個人山行報告書
<日程> 2010/1/30~31
<山域> 笠置in京都 ボルダリング
<メンバー> 青山、山田、山城

<山行記録>
1月30日(土) 天候:曇、31日(日)小雨

先週の木曽駒ケ岳を終え、ノリノリで翌週の山行計画をプルさんにお願いしていたら、直近過ぎて隊長に却下。
急遽 クライミングorボルダリングの選択肢に、迷わずやったことのないボルダリングをリクエストした。
今月はクライミングも、そしてジムもこなし、プルさんが貸してくれたDVDは何度も見て、イメージはバッチリ!
クライミングはイマイチ進歩が感じられず挫折気味だが、初めてのボルダリング「すごく登れちゃったらどうしよう」の心配を、ミーティングメンバー全員が笑って打ち消していたが、新人はその笑いがどこまでを指すかを分かるはずもない。

土曜日は、6:30山城邸集合 山城カーで出発。
運転を促されるけれど、運転に大変なストレスを感じる有事故有違反の山城は、「お預かりするご子息に、もしもの事があったらとんでもない」と運転をプルさんに託す。
「運転が上手にならないと山もうまくならない」の隊長のアドバイスは、もう少し先に延ばしてもらおう。11月に納車のフィットは、すでにプルさんが一番運転をしている。

1時間半もすると、すでに笠置近くに来ていて、朝ごはんよろしく“ジョイフル”へ。
私は初めてのジョイフル。プルさんお勧めのモーニングを3人揃いのメニューでオーダーし、ドリンクバーへ。
ドリンクバーを語るプルさんはアツイ。

笠置のボルダリングするところには一番乗りで、到着するやいなやプルさんが「じゃ、山城さん登って」の一言。
クライミングをしていて感じていることで、腕や手の筋力がまだないので、1日の中で1回登るか登らないかで体力が尽きてしまう私は、「こりゃ、朝一消耗しちゃうから後半は見学だな」と内心思いながらもチャレンジすると、ミーティングの噂通り登れない。
しかもジムでもまだ落ちるのが怖い私は、マットやフォローをしてもらえているとは言え、全然あがらない。
長い時間かけて何度も「大丈夫だから」と言ってもらい、やっと1つ登れた。
感動の初ボルダリングデビューの瞬間を、DVDの学習よろしく、てっぺんで一応ポーズを決め!?プルさんに撮影してもらい、降りることにするが降りられない。
登る時間と同じくらいの降りる時間を要しながら、やっと降りてからは、やっぱり腕が疲れてしまって、力が思うように入らずてきめんに登れない、もう登らない私をびっくりしながらも、プルさんととしさんのボルダリングスタートだ。
このところ、プルさんと二人で一緒のことが続いていたけど、私はいつもプルさんが思うより登れず、自分でも悔しいけどできず、体力的にも精神的にも消耗してしまい、暗い雰囲気漂うのだが、としさんと一緒にあれこれ言いながら取り組んでいるプルさんは楽しそうだ。
事前に隊長とプルさんと話していて「体重差があるし、まだ慣れていないから、(フォローはせずに)離れてみてればいい」と言われていたので、大人しく見学。
ボルダリングする人たちは、やってくる‘塗り壁’と挨拶したりして情報交換、時にはみんなでフォローをしたりして、連帯感を感じた。
見ているだけでも面白い。

河川敷なので噂通り寒い。プルさんは指汁を出したり、としさんは流血したりしていた。
じきに日帰り予定のとしさんの帰る時間になった。
明日の天候がよろしくなさそうなのと、私があまり登らないのも手伝ってか、プルさんが、としさんと一緒に帰る?or明日もやる?という選択肢を出す。迷わず、予定通り明日もやることを選択する。(まだ、たくさん触れないけど、明日は今日できなかった奴を一つやりたいんだよ。)

としさんを見送ると、すぐ近くのキャンプ場へ。広いスペースにチラホラ家族キャンプみたいな人たちがいた。
石ころの少ない場所を選んで、テント設営。先週の雪山では、雪をならすのが思いのほか大変だったけど、下界って楽勝だ。

夕ご飯は、食べに行くことにしていた。何を食べるか相談した結果、プルさんお勧めの‘ジョイフル’本日2回目。今日は100%ジョイフルです!
おなかいっぱいになると、「事前に買い出しをしていてよかったね」「焚き火やりたかったけど、(木を)拾いに行くのが面倒になったね」と早々とテントに戻る。途中、昼間横を通り過ぎた廃墟に電気が灯っていたりして怯える。
そういえば夕方、夕げの支度の匂いもしていた(怖)。
テントでは、珍しくアルコールをお互い飲んで、時期に爆睡。予想よりも暖かく過ごしていたが、明け方はかなり冷え込んだ。

シュラフで、しかもテントで寝たのに、下界の安心感か、それとも成長なのか、もの凄くよく寝た感漂い、目が覚める。
小雨がぱらつく。本降りでもなく、でもやまない雨に撤収を決定。プルさんの前日の選択肢でとしさんと一緒に帰っていれば正解だったかもしれないけど、テントやシュラフで寝ることを1回多く積めたことは、新人にとってはかけがえのない経験だ。昨日の岩にリベンジできなかったことをなんとなく気にしながら、今度来るときは2つ登れるといいなと思った。

帰りは、プルさんと古着屋巡りをした。私は、あまり古着に縁のない生活をしていたので、安くてとても面白い。
そして、‘プルさんのセンス’もある意味面白い。
名古屋に到着すると、ちょうど夕方でプルさんと一緒に“ホワイトギョーザ”に行った。こちらも初デビュー。ボリューム満点、ニンニク満点だった。
今日は登る予定で、帰ってきてしまったので、少しでも腕の筋肉がつくように、そして落ち慣れできるように、その後ジムに行った山城であった。

追伸:‘魔界マントル’そんなに「魔界」でもなかった。
キャンプ場は、おそらく7時半までに出るとお財布に経済的かもよ。