バイクに乗ろうぜ!

第2回 ポッケパワーアップに挑戦 その2


前回のエンジン購入からチャンバーの発注と来ていよいよ組上げとなります。

99年2月8日

今日は突然仕事が休みとなり、朝から組み立ての作業に入りました。

ポッケにYSR80のエンジンを積むにあたり一番ネックになると思われていたシリンダーヘッドのフレームへの干渉。
一番良いのはヘッドを削り載せるのが一番といわれていますが、 私は模型用のルーターしかそれらしい工具は持っていないのでとりあえずパス。
他に何か良い方法はないかと試行錯誤した結果あまり良い方法は見付かりませんでした・・・。
それでもなんとか積むところまで作業は進めたかったので禁断の秘技を使う事にしました。
ちなみにヘッドを付けたままだと載せるに載せられないので外した状態でセットします。
そしてその秘技というのは!?なんてことはない、ヘッドを横向きに付けるだけの事でした・・・すみません・・・。
大排気量のエンジンではないのでそんなに影響ないとは思うのですがどうでしょうかね。

さてエンジンは積めたという事でその他諸々のパーツを取り付けていきます。
YSR80とポッケの配線カプラーは当然違うので4極と2極のカプラーを買ってきてつなぎなおし終了。
配線の色はYSR80もポッケも同じだったのでそのまま問題無くつなげました。(と思う・・・)

次にキックペダルはポッケのものをそのまま使用。
次にシフトペダル・・・あれ?何かおかしいぞ??
そーなんです!よく考えたらポッケは時計廻りにシフトアップしていき、 YSR80は反時計廻りにシフトアップしていくのでした。
うぉ〜困ったぞぉ〜、何も考えていなかっただけにとても高い壁にぶち当たった気分です。
今現在の考えではポッケのシフトペダルを使い、爪先で下げてシフトアップ、 かかとで下げてシフトダウンするしかないかと挫折しそうです。
もっとメカに強い知識をもっていれば何かよい方法があるのかもしれませんが、なにぶんにも私の知識じゃ・・・。
いっそのことバックステップにするしかないのか・・・そうなるとハンドルの位置が不自然なので 一文字にしてやや前傾姿勢にするか・・・。
んん〜いろいろと難題が続きそうなのだぁ〜。

ちなみにこの日、早々にポッケのチューンに挫折した私はモトコの組み立てに作業を移したのでした。
ん!?前よりパワフルになったかな?

2月13日

チャンバーが入荷したと電話が入る。(ムフフ)

2月16日

普段、朝8時前になんか起きない私が7時半に起床。
というのもいよいよチャンバーを取りに行くから寝てなんかいられないってところでしょうか。
とりあえず9時に区役所へ行き黄色ナンバーを手に入れてきました。
ここで手続きのやりかたを簡単に説明しておきましょう。

私も今回初めてだったのですが、まず今付いているナンバープレートと標識交付証明書を持っていきます。
そして廃車証明書と新しく交付証明書を記入します。これは同じ用紙になります。
あと排気量変更なんたら?っていう用紙に何ccから何ccへ変わったのか記入します。
これは登録する地域によって違うかもしれません。
あとは印鑑を押し記入漏れ、間違えはないか確認して窓口に提出します。
もう一つ、これも地域によって異なりますが排気量が変更になった証明が必要な場合があります。
バイク店で変更したのであればそのバイク店で証明書を書いてもらい提出すればよいでしょう。
今回の私のように自分で行った場合は「自分でやりました」と言えばOKです。
地域によっては更に突っ込まれる場合がありますが何とか切り抜けましょう。(おいおい)
これは、排気量を変更していないのに偽ってナンバーを収得する悪い人がいるからだそうです。

さて本題に戻し10時前に家を出て港北ニュータウンにあるナップスへ。
いろいろとパーツが欲しかったのだけれども極度の金欠のため、次回買い物に来た時の為に下見をしただけでやめておきました。
ちなみにパワーフィルター、インテークチャンバー、タイヤ&チューブ等などを買う予定です。
そしていよいよチャンバーとのご対面!
「ウォ〜デカイ!」が最初の印象。でもそれは箱のことで中身を出したらいい感じの大きさでした。
R1−Zで取りに行ったので箱のまんまでは積むのが厳しかったので箱から出してもらい持ち帰る事にしました。
もう心ウキウキって感じで帰路につきました。

