●私の学んだこと(ショートチップス)
 1.水について
 2.初期購入品
 3.初期生物
 4.初期水草
 5.流木
 6.底砂
 7.じゃまな貝
 8.水質検査
 9.エビは脱皮する
10.エビは何でも食べる
11.水槽のサイズ
12.魚の病気
13.カルキ抜き
14.魚の水質
15.ウィローモス
16.魚を買うときは
17.エビの同居
18.NISSOのクリアスティングレー106用ライト(3灯)
19.NISSOの外部フィルター(プライムパワーとか言うヤツ)
20.出産
21.CO2添加
22.パレングラスのお掃除
23.ブラインシュリンプの塩抜き

▼水について
「水が出来る」というのを、私はカルキが抜けている水のことだと思っていました。
しかし、入れる水はそれでいいけど、魚が生きていく水はそれだけではダメ。
ちゃんと本とかに「魚を入れる前に1週間ほどまわす」と書いてあるのにも関わらず、私は無視して魚を入れてしまい、大量死させてしまいました。
ちゃんとバクテリアを育ててから魚を入れましょう。
で、私は考えました。(市販のバクテリアを入れるのは好きではないので)
こんな感じで準備をしたらどうだろうか?
0)予め、カルキの抜いた水を用意しておく
1)水槽、砂、流木、水草等を洗う
2)水槽に砂を入れる
3)水を半分ほど入れる
4)流木、水草等を入れる
5)水をいっぱいまで入れる
6)ライトをつける
7)濾過装置を動かす
8)1週間ほどそのまま放置する(1日10時間ほど点灯)
9)1週間経ったら、エビとイシマキガイを入れる
10)また1週間ほど放置する
11)ここでやっと魚(スターティングフィッシュ)を入れる
12)1週間経ったら水換えをする
まだ試してないので、結果は保証しないけど。
▼初期購入品
水槽を立ち上げる時、結構いろいろと必要になるものがあります。
とりあえず必要なものは、
・水槽
・ガラス蓋
・バックスクリーン(なくてもかまわない)
・濾過装置
・ライト
・ヒーター/サーモスタット
・温度計(なくてもかまわない)
だと思いますが、いずれ必要になると思われるものとして、
・網(魚すくい用)
・水質試薬/調整薬
・ピンセット
・スポイト
・ホース(水換え用)
・タイマー(ライト用)
夏場だと、
・空冷ファン/サーモスタット
・ライトリフト
さらに、魚が病気になったときのことを考えて、
・小さい水槽セット(30cm程度)
・治療薬
なんかあると便利です。
このほかに、当然、魚や貝、エビ、水草、流木等、さらに、餌が必要です。
水草水槽をするのなら
・CO2添加装置/ボンベ等
が必要です。
機械系のものは、なるべくいいものを買いましょう。(安物買いは、本当に銭失いになります)
▼初期生物
パイロットフィッシュとして何がいいかという話ではなくて、メインの魚以外に何がいればいいかなという話です。
よく言われているものとして、
・オトシンクルス/アルジイーター/フライングフォックス
・コリドラス
・ヤマトヌマエビ/ミナミヌマエビ/ビーシュリンプ
・イシマキガイ
あたりでしょうか。(コケ取り&お掃除やさん)
私の経験では、オトシン/アルジはあまり役に立っていません ^^;
(実はこっそり、スネール君たちの卵を食べているという話もある)
▼初期水草
私が育てている水草は、初期段階ではすぐに溶けてしまい、最近は藻におおわれています。
藻に関しては、現在格闘中なのでまだ書けませんが、葉っぱに付く藻のために、早めにエビは用意した方が良さそうです。
どこかに「木酸酢で洗う」と書いてありましたが、まだ試していませんのでなんとも。
値段の高い水草は、大抵育てるのが大変です。まずはCO2添加しなくても、ライトが1灯でも大丈夫なものを買いましょう。
私の経験では、ハイグロフィラの仲間やロタラ、アヌビアスなんかは、結構強いです。
▼流木
最近はちゃんとアク抜きをしてある流木が売られていますが、高いので、先日、アク抜きをしていない流木を買ってきました。
(安かったので ^^;)
水に浸ければアクが抜けるかなと試していますが、1週間経ってもアクが抜けません。
料理のように、煮込むのが手っ取り早いそうです。
でも、めんどくさいという方は、ちゃんとアク抜きされているものを買った方がいいかも。
(アク抜き剤というのも売っていますが、私は薬品が嫌いですので使いません)
