大貫俊夫(Toshio OHNUKI)

ヨーロッパ中世史

 
 

 最重要課題であった学位を2012年12月にドイツ・トリーア大学(Universität Trier)で取得しました。2013年4月より岡山大学で研究・教育に従事します。

 研究領域については、現在キリスト教修道制とそれを体現する修道院がいかにして中世ヨーロッパ社会を成り立たせていたのかを研究しており、特にシトー会に強い関心があります。禁欲を旨とする宗教施設が国制・法・社会・経済に与えるダイナミックな影響力を究明していきます。

 地域的にはドイツ王国とフランス王国の境界地域、すなわちロタリンギア(Lotharingia)に関心があります。博士論文では、本地域における政治・経済・社会的実態を解明するため修道院(制)に着目し、12世紀に急速に勢力を拡大させたシトー会修道院の比較研究を行いました。

 詳しい履歴、研究状況は上のメニューをクリックしてご参照下さい。


 @J-GLOBAL @Researchmap @ブログ


 最終更新日:2012年8月7日

 

ご挨拶

メールを送信