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Q 22歳になっても夜尿症が治らない 夜尿症が治らなくて悩んでいます。中学生のころは、夜間におもらしをして飛びおきていましたが、やがて習慣性となり今では夜間に2〜3回目がさめるようになりました。しかし、たまに目がさめずにおもらしをします。 小学校の時に泌尿器科で診察をうけましたが、「尿自体は正常なので、おおきくなったら治るでしょう」といわれましたが、これから先の生活も不安です。トイレに行く回数はひとよりおおくて、夜間も昼間も尿を感じたらすぐトイレにいかないと我慢できません。 ●22歳 大学生 ●妊娠・出産/なし |
A 夜尿の原因が膀胱の病気である可能性があります。
夜尿症は、尿がたまる膀胱の神経が未成熟であるためにおこるもので、たいていは小学校就学前後にはなおるものです。しかし、あなたの年齢でも夜尿症が継続している人が最近は増えてきています。けっしてひとりではありませんので、前向きに考えて、病院を受診してください。原因としては、(1)水分の摂取が多すぎる場合(2)尿がたまる間に膀胱が不随意に収縮をくりかえす場合(3)脳に異常がある場合(4)脊髄神経に異常がある場合(5)原因不明の場合があります。
あなたの場合は、過活動膀胱が頻尿の原因になっている可能性があります。過活動膀胱の特徴は、突然尿意をもよおし、トイレに急いでいかないと失禁してしまうものです。この失禁を切迫性尿失禁といいます。どうして夜間にこのようなことがおこるかは、くわしくはわかっていません。
まず、排尿日誌をとってください。あなたの場合は、おきている時間とねている時間にわけて、排尿した時刻と量とどんな様子であったか(いそいでトイレにいったとか、もらしたとか)を記録してください。この記録をつけると、まず、一日の尿量が2000ml以上であれば、水分の摂取の過剰が原因として考えられます。また、午後の水分が多すぎて夜の尿量が多い場合もあります。
過活動膀胱であるということが泌尿器科受診で判明すると薬により治療します。有効な薬がありますのでぜひためしてください。尿道が狭いことが原因の場合時は手術をします。その他、脳波の検査をすることもあります。まず原因がわかる病気であるか否かをしらべてください。原因不明の場合もあきらめないで生活改善などトライしてみましょう。
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(海外文献から)夜尿症の原因の一つに、咽頭扁桃腺の肥大(アデノイド)があると考えられています。もともと尿道のまわりの筋肉を動かす神経に何らかの異常があって、夜間寝ている間、アデノイドにより呼吸が障害されるため胸の圧力があがり、お腹の圧力があがり、その圧力のために膀胱がおされて尿がもれるとする考え方です。このため、アデノイドをとると夜尿症が治るとする報告もあります。トルコからの報告では、アデノイドを切除する手術を受けた321人の子供に対して調べたところ、111人が夜尿症で、そのうち47人が夜尿症が治ったとの事です。予想以上にアデノイド切除で治る子が多いと報告しています。(Cinar Uら、Nocturnal enuresis and upper airway obstruction. Int J Pediatr Otorhinolaryngol 2001 Jun
7;59(2):115-8) |