流木は水を酸性にしてくれるそうですので、必需品ですね。(実はあまり効果はなさそうだけど)
ちなみに、拾ってきた流木は、まず洗ってから、たわしでごしごしこすり、煮込んで、薬漬けにして、さらに洗って使うのが良さそうです。
▼底砂
安い砂はいけませんね。
先日買った砂(大磯)を入れたところ、pHが8.0になってしまいました。
まだ、原因は不明なのですが、おそらく珊瑚のようなアルカリ性にするものが混じっているのではないかと考えています。
ここら辺のところは微妙です。
後日調査したところ、砂のせいではないことが判明しました。
(水道水は、長い間汲み置きしておくと、溶けていた酸素/二酸化炭素が抜け、アルカリに傾くようだ)
でも、そうとう珊瑚や貝殻が混じっていました。
大磯の場合は、使い始めてから半年ぐらいたたないと、水質が安定しないようです。
その代わり、使い込めば非常にいい底砂になります。
▼じゃまな貝
水草を洗わないで入れると、貝(スネール君)が大発生します。
藻でも食べてくれればいいのですが、役に立たないようです。
水草に卵を生み、「もしや魚の卵では?」などと期待をさせますが、それは貝の卵です。速やかに処分しましょう。(そのせいで、私は産卵箱を買ってしまいました ^^;)
私も、未だに貝を見つけてはピンセットでつまみ出しています。
後日、「つぶして魚の餌にする」という情報をGET!
早速試してみたところ、テトラたちが飛びつく飛びつく ^^;
また、底には細長い巻き貝がいたりします。こちらは水草を食べないようなので、ほっといても大丈夫なのではないかと勝手に考えています。
でも、さすがに増えすぎると見苦しいので、適当につぶしています。
▼水質検査
水質検査は重要です。
私も最初は、「中性に決まっているだろ」とか思っていたのですが、そうは甘くはないようです。
ちょっとした理由でpHは変わってしまいます。また、NO2もさりげなく増えていたりします。
pHの検査には、機械で測るものと試薬で測るものがありますが、機械は高い(1万円以上)し、半年ごとに交換する部品もありますので、安くて使いやすい試薬がおすすめです。
最近は、水槽の中に入れっぱなしでpHを測れるもの(それほど高くはない)が有ります。機会があったら試してみようかと思っています。
検査するのはpHだけでなく、NO3やGHも測りましょう。とか言っておきながら、まだ私はGHの試薬は持っていません ^^;
▼エビは脱皮する
当たり前のことですが、ヤマトヌマエビも脱皮します。
初めてみたときは、結構驚きました。
エビチリで残っているエビの殻のようなものが底に落ちています。さわると、ヌメヌメしています ^^;
先日、ミナミヌマエビを購入しました。
やっぱり、脱皮しました ^^;
ビーシュリンプは、まだ脱皮したことがありません。(気付いていないだけ?)
▼エビは何でも食べる
コリの餌食いが悪いため、せっかく買ったコリ用のタブレットもエビは抱えて持っていきます。フレークも一生懸命食べようとしますが、大抵ばらまくだけの結果となっているようです。
そんなもん食わずに、藻を食べろ〜と叫びたくなってしまいます。
▼水槽のサイズ
我が家には45cmと30cmという小さめの水槽があります。
小さい水槽は、すぐに水質が変わってしまい、また器具(濾過装置やライト)の使い回しが出来ません。
最初は60cmから始めましょう。で、隔離用に30cmを買う。水草水槽をやるために90cmを買う。そうやってはまっていくのです。
(後日談)
60cm水槽を買いましたが、まだ小さく感じています。
あぁ、泥沼にはまっていく ^^;
▼魚の病気
魚が病気になったら、すぐに隔離しましょう。簡単に他の魚にうつります。「なんか動き(色つや)がおかしいかな?」と思ったらすぐに実行した方がいいです。
で、少な目の薬で治療してあげましょう。薬ではなく塩でもOKです。
どこかのHPでは、「白点病には鷹の爪」なんて書いてありました。鷹の爪だと、水草に影響を与えずに治療が出来るようです。
その他の薬(塩も)を入れると、水草は間違いなくやられます。
ちなみに、フィルター等に住み着いているバクテリアも死んでしまいます。
ということで、治療用の水槽では濾過できませんので、砂をひいてあげましょう。あと、エアレーションも忘れずに。で、水が駄目にならないうちに交換。(1週間ぐらいかな?)