そしていよいよ取付です。
チャンバーを付けてない時にキックした時はどうも良い感じではなかったのですが、
前日にキャブをきれいに掃除しておいたおかげか一発でエンジンがかかりました。
アイドリングスクリューを少ししめていたのでいきなり「バババババ〜ッ!」と爆音が近所にこだましてしまいました。
アイドリングを下げて再度キックすると、ちょっとうるさいかな?ってくらいの乾いた感じの良い音になりました。
ステーを作っていないのでタイヤに干渉していたりぷらぷらしているので試走はしませんでした。
それにシフトペダルの件も解決していないので次回の休みまでに何とかして試走を試みたいと思います。

ちなみに今日区役所へ行った時ビジネスバイク(たぶんメイト)が止まっていて、シフトペダルを見ると なんとも程よい感じの形をしているではないですか!
次回の休みにでもバイク店へ行って注文できればしてこようと思います。
逆シフトの件も何とかしたいです。
あとMP3を使ってエンジン音を掲載しようと計画中ですのでお楽しみに。

99年2月22日

今日はちょっとロングランで50kmほど走ってきました。
相変わらず振動がすごくて手がしびれてきちゃいます。
チャンバーからの振動対策としてフレームとチャンバーの間に防振ゴムを挟み込んでみました。
若干振動はなくなったもののまだまだですね。

それとシフトペダルなのですが、ホンダのカブ用のものがうまく合いました。
2時間ほど待てば入荷するとのことだったのでその間パワーフィルターを買いに行ってきました。

買ったのはごく普通の35mmのもの。
あとタコメーターが取付出来るのでケーブルとメーターを買おうとしたのですが、
当然のごとくYSR80用のものは置いてなくて見た感じTZM50R用のものが合いそうだったので
とりあえずレジまで持っていき店員に確認したところ、どうもわからないらしくて「純正のものを使って下さい」と言われました。

ここで買い物ワンポイントアドバイス。
行き付けのバイク屋さんに言われた事なのですが、パーツショップの店員はマニュアル通りのアドバイスは出来るけど、
応用が利かないとのことです。(パーツショップのみなさんごめんなさい)
よくあるチューンであればある程度知識はあるのだけど、私のように「こんなチューンしねえよ!」って場合は、
全くといっていいほど知識が無いわけですのでマニュアル通りの説明しかしてくれないわけです。
んん〜ダメっすねぇ〜。(みんながみんなそうってわけじゃないけど)

さて次回はヘッドフィンの切断をやりたいのですけど、なかなかやる気が出ないですねぇ〜。
金ノコで切る予定なので根気が持続する時じゃないと挫折しそうです。
もう少し暖かくなればすぐにやるのですけど・・・。

99年3月1日

チャンバーのステーにやや細めの金具を太くて丈夫そうなものに変更しました。
今までチャンバーとボディが接触していたのですがとりあえずあたらなくなりました。

前回書き忘れましたがスプロケを14:28に変更しました。
フロントはYSR80のもの、リアは当初使用したモンキー用のものです。
積み替え後に13:30にしてみたんですけどあまり変りなかったです。

それとせっかくタコメーターが取り付けられるのでYSRのタコケーブル(880円)とキジマのタコメーター(4500円)を買ってきました。
取付位置に悩むところですがとりあえず右グリップのすぐ横辺りに取り付けてみました。(なかなか良い感じです)

そしていよいよヘッドフィンの切断です。
使ったのは金ノコ&リューター。 金ノコで切断してリューターで切り口をきれいにするといった感じです。
アルミだからとあまく見ていましたが結構簡単には切れないものですね。
でも気合入れてで1時間ぐらいで何とかなりました。
冷却効果を考慮して最低限の切断で済むように両サイド上半分と前方を斜めにカット。 そして前後逆に取付ました。
まあまあの出来ですかね・・・。

ということで一応これで積み替え作業工程は全て終了しました。
後は徐々にキャブを変更したり、スイングアームやRサス、タイヤなんかを替えていきたいと思っています。
次回は写真付きの解説とエンジン音の掲載を予定しています。


戻る