宛先: mugimugi@so-net.ne.jp(むぎゾウ)
差出人: blackbeans@so-net.ne.jp
題名: やっと
日付: 2002年 4月 18日 木曜日 11:17 AM
おなかの痛みもなくなってきたので
明後日、血液検査を出してみて結果次第で退院!
やった!!!だからあんたも祈ってて!
でもさ、入院って今回であたしは生まれて初めてだったわけね。
おじいちゃんやおばあちゃんとか、
知り合いとか友達とかが入院して見舞いに行くとかはあったけど、
なんか病院にいったときの印象って、
ただ『その人に会いに行く』ってだけの行為だったんだよね。
病院のあの妙な日当たりの良さとか、
アイボリーホワイトな色とかがただひたすら気だるいってのは分かるんだけど、
あたしが見ることのできる『病院生活』ってのは全然断片でしかなくて、
そりゃあ、『看護婦や病院の仕事は大変だ』とか『入院生活は大変だ』
っていう常識みたいなものは言葉では知っていたけど、
実際に体験してみてみたら、全てに対する見方が変わったよ。
はじめは
『自分では何もしなくても掃除してくれて、食事だしてくれて、
シャンプーまでしてもらっちゃって、なにか問題があったら、
ナースコールを押せば看護婦さんが走ってかけつけてくれる、、、
私のために!!』っていうある意味ホスピタルリゾート気分だったんだけど、
昨日のぶっ倒れたおばあさん見てから、いろいろ考えちゃった。
そのおばあさんの点滴袋なんて
あたしの2時間くらいで落ちきる量の4〜5倍はあって、
ッてことはほぼ一日中、点滴体に入れてるってことで。
点滴って、落としている間、ほとんど身動きできないし、微妙に痛いし、
とにかく不快なものなんだよね。
それがほぼ一日中、毎日。
それにそのおばあさんの隣のベッドのおばあさんもやっぱり寝たきりなんだけど、
いつみても同じ体勢で
何故かハンカチをたたんだり広げたりを延々くりかえしてて。
そしてすぐナースコールのボタン押すの。
すごい切なくなった。
歳をとれば必ず病気になってしまうとは限らないけど、
あきらかにその2人のおばあさん達は歳からきている病気で。
老いることと
病に伏すこと
が、ひどくリアルでこわい。
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