なお、薬の量は間違えないように。治すつもりで、殺してしまうこともあります。
薬浴させる時間も気を付けましょう。
▼カルキ抜き
基本的に薬品が嫌いな私は、汲み置きでカルキを抜きます。
だいたい1日で抜けると言いますが、私はず〜っと汲み置きしっぱなしです。
で、日向と日陰どちらがよいかというと、やはり日向の方が抜けるのが早いです。でも、水が蒸発しますので、日陰でエアレーションがベストかもしれません。
また、汲み置きして置いた水を水槽に入れる前に、水温調整を忘れずに。
▼魚の水質
魚によって、「弱アルカリ性」や「弱酸性」の水で飼わなくてはいけないようになっています。
果たして本当にそうなのか、なんて試したわけではないのですが、弱アルカリ性の魚を弱酸性の水に入れてみました。
結果は、「特に問題なし」。
よくよく調べてみると、ショップに売られているときから弱酸性の水に慣らされていたようです。
果たして、どこまで耐えられるのか?ってことは、生き物を相手にしているのでやめましょう ^^;
その魚にあった水で飼うのが、一番いいのでしょう。ごめんね、我が家のブラックモーリーたち。
(後日談)
その後、アルカリ性の水で育った魚(輸入グッピー)を弱酸性の水槽に入れたところ、ほぼ全滅 ;_;
やっぱり、水質は重要です。
とりあえず、魚を買ったときは、お店の人に(少なくとも)pHぐらいは聞きましょう。
▼ウィローモス
我が家にあるウィローモスは、葉っぱよりひげが多いという状態になっています。
もしかして、ひげは藻???
ショップで見るウィローモスと違うぞ?
ということで調べてみると、我が家にあるのは南米産のようです。
産地によってウィローモスは違うそうです。
ジャワモスというのをこの間見つけました。(買いませんでしたが)
これもひげだらけのような気が...
(後日談)
上記の記述は、大嘘のようです ^^;
ひげは、間違いなく藻でした。
また、南米産ではない、ただのウィローモスでした。
初心者は怖いなぁ ^^;
▼魚を買うときは
ショップで魚を買うとき、大抵店員さんに掬ってもらうことになりますが、入れ物に空けたときにちゃんと魚の状態を調べましょう。
以外と、弱っている魚や、病気の魚が入っていることがあります。
特に、初めて買うショップの時には、絶対です。
ちなみに、水草も同様、ちゃんとチェックしましょう。
▼エビの同居
エビの種類によっては、あまり同居がよろしくない組み合わせがあるらしい。
特に大きさが違うときは要注意。
我が家のビーシュリンプもヤマトヌマエビの餌食になったのかなぁ。
でも、大抵は大きなエビが空腹の時が危険らしい...
どうやら、ヤマトが悪いのではなく、ブラックモーリーが悪いようだ。
いろいろとまずい組み合わせがあるようである。難しい...
▼NISSOのクリアスティングレー106用ライト(3灯)
外部へのコンセントがない。いまさらだが...
▼NISSOの外部フィルター(プライムパワーとか言うヤツ)
吸水部、排水部の水槽の縁をまたぐところが使いづらい。
さらに新事実。
夏が過ぎて、「さぁ、ガラス蓋をしよう」としたところ、ちゃんと収まらない...
そう。パイプが邪魔で...
クリアスティングレー106と外部フィルターは組み合わせてはいけないということだろうか?
