宛先: haruo-aisuruhito@so-net.ne.jp(兄さん)
差出人: 幸二
題名: Re: 兄さんふられました
日付: 2002年 6月 2日 10:43 PM
兄さんへ
あなたは何をしているのですか?
自分のしたことが分かっているのですか?
あなたは自分が、恥ずかしくないのですか?
今日、彼女から電話がありました。
あなたが「下膨れ」で「ニキビ面」で「ペチャパイ」で「大根足」と評していた、あの彼女です。
電話口の彼女は泣きじゃくっていて、最初何を言っているのかも分からないような状態でした。
大雨の中、あちこちさんざん連れ回されて、寒かったと言っていました。恐ろしかったとも言っていました。そして・・・今日受けた屈辱は、一生忘れないと言っていました。
僕は決して言えません。
「お願い!あのおっさんを殺して!」そう泣き叫ぶ彼女に対して、
「あのおっさん」が実の兄だなんて・・・
たとえ口が裂けても・・・決して言えないのです・・・
それから部屋に戻って、兄さんからのメールを読みました。
こみあげる怒りを押さえることができません。
アンタ何やってんだよ!気付けよバカ!
兄さん、お願いですから人の彼女を好きになるのはやめてください
僕と悦子は愛し合っています。
それに、悦子は決して「下膨れ」でも「ニキビ面」でも「ペチャパイ」でも「大根足」でもありません。
悦子には「交通事故にでもあったと思って、今日の事は早く忘れろ」と言ってやるのが精一杯でした。
兄さんと正式に兄弟の縁を切りたい気持ちでいっぱいです。
兄さんのバカ。
兄さんなんか消えてなくなってしまえ。
幸二
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