宛先: hiromi@so-net.ne.jp
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題名: Re: 沼のほとりへ…
日付: 2001年 3月 2日 金曜日 11:41 PM
返事が遅れてすまない。
というのも、お前からのメールにあった「沼のほとりへ」
というフレーズにすさまじいインスピレーションを受けた俺は、
この3日間、ほとんど飲まず食わずで、
まるで何かにとりつかれたかのように、
キャンバスに向かっていたものだから。
そしてたった今、完成した。
不思議なもので、はじめに描こうと思っていたテーマの、
<娘を心配する父親の苦悩>からは
まったくといっていいほどかけはなれた、
実に奇妙な絵ができたんだ。
説明すると、その絵には一匹の醜い怪物と一人の少年が描かれている。
その恐ろしい外見とは裏腹に、
どこか悲しそうな目をした怪物と、
もしも女の子の服を着ていたら、
誰もが女の子だと思って疑わないくらいの
端正な顔立ちをした美少年が、たった2人きり、
沼のほとりのような場所でたたずんでいる
(2人はそこでいっしょに生活しているようにも見える)、
そういう絵なんだ。
描いた本人でさえ、
どうしてこんな絵を描いたのかまったくわからない。
本当にまったくわからないんだ。
いやあ、不思議なことがあるもんだなあって思ってさ。
不思議だあ…。
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