どうもこれは、プライムパワーだからという問題ではなくて、外部フィルターの宿命のようである。
▼出産
最近、我が家の水槽は出産ラッシュなので、そのことについて少々。
まず、ブラックモーリーですが、1ペアしかいないのにしっかりと出産しました。
一度に10匹以上稚魚を生みます。真っ黒でオタマジャクシのようです ^^;
特に隔離はしなかったのですが、それなりの大きさで生まれてくるせいか、他の魚やエビに食べられるということもなく、生き残っています。
続いてミナミヌマエビが出産しました。
最初、おなかに卵を抱えていたのですが、いつしかそれもなくなり、「小エビは生まれなかったのだろうか?」と忘れかけていた時に発見されました。
卵の数からいって、相当数生まれているはずなのですが、ほとんど見つからず、生き残ったのは数匹です。
これは、おそらく同居している魚や他のエビたちが食べてしまったのではないかと考えています。
こうして考えると、稚魚(エビ)は、念のため隔離した方がいいような気がします。食べられてからでは遅いですからねぇ。
ちなみに、ビーシュリンプも卵を抱えていたのですが、こちらの子供は、今のところ発見されていません。
また、イシマキガイも卵を生みますが、淡水では孵化しないそうです。
(後日談)
現在までに出産した生体
・グッピー
・ブラックモーリー
・プラティ
・アフリカン・ランプアイ
・コリドラス・パレアトゥス(孵化せず)
・ヤマトヌマエビ(孵化せず)
・ミナミヌマエビ
・ビーシュリンプ(孵化せず)
・イシマキガイ(孵化せず)
▼CO2添加
CO2を添加するため、いろいろと試してみました。
第1期はテトラの拡散筒のヤツ。それなりに使えましたが、やはり手動でCO2を入れなくてはいけないことと、拡散筒の中にCO2以外の気体(水中の酸素等)はたまってしまうのが欠点です。
で、ADAのCO2添加セットを買ってきました。これだけだと足らないので、スピードコントローラと電磁弁も(第2期)。この時は非常に調子が良く、水草もどんどん育っていきました。欠点はありませんでした。
それまで使っていた第1期のヤツ(ADAのとは別の水槽で使用)のCO2ボンベの残りが少なくなってきたので、「よし、両方とも自動添加だ」と分岐パーツとバレングラスを購入(第3期)。これが大失敗(現在に至る)。両方のパレングラスの水圧(?)が違い、均等にCO2が行かない。これは分岐する位置が間違っていて、減圧した後にあるのがいけないようだ。
結局、第4期のようにするつもりだが、まだ実行していない。
(後日談)
スピードコントローラだけ購入してセッティングした。
でも添加量が微妙で、いまいち。
やっぱりグラスカウンタは必要かも。(でも高すぎるぞ >ADA)
(さらに後日談)
現在では、CO2ストーンを導入し、結局、CO2添加水槽は3つ。
第4期がたこ足になった状態に。
グラスカウンタは、JALECOのやつに。(数百円安かったので ^^;)
▼パレングラスのお掃除
パレングラスを使い続けていると、コケ等で汚れ、穴が詰まり、気泡が大きくなってきます。
そこでお掃除となるわけですが、ADAの説明書では「専用の洗剤で洗え」みたいなことが書いてあります。
もはや常識なのですが、実は塩素系の漂白剤で簡単に掃除が出来ます。
私は、その常識を知らなかったのですが、なんとなくコケが茶渋のように見えたので、何も考えずにキッチン○イターに浸けました ^^;
しかも、きっとコケは強力だろうという予想から、食器を浸けるよりも数倍の濃さで。
すると、1時間ぐらいで、まぁ、きれいになっていること。
じゃぁ、ADAの説明書にある洗剤って何?
私には、キッチンハ○ターで十分です。
(後日談)
パレングラスよりCO2ストーンの方が使いやすいので、徐々に取り替えていく予定。
▼ブラインシュリンプの塩抜き
ブラインシュリンプを孵化させ、魚に与えることに。
でも、本等を見ると、「塩抜きするように」と書いてある。
確かに、しょっぱいブラインは、あまり魚の健康に良くなさそうな気がする。(高血圧になるとか?!)
水洗いすればいいようだから、何とかなるだろう。(たったそれだけで塩が抜けるのかは疑問だけど)
で、どうやって水洗いをしようか?
魚すくい用のネットにブラインを入れてみる。・・・いないぞ?あ、全部抜け落ちている!
ということで、これは失敗。
きっとネットの目が粗いのだろうと、一番細かいヤツを買ってくる。
さぁ、どうだ。・・・やっぱりいない。これまた全部抜け落ちている。
もっと細かいネットを探しにショップへ行くが、ないとのこと。
そこで目に付いたのが、TetraのCO2拡散筒の取り替え用ネット(?)。
買おうとしたとき気付いた。拡散筒なら家にあるではないか。しかも、もう使っていない。
家に帰り、早速試してみる。・・・大成功!ちゃんと、ブラインが残っている。抜けたヤツはいない。
これで、拡散筒の余生が決まった ^^;

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