよ。奥もありそうです」（米田育成広報） 【２００２年０５月０１日】 　ファンタストクラブ在厩。ハッキング1500ｍの準備運動後､坂路１本をハロン１８秒ペースで乗り込まれている。馬体重４９５kg（4/4測定） 「これまで三度（試験的に）坂路で２Ｆ１５―１５を消化しましたが､疲れもなく順調にきていますよ。体型にやや伸びが出てきたように､良い方向に成長を遂げているのも強み。常歩やダクではさほど感じませんが､キャンターに入った時の迫力は相当なものがありますからね。まだまだ変わる余地を残していますので､これからが本当に楽しみです」（米田育成広報） ●マロジア’００　Personal Information 　祖母メイクチェンジは米G�T２着５回、３着３回。グッバイヘイロー（キングヘイローの母）やメイプルジンスキー（スカイビューティの母）らを相手に、牝馬の米G�T戦線の上層を形成した名牝だ。世界各国で重賞ウイナーを輩出するこの牝系は、ストームバード、そしてシーキングザゴールドと妥協なき配合を重ねられ、奇しくも米２歳牝馬チャンピオンに輝いたフランダースと同配合となり、募集本馬に辿り着いた。 　なぜ本馬が最も高額馬であるのか、その答えは一目瞭然。その顔つき、立たせて筋肉のつき具合や背中のライン、動かして伸びのある雄大なフットワーク。ド迫力で乗り役をグイグイと引っ張っていく姿には、関係スタッフから感嘆の声があがるほど。在厩先である北海道・門別のファンタストクラブ・米田育成広報担当は「成長は現在進行形。日増しに良化していくのが手に取るほど分かります。筋肉が明らかに上質ですもの。それでいて、まだまだ変わる余地を多分に残しているのですから、それは末恐ろしい存在ですよ」と、ひとあし早くオーラを感じ取っている様子だ。 　慎重に選別を重ねたハイレベルなラインアップの中でも、一際目立つ存在。父の代表産駒に名を列ねるのでは。そんな大層な夢を真剣に語りたくなるほどのオーラを放っているサラブレッドは、そう簡単にはお目にかかれない。 （2001年10月9日来日／馬体重４９０kg＝3月8日測定）