個人山行報告書
<日程> 2012/10/27~28
<山域>北アルプス 蝶ヶ岳
<メンバー>三浦、佐合、服部、小山
<コースタイム>
1日目:三股駐車場(8:17)→三股登山補導所(8:37)→まめうち平(9:37)→蝶ヶ岳ヒュッテ(11:43)
2日目:蝶ヶ岳ヒュッテ(6:10)→まめうち平(7:55) →登山補導所(8:44)→三股駐車場(9:02)
<山行記録>
10月27日(土)曇り。無風。
三浦は前夜にファインビュー室山で前夜から麓で宿泊して待機していた。
佐合、服部、小山は名古屋を午前6時に出発し、そのまま三股から蝶ヶ岳ヒュッテに向かった。
カラマツが黄色に色付いているが、まだ落葉はしていない。紅葉見物には絶好の時期であった。
標高2400m以上の所々に積雪1 cmほどあった。歩行には支障はない。山頂付近は積雪0 cm。
山頂から槍穂高連峰の展望は3000m付近の雲のために頂上付近だけは雲の中。
部屋は槍穂高連峰が眺められる個室で羽毛布団で暖かく眠れた。宿泊した登山客は全体で約30名。
服部誠司さんは山小屋従業員と将棋をさして楽しんだ。
10月28日(日)山頂は強風。小雪が舞っていた。
中腹から小雨になったが特に気にならない。山頂は強風で寒かったが、樹林帯に入ると、下着の上に直接雨具を着るだけで充分。
前線が近ずいてきて午前中から雨になる天気予報のために午前5時半の朝食後すぐに出発して下山した。
皆でファインビュー室山で温泉に浸かる。昼ご飯は碌山美術館横のそば屋で「新蕎麦」を食べた。
帰路、蝶ヶ岳ヒュッテオーナーの神谷圭子さん(北塩尻インター近く)のお宅に表敬訪問し、蝶ヶ岳ヒュッテのカレンダー20部を「山岳会の皆様へのお土産」として頂いた。
(登山目的)
蝶ヶ岳ボランティア診療所の越冬準備状況をチェックするのが私自身にとっては主な目的であった。
診療室の南側窓は板で密閉され、室内はビニールシートを窓全体にかけてあった。
医療器具にはすべてにビニールシートを被せて越冬準備が整っていた。
10月に入ってから山頂のヒュッテ従業員の多くが風邪を引いていたが、幸いにも回復して全員笑顔で迎えてくれた。
15年間の雨ざらしで蝶ヶ岳ボランティア診療所の看板の文字が見にくなった。
冬の休診期間に彫刻して文字を浮き出させる補修を作業を施すために小山君が担いで荷下げしてくれた。
(雲上の酒宴)
森山重則さんはサブリーダとして蝶ヶ岳へ登る予定だった。
しかし前日の大阪出張先の夜の酒宴に誘われて「抜けられなくなり、ホテルも用意されて三次会に突入」とメーリングリストに情報が流されて、前夜突然不参加になった。
「森山重則さんは下界で何やってるんだろう。下界の酒宴が山よりもすごく魅力的なのだろうね?」と雲上の酒宴が好きな佐合、服部、小山、三浦は森山重則さんの噂話をしていた。