個人山行報告書

<日程> 2009/12/20
<山域> 南アルプス 易老渡~易老岳
<メンバー> 水戸、田村、伊藤、渡辺

コースタイム
5:25易老渡-7:15面平-11:30易老岳-13:10イザルガ岳前2200mピーク手前で引き返し-14:30易老岳-16:40面平-17:30易老渡

大寒波到来後の夜に易老渡まで入山。
名古屋から3時間で着くなんて早いなーと思ったら、易老渡とは全く違うところをカーナビに設定していた。
途中で鹿に道を遮られたりとハプニングもありつつ30分程ロスして到着。
明日は日帰りで光岳を目指すため早々に起きなければならないが、やはり欠かせない宴会をしてから就寝。
飲めないゴンタ先生はなぜか水割りを購入し酔ってしまう。

4時起床。5時過ぎに我々の後に着きちょうど起きた冬山隊に挨拶をして出発。
例年はあまり雪の無いはずの南アルプスだが今年は多い。
標高2000m付近まではくるぶし程度でサクサク進めたが、それより先徐々に雪の量が増え、稜線では膝上~太もものラッセルとなった。
そのためワカンに切り替えて進む。
稜線上は夏道通しだが雪のため全く分からず、何度か迷いながら進む。
寒気の影響か樹林帯を抜けるとかなり身体が冷える。
結局イザルガ岳前2200mピークよりも手前の地点で時間切れ。
後から来る山口隊に踏み跡間違えないように、迷いトレースに木を置いたり細引きで印を付けたり小便引っ掛けたりしておいた。

易老岳まで戻ると、何とそこにはトハン具のデポが。
どうやら我々が迷っている間にすれ違ったようである。
ということは、木を置いたり細引きで印を付けたり小便引っ掛けたりした道の先に行ってしまったということになる。
むむむと思いつつ、戻ってくるから分かるかと話していた。
イヤしかし待てよ、そういえば先に光岳小屋に着いて避難小屋入り口に小便引っ掛けてやれとか言ってたよな。。
ということで「彼らの行く先に小便を引っ掛ける」という目的は達成できた。ぱちぱちぱち。

満足しつつ寒い稜線とおさらばし、一路下山。
ラッセルのなくなるトレースは剥き出し地肌が凍っており滑ってしんどかった。
面平まで膝が痛いだの足首痛めただの、自然部キネツカ部隊の2人はブウたれていた。おっさんである。
易老渡に下る最後の箇所が急である上に意外と切れているため、念のためアイゼンを履いて下山。
雪の降りしきる中易老渡に着き、山口さんがデポしたと思われるカフェオレ飲み差しを回収して帰名した。
久々の12時間行動は大変疲